一括 - OCN

Bizメール&ウェブ ビジネス
セットアップガイド
3.01版
2015年4月8日
更 新 履 歴
更新日
版数
主な更新内容
2012/11/1
2.4 版
■サービス名称を「Biz メール&ウェブ ビジネス」に変更
2012/12/1
2.41 版
■P4 「ご利用内容のご案内」のご説明内容更新
■文言の修正、統一
2013/1/31
2.5 版
■第 6 章 DNS の内容追記
■P41-44 工事・故障情報サイトの記述更新
■各種注意事項追記
2013/7/29
2.6 版
■P9、17 パスワードルールの更新
2015/4/1
3.0 版
■基盤システムバージョンアップに伴う更新
2015/4/8
3.01 版
■誤記修正
は じ め に
この度は、Biz メール&ウェブ ビジネス(以下、本サービス)をご契約いただき、誠にありがとうございます。
本書では、本サービスをご利用いただくまでの管理者が行う必要がある設定をご説明します。
各設定は、コントロールパネルというツールを使用し、ウェブブラウザ上から操作することができます。
本書に沿って設定いただくことでホームページの公開、一般ユーザのメール送受信など、本サービスの主要な機能
を、ひととおり使用することができます。
今後とも、本サービスを末永くご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします。
関連マニュアル
マニュアル名
説明
対象読者
セットアップガイド(本書)
本サービスをご利用いただく上で必要がある設定
管理者
管理者マニュアル
本サービスの詳細マニュアル
管理者
利用者マニュアル
利用者向けセットアップマニュアル
利用者
メール設定ガイド
利用者向けメール設定マニュアル
利用者
メールセキュリティ 設定マニュアル
メールセキュリティオプションのセットアップマニュアル
オプション
本書の記述について
使用上の制限事項や特定条件での禁止事項など、注意が必要な記述を示
します。
操作のポイントになる重要な内容や、補足事項を示します。
サービス開始までの流れ
お申し込み
1. 事前準備
サーバ開通後「ご利用内容のご案内」が届きます。
2. コントロールパネルについて
コントロールパネルにログインします。
3. コントロールパネル初期設定
コントロールパネルの設定をします。
4. ユーザ設定
利用者のアカウントを作成します。
5. ホームページ公開
ホームページを公開します。
6. DNSの設定
DNS設置方法、ドメインの管理方法によって必要となる場合があります
ページ
P1
P5
P10
P12
P19
P32
1
7. 運用開始
運用前の最終確認をします。
P37
1
8. 各種設定・変更とユーザサポート
運用前開始後の連絡先情報などを設定します。
運用開始
以上でセットアップは完了です。
P38
1. 事前準備
本サービスをご利用いただく上で必要な環境や書類などを確認します。
1.1 セットアップに必要なもの
[1] インターネット接続サービス インターネットに接続するためのサービスにご加入ください。
【例】
・OCN 光アクセス ・OCN ADSL アクセス
・スーパーOCN などの常時接続サービス
※ 他社のインターネット接続サービスでもご利用いただけます。
※ ホスティングサービスでは、インターネット接続用の DNS サーバを
提供しておりません。ご利用の回線サービスで提供される DNS サーバをご指定く
ださい。
※ パソコンやルータなど、インターネットに接続するために必要な機器をご用意
ください。
[2] ウェブブラウザが動作する インターネットに接続し、ホームページを閲覧できる環境をご用意ください。
クライアント環境
使用するコンピュータには、次の環境が必要です。
・Windows 7 / Windows 8.1
Internet Explorer version 11.0
Chrome version 37.0
FireFox version 32.0
・Mac OS X
Chrome version 37.0
FireFox version 32.0
Safari 7
[3]「ご利用内容のご案内」
NTT コミュニケーションズよりご利用内容のご案内についてメールが届きました
ら、本書「1.2 ご利用内容のご案内」手順をご参照のうえお客さま情報を取得して
ください。
※ 「ご利用内容のご案内」を紛失しコントロールパネルへのログインができない
