第3章:分野別施策その3(PDF:2747KB)

第3章 分野別施策
地域医療分野
Ⅹ.地域医療体制の充実
1.在宅医療・地域医療連携の推進
2.障害者歯科診療及び休日等の診療
127
127
Ⅹ.地域医療体制の充実
1.在宅医療・地域医療連携の推進
(1)目標
大目標
区民が誰でも安心して在宅で医療を受けることができる仕組みづくりを推
進します。
小目標
①医療、介護等の多職種による「顔の見える連携」を進めます。
②在宅医療を取り囲むスタッフのスキルアップと育成に取り組みます。
(2)現状
①在宅医療を取り巻く環境
ⅰ)長期療養が必要になった場合、自宅での療養生活の希望状況
区民健康意識調査では、約3割が、
「長期療養が必要になった場合、自宅での療養を希望
する」と答えており、前回調査(23 年)と比較して微増となっています。今後の急速な高
齢化の進展や区民ニーズの多様化等を踏まえ、在宅療養を希望する区民が安心して療養生
活を送ることができる体制の整備が大きな課題です。
(図 108)
長期の療養が必要になった場合に自宅で療養を続けたいか
無回答
1.7%
思う
31.0%
平成23年
思わない42.0%
わからない25.3%
無回答
4.1%
思う
32.5%
平成26年
0%
20%
思わない41.2%
40%
60%
わからない22.3%
80%
100%
「区民健康意識調査」より
ⅱ)長期の自宅療養生活を送る際、世話を頼みたいと思う人
「在宅医療を利用するとしたら、身の回りの世話は誰に頼みたいか」については、
「配
偶者」
「ホームヘルパーなど専門の人」の順となっていますが、それぞれの割合は、前回
(平成 23 年)調査時と比べ、減少しています。
128
128
第3章 分野別施策
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50%
40%
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20%
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3.5%
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130
130
第3章 分野別施策
ⅲ)在宅医療関連情報の普及啓発
(在宅医療地域資源マップの作成、区民
向け講演会の実施)
在宅医療を希望する区民の方々に限らず、
在宅医療に携わる関係者が地域の医療・介
護資源についての情報を把握し、ネットワ
ーク体制の構築に活用できるよう、豊島区
在宅医療地域資源マップを作成しました。
また、在宅医療に関連する知識や情報の
普及啓発を目的とした区民向け講演会を定
期的に開催しています。
豊島区在宅医療地域資源マップ
ⅳ)在宅医療ネットワークの推進(在宅医療相談窓口・歯科相談窓口の開設)
平成 24 年 10 月に開設した豊島区在宅医療相談窓口は、区民の皆さんのほか、医療
機関や介護事業者からの相談にも対応し、退院調整等のコーディネート機能を有してい
ます。また、平成 26 年 6 月には、豊島区歯科相談窓口を豊島区口腔保健センター「あ
ぜりあ歯科診療所」内に開設し、区内の在宅療養者や障害者等の方々に対して最適な歯
科医療を提供できるよう相談を受けています。
在宅医療相談窓口のイメージ
①病院、診療所、患者、家族などからの在宅医療等に関する
相談、情報・収集提供
②在宅医療に必要なスタッフ調整・依頼
③医師、病院等の紹介
④退院時カンファレンスの調整
在宅医療
相談窓口
相談
病院
・退院調整をしてほしい
・往診医の紹介
相談
相談・調整
調整
在宅診療医
調整
・地域の社会資源について
相談
調整
歯科
相談窓口
訪問歯科
訪問薬局
リハビリ
テーション
区民
・往診医を教えてほしい
・在宅医療処置について
・入院について
・転院先を教えてほしい
訪問看護
ステーション
・医師との連絡方法
・医療報酬、介護報
酬について
・看取りについて
・他科の紹介
・入院検査できる病
院を教えてほしい。
介護保険施設
連携
ケアマネジャー
高齢者総合相談
センター
131
131
24 時間対応定期巡回・随時対応
サービス事業
相談窓口の月平均の相談件数は、開設以来増加を続けています。
(件)
250
(図111)在宅医療相談窓口の月平均相談件数(年度別)
200
150
100
50
207
127
141
24年度
25年度
0
※24年度:24年10月~25年3月の月別相談件数
25年度:25年4月~26年3月の月別相談件数
26年度:26年4月~27年1月の月別相談件数
26年度
「豊島区在宅医療相談窓口事業実績報告」より
