熊本大学学術リポジトリ Kumamoto University Repository System Title マイクロコンピュータによる理科教材の開発 : 豆電球と 乾電池を用いた回路学習 Author(s) 前田, 健悟; 安藤, 博; 森川, 治雄; 桃井, 凡夫 Citation 熊本大学教育工学センター紀要, 5: 25-30 Issue date 1988-02-29 Type Departmental Bulletin Paper URL http://hdl.handle.net/2298/20423 Right 熊大教育工学センター紀要, 第5号,25−30,1988 マイクロコンピュータによる理科教材の開発 豆電球と乾電池を用いた回路学習 前田健悟 *・安藤博**・森川治雄***・桃井凡夫* Develo tofTeachingMaterialsinSciencebyMicrocomputer ElectricCircuitsComposedofBulbsandCells K HiroshiANDou**‘HaruoMoRIKAwA***andTsuneoMoMoI* (ReceivedSeptember26,1987) Them rialforteachingtheelectriccircuitconcepthasbeendevelopedusinga microcomputer・Inthisteachingmaterial,thechildrencandrawvariouscircuits,whichconsist ofbulbs,drycellsandwires,onascreenaccordingtOtheiridea・Ifthedrawncircuitwasnot correct,thecomputertellsthechildrenthemistakesinthecircuitandordersthemtorectifyit correctly、Afterthecompletionofthecircuit,theintensityofthecurrentsisd s dthentheanimatedviewofthecurrentsisprovided・Theseresultssuggestthatthe d dmaterialisvaluableforchil。useattheelementaryschoolandjuniorhighschool l torialanddemonstrationofelectriccircuits. 緒 言 今回,上記の意図に基づいて,筆者等は電気の学 習で最も基本的である電気回路'7'’8)の学習教材の 理科教 におけるマイクロコンピュータ 開発を試みた。この教材は,色々な電気回路を構成 (以下, と略す。)の利用法としては,実験 し,回路中の電流の強さや電圧の大きさを調べると データの 然現象のシミュレーション及びド いう方法で一般に指導されている。しかしながら, 現実には学習の前提である「色々な電気回路を構成 リル学習 られる'−5)。実際に,その様な 利用の仕 理科教材がかなり報告されてきて し,回路の動作を確認する」ということが,一斉授 おり6− 者等も若干ながらシミュレーション 業や器具の制約などのために十分になされていない による教材 てきた'3−16)。ただマイコンに ようである。このことは,児童・生徒の電気概念に よる教材 教育の大きな柱である主体性や創 関する種々の調査から明らかにされた「電気概念の 造性の育 面が欠ける嫌いがある。従って, 獲得の困難さ」1'-22)ということにも反映している 今後開発 児童・生 も必要と イコンを用いた理科教材として, 性や創造性を生かせるようなもの 。 個別学習的に,児童・生徒自身が主体的に自由に電 と考えられる。このようなことから,授業の合間に 気回路を構 る教材があ *理科 **熊本 ***熊本 いかと考え 学校 ,回路の動作を確認することができ ,授業で有効に利用できるのではな る。 開発した 科 て,回路を U 前田健'悟q安藤博・森川治雄・桃井凡夫 るようになっている。構成された回路の正しさは, 申●中中●●中●●●中●0.中中●中O●わ●◆●や中中中中◆申◆申●申っ中◆●●中中●申中中◆中●●中●中◆◆●中中 *** ** ・・・豆(まめ)電球と乾(かん)電池による回路(かいろ)… 作成者が回路構成を終了したと判断した時点で判定 **か される。初期の開発目的から当然のことではある ●わ 申中中中●中本や●中中中中*中中●申ゅ中中申●宰中心中字心中中本*中中*牛車中中中中申申*中申申卓申や●*中心*中心 が,回路をディスプレイの範囲内で作ること及び導 鎌綴瀞識蕊溌鱒職講 線を曲線や斜線で引くことができないという点を除 いて,回路の作成に制限はない。また回路をより良 錆繍:鵜譲鱗 く理解できるように,回路中の電流の強さを表示 し,その流れる方向も動的に提示できるようにして ある。使用したマイコンは,NEC製のPC−9801 簿鰯繊撰鮒鰹撫髄 である。 何かキーを押して下さい。 プログラムの概要 図2オープニング画面 開発した回路学習プログラムの概要を図1に示し 部品説明画面は,オープニングメッセージを読 だ後,何かキーを押すと表示される。