場合、「パスワード変更申込書」による申請が必要となりますので大切に保
管してください。
接続イメージ
[2]
インターネット
[3]
[1]
Bizメール&ウェブ
ビジネス
サーバ
1.事前準備
2
3
4
5
6
7
8
P1
1.2 ご利用内容のご案内
NTT コミュニケーションズより、ご利用内容のご案内についてメールが届きましたら
以下手順に従ってお客さま情報を取得してください。
メールに記載されている有効期限を過ぎますと、該当 URL にはアクセスできなくなります。必ず
有効期限内にご確認いただき、内容についても控えを保存していただくようお願いいたします。
①
任意のブラウザにて、メールに記載されている URL にアクセスします。
メール本文例
②
お客さまのパスワード情報を入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
1.事前準備
2
3
4
5
6
7
8
P2
③
ログインできましたら、ご利用内容をご確認のうえ[閲覧]ボタンをクリックします。
※以下の画面が表示された場合は、[開く]ボタンをクリックしてください。
1.事前準備
2
3
4
5
6
7
8
P3
④
ご利用内容のご案内が表示されます。
以下の情報を参照しながら本セットアップガイドにしたがって各種設定を実施してください。
※重要なお知らせですので、本画面は必ず印刷いただくことに加え、パソコンなどに保存いただくようお願いします。
見本
■お客さま情報
ご注文内容
お客さまがご注文された内容
申込日
お申し込みをいただいた日時
ご利用開始日
サービスのご利用開始日(開通日)
ご契約者名
ご契約されたお客さまのお名前
お客さま番号
“H”で始まる10桁の番号。NTTコミュニケーション
ズへの各種お問い合わせやお申し込みの際に必
要となります
ご利用サービス名
ご利用になるサービス名
請求書送付先
請求書の送付先
ご利用案内に関するお問合せ番号
申込手続き・開通工事に関するお問い合わせの際
に必要となります。
■各種設定情報
■ご利用情報サービス情報
プラン:ご契約のサービスプラン
メールセキュリティサービス:
メールセキュリティサービスのご利用の有無
追加アカウント数:
ご契約時に追加されたアカウント数
見本
■連絡先情報
連絡メールアドレス:
お申込書に技術担当者としてご記入されたアドレス。
「認証ID/パスワード再通知」に関するご連絡の送付
や、ご利用サービスに関する工事情報など、重要なお
知らせをお送りする際のあて先となります
■ドメイン情報
ドメイン名:ご利用になるドメイン名
■コントロールパネル
ユーザID(管理者用):
管理者がコントロールパネルのログインに使用する
ID
ユーザパスワード(管理者用):
コントロールパネルのログインに使用するパスワード
コントロールパネルのURL:
本サービスのコントロールパネルのURL
■カスタマーサポートデスク
認証ID:
カスタマーサポートデスクのログインに使用するID
認証パスワード:
カスタマーサポートデスクのログインに使用する
パスワード
■設備情報
WEBサーバのIPアドレス:
お客さまがご契約のサーバのIPアドレス
※メールサーバのIPアドレスも同一となります。
WEBサーバのサーバ名:
お客さまがご契約のサーバの収容サーバ名
※工事故障情報などをご覧になる場合に必要となりま
す。
1.事前準備
2
3
4
5
6
7
8
P4
2. コントロールパネルについて
本サービスでは、ホームページを公開する、メールを送受信する、ファイルを共有するなど、さまざまな機能を複数
のユーザでご利用いただけます。
これらの機能を利用するための設定は、コントロールパネルから行います。コントロールパネルとは、ウェブブラウザ
から簡単に各機能の設定をすることができるサービス管理ツールです。
2.1 コントロールパネルにログイン
コントロールパネルを使うためには、[ログイン]という作業が必要です。
2.1.1 コントロールパネルのログイン方法
①
ブラウザからコントロールパネルのURLを入力します。
コントロールパネルのURLは、発行された「ご利用内容のご案内」に記載の[コントロールパネルのURL]を
入力します。
https://XXXXXX. bizmw.com/ControlPanel/
<ご入力項目について>
項目
アドレスバー
②
入力内容
「ご利用内容のご案内」記載のコントロールパネルの URL
