鹿角市産業連関表作成等業務委託仕様書 1 業務名 鹿角市産業連関表

鹿角市産業連関表作成等業務委託仕様書
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業務名
鹿角市産業連関表作成等業務
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目的
本委託業務は、地域経済をさらに深く理解するため本市の経済循環の構造を把握す
るとともに、経済波及効果測定を可能とし、各種施策の基礎資料として活用するため、
鹿角市産業連関表及び経済波及効果計算プログラム等を作成することを目的とする。
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履行期間
契約締結日から平成27年10月30日(金)まで
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作成に係る基本概要
(1)基本水準
全国表に準拠した細品目ベースで、全国及び秋田県等の推計方法と比較検討しな
がら生産額等を推計すること。
(2)表作成に関する基本事項
ア 対象地域
鹿角市全域
イ 利用データ 平成27年4月における直近のデータ
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業務内容
(1)生産額等の推計方法の検討及び推計
部門ごとの市内生産額、中間投入額、粗付加価値額、最終需要額などを、全国・
秋田県に準じて、できる限り細品目ベースで推計できるように検討した上で推計す
ること。
(2)調査の企画、実施及び分析
推計において調査の必要が生じた場合は、受託者の負担において実施するものと
する。
(3)各種係数表の作成
次の計数表を作成すること。
ア 生産者価格評価表
イ 投入係数表
ウ 逆行列係数表(開放型・閉鎖型の2種類)
エ 雇用表
オ 就業誘発係数表
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(4)経済構造の分析、シミュレーションの実施
域内の経済構造(生産構造、投入構造、需要構造等)の分析、及びその結果を利
用した独自の提案を行い、その結果を報告書に掲載すること。
(5)経済波及効果計算プログラムの作成
経済波及効果を計算するプログラムを作成すること。
(6)平成23年鹿角市産業連関表作成に係るデータ収集
平成28年度中に公表される予定の秋田県次期産業連関表作成に併せ、市産業連
関表を容易に更新できるよう必要なデータを収集すること。
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成果物
次の内容を記載した報告書(白黒A4版12部)及びデータ版1式を提出するとと
もに、経済波及効果計算プログラムを構築すること。
(1)産業連関表作成の基本方針及び推計方法
(2)産業連関表の概要
(3)産業連関表からみた市内経済の構造と特徴
(4)経済波及効果の求め方の説明
(5)具体的な事例を使用した経済波及効果分析
(6)産業連関表及び各種計数表
(7)鹿角市マネーフロー
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中間報告
6に記載した報告書のうち、まち・ひと・しごと創生法に基づき鹿角市が策定する
市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略に反映すべき調査内容について、8月末まで
に中間報告をすること。
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業務に従事する者の資格、業務の責任者及び組織体制
(1)業務に従事する者には、産業連関表の作成に精通し、委託期間を通じて従事可能
な者を数名程度充てるものとする。
(2)業務に従事する者の中から、1名責任者を選任し、(1)の従事者名簿(業務に
関する資格や実績等を記載すること。)と併せて契約締結後速やかに委託者に報告
する。なお、責任者は業務実施に当たり、業務内容を十分理解し円滑に遂行できる
よう従事者を指揮監督するとともに、常に委託者と連絡の取れる体制をとること。
(3)業務に従事する者の交代は原則として認められないが、やむを得ない理由がある
場合は遅滞なく委託者と協議し、その承諾を得ること。
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一般事項
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(1)受託者は、業務を行うにあたって問題点等を発見した場合は、速やかに委託者に
連絡しその対応を協議する。
(2)必要な推計資料の収集については全て受託者が行うものとする。ただし、委託者
でなければ入手不可能と認められるものについては、委託者が収集のうえ受託者に
無償貸与する。
(3)受託者は、業務に必要な一切の経費を負担する。
(4)受託者は、業務上知り得た秘密事項を第三者に漏らしてはならない。このことは、
契約の解除後及び期間満了後においても同様とする。
(5)受託者は、業務の実施にあたって、委託者又は第三者に損害を及ぼしたときは、
委託者の責任に帰する場合のほかは、その賠償の責任を負う。
(6)受託者は、業務の進捗状況等について定期的に委託者へ報告すること。
(7)本仕様書に記載されていない事項は、委託者と受託者で協議し取り決める。
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