保管自転車売払要件書 (目 的) 第1条 本要件書は、習志野市自転車等の放置防止に関する条例(昭和 56 年条例第 26 号。以下「条例」という。)第 12 条に規定する保管自転車の売却を適正に行う ことを目的とし、売買に係る契約に当たっては、本要件書の記載事項を契約条件と する。 (保管自転車) 第2条 保管自転車は、習志野市自転車等の放置防止に関する条例施行規則(昭和 56 年規則第 30 号。以下「規則」という。)第 9 条に規定する保管期間を経過した 自転車であって、市が指定した自転車を対象とする。 2 保管自転車の数量は、毎月異なるため、当該月の保管自転車の数量は、市が買受 人に対し、予め告知するものとする。 (契約) 第3条 本売買契約は、保管自転車の形状及び状態等を問わず、1 台当たりの単価契 約とする。 2 買受人は、市が指定した保管自転車を全て買受けるものとする。 (買受人の条件等) 第4条 市は、平成 27 年公告第 56 号に掲げる入札に参加する者に必要な資格条件を 全て満たす買受人に限り、保管自転車を売却するものとする。 (資格審査及び関係書類等) 第5条 市は、落札候補者より提出された「入札参加資格確認申請書(事後審査入札)」 及び次の各号に掲げる関係書類等を審査するものとする。 (1)古物商営業許可証の写し (2)廃棄物の運搬許可証の写し (3)過去に他の市区町村と締結した中古自転車の買受に係る売買契約書の写し (4)前号の契約に際して取得した輸出許可証の写し (5)法人税並びに消費税及び地方消費税の納税証明書の写し (6)市税の納税証明書の写し(ただし、本市に本店、営業所等がある場合に限る) (7)登記事項証明書(旧商業登記簿謄本)の写し (8)代表者印の印鑑証明書の写し 2 市は、前項の規定に基づく審査の結果を落札候補者に対し通知しなければならな い。 3 落札候補者が、入札参加資格が無いと決定した場合は、最高価格の第二位の価格 をもって有効な入札を行った者を落札候補者とする。 1 (売買金額等) 第6条 売買金額は、入札金額に当該金額の 100 分の 8 に相当する額を加算した金額 (当該金額に 1 円未満の端数があるときは、これを切り捨てた金額)に、当該月の 保管自転車の台数を乗じた金額とする。 2 買受人は、売買代金を市が発行する納入通知書により毎月納付するものとする。 なお、売買代金の納入期限は、市が指定する日までとする。 (保管自転車の引き渡し) 第7条 保管自転車の引き渡しは、前条第 2 項に規定する売買代金の納入が確認され た後に実施するものとする。 2 保管自転車の引き渡し日は、市が指定するものとし、引き渡し日以前又は以後の 引き渡しを認めないこととする。 3 買受人は、市が指定する引き渡し日の変更を希望する場合は、市にその旨を予め 申し出なければならない。 4 保管自転車の積載及び搬送は、4t以下のハコ型又はホロ付きトラックとする。 5 保管自転車は、現状渡しとし、保管自転車の積載及び搬送の際に生じた不調及び 故障並びに損傷等については、市は一切の責任を負わない。 6 保管自転車の積載及び搬送等は、買受人が行うものとし、それに係る全ての費用 は買受人が負担しなければならない。 7 保管自転車の積載及び搬送等で発生したボルト及びナット等の付属部品につい ては、引渡場所に放置せず、全て回収するものとする。 買受人は、当該月に買受けた保管自転車を引き渡し日から起算して 10 日以内に 保管自転車等買受報告書を市に提出するものとする。 9 その他引き渡しに関することは、市と協議するものとする。 8 (海外輸出) 第8条 買受人は、保管自転車を第三者に国内転売した後に輸出してはならない。 2 買受人は、日本国と国交の無い国への輸出及び売却をしてはならない。また、海 外輸出後に日本国への再輸入をしてはならない。 3 買受人は、適正に海外に輸出及び売却したことを証するため、通関証の写しを市 に提出するものとする。 4 買受人は、海外輸出前に生じた第三者からの異議申立てについては、買受人の責 任において解決し、市は一切の責任を負わないものとする。 5 市は、保管自転車が適正に海外に輸出及び売却したこと検査するため、港湾等へ の現場立会いを必要に応じて実施するものとする。その際、買受人は、市の検査及 び調査等に協力しなければならない。 2 (廃棄物又は有価物の処理) 第9条 買受人は、市から買受けた保管自転車であって、海外輸出が困難と判断した 自転車及び部品並びに付属部品等については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (昭和 45 年法律第 137 号)を遵守し、適正に処理しなければならない。 2 市は、海外輸出が困難と判断された保管自転車の部品及び付属部品等を、買受人 が転売する場合は、これを認めるものとする。ただし、防犯登録番号又は車体番号 の記載がある自転車本体又は部品等の転売は認めないものとする。 3 買受人は、海外輸出が困難と判断した保管自転車及びその部品並びに付属部品等 の処理に生じた第三者からの異議申立てについては、買受人の責任において解決し、 市は一切の責任を負わないものとする。 (その他) 第10条 買受人は、業務上知り得た情報を漏洩してはならない。 2 海外輸出及び売却等に伴い発生する公租公課は、買受人が負担するものとする。 3 本要件書に記載のない事項については、市と買受人との協議のうえ決定するもの とする。 3
© Copyright 2024 ExpyDoc