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東京都 食品衛生法施行条例(公衆衛生上講ずべき措置の基準)の改正概要
(平成27年4月1日施行)
ノロウイルス対策を踏まえた内容を追加
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食品衛生責任者の設置
管理運営要綱
衛生教育
一般的衛生事項
施設の管理
ねずみ族、昆虫等の対策
食品取扱設備等の管理
給水、排水及び廃棄物の管理
食品等の取扱い 次の(一)又は(ニ)に掲げる基準のいずれかによるものとする
・衛生教育の例示に「適切な手洗いの方
法」「健康管理」を追加
・施設においておう吐した場合には、直ちに
殺菌剤を用いて適切に消毒すること
HACCP導入型基準を追加
(一)危害分析・重要管理点方式を用いる場合の基準
ア HACCP班の編成
イ 製品説明書の作成
ウ 製造等工程一覧図の作成 エ 危害要因の分析
オ 重要管理点の決定
カ 管理基準の決定
キ モニタリング方法の決定 ク 改善措置の決定
ケ 検証
コ 記録の作成及び保管
従来の基準
(二)危害分析・重要管理点方式を用いず衛生管理を行う場合の基準
(抜粋)
・食品等の調理等の各過程において、加熱、保存等の温度及び時間について
は、当該食品等の特性等に応じて適正に管理すること。
・特に食品衛生に重大な影響がある次に掲げる工程の衛生管理に十分配慮す
ること。①冷却、②加熱、③乾燥、④保存 等
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運搬等
販売
検食
従事者の衛生管理
記録の作成及び保管
製品の回収、廃棄等
情報の提供
・原材料等は、適切な管理が行われたもの
を仕入れること
・おう吐物等により汚染された可能性のある
食品は廃棄すること
・可能な限り、作業用の外衣や履物等のま
ま、汚染区域(便所を含む)に入らないこと
・手指の洗浄、消毒を「必ず十分に行うこと」
を明記
・従事者が使い捨て手袋を使用する場合に
は交換を行うこと
健康被害につながるおそれがある場合の
保健所等への情報提供を追加
・消費者等から、製造、加工又は輸入した食品
等に係る異味又は異臭の発生、異物の混入その
他の情報であって、健康被害につながるおそれ
が否定できないものを受けた場合は、保健所等
へ速やかに情報を提供すること