この表示内 は,回路構成部品の種類(導線,豆電球,乾電池) 及びその使用方法の説明である。実際の表示は, オープニングメッセージ 3のようになっている。回路作図画面とこの画面 切り替えは,「ESC」と「HELP」の2つのキ を用いてするようにしてある。但し,PC-9801 回路作図 ようにテキスト画面が2枚無いような機種では, 切り替え 品説明画面については印刷したものを使用するよ にし,この画面は省略されなければならない。 屋警 浮雨 の 作図 部品説明画面回路を作るための部品の使い方 回路完成か? 回路 回路の解析 ≦ 正常か? 器?磐欝鯨則澗$溌紳卿!獣…壷 灘簿鱗柵慨卿雛蛾と鍵貞(し妙うてん) エラー。 エラー・メッセ−3 N 識 シ 瀞 』 し : j i i … … ‘ … … 蝿 ; i i i " 壁 茜 獅 溢 隻 。 噂 豆竃球の明暗及びそ の強度を表示』 Q璽墜 一 一 一 粒子により、電気の 粒子I華 涜れ及び 済れ及び方向を表示 Y 路の修正 ESCキー老押して下さい!なお、雁LPキーを押すと、この画面にもどります。 図3部品説明画面 図1回路学習プログラムの概要 てある。本プログラムは実行されると,まずオープ ニングのメッセージを表示する。この内容は,図2 回路作図画面どの&呪を使いますか?(1.報22.豆宮球3.乾奉も45作図終了) に示してあるように,どのようにして回路学習を進 めるかを子供達に知らせるものである。また回路作 図画面と部品説明画面の2通りの画面が用意してあ ることも知らせている。なおオープニングメッセー ジは,プログラムのスタート時にしか表示されな 図4回路作図画面での部品選択場面 い。 −26− I 回路学習用教材 込み処理機能 の作図は,図4に示してある回路作図画面で 回路の作図に当だっては,.まず部品の選択を うになっている。部品の選択後,その部品の 所を決定し,登録する。この登録の時,部品 か消去かを尋ねてくるので,「消去」を選択 部品の消去ができる。また回路構成上,部品 本プログラムでは,教材としての有用性を高める ために,割り込み処理により次の7つの機能を用意 した。 ったり,乾電池の極以外に導線を結線したり (1)プログラムの強制終了 (2)回路の作図において,部品選択場面への強制 とができないので,これらの場面が生じた時 ラーメッセージを表示し,再入力を促すよう (3)回路解析により得られるデータのプリント 復帰 ウト ある。作図におけるエラーメッセージとして (4)作成回路の保存 導線が近くにあります。」,「豆電球が近くにあ 。」,「乾電池がちかくにあります。」,「指定の まちがっています。」の4種を用意してあ (5)既存の作成回路の読み込み (6)画面のハードコピー (7)回路構成データのプリントアウト 路が完成したかの判定は,回路作成者が図4 路の部品選択時において,4の作図終了を選 用 ことによってなされる。この後,自動的に回 析が始まる。 え の解析では,まず電源があるかや回路が何処 能 ートしていないかなどが調べられる。これら て と,その原因に応じて,回路に関するエラー ージ「乾電池がありません。」,「豆電球があ を ん。」,「断線しています。」,「ショートしてい の機能に関しては,一斉授業での使用及び使 マイコンに対して殆ど初心者であることを考 ,学習の中断機能が必要である。2番目の機 部品の選択を間違った時などに有効である。 路の電流の大きさなどを計算する学習におい 3番目の機能で得られるデータは,有益なも ると考える。4∼6番目の機能は,自己学習 る上で必要な機能である。7番目の機能は, ろがあります。」が表示される。このチェッ 一 な使用では不要なものであるが,プログラム っかかれば,回路作図場面に再度戻る。なお の 時などに必要となる。 メッセージは,一つでも正常な閉回路があれ 回路解析のアルゴリズム されない。構成した回路が正常ならば,回路 回路を探索後,各閉回路の電流がキルヒホッ (1)部品データ 則に従い算出される。 回路の解析を自動的に行うには,部品の配置をマ 回路の電流の計算結果に基づいて,豆電球の 表示される。この表示は,豆電球中を電流が イコンが知る必要がある。このために,40列×23行 いれば,今まで白色で表示されていた豆電球 のマス目を使用して,回路の作図がマス目単位で行 の表示に変え,もし電流が流れていなけれ えるようにしてあり,マス目には描かれる部品の種 色を黒色に変えることによってされる。また 類に応じてその属性を示す文字データを与えるよう の強度については,数値で表すようにしてあ にしてある。図5に,マス目上に与えられる部品の の数値は,豆電球中を流れる最小の電流の大 属性文字データの例を示してあり,最初の文字が部 をlと置き,それに対する比をとったものであ 品の種類を表す。Lは導線,Mは豆電球,Dは乾電 池を示している。なおこれらの部品の画面への表示 の流れる方向は,粒子モデルを使い,粒子の は,図3に既に示してある。導線については,それ 表すようにしてある。なおマイコンの性能の が作図される時,水平か垂直かの違いにより,Lの ,白黒の画面で表示される。