「ご利用内容のご案内」に記載のユーザ ID(管理者用)とパスワードをログイン画面の「ユーザ ID」と「パスワー
ド」に入力して、[ログイン] ボタンをクリックします。
[1]
[2]
1
2 コントロールパネル
3
4
5
6
7
8
P5
<ご入力項目について>
#
コントロールパネルの表示
入力内容
[1] ユーザID
「ご利用内容のご案内」記載のユーザID(管理者用)
[2] パスワード
「ご利用内容のご案内」記載のユーザパスワード
セットアップガイドで使用するコントロールパネルの機能を紹介いたします。
Web メールを利用や、メールの自動返信設定などで使用します。
ユーザの新規作成や権限の設定などはこちらから行います。
「4.ユーザ設定」で使用します。
1
2 コントロールパネル
3
4
5
6
7
8
P6
ファイルのアップロードやダウンロード、参照はこちらから行います。
「5.ホームページ公開」で使用します。
統計データの設定などをこちらから行います。
タイムゾーンの変更や管理者パスワードの変更はこちらから行います。
「3.コントロールパネルの初期設定」で使用します
1
2 コントロールパネル
3
4
5
6
7
8
P7
アプリケーションの設定などをこちらから行います。
データベースの設定などをこちらから行います。
1
2 コントロールパネル
3
4
5
6
7
8
P8
2.2 コントロールパネルのログアウト
2.2.1 コントロールパネルのログアウト方法
コントロールパネルでの作業を終了するときは、ログインしている状態を解消するために[ログアウト]という作業を行
います。
セキュリティを保つ上で大切な作業ですので、忘れずに行ってください。
①
[ログアウト] ボタンをクリックします。
一定時間(初期値:2時間)操作がない状態が継続すると、強制的にログアウトされます。
この時間は、各利用者で設定が可能です。
設定する場合は、「利用者マニュアル」を参照してください。
1
2 コントロールパネル
3
4
5
6
7
8
P9
3. コントロールパネル初期設定
この章では、コントロールパネルの管理者向け初期設定として、管理者の初期パスワードの変更を行います。
3.1 管理者の初期パスワード変更
ログイン後、初期パスワードを変更してください。
不正アクセスによる被害を避けるため、初期パスワードの変更をお勧めします。また変更した場合、
パスワードはお客さま自身で厳重に管理してください。
運用開始後も、セキュリティ対策のため、パスワードは定期的に変更することを推奨します。
管理者パスワードを変更しますとメールアクセスのパスワード、FTP 接続時のパスワードも
あわせて変更となります。
なお、変更後のパスワードを紛失された場合は、「ID/パスワード忘れ パスワード変更」の手続き
が必要になります。
パスワードは、厳重に保管してください。
①
コントロールパネルの[アカウント設定]の[パスワード変更]ボタンをクリックします。
1
2
3.初期設定
4
5
6
7
8
P10
②
現在のパスワード、新規パスワード、パスワードの確認を入力してコントロールパネルの [保存]ボタンをクリッ
クします。
[1]
[2]
[3]
③
「パスワードが更新されました」と表示されたら完了です。
<入力項目について>
#
コントロールパネルの表示
入力内容
[1]
現在のパスワード
「ご利用内容のご案内」 記載のパスワード
[2]
新規パスワード
任意のパスワード
[3]
パスワードの確認
任意のパスワード(「新規パスワード」と同じもの)
<使用可能な文字>
設定項目
入力可能な文字
現在のパスワード
半角英大文字、半角英小文字、
新規パスワード
半角数字、記号の一部
パスワードの確認
1
2
文字数
備考
●英大文字、英小文字、数字、記号を
それぞれ 1 文字以上含む必要があり
8~32
ます
@#$%^*()_+=-&
3.初期設定
●大文字小文字は区別されます
4
5
6
7
8
P11
4. ユーザ設定
この章ではユーザを作成し、適切な権限付けを行います。
4.1 管理者と利用者について
4.1.1 管理者と利用者の違い・概念について
このページでは、管理者と利用者の違いについて説明します。
(1)管理者と利用者の定義
本サービスにおけるユーザには、下記の 2 種類があります。
「管理者」契約者に対して本サービスから1つ払いだされるユーザで、コントロールパネルから各種設定を行なうこと
