【EEFLランプの開発】有限会社サインは臨海部企業や建設関係のお客様から多種多様のサインを受注しております。専門的なＩＴを活用したサインを製作しておりましたが、高性能のＩＴ機器も価格が下落し一般にも入手が簡単となり、業界には価格破壊が起こっております。当社は他社には真似のできない製品を開発する事が会社が飛躍するステップとして常に考えておりました。サイン分野で使用できるＥＥＦＬ(冷陰極管)と出会い製品開発を進めその中で培った複合特許出願など知的財産を含んだ製品開発に取組み現在に至っております。今迄、市原市内中心の顧客も「ネクスコ東日本」や「ＪＲ新宿駅」等からも商品の引合いがくるようになって来ました。これからはこの技術を更に改良して完成度を高め様々な方面から受注頂ける事を目標としております。【EEFLランプの特徴】・ＥＥＦＬ(3.3㎜)は薄型テレビのバックライトに使用されている素材省エネ材です。製品は既に様々な所で使われており安定した性能は実証されております。当社はＥＥＦＬ管をサインで使用するために様々な開発長寿命薄型主な高輝度特徴を行っています。・発光部分の管が細いため、極薄型のサインを制作する事が出来ます。自然光低温度に近い・ＬＥＤはピンポイントの照射には優れていますがＥＥＦＬのように均一な面の照射には向いていません。・今主流となりつつあるＬＥＤと比較しても数々の利点があります。比較する項目寿　命照度・照射範囲 (光源から150㎜) 消費電力 (パワーＬＥＤを100とした場合）価　格 (パワーＬＥＤを100とした場合）発生する温度パワーＬＥＤＥＥＦＬ一般蛍光灯 90000時間 40000時間 (メーカー発表) (羽田空港で連続点灯中) 4000～8000時間 10000ルックス (照射ムラ有) 15000ルックス (均一な照射) 3000ルックス (照射ムラ有) 100 60 280 100 30 高温 30℃ 20(×10回) (メンテナンスは10倍以上の回数） 70℃ 【EEFLランプの特許】【特許番号第3622032号のイメージ】・ＥＥＦＬの特許はバックライト及びその駆動方法に関して日本国内に於きまして特許番号専用実施権 3622032号として認可され日本国内における㈱ＫＤＴm&s 占用実施権は㈱ＫＤＴm&sが所有しており、日本国内における販売権は当社の仕入先が所日本国内特許独占販売権有しています。㈲サインは上記仕入先と業務仕入先提携契約を締結しており、上記の特許に守られています。又、開発途中でのシスステムの仕入先と業務提携改善提案を複合特許(コネクター)として申請㈲サイン中です。商品の販売等に関しましては、千葉県より経営革新計画の承認を頂いております。【窓枠を利用したサインのご提案】イメージ図・インバーター・窓枠コンビニ等のサインの御提案・窓ガラス・透明アクリル板・インクジェットや電飾フィルム・ＥＥＦＬ・アルミ複合板中・高・大受験入会生募集ＥＥＦＬ内照で表示が明確に 30 この空間が30㎜あれば施工出来ます。厚み85㎜の試作品コンビニのサインには最適です。・屋外室内・ ▼の消防隊進入口には施工出来ません。【工事実績】ネクスコ東日本でＥＥＦＬ(外部電極蛍光ランプ) が採用されました。拡大写真東北自動車道：羽生サービスエリア下り線内部の構造【㈲サインのこれからの取組】ＥＥＦＬの利点を生かした植物工場への応用を研究しております。この事業は天候などに左右されない室内で効率よく野菜を育てる事が目的です。ＥＥＦＬには蛍光灯やＬＥＤよりも優れた面がたくさんあります。この度、市原商工会議所より支援や指導を頂き平成24年度ちば農商工連携事業支援基金に応募させていただいた結果、助成金の交付の決定を頂きました。これから基金を有効に使わせて頂き、新しい農業形態への提案をして行くつもりです。特に東日本大震災で被災した地域は塩害や放射能の問題で必ず植物工場の施設が必要となります。高齢化している農業や被災地への一助となる事を願って開発しております。当システムの開発はほぼ完成に近づきこれから実証実験の段階となり間もなく商品化となります。すでに大手商社等には試作品の提示等を行っておりますが、展示会などへの出展や販路の拡大が課題となります。【開発メンバー】・ＥＥＦＬライトパネル…㈲サイン・システムラック…………㈲保坂プレス工業・野菜の育成・記録………須藤さん(農業従事者) 【植物育成用ラックの試作】植物工場ラック概念図棚板ＥＥＦＬ(1950㎜×8φ) 株苗を保持するプレート液肥循環用トレイ【ＥＥＦＬの農業分野への応用の検討開始】植物育成用試作ラック（育苗板・）植物育成用試作ラック…2000×950×3段（150ピッチ）パネルの点灯