この表示は,リ 後にHまたはVが付加される。図5の導線は,3つ ンキーが押されるまで続けられる。表示を終了 の導線が水平及び垂直に描かれた場合である。豆電 時,構成した回路を修正するかどうか尋ねて 球や乾電池は,予めそれらの向きを示す属性文字が 決められている。また導線が交差するマス目には, ので,修正するとすれば,回路作図画面に戻る がで ら構成 回路解析の上で分岐点を知るために,Bという属性 文字が作図中に与えられる。 −27− 胃 前田健悟・安藤博・森川治雄・桃井凡夫 ︾皿 垂直豆③栄 水平豆電球 M M N 1 段 H 0 6 マ M M M 三 雲 霊 麦 下向き乾電池 M 1 , J + M , Ⅸ什 、 , pひ , M M M , 、 , 、 , , N M U M 、 、 、 , , , 、 、卜 、 、 0 0 + , 左向き乾電池 零雲 右向き乾電池 、 、 、 、 、 、 , , 圃占+ , , 、テ 圃干 、 , 田 ? + , , , , 、 , 、 , 図5部品の属性を示す文字データ (2)閉回路の認知 作図された回路中の電流は,キルヒホッフの法則 図6閉回路の認知法 を用いて計算するようにした。この方法による計算 では,回路中の閉回路を認知しなければならない。 図6に,閉回路認知のための基本的な手続きがフ (3)電流の計算 ローチャートで示してある。フローチャート中の記 図6においては,豆電球や乾電池の認知及び各閉 号については,図の右端にコメント文で説明してあ 回路の電流の向きの認知が省いてあるが,作成した る 。 図からわかるように,一つの閉回路を求めるの プログラムでは閉回路のトレース時にそれらも同時 に,ほぼ三つに分けられる手順が踏まれる。まず最 に認知するようにしてある。このようにして,全回 初の部分において,閉回路の出発点をきめ,トレー 路中に各閉回路が構成されるので,キルヒホッフの 法則に基づき各閉回路における電流の強さが得られ スする方向を決定する。この方向決定に当たって 性文字データにトレースされたことを示す文字を付 る。実際の計算は,Gauss-Jordanの消去法によっ た。また今回は電流の強さの相対値のみを表示する ようにしたので,豆電球の抵抗は1オーム,乾電池 けるようにしてある。次の部分では,閉回路におけ の電圧は1ボルトに設定してある。 は,トレースしていない導線を捜す。なお,トレー スされていない辺をトレースする時には,部品の属 る1番目の辺の終点を捜し,1番目の辺に直角に交 回路の作図結果 差する2番目の辺を選択する。3番目以降の辺を閉 回路の出発点に戻るまでトレースするのが,最後の 部分である。3番目以降の辺を選択する方法として 図7に,回路を作図中の例が示してある。この例 は,選択する辺の方向を2つ前の辺の方向と逆にす は,部品として導線を選択し,導線の始点を決めた るということを基本にしている。 後,終点を決定しようとしているところである。図 −28− 電気回路学習用教材 回路作図画面終点を指定して下さい.凸キーて確定. 中,円で囲んであるところが,導線の始点の位置を 一 一 − 一 一 一 一 ー 一 − − − 一 一 一 一 一 一 − 一 一 一 一 一 = = 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ● 示している。このように,導線を描く時は,その始 点と終点が必要である。豆電球や乾電池について ' 二 コ 可 は,図3に示してある方法で一点だけを指定すれば よい。 図7の回路を完成させた図が,図8に示してあ る。また図中には,閉回路の認知によって得られた 情報も併せて記入してある。円内の数字は,回路解 ■■■■■■ 析において付けられた辺番号である。10,1,,12は 一 ヨ ー 各閉回路を流れる電流であり,矢印は各電流の向き を表している。これらの情報は3番目の割り込み処 図7回路を作図中の例 理機能によって得られ,その一部が図9に示してあ る。図中の右下のところに,キルヒホッフによる連 回路作図画面との部品を使いますか?〈1.珂線2.豆電球3.乾愈也4.作図終了) 立方程式及びその演算結果が与えられている。 国 図10には,豆電球の明暗が表示された結果を示し 一 てある。図から,電流が流れていない豆電球は黒く (ハードコピーでは,黒が白になる。)表示されるこ とがわかる。また豆電球の近くにある数値が,辺の ① 一 電流の強さ,即ち各豆電球の明暗の程度を示すこと J一 一 になる。電流の流れる向きについては,動画で表示 されるので,ここで示すことはできなかった。 回路作図画而亜球の明るさがわかりましたか?凸キー電拠て下さい。 図8回路の完成例 = = 一 各辺の始点・終点及び豆遍球数と相対電流債 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 二 一 一 一 戸 一 一 一 − 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 − − − − − 一 一 一 一 一 一 − − − 辺 番 号 始 点 終 点 豆 毎 球 散 相 対 ■ 漣 喧 N o X R Y S X ⑧ Y e B U l b R e − I ー ー 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 − 一 一 一 一 一 一 一 一 一 − 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 0 2 9 2 2 6 2 2 1 0 . 