PDF版 - 裁判所

ご
注
意!!
申立セットと一緒にお渡しした「申立前の注意事項」の内容を,再度確認してください。
以下は,誤解が生じやすい事項です。□に印をつけながらお読みください。
1.申立ての前に
□まず,封筒裏面のチェックリストを参照して,必要書類をそろえてください。
財産関係の資料は,コピーが必要なものがあります。
書類がそろったら,電話で,申立日(面接日)の予約をしてください。
2.申立ての手続費用について
□手続費用は申立人負担が原則です。
ただし,上申書を提出すれば,本人負担となることもあります。
3.審理期間について
□申立てをしてから,2~3か月はかかります。事案によってはさらにかかります。
4.申立ての取下げについて
□申立てを取り下げることは,原則できません。
(裁判官の許可が必要です。
)
5.誰が後見人等になるか
□親族を候補者として挙げても,専門職(弁護士,司法書士等)が後見人等に選任
されることがあります。また,後見人等だけでなく,後見監督人等が選任されたり,
後見制度支援信託を利用することがあります。途中から専門職後見人等や後見
監督人等が選任されることがあります。
6.後見人等の報酬について
□後見人等に,本人の財産から報酬を支払うことがあります。
7.後見等が開始したら
□本人の財産は,原則として本人のことにしか使えなくなります。
□後見人等は,家庭裁判所の監督を受けます。定期的に報告書等の提出が必要になります。
8.後見等の終了について
□後見等は,本人が能力を回復するか,亡くなるまで続きます。