ができます。管理者の ID、初期パスワードは「ご利用内容のご案内」に記載されています。
「利用者」管理者が独自に追加・設定できるユーザです。ユーザ ID、パスワードは管理者が独自に設定することが可
能です。
管理者と利用者の定義
利用者
お客さまがご契約のサービスにより
利用者
作成可能な利用者数が決まります
管理者
利用者
(2)利用者の権限
管理者は利用者に対し、下記 3 種類の権限を組み合わせて付与することができます。
・メール :メール送受信に関する権限です
・FTP
:ご契約サーバ上でのファイル操作に関する権限です
・ウェブ :ホームページ公開に関する権限です
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P12
4.1.2 管理者の注意点
本サービスでは、アカウント作成の時点で、定められている基本ルールがあります。
ユーザ登録に関する基本ルールを、次に示します。
・管理者権限は管理者1名のみが持ちます
管理者は、利用者(管理者権限を持たない一般ユーザ)を登録できます。利用者に対しては、利用者の範囲に
限定した権限付与が可能です。
・管理者は、利用者登録の「有効」と「無効」の切り替えができます
利用者の登録が無効に設定されると、利用者は、すべての機能が使用できなくなります。
・管理者は、利用者に対して、メール、FTP およびウェブの権限を設定できます
メール、FTP およびウェブの権限は、ユーザごとに個別の設定が可能です。
・管理者には、メール、FTP とウェブの権限が付与されています。これらは削除できません。
利用者に付与した権限は、次の方針で運用することをお勧めします。
これは、不要な権限や使用していない機能から、不正なアクセスなどを防ぐことが目的です。
・使用しない権限は付与しない。
・使用を終了したアカウントは、速やかに「無効」とする。その後、必要に応じて
削除をする。
・不要になった権限は、速やかに削除する。
・定期的に監査を実施し、不要なアカウントや不要な権限を洗い出す。
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P13
4.1.3 利用者へ与える権限について
このページでは、利用者に与える権限の詳細について説明します。
管理者から権限を付与されることにより、利用者は、メールの送受信やウェブの公開が、できるようになります。
(1)メール権限
利用者にメールアドレスが付与され、メールの送受信が可能になります。
メール権限を持った利用者は
ユーザ ID@お客さまドメイン名(例:[email protected])のメールアドレスを持ちます。
メール権限を持たない利用者はメールアドレスを持ちません。また、本サービスのコントロールパネル上に「メール」
のメニューが表示されません。
メールの詳細
ID
メール
user1@お客さまドメイン
User1
利用者
user2@お客さまドメイン
User2
利用者
管理者
User3
利用者
メール権限を持たない利用者はウェブメールもご利用できません。
メールの設定について、本書ではメール権限の設定方法のみ記載しております。
実際のメール送受信方法やメールソフトの設定につきましては、「利用者マニュアル」「メー
ル設定ガイド」をご参照下さい。
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P14
(2) FTP 権限
利用者が、本サービスを使ったファイル共有サービスにアクセス可能になります。
FTP 権限を持ったユーザは、コントロールパネル経由または FTP ソフトを利用し、以下の作業が実行可能です。
利用者自身に割り当てられたディレクトリ内に関して
・ディレクトリやファイルのアップロード/ダウンロード
・ディレクトリやファイルの参照
・ディレクトリやファイルの作成/削除
・ディレクトリやファイルのアクセス権限変更
共有ディレクトリに関して
・利用者自身に割り当てられたディレクトリの一部の共有化
・共有化されたディレクトリの参照
FTP 権限を持たない利用者は「共有ファイル」機能にアクセスできません。また、FTP ソフトを
使ったファイル転送もできません。
(3)ウェブ権限
FTP 権限と組み合わせて付与することで、利用者がお客さまドメインの中でホームページを公開できるようになりま
す。
ウェブ権限を持った利用者は、利用者自身のホームページディレクトリにアクセス可能になります。ホームページディ
