◆助成内容と助成限度額 ◎一般の分譲マンション 種 類 助成金額 限度額 耐震診断費用 耐震診断に要する費用の 2/3 の額 建築物が複合用途である場合は、耐震診 断に要する費用の 2/3 の額に分譲マン ション部分の延べ面積を全体の延べ面積 で割った数値を乗じて得た額 3,000,000 円 耐震改修計画費用 耐震改修計画に要する費用の 2/3 の額 建築物が複合用途である場合は、耐震改 修計画に要する費用の 2/3 の額に分譲 マンション部分の延べ面積を全体の延べ 面積で割った数値を乗じて得た額 ∼ 分譲マンション耐震化支援制度のご案内 ∼ 渋谷区では、災害に強い安全なまちづくりを推進するために、区内の分譲マンションを対象に、耐震 診断や耐震改修計画(補強設計)、耐震改修工事に必要な費用の一部を助成しています。 ◆対象となる分譲マンション ◎基本要件(耐震診断・耐震改修計画・耐震改修工事の各費用の助成を申請する場合に共通) ・建築基準法施行令の一部を改正する政令(昭和55年政令第196号)の施行日(昭和56年6月 1日)前に建築工事に着手した分譲マンションであること ・延べ床面積が 1,000 ㎡以上であり、かつ、地階を除く階数が原則として3以上であること ・建築物の区分所有者の過半が当該建築物に居住する個人であること ・「東京都における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例(平成23年東京都条例第36 号、以下「都条例」という。)」第8条第1項の規定による特定沿道建築物ではないこと(注1) ・耐震診断・耐震改修計画・耐震改修工事の各事業が申請をした年度内に完了すること ・耐震診断の結果や耐震改修計画の内容について、区が定めた機関による評定等を取得すること (注1)都条例により耐震診断を義務付けられた特定沿道建築物(甲州街道、国道 246 号線、首都高速道路の沿 道の建物で地震により倒壊した場合に道路を閉塞させる恐れのあるもの。)については、この助成は受けられま せん。特定沿道建築物については、お問い合わせください。 ◎助成ごとの要件 耐震診断費用助成を申請する場合 ・建築基準法に定める確認通知書が発行されていること 耐震改修計画費用助成を申請する場合 ・建築基準法に定める確認通知書及び検査済証が発行されていること ・耐震診断の結果が IS 値 0.6 未満であること ・耐震診断の結果について、区が定めた機関による評定等を取得していること ・耐震診断の結果に基づいて、区から耐震改修をするよう勧告を受けていること 耐震改修工事費用助成を申請する場合 ・建築基準法に定める確認通知書及び検査済証が発行されていること ・耐震診断の結果が IS 値 0.6 未満であること ・改修後の IS 値が 0.6 以上となること ・耐震改修計画について、区が定めた機関による評定等を取得していること ・耐震診断の結果に基づいて、区から耐震改修をするよう勧告を受けていること 耐震改修工事費用 種 類 申請区分 一般の分譲マンション 緊急輸送道路沿道の 分譲マンション(注 2) 耐震診断 費用 5 耐震改修 計画費用 3 耐震改修 工事費用 2 4 3 1 (注2)緊急輸送道路沿道の分譲マンションとは、明治通りや表参道 など東京都が緊急輸送道路として指定している道路に面し、建築物 のそれぞれの部分から緊急輸送道路の境界線までの水平距離に、道 路幅員の2分の1に相当する距離を加えた高さを有するものです。 助成金額 限度額 耐震診断費用 耐震診断に要する費用の 4/5 の額 3,000,000 円 耐震改修計画費用 耐震改修計画に要する費用の 2/3 の額 建築物が複合用途である場合は、耐震改修計画に要する費用の 2/3 の 額に分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を 乗じて得た額 3,000,000 円 延べ面積 5,000 ㎡まで耐震改修に要する費用の 2/3 の額 建築物が複合用途である場合は、耐震改修に要する費用の 2/3 の額に 分譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じ て得た額 耐震改修工事費用 ◎平成 27 年度の募集数 20,000,000 円 ◎緊急輸送道路沿道の分譲マンション 分譲マンションの管理組合(建物の区分所有等に関する法律に基づき設置されていること。) ※耐震診断などの実施について有効な決議が、区分所有者による集会においてなされていること。 