平成26年度市政モニター提案書に対する今後の取組について

平成26年度市政モニター提案書に対する今後の取組について
事業名
担当部署名
シティプロモーション推進事業(つくば,ホンモノ!)
市長公室
広報課
少子高齢化社会を迎える中,今後自治体が発展を続けるために定住促進を含め,
地域の活性化を行うことが喫緊の課題となっており,地域の活力を生み出す源と
しての人口獲得をめぐる競争が,都市間で激しくなっています。
つくば市は現在,つくばエクスプレスや圏央道開通のおかげもあり人口増加を
続けていますが,今から将来を見据えた長期的視点でシティプロモーションを推
進していく必要があると考えております。
御存じのとおり,平成26年度4月よりシティプロモーションの戦略を「市のブ
ランド化」とし,スローガンを「つくば,ホンモノ!」として推進を開始いたし
ました。
市のブランド化(=ブランディング)は一朝一夕で実現できるものではありま
せんので,長期的視点で取り組んでまいります。
まず,平成25年度から平成28年度までを第1段階としております。その後は第
1段階での進ちょく状況を鑑みながら,第2期,第3期と推進してまいります。
平成26年度の事業の狙いは,ブランドスローガンとロゴマークを市民のみなさ
まに認知いただくことでした。特に今年度4月から9月までの上半期は,印象的
に周知することで記憶に留めていただくことを目的として市内の歩道橋に横断幕
を設置いたしました。中心地区に密集する歩道橋に掲出し,市の特徴を表現した
さまざまなキャッチコピーを繰り返しご覧いただくことで,印象づけることが狙
いです。このキャッチコピーデザインと横断幕は,昨年度実施した市内3つの大
学の学生たちとのプロジェクトから生まれたものです。
併せて,市役所職員に対しての啓発活動やイメージ統一化のための事業を実施
いたしました。職員がピンバッヂをつけたり,公共施設へのポスター貼付,職員
の名刺や市の発行するチラシなどの制作物にロゴマークを印刷するなどの事業も
その一環です。今後職員啓発を継続し,使用の徹底化を図り,より市民のみなさ
まの目にふれ,ご理解いただくことを目指してまいります。
10月からの下半期は,スローガンとロゴマークの周知に加え,「つくば,ホン
モノ!」が表す,つくばの特徴や魅力を広くお知らせし,市民のみなさまや事業
者の方々と共有することで“市への誇り”を感じていただき,一緒につくば市の
PRパーソンとして活動していただくための事業を開始いたしました。
これは「つくば,ホンモノ!夢特区」というプロモーション専用のホームペー
ジ(以下サイト)を開設し,「つくば,ホンモノ!」が表すつくばの魅力を具体
的にお伝えしています。
イメージキャラクターのフックン船長が制作するという設定になっております
ので彼の動画や写真を多用し,週日放送しておりますコミュニティFMラジオ番
組「フックン船長の“つくば,ホンモノ調査隊”」の録音も収蔵し,どなたから
も親しみやすい構成になっております。
今年1月からは,市内のプロモーションに対する機運の盛り上がりを創るため
の事業を開始いたしました。これは,当サイトに賛同する事業者を募り「応援隊」
とし,さらにサイト会員(夢特区民)にご登録いただい方に特典やサービスをご
提供いただく事業者を「おもてなし店」としてサイト内で店舗のご紹介するとと
もに,店頭にステッカーやポスターを掲出していただきサイトをPRしていただ
くというものです。1月20日現在で18団体のご登録をいただいております。
来年度は,当サイト内で「つくば,ホンモノ!」が表すつくばの魅力を実感で
きる企画やキャンペーンを実施し,つくばに関わるいろいろな方々がつくば市を
より好きになり,自らがつくば市に誇りを持ち,PRする気持ちになっていただ
く事業を行なってまいります。
インターネットを使用しない市民の方には,当サイトの内容を随時広報紙でお
知らせするなどの工夫を行なってまいります。
今後,市役所内での徹底はもちろんのこと,市民や事業者をはじめとするオー
ルつくばのみなさんが「つくば,ホンモノ!」の志を共有いただき,シティプロ
モーションを推進していただく基盤づくりを行なってまいります。
これからも,御協力くださいますようお願い申し上げます。