0 0 0 1 6 2 2 6 1 7 0 0 . 0 0 0 2 6 1 7 2 9 1 7 0 − 0 . 3 7 5 3 2 9 1 7 2 9 2 2 0 0 . 0 0 0 4 6 1 7 6 8 1 0 . 3 7 5 5 6 8 1 2 8 0 0 , 3 7 5 6 1 2 8 1 2 1 1 0 0 . 2 5 0 7 1 2 1 1 2 3 1 1 1 0 . 2 5 0 8 2 3 1 1 2 3 8 0 0 . 2 5 0 9 2 3 8 2 9 8 0 0 . 3 7 5 1 0 2 9 8 2 9 1 7 1 0 . 3 7 5 1 1 1 2 8 1 2 5 0 0 . 1 2 5 1 2 1 2 5 2 3 5 2 0 . 1 2 5 1 3 2 3 5 2 3 8 0 0 . 1 2 5 3 図10豆電球の明暗の表示例 キルヒホッフの法則による湾立方程式 各辺を通る閉回路竃涜の種頬 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 結 言 一 一 一 一 一 一 一 一 101112VOLT 辺番号閉回路番号 、 1 2 − − − − − − 一 ー ー 一 一 ー ー 一 一 一 一 一 0 1 0 0 1 0 0 0 , 3 − 1 1 以上述べてきたように,電気回路の学習教材とし 0 − 1 3 0 1 1 0 0 ては,今回開発したプログラムは十分な機能を備え 2 1 − 1 0 3 1 0 0 ていると考える。ただ,多学年に渡って使用できる 4 0 1 0 5 0 1 0 ように,多くの機能を持たせたので,学年によって 6 0 1 − 1 7 0 1 − 1 s 、 I − 1 9 0 1 0 1 0 0 1 0 1 】 0 0 1 1 2 0 0 1 1 3 0 0 1 各閉回路の■菱堕 は不要な機能や不十分な機能がある。従って今後の 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 句 守 一 101112CURRENT 課題としては,学習の進度に応じて,機能を分割ま 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 1 0 0 0 0 1 0 . 3 7 5 たは充実して行かなければならない。またマイコン 0 0 1 . 1 2 5 による理科教材という点からみれば,児童・生徒の 図9回路解析により得られるデータ例 −29− 前田健悟・安藤博・森川治雄・桃井凡夫 利:熊本大学教育工学センター紀要,1,35(1984). 14)山下太利,前田健悟,桃井凡夫:熊本大学教育工学セ 主体性や創造性を若干ながらも生かせるものができ たと考える。 ンター紀要,2,11(1985). 15)三島撤志,前田健悟:熊本大学教育学部紀要,34,73 文献 ( 1 9 8 5 ) . 16)前田健悟,桃井凡夫,山下太利:熊本大学教育工学セ l)J,GRAERThePhysicsTeacher,22,430(1984). 2)平田邦男:理科の教育,34(12),9(1985). 3)芦葉浪久:理科の教育,34(12),13(1985). 4)後藤忠彦:理科の教育,36(1),17(1987). 5)』.』.GALLAGHER:ScienceEducation,71,356(1987). 6)小幡祐士:物理教育j27,231(1979). 7)松本勉:物理教育,29,220(1982). 8)平田邦男:科学と実験,33(12),31(1982). 9)西岡正泰,渡辺祐治:日本理科教育学会第35回全国大 会要項,88(1985). 10)長谷川忍:理科の教育,34(12),17(1985). 11)加藤隆弘:理科の教育,34(12),26(1985). 12)浦崎章:第37回九州地区理科教育研究会要項, ンター紀要,3,83(1986). 17)栗田一良:理科の教育,29(2),14(1980). 18)松森靖夫:日本理科教育学会研究紀要,23(2), 2 7 ( 1 9 8 2 ) . 19)西岡正泰:日本理科教育学会研究紀要,20(2), 2 9 ( 1 9 8 3 ) . 、 20)佐伯敬一,小寺悦子,山下享子,谷口和良,嘉島信哉, 溝部和成:日本理科教育学会研究紀要,24(1), 41(1983)ず 21)西川純,小林学:日本理科教育学会研究紀要.25 ( 1 ) , 1 9 ( 1 9 8 4 ) . 22)三島巌志,前田健悟:日本理科教育学会研究紀要, 25(1),65(1984). 96(1986). 13)三島撤志,前田健'悟,桃井凡夫,尾道三一,山下太 −30−
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