歩行者と自転車の通行空間を区分します。

平成27年3月30日(月)
国土交通省 関東地方整備局
川 崎 国 道 事 務 所
川崎市内の国道15号において、
歩行者と自転車の通行空間を区分します。
【利用開始日時】:平成27年3月31日(火)午前11時から
国土交通省 川崎国道事務所では、川崎市内の国道15号において、歩道部
の通行環境を改善するための事業を進めています。
川崎市川崎区宮前町から元木町までの延長約1.1kmの区間において、歩
行者と自転車が混在している通行状況であることから、このたび、安全性を高
めるために、歩行者と自転車の通行空間を路面着色により区分するとともに、
可能な限り植栽などにより分離するなどの改良を行いました。
併せて、自転車の通行空間に「道路交通法第63条の4※」の規制が掛かる
ことから、3月31日の午前11時より、自転車は普通自転車通行指定部分を
通行していただくことになります。
引き続き、関係機関と連携して、駐輪禁止区域の指定や、駐輪場の整備など
の駐輪対策を行うなど、より一層の通行環境の改善を進めて参ります。
改良前
改良後のイメージ
白線よりも車道側が普通
自転車通行指定部分
※道路交通法第63条の4(普通自転車通行指定部分)
普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分と
して指定された部分(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、当該普通
自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることと
なるときは、一時停止しなければならない。ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転
車通行指定部分を通行し、又は通行使用とする歩行者がいないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と
方法で進行することができる。
問い合わせ先
国土交通省 関東地方整備局 川崎国道事務所 計画課 電話044(888)6411(代表)
川崎市内における改良概要
位置図
【現地状況】
当該区間は、JR川崎駅に近接し
た区間であり、歩行者及び自転車
の交通量が多い箇所です。
至 品川
N
国道1号
JR川崎駅
宮前町交差点
●交通量:
自転車 約 6,700台/12h
歩行者 約 4,500人/12h
(H25年12月 交通量調査より)
新川橋交差点
元木町交差点
至 鶴見
出典:「電子国土Web」http://www.gsi.go.jp/
○歩行者と自転車を構造的に区分
凡例
: 自転車通行空間
: 歩行者通行空間
○街路の交差部で直進性が向上する構造に改良
新川橋交差点
至 鶴見
至 品川
宮前町交差点