平成 27 年度の各助成の募集数は下表のとおりです。 申請件数が年度内の募集数又は予算額に達し 次第、受付終了となりますので、予めご了承ください。 耐震改修計画費用と耐震改 修工事費用の助成金の合計 額は、自己居住用の住戸1 個あたり 500,000 円を限 度とする。(第8条第3項) *耐震診断要に要する費用は、次に定める費用を限度とする。 ・面積 1,000 ㎡以内の部分は 2,060 円/㎡以内 ・面積 1,000 ㎡を超えて 2,000 ㎡以内の部分は 1,540 円/㎡以内 ・面積 2,000 ㎡を超える部分は 1,030 円/㎡以内 *耐震改修計画に要する費用は、1,030 円/㎡を限度とする。 *耐震改修工事に要する費用は、48,700 円/㎡を限度とする。 *助成対象面積は小数点第3位以下切り捨てとする。 *助成金に 1,000 円未満の端数を生じた場合は、その端数を切り捨てた額とする。 *建築物が複合用途である場合の「分譲マンション部分の延べ面積」は、延べ面積から店舗、事務所等の用途に使 用されている部分(共用部分のうち店舗、事務所等だけが使用する部分を含む。)の面積を除いた面積とする。 ◆助成対象者 ◆募集数 耐震改修に要する費用(耐震改修工事費 に 23%を乗じて得た額)の 2/3 の額 建築物が複合用途である場合は、耐震改 修に要する費用(耐震改修工事費に 23% を乗じて得た額)の 2/3 の額に分譲マン ション部分の延べ面積を全体の延べ面積 で割った数値を乗じて得た額 3,000,000 円 延べ面積 5,000 ㎡を超え10,000㎡まで耐震改修に要する費用の 1/3 の額 建築物が複合用途である場合は耐震改修に要する費用の 1/3 の額に分 譲マンション部分の延べ面積を全体の延べ面積で割った数値を乗じて 得た額 20,000,000 円 *耐震診断又は耐震改修計画に要する費用は、次に定める費用を限度とする。 ・面積 1,000 ㎡以内の部分は 2,060 円/㎡以内 ・面積 1,000 ㎡を超えて 2,000 ㎡以内の部分は 1,540 円/㎡以内 ・面積 2,000 ㎡を超える部分は 1,030 円/㎡以内 *耐震改修工事に要する費用は、48,700 円/㎡を限度とする。 *助成対象面積は小数点第3位以下切り捨てとする。 *助成金に 1,000 円未満の端数を生じた場合は、その端数を切り捨てた額とする。 *建築物が複合用途である場合の「分譲マンション部分の延べ面積」は、延べ面積から店舗、事務所等の用途に使 用されている部分(共用部分のうち店舗、事務所等だけが使用する部分を含む。)の面積を除いた面積とする。 ◆助成に係る申請手続き 助成に係る申請手続きのおおよその流れは次のとおりです。 ◆助成対象承認申請の添付書類 項 Step1 事前相談 耐震診断などの実施にあたって助成制度の適用について検討をされている管理組合の方は、まず、 所定の事前相談書に記入し、区のまちづくり課の窓口で相談をしてください。この際に助成制度の 基本要件について確認をします。 事前相談後、助成を希望される場合は、耐震診断などの実施について、管理組合の総会等において 決議し、耐震診断費用の見積りなどを行なってください。 ※事前相談は、4月1日以前でもできます。 (い) 申請の種類 添付する図書 耐震診断費用に 係る助成 (1)助成対象建築物の登記事項証明書等 (2)助成対象建築物の建築確認済書の写し、又は当該建築物について 建築確認がなされた内容を証明する書類 (3)助成対象建築物の付近見取図、各階平面図、立面図及び断面図 (4)緊急輸送道路沿道の建築物にあっては、前面道路の形状、幅員、 高低差を記載した配置図及び建築物の立面図若しくは断面図で、 当該建築物が耐震改修促進法第 14 条第3号に掲げる建築物では ないことが確認できるもの (5)区分所有者の過半の住民票(助成対象建築物に居住する者に限る) (6)耐震診断費用見積書の写し及び内訳書の写し (7)耐震診断事業の予定表 (8)耐震診断の実施を管理組合が有効に決議したことが確認できる管 理組合の決議書の写し (9)助成金交付申請業務を代理人が行う場合は、委任状 (10)その他区長が必要と認める書類 耐震計画費用に 係る助成 (1)(い)項(1)から(5)までに規定する書類 (2)耐震診断結果報告書の写し (3)要綱第 12 条に規定する耐震診断の評定等の結果が確認できる書 類 (4)助成対象建築物の検査済証の写し又は当該建築物について検査済 証が発行された旨を証明する書類 (5)耐震改修計画に要する費用の見積書及び内訳書の写し (6)耐震改修計画の実施を管理組合が有効に決議したことが確認でき る書類 (7)助成金交付申請業務を代理人が行う場合は、委任状 (8)その他区長が必要と認める書類 耐震改修工事費 用に係る助成 (1)(ろ)項(1)から(4)までに規定する書類 (2)地震に対して安全な構造とする旨の特定行政庁による勧告書 (3)改修後の建築物の構造評点、又は IS 値及び総合評価を示す書類 (4)要綱第 12 条に規定する耐震改修計画の評定等の結果が確認でき る書類 (5)当該耐震改修工事の計画が耐震改修促進法第 17 条第3項の認定 を要する場合は、認定証及び副本の写し (6)耐震改修工事計画図その他補強方法を示す図書 (7)当該建築物の耐震改修工事の実施を管理組合が有効に決議したこ とが確認できる書類 (8)助成対象建築物の敷地の登記事項証明書 (9)当該耐震改修工事について、土地所有者が承諾をしていることを 確認できる書類 (10)当該耐震改修工事に要する費用の見積書及び内訳書の写し (11)当該耐震改修工事の工程の予定表 (12)助成金交付申請業務を代理人が行う場合は、委任状 (13)その他区長が必要と認める書類 Step2 助成対象承認の申請 助成の本申請です。分譲マンション又は緊急輸送道路沿道建築物の「助成対象承認申請書」に記入し、 必要書類(登記事項証明書、図面、住民票など(裏面の助成対象承認申請の添付書類を参照))を 添えて、窓口へ提出してください。※申請の期限は、各年度の 11 月末となっています。 Step3 助成対象の承認 ご提出いただいた申請書類の内容を審査し、現地調査を行った後、区から「助成対象承認通知書」を 送付します。 (ろ) Step4 事業着手届の提出 区の助成対象承認後、建築士や施工業者と契約を交わし、耐震診断などに着手してください。また、 契約後は、速やかに「耐震化支援事業着手届」を提出してください。 Step5 完了届及び助成金交付申請書の提出 耐震診断などが完了したら、業者と費用を精算し、「耐震化事業等完了届」と「助成金交付申請書」 を提出してください。 Step6 助成金交付の決定 ご提出いただいた完了届や申請書類の内容を審査し、耐震診断などの事業が適正に完了したかを確認 した後、区から「助成金交付決定通知書」を送付します。 Step7 助成金交付の請求 「助成金交付決定通知書」が届いたら、「助成金交付請求書」と「支払金口座振替依頼書」により、助 成金の交付請求をしてください。区からご指定の口座に助成金を振り込みます。 請求期限は 交付決定の日から 14 日以内、又は申請をした年度の3月 20 日までとなっています。 ※年度末に完了し、請求をされる場合は日付にご注意ください。 区から助成金の交付 (は) ※着手届や助成金の交付申請の添付図書については、その都度お問い合わせください。 【問い合わせ】 渋谷区 都市整備部 まちづくり課 防災まちづくり係 電話 03-3463-2647(直通) FAX 03-5458-4915
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