放射線部動画システム導入 放射線部動画システム導入 実施方針

様式
国立循環器病研究センター
放射線部動画システム導入
実施方針
1.導入の背景及び目的等
独立行政法人国立循環器病研究センター(以下、
「当センター」という)では、循環器病を制圧するこ
とを使命としており、カテーテル検査・治療の診療品質向上のため、放射線部門に循環器動画システム
を導入運用している。現行システムは 2008 年 3 月より運用を開始しているが、既に 7 年を経過しサーバ
基盤、端末環境も老朽化しているため、更新を計画するものである。
2.調達概要
(1)導入計画物品及び数量
放射線部動画システム 1式
(2)調達方法
購入
(3)導入予定時期
平成 27 年 12 月 31 日
(4)導入場所
独立行政法人国立循環器病研究センター
(5)設置条件の条件
情報提供のために必要な場合は当センターと調整の上、現場視認により確認されたい。
3.基本的要求要件
3.基本的要求要件
3.1.全体要件
・当センターのカテーテル検査・治療を支援するための循環器動画システムソフトウェア、および同ソ
フトウェアを稼働させて業務利用するための端末群 1 式を導入、保守する業務である。
・保守期間は稼働後 5 年は最低限保証すること。
・。
3.2.システム基本要件
・アンギオ装置やポリグラフから受け取ったカテーテル画像、波形、レポート情報を参照して検像、読
影ができること。
・カテーテル検査記録用のカテ台帳入力の機能を提供すること。
・血管計測ソフトを提供すること。
・小児先天性疾患の計測に対応した LV および RV 容量計算ソフトを提供すること。
・編集許可端末には汎用画像編集用ソフトを提供すること。
・端末からのログイン認証は指紋または静脈認証で行えること。
・循環器動画の原本は Blu-lay ディスクに永年保管できること。
・センター内配信用に Web 用の動画像も提供すること。
・導入済み画像ポータルに Web 動画像のリンク情報とレポートを送ること。
・必要に応じて地域連携サーバに動画像を送ること。
・シネアンギオから DICOM コンバータを介して動画像を取り込めること。
・当センターはカテーテル室を 7 室擁しているが、各室での 1 日の検査、治療予定を 1 画面で表示する
予定表表示機能を提供すること。入退室等のイベント情報は導入済み「カテ支援システム」にて入力さ
れた情報を、電子カルテ経由で入手して画面を更新できること。
・現在使用中のレポートは全て移行し、新システムでも継続性を担保したレポートが書けること。
・サーバーの仮想化が実現できること。また、仮想環境での稼働実績を有していることが望ましい。
・提案ソフトウェアを導入するサーバは、当センターにて仮想サーバ環境を用意する予定であるため、
提案者は準備不要であるが、ソフトウェアを稼働させるために必要なハードウェアスペックの情報を提
供すること。
・動画を読影、閲覧できるクライアントソフトを導入する端末は、病棟等を含め現在 21 台、カテ台帳用
の端末は 6 台、カテ予定表の入力表示端末は 3 台設置されており、今回導入予定数量は同等程度と考え
ている。
・電子カルテ・オーダリングシステムとの接続については SOA 基盤の利用も視野に入れており、今回の
調達でどのように取り扱うか検討中であるため、情報提供があることが望ましい。
3.3.保守の要件
・納入物と作業に関して 1 年間の瑕疵担保責任を負うこと。
・翌年から 4 年間同等のサービスを有償保守として提供が可能であること。なお、本調達には稼働後1
年分の保守料を含めること。
4.提供を求める資料
3.に示す基本的要求要件を満たす物品について、提供可能な範囲で下記に掲げる一般的な参考資料
その他の資料等の提供を求める。
① 提供者に関する情報(会社案内等)
② 調達仕様等を作成するための技術提案・仕様書案
③ 技術提案に関する参考資料(定価・導入実績等を含む)
④ 提案を実現するために必要な費用に関する資料
⑤ カタログ等
⑥ 設置条件に関する資料
⑦ 納入に要する期間に関する資料
⑧ 消耗品、光熱水量に関する資料
⑨ 保守・障害支援体制に関する資料
⑩ その他必要と思われる資料
5.その他
① 提供者に対し、必要に応じ本提供資料の記載内容等についてヒアリング等を行う場合がある。
② 本案件にかかる内容は予定であり、検討の結果、変更又は調達が中止されることがある。