レクトリに独自にコンテンツファイルをアップロードすることにより、ホームページを公開できます。
ファイルのアップロードには、別途 FTP 権限が必要です。
外部にホームページを公開するには、管理者が該当する一般ユーザに対し、「ウェブエイリア
ス」を設定する必要があります。詳しくは「管理者マニュアル」を参照してください。
ウェブ権限を持たない利用者は利用者自身のホームページディレクトリにアクセスできませ
ん。またホームページも公開できません。
ホームページディレクトリは、www/htdocs/ <ウェブエイリアス名> です。
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P15
4.1.4 権限付与の利用例
このページでは、各利用シーンにおける利用者への権限付与の具体例について説明します。
(1) メールだけを使用する利用者を作成する
メールの送受信のみができる利用者の設定例です。
ID
メール
FTP
ウェブ
User1
メールアドレスは「ユーザ ID@お客さまドメイン名」になります。
(2) ホームページを公開可能な利用者を作成する
ホームページの作成を担当する利用者の設定例です。(メール送受信を行わない場合)
ID
メール
FTP
ウェブ
User1
(3) ホームページ公開しない利用者を作成する
ホームページの公開はしないが、他の機能は一通り使用する利用者の設定例です。
ID
メール
FTP
ウェブ
User1
メールアドレスは「ユーザ ID@お客さまドメイン名」になります。
メール送受信のほか、ファイルのアップロード/ダウンロードが行えます。
(4) すべての機能を使用する利用者を作成する
メール、ファイル操作、ホームページ公開のすべての機能を使用する利用者の設定例です。
ID
メール
FTP
ウェブ
User1
ホームページ公開を担当し、かつメール送受信が必要な利用者に対して設定してください。
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P16
4.2 ユーザの新規作成
4.2.1 ユーザの新規作成
(1) 管理者は、本サービスを利用することができるユーザを新規作成します
①
[ユーザ設定]の[新規ユーザ作成]をクリックします。
②
「ユーザ ID」、「氏名」、「新規パスワード」、「パスワードの確認」、「権限」を入力して [保存] ボタンをクリックし
ます。
③
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
<ご入力項目について>
#
コントロールパネルの表示
入力内容
[1] ユーザID
任意のユーザID
[2] 氏名
任意のユーザ氏名
[3] 新規パスワード
任意のユーザパスワード
[4] パスワードの確認
任意のユーザパスワード
[5] 権限
権限を付けたい項目をチェックします。
(本書「4.1 管理者と利用者について」参照)
※ここで設定したユーザIDとパスワードは、メールの設定・FTPの設定・ウェブ設定で使用します。
メールエイリアス、ウェブエイリアスについては、「管理者マニュアル」を、メール転送、自動返信に
1
2
3
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P17
ついては、「利用者マニュアル」をご参照ください。
<使用可能な文字>
設定項目
使用可能な文字種
文字数
備考
●以下は必須条件です
・1文字目は、半角英小文字または半角数字のみ
・最後の1文字に"."(ドット)を使用しない
・記号"."(ドット)を連続して使用しない
半角英小文字
ユーザ ID
●半角英大文字を入力した場合、半角英小文字に変
0 から 9 までの半角数字
1~64
換されて作成されます
記号の一部 - . _
●FTP 権限を付与する場合、文字数は 16 文字まで
使用可能です。
それ以上の文字数で登録されたユーザが FTP の機
能を使用すると、不具合が発生する可能性がありま
す。
アルファベット半角・全角
氏名
0 から 9 までの半角・全角数字
1~128
●管理者のユーザリストの項目として表示されます
記号の一部 - . _
新規パス
ワード
1
半角英大文字、半角英小文字、
半角数字、記号の一部
●英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ
8~32