③地域包括ケアシステムの構築
団塊の世代が 75 歳以上となる平成 37 年(2025 年)を見据え、地域包括ケアシステ
ムの構築を着実に推進することが、喫緊の課題です。要介護状態となっても住み慣れた地
域で療養し、自分らしい暮らしを続けるためには、包括的かつ継続的な在宅医療・介護の
提供体制を整備することが必要です。
このため、多職種協働により在宅医療・介護を一体的に提供できる体制の構築に向けて、
都道府県等の支援の下、市区町村が中心となって、地域の医師会等と緊密に連携しながら、
地域の関係機関の連携体制の構築を図ります。
在宅医療・介護連携推進事業
介護保険法の地域支援事業に位置づけられる下記施策について、平成 30 年 4 月には全
ての市区町村で実施することとされています。
(ア)地域の医療・介護サービス資源の把握 (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応の協議
(ウ)在宅医療・介護連携に関する相談の受付等 (エ)在宅医療・介護サービスの情報の共有支援
(オ)在宅医療・介護関係者の研修 (カ)24 時間 365 日の在宅医療・介護サービス提供体制の構築
(キ)地域住民への普及啓発
(ク)二次医療圏内・関係市区町村の連携
(3)目標達成に向けた取り組み
重点
①在宅医療関係者の連携体制の構築(地域保健課)
在宅医療・介護関係者など多職種で構成される在宅医療連携推進会議、専門部会及び交
流会を開催し、関係者の顔の見える関係づくりを行います。
年次計画
取り組み内容
27
28
29
30
31
在宅医療連携推進会議・専門
部会・交流会の開催
中間
見直し
継続
132
132
第3章 分野別施策
重点
②安心して在宅医療が受けられる環境の整備(地域保健課)
在宅医療を希望する人が安心して在宅医療を受けられるよう、人材育成や相談機能の充
実を図ります。
年次計画
取り組み内容
27
28
29
30
31
介護・福祉関係者への医療知
中間
識の習得を目的とする研修の
継続
見直し
実施(在宅医療コーディネー
ター研修等)
在宅医療相談窓口の普及啓発
重点
中間
見直し
継続
③地域包括ケアシステム構築に向けた在宅医療と介護の連携推進 (介護保険課/地域保健課
/高齢者福祉課/福祉総務課)
高齢になり医療や介護が必要な状態になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して
生活し続けられるよう、地域の医療・介護関係者の協力を得て、医療と介護が切れ目なく
提供される体制づくりを進めます。
また、ICT(※)を活用することにより、在宅医療を支える医師をはじめとした多職種のス
タッフが、リアルタイムで患者の状況や医療データ等を情報共有できる体制を構築できる
よう、検討を進めます。
(※)
ICT:Information and Communication Technology の略で、
「情報通信技術」の意。
取り組み内容
年次計画
27
29
体制づくりの検討
地域包括ケアシステムの体制
づくりの推進
重点
28
30
31
事業の
完全実施
事業の段階的実施
④認知症施策の推進 (高齢者福祉課/地域保健課/介護保険課/福祉総務課)
認知症になっても本人の意思が尊重され、住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けられ
るために、早期診断・早期対応に向けた支援体制を検討するとともに、認知症地域支援専
門員を中心とした医療と介護の連携強化や地域における支援体制の構築を図ります。
取り組み内容
年次計画
27
28
29
30
本格
実施
認知症初期集中支援チーム
設置
準備
モデル
実施
認知症地域支援推進員
本格
実施
中間評価
31
⑤ウイルス肝炎対策の充実 (地域保健課/健康推進課/長崎健康相談所)
肝炎検査陽性者に対して、未受診者の受診勧奨を行い確実な受診へとつなげるとともに、
医師会や専門医療機関等との連携を図り、ウイルス肝炎対策の充実に努めます。
133
133
2.障害者歯科診療及び休日等の診療
(1)目標
大目標
適切な医療情報を区民に提供するとともに、休日や夜間を含め、誰もが安
心して身近な医療機関で治療が受けられる環境・体制を整備していきます。
小目標
①区民が安心できる医療体制を確保していきます。
②かかりつけ医、歯科医、薬局を持つことの普及啓発を進めます。
(2) 現状
①かかりつけ医の有無
全体の約6割の人がかかりつけ医を持っていますが、性別では女性の方が多く、年代別
では、年代が高くなるほど多くなっています。
(図112)かかりつけ医の有無
持っている
持っていない
