平成27年度 富士市献上茶謹製事業の実施について(報道提供)

報道提供
平成27年4月7日
報道関係者
様
富士市献上茶謹製事業実行委員会
(担当:農政課 鈴木)
TEL:55-2781
内線電話番号:2569
平成27年度 富士市献上茶謹製事業の実施について(報道提供)
献上茶謹製事業は、静岡県内茶産地において、優れたお茶農家を選定して特別な栽培管理を
行い、新茶の時期に手揉み茶を謹製し、皇室に献上する伝統行事です。本事業は戦前より静岡
県茶業組合連合会議所により実施され、昭和 47 年からは、社団法人静岡県茶手揉保存会に引き
継がれ、毎年実施されています。
富士市では、昭和 59 年、平成7年に実施されており、今回で 3 回目の献上となります。
今回の茶葉は、本市の茶業に名を残した手揉み製法で、富士市茶手揉保存会により復元された
富士の「天下一製法」で謹製し、5月下旬頃に皇室に献上される予定です。
開催日時 平成 27 年 4 月 27 日(月)午前 7 時 30 分から午後 3 時 30 分
式
時
会
概
典
間
場
要
謹製茶摘み式
午前 7 時 30 分
佐野智信氏指定茶園(富士市岩本)
実行委員会、幹事会メンバー及び茶娘により献上茶謹製事業の成功を祈念する式典
指定茶園において神事及び茶娘等による茶摘みを行います。
式
時
会
概
典
間
場
要
献上茶謹製事業記念式典
午前 9 時 30 分~午後 3 時 30 分(手揉み開始:午前 10 時 30 分~)
ふじさんめっせ展示場
献上茶謹製事業の開催を祝して、来賓を招待し指定園主に感謝の意を表す式典
ふじさんめっせにおいて、天皇陛下に献上するために、指定園で茶摘みされた茶葉
を静岡県茶手揉保存会奉仕者 30 名により、富士の手揉製法「天下一製法」にて謹製
します。
お問い合わせ先
富士市役所 農政課
担当 鈴木
TEL 0545-55-2781
FAX 0545-53-2550
富士市献上茶謹製事業概要
【趣 旨】
静岡県から皇室へのお茶の献上は、大正 14 年に沼津御用邸に御滞在中の天皇皇后両陛下
に献上したのが始まりで、毎年、県下の主要な産地の優れたお茶農家を選定して特別な栽
培管理を行い、新茶の時期に手揉み茶を謹製して献上を続けている。
第二次世界大戦で一度中断したが、昭和 34 年にお茶の手揉製茶技術は伝習すべき技術で
あるとして、静岡県茶手揉保存会が結成され、同時に県が手揉製茶の優秀技術者を無形文
化財保持者に認定したことに合わせ、中断されていた皇室への献上を再開し現在に至る。
本市での開催は、昭和59年、平成7年に続き20年ぶり、3回目の開催となる。
【今後のスケジュール】
平成 27 年 4 月 27 日 献上茶謹製茶摘式典及び記念式典(ふじさんめっせ)
平成 27 年 5 月下旬 皇室への献上茶奉呈及び関係者に贈呈(市長、農協組合長、
生産者等により皇居にて贈呈を行う。)
平成 27 年 5 月下旬 県知事報告
【主 催】
富士市献上茶謹製事業実行委員会(富士のお茶振興推進協議会)
【実行委員】
富士市、富士市農業協同組合、富士茶農業協同組合、静岡県富士農林事務所
富士市農業委員会、静岡県経済農業協同組合連合会東部支所茶業グループ
富士茶商組合、富士市茶手揉保存会、製茶工場、茶業研究会等の代表者
指定園主及び関係者
【指定茶園】
マルゼン杉山製茶,佐野製茶
【茶園地選定条件】
(1)市内に住んでいる茶生産者の茶園で、市内にある茶園であること
(2)やぶ北品種で、自然仕立ての茶園(5 畝以上確保できること)
(3)平成 27 年 4 月 26 日頃までに摘採できる茶園
(4)防霜棚の設置してある茶園、若しくは設置可能な茶園
(5)献上茶謹製事業を理解し、茶産地振興のため実施する実行委員会に対して、積極的
に協力できる者の茶園