1 字以上含む必要があります
@#$%^*()_+=-&
2
3
●大文字小文字は区別されます
4.ユーザ設定
5
6
7
8
P18
5. ホームページ公開
この章では、コントロールパネルまたは FTP ソフトを使用して、サーバへファイルをアップロードし、ホームページを公
開します。
5.1 ホームページ公開にあたり
5.1.1 管理者のディレクトリ構成
/
<ルートディレクトリ>
etc
ftp
users
var
www (wwwファイル)
www
該当アカウントで使用する WEB コンテンツや CGI スクリプトが
格納されています。
cgi-bin (cgi-binフォルダ)
cgi-bin
お客様で作成されたCGIファイルを設置するフォルダです。
お客さまのcgiファイルはここに格納してください。
htdocs
htdocs (htdocsフォルダ)
HTML、 画像ファイルを保管するフォルダです。
logs
logs (logsフォルダ)
Apacheのアクセスログ、エラーログが書かれるフォルダです。
これら初期設定されているディレクトリやファイルはシステムの動作上必須ですので、
削除、名前の変更、パーミッションの変更等の操作をしないでください。
削除された場合、Web機能やメール機能等が使えなくなることがあります。
詳しくは「管理者マニュアル」をご参照ください。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P19
5.1.2 利用者のディレクトリ構成
/
<ルートディレクトリ>
mail
mail (mailフォルダ)
ユーザのメールフォルダ
www
www (wwwフォルダ)
ユーザのWEBフォルダ
htdocs
htdocs (htdocsフォルダ)
ユーザのWEBページフォルダ
これらのディレクトリ及びディレクトリ内のファイルはシステムの動作上必須です。削
除、名前の変更、パーミッションの変更等の操作をしないでください。
<ファイル、ディレクトリ名に使用できる文字>
ファイル名、ディレクトリ名として使用できる文字
半角英大文字
A~Z
半角英小文字
a~z
半角数字
0~9
記号
" * / : ? | < > \ 以外を許容
・ディレクトリやファイルの名前は、おおむね50文字以内で付与されることをお勧めします。
(実際には 255 文字まで使用できますが、表示上の不具合が発生する可能性があります。)
・日本語の文字を使用した場合、思わぬ動作をすることがあります。
・作成したファイルやディレクトリが、文字化けなどにより 削除できなくなる可能性がありますので使用
しないでください。
使用いただく文字種については、十分にご配慮ください。
ホームページへのアクセスにファイル名を省略した場合(URL の末尾がスラッシュ/の場合)、表示する
ファイルの優先順位は以下の通りです。
1:index.html
2:index.htm
3:index.shtml
4:index.php
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P20
5.2 ホームページ公開手順
FTP ソフト、もしくはコントロールパネルを使用して、ファイルをアップロードすることができます。
5.2.1 FTP ソフトでのアップロード
FTP ソフトをお客さまのパソコンにインストールして設定することで、より容易にアップロードすることができます。設
定項目を次に示します。
<管理者が FTP ソフトに設定する項目>
#
設定項目
入力内容
[1] ホスト設定名
任意のホスト名
[2] ホスト名(アドレス)
「ご利用内容のご案内」に記載のドメイン名、または IP アドレス
[3] ユーザ名
「ご利用内容のご案内」に記載のユーザ ID(管理者用)
[4] パスワード/パスフレーズ
本書「3.1 管理者の初期パスワード変更」の手順で変更いただいたもの
[5] ホストの初期フォルダ
/www/htdocs
(1) FTP ソフトの設定
ここでは、FTP ソフトの例として FFFTP(バージョン:1.98d)の設定をご紹介します。
①
FFFTP を立ち上げ、[接続] をクリックします。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P21
※以下のように、FFFTP 起動時に「ホスト一覧」画面が立ち上がる場合は、手順③に進んでください。
②