全体
58.7
39.1
男性
女性
54.4
61.4
43.5
36.5
34.6
39.4
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
50.0
59.7
64.9
59.5
70.4
(%)
2.3
無回答
85.8
49.6
38.9
25.4
2.1
2.1
10
0.5
1.1
0.4
1.4
4.2
4.2
「区民健康意識調査(平成 26 年)」より
②休日診療等利用状況
区では、区医師会、歯科医師会、薬剤師会との連携により、休日等の医療体制を確保し、
区民が地域で安心して医療を受けられる環境を整備しています。
休日診療・調剤においては、平成 23 年度以降は、ほぼ横ばいの状態となっています。
ⅰ)内科・小児科
(図 113) 休日診療(内科・小児科)利用状況
(人)
5000
休日昼間
4,203
4000
休日準夜間
3,786
4,124
土曜準夜間
4,261
4,180
3000
2000
1000
1037
495
889
522
745
615
974
596
900
553
0
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
134
134
第3章 分野別施策
ⅱ)歯科
(図 114)
(人)
600
休日診療(歯科)利用状況
540
529
472
524
539
400
200
0
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
ⅲ)調剤
(人)
休日調剤利用状況
(図 115)
休日昼間
5,000
3,673
4,000
3,324
休日・土曜準夜間
3,670
3,821
3,786
3,000
1,672
2,000
1,841
1,541
1,492
1,690
1,000
0
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
③平日準夜間小児初期救急利用状況
平日準夜間小児初期救急の利用状況
(図 116)
(人)
1000
1,006
255
7~15歳
0~6歳
922
907
194
224
728
683
829
839
191
168
638
671
500
751
0
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
135
135
④高齢者・障害者に対する歯科診療事業「豊島区口腔保健センター(あぜりあ歯科診療所)」
訪問診療及び訪問歯科衛生指導の利用人数が増加傾向にあります。
歯科診療の利用状況
(図 117)
(人)
通院診療(障害者等)
訪問診療
訪問歯科衛生指導
7,000
6,000
6,028
5,439
5,000
3,909
4,000
4,574
3,984
3,000
2,000
1,000
0
1,069
1,039
993
281
386
370
平成21年度
平成22年度
平成23年度
1,081
1,003
420
511
平成24年度
平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
⑤区内病床数
入院病床数は年々減少傾向にあります。
(床)
2,000
1,996
(図 118)
病床数
1,940
1,886
1,900
1,862
1,828
1,800
1,700
1,600
1,500
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
「豊島区の保健衛生(平成 26 年版)」より
(3) 目標達成に向けた取り組み
①かかりつけ医・歯科医・薬局を持つことの普及啓発 (地域保健課)
身近なかかりつけ医・歯科医・薬局を持ち、自身の健康管理に役立てる人が増えるよ
う、普及啓発を行います。
②休日診療 (地域保健課)
休日や平日準夜間の急病に対処するため、区医師会、歯科医師会、薬剤師会、都立大
塚病院と連携し、初期救急診療体制を確保します。
③小児救急医療事業 (地域保健課)
夜間、休日の小児救急医療体制について、区医師会と連携し、区内医療機関において
の実施を円滑に推進します。
④障害者(児)及び要介護高齢者に対する歯科診療事業等 (地域保健課)
豊島区口腔保健センター「あぜりあ歯科診療所」において、一般の歯科診療所では十
分な治療を受けることが困難な障害者及び高齢者に対する診療、相談、保健指導を行い
ます。また、26 年度に開設した「歯科相談窓口」の普及啓発に努めます。
136
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