TONYKART RACING TEAM JAPAN レースレポート 2015オートバックス全日本カート選手権 KF 第1戦&第2戦 開催場所:ツインリンクもてぎ北ショートコース 開催日:4月4日~5日 参加台数:23台 天候:曇りー雨 路面状況:ドライーウェット ■開幕戦は決勝日のレインコンディションでペースを上げられず・・・ 4月4日(土)は終始ドライコンディションで行われ、第1戦の予選ヒートでは#7大湯がトップ争いを 繰り広げ、3位でチェッカーを受けるなど好調だったチームだが、翌4月5日(日)の決勝日には朝から 冷たい雨にサーキットは見舞われた。約2年振りのレインコンディションとなったレースは各タイヤメー カーの差も未知数で非常に難しいコンディションでのレースとなった。結果、温度・水量共に我々には味 方をしてくれず、苦しい2015年の開幕となった。しかし昨年ランキング7位に入った#7大湯と1年 ぶりの復帰となった#24高橋両選手共に高いパフォーマンスを発揮してくれ、第3戦以降に期待を持て る内容ではあった。 ■第1戦決勝(小雨/ウェット) #7 大湯都史樹:10位 #24 高橋悠之:14位 午前中に行われた第 1 戦の決勝は3番手からスタートした#7大湯がスタートで2位に上がると、序盤5周 目まで2位を走行。しかし中盤以降は周りのペースアップについて行く事が出来ず、後退…。26周後の チェッカーを10位で迎えた。#24高橋も#7大湯と同じくスタート後はペースも悪くなかったが周回 を重ねるにつれ周りのペースについて行く事が難しく、14位でチェッカーとなってしまった。 ■第2戦決勝(曇り/ウェット) #7 大湯都史樹:10位 #24 高橋悠之:14位 雨脚も収まり、路面状況が回復されていく14:50にスタートしたレース。スタート直前までチーム・ ドライバー共に悩み続けたが、ドライタイヤ装着を決断!ある意味ギャンブル的ではあったが乾きつつあ る路面コンディションに我々の選択したタイヤは適しておらず、勝敗は五分五分と思い決断をした。序盤 苦しむ事は予想の範囲であったが、レイン装着車との差が想像以上に大きく、9周目に周回遅れとなって しまい、レース除外の旗をうけてしまいリタイア。非常に残念な結果となってしまった。 ■大湯都史樹のコメント 「土曜日のタイムトライアル・予選 1 は見せ場を作ることが出来ましたが、日曜日からは一回もトップに 絡むことが出来ませんでした。なにが足り なくて自分が出来ることはなにかを確認し、去年とは違う所を次戦では必ず見せたいと思います。 今回、TONYKART JAPAN 様、BRIDGESTONE 様やスポンサー様、応援してくださった皆様の期待に応えられず 本当にすいませんでした。次回こそ優勝します!」 ■高橋悠之のコメント 「今回のレースは思い通りにいかないことが多く、とても悔しい結果で終わってしまいました。1 年ぶり のレースということもあり、課題がたくさんあったのです がクリアすることができないまま終わりまし た。次回の瑞浪ではひとつひとつ課題をクリアしながら優勝を目指してがんばります。応援宜しくお願い します。」 ■松浦監督のコメント 「2015 年の開幕戦、我々は昨年の屈辱を晴らす為にオフの間にテストを重ねパフォーマンスアップを果た し挑みました。【TONYKART RCER401-KF】も非常に高いパフォーマンスを発揮し土曜日のドライコンディシ ョンでは期待の持てるスピードを披露出来ました。しかし日曜日のレインコンディションでは温度と雨量 が共に我々のマテリアルには不向きな方向にズレてしまい、非常に苦しいレースでした。第2戦の決勝で のタイヤ選択はギャンブルでは無く、我々の中では最善の選択だったと思います。次戦は表彰台獲得を目 指して行きます。」
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