[ホストの設定]をクリックします。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P22
③
[新規ホスト] ボタンをクリックします。
④
各項目を入力します。
[1]
[2]
[4]
[3]
[5]
<ご入力項目について>
#
"FFFTP" の表示項目
入力内容
[1] ホスト設定名
任意のホスト名
[2] ホスト名(アドレス)
「ご利用内容のご案内」に記載のドメイン名、または IP アドレス
[3] ユーザ名
「ご利用内容のご案内」に記載のユーザ ID(管理者用)
[4] パスワード/パスフレーズ
本書「3.1 管理者の初期パスワード変更」の手順で変更いただいたもの
[5] ホストの初期フォルダ
/www/htdocs
※DNS の切り替えが完了してない場合は、以下の注意をお読みください。
[2]ホスト名(アドレス)の項目へは、「ドメイン名」の代わりに
「ご利用内容のご案内」に記載のある「WEB サーバの IP アドレス」を入力します。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P23
⑤
[拡張]タブをクリックし、「PASV モードを使う」にチェックが入っていることを確認します(Active モード(チェック
ボックスをオフにする)でも利用可能です)。
⑥
[高度]タブをクリックし、「LIST コマンドでファイル一覧を取得」にチェックが入っていることを確認します。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P24
⑦
[暗号化]タブをクリックし、「FTPS(Explicit)で接続」と「FTPS(Implicit)で接続」のチェックを外し、[OK]ボタンをク
リックします。
(2)
FTP ソフトからのアップロード
①
[接続]ボタンをクリックします。
②
[はい]ボタンをクリックします。※本画面は初回接続時のみ表示されます。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P25
③
アップロード先の「ホストの初期フォルダ」が正しいことを確認します。
[3]
[1]
[4]
[2]
<FFFTP の表示について>
#
"FFFTP" の表示項目
[1] お客さま側端末のアップロード元ディレクトリが表示されます。
アップロードしたいファイル/ディレクトリが保管されているディレクトリを指定してください。
[2] [1]で指定したファイル/ディレクトリの一覧が表示されます。
アップロードしたいファイル/ディレクトリが表示されていることを確認してください。
[3] サーバのアップロード先ディレクトリが表示されます。
アップロード先として、/www/htdocs が表示されていることを確認してください。
[4] [3]で指定したファイル/ディレクトリの一覧が表示されます。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P26
④
アップロードするファイルを選択し、[アップロード]ボタンをクリックします。
⑤
画面右側にアップロードしようとしたファイルが表示されましたら、アップロード完了です。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P27
5.2.2 コントロールパネルでのアップロード
お客さまが作成されたファイルを、コントロールパネル経由でサーバにアップロードする方法をご説明します。
①
[各種ツール]の [全てのファイル] をクリックします。
②
[www] をクリックします。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P28
③
[htdocs] をクリックします。
④
[アップロード] をクリックします。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P29
⑤
[参照] をクリックし、ファイルを選択します。
⑥
[保存] ボタンをクリックします。
コントロールパネル内の「ファイルのアップロード」機能では、既存ファイルの上書きや更新、複数の
ファイルやディレクトリを一括して転送することができません。
ファイルは、1つずつ指定して転送することが必要です。既存ファイルの更新や複数のファイル、ディレ
