マンゴーを食べてひどい目に… 救急搬送から逃れられた話 36 回第膚をよく観察すると、無数の細かい血管が浮いて見え、マンゴーアレルギーの強烈さを見せつけられました。同様の状態が、胃粘膜でも発生し、胃の症状も出てきたのです。さて、まぶたの腫れは、まだとれていませんでしたが、を持った者の特権でしょう。ることができるのは、ナイフている果肉を、豪快にしゃぶは、私の役目。種の周りに残っマンゴーの種を避けてナイフを入れ、食べやすくするのゴーを何度も体内に入れていそもそも、このアレルギー。マンに関してですがからと、安心はできません。まで何度も食べたことがあるだ」と思い当たりました。今ない。マンゴーのアレルギー「これは病原性の食中毒ではしびれる感じもしています。そして、唇が腫れてきて、タラコのように。口の中が、が、真っ赤になりました。えているうちに、手首から先また金目鯛の煮物か…」と考ずつおさまってきました。赤みも、口のしびれも、少しただ、症状が出始めて１時間くらいがピークで、皮膚のを見計らっていました。呼吸の状態を観察しながら、救急車を呼ぶタイミングなりません。もしそうなったら、救急搬送で、救急処置をしなければ呼吸困難になるということ。どくなって、気道がふさがり、怖いのは、気管支の腫れがひが、何とマンゴーのシャーランチで出てきたデザート京まで出かけました。すると、会議があるので、仙台から東をいただきました。るうちに、反応しやすい体質「もう大丈夫」と、布団に戻その日も、いつものように、特権を行使した後、マンゴーはなしこれを食べたら、今度こそ救急搬送です。落語で、『まんじゅう怖い』という噺がありますが、私にとっては本プロフィール／ 1976（昭和 51）年、東北薬科大学卒業。’78（同 53）年、同大学大学院修士課程修了。 ’87（同 62）年、薬学博士学位。地域に根ざしたおクスリ屋さんとして、多くのファンが。「早12月。いつもと違う症状があれば、気軽にご相談を」当に、『マンゴー怖い』です。宮川季士先生閾値を超えると問題に５時間ほど経った真夜中のことです。足のつけ根の柔らになって、ある閾値を超えるり、朝、胃の痛さで目が醒め態は夢だったのか」と思うくベット。かい場所が、モコモコと膨らと、ひどい症状が出てくるこた次第です。「あのヒドイ状じんましんみやがわとしじマンゴーが送られてきたときのことです。んできて、赤くなり、痒くなっとは、よく知られています。らい、皮膚の赤みはきれいに。しかし、浮腫がひどく、皮宮川薬局（宮城県仙台市）代表薬学博士・薬剤師まんじゅうも怖いが… てきました。口の粘膜が腫れているため、気管支の粘膜も同様の症 ― 蕁麻疹らしいのですが、「夕食に変なもの食べたかな？」状が出ているはずです。一番日本の古きよき風習、贈り物。ただ、贈られてきたもので、大変なことに…。店頭から「こんにちは」と。「ヒラメの刺身か、はた 2014.12 月刊 23 暮らしを耕す