クトリごとのアップロードが必要な場合には、FFFTPなど専用のFTPソフトをご検討ください。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P30
■FTPソフトのダウンロード
Vector
http://www.vector.co.jp/
窓の杜
http://www.forest.impress.co.jp/
それぞれのサイトでは、ffftpをはじめとする各種のソフトウェアを入手できます。
一部のFTPソフトに付随している「ミラーリング機能(クライアント端末側とサーバ側のファイル構
成を同じにする機能)」を使用することにより、これら初期設定されているディレクトリやファイルの
一部が削除されてしまい、Web機能やメール機能が使えなくなることがあります。このような機能
は、あくまで自己責任でお使いください。
1
2
3
4
5.ホームページ公開
6
7
8
P31
6. DNS
この章では、お客さま運用 DNS サーバの設定方法や、ドメイン/DNS に関するお手続きについてご案内します。
6.1 DNS サーバの変更・登録申請
6.1.1 変更・登録申請について
指定事業者(お客さまドメイン名を管理する組織/事業者)に対して DNS サーバ情報の変更・登録申請(ネームサーバ
申請)をしてください。なお、必要な手続きはお客さまのご利用形態により異なります。
<Biz メール&ウェブ ビジネス DNS サーバ情報>
(1) ns-222.dns.jp-e1.cloudn-service.com
(2) ns-223.dns.jp-w1.cloudn-service.com
(3) ns-224.dns.us-e1.cloudn-service.com
※指定事業者からのみネームサーバ申請ができますのでご注意願います。
※本作業が正しく行われない場合、お客さまホームページが閲覧できなかったりメールが正しく
送受信できなくなりますのでご注意ください。
6.1.2 現在の指定事業者が弊社以外の場合
(1) 指定事業者を現在のまま弊社以外でご利用になる場合
ご利用の指定業者により、DNS サーバの登録や変更申請方法が異なります。現在ご利用の指定業者へご確認くだ
さい。
この場合、本サービスではサポートできません。あらかじめご了承下さい。
(2) 指定事業者を弊社に移行してご利用になる場合
<地域属性 JP ドメイン(●●●.co.jp)、汎用型 JP ドメイン(●●●.jp)、都道府県型 JP ドメイン
(●●●.tokyo.jp)の場合>
移行手続きに関しまして下記 URL よりご確認ください。
ドメイン関連サービスお申込み
http://www.ocn.ne.jp/business/domain/apply/index.html
1
2
3
4
5
6.DNS
7
8
P32
<.com ドメイン、.net ドメイン、.org ドメインの場合>
現在の指定事業者での継続利用、若しくは NTT コミュニケーションズ「ドメイン登録サービス」への移行にてご利用
ください。
※「ドメイン登録サービス」に関しては下記 URL よりご確認ください。
ドメイン登録サービス
http://www.nttdomain.com/
(3) 現在の指定事業者が弊社の場合
お客さまの DNS サーバ申請状況やご利用になるドメインの種類によって異なります。
詳細は下記 URL よりご確認ください。
ドメイン関連サービスお申込み
http://www.ocn.ne.jp/business/domain/apply/index.html
ご不明な点はこちらまでお問い合わせ下さい。
◇指定事業者変更・DNS サーバ申請
電子メール:[email protected]
1
2
3
4
5
6.DNS
7
8
P33
6.2 お客さま DNS サーバの設定
お客さまで DNS サーバをご用意される場合の、サーバ情報(MX レコードや A レコード等)の設定方法をご説明致しま
す。
※下記の作業は、お客さまで DNS サーバをご用意される場合のみ必要な設定になります。
6.2.1 メールセキュリティサービスをご利用の場合
DNS へのレコード記述例
お客さまの設定例を以下のように仮定し、DNS サーバでの推奨する設定内容を示します。
※ご利用の DNS サーバによっては、末尾に「.」(ドット)を含める必要があります。
設定項目
お客さま例
お客さまドメイン名
example.jp
DNS サーバ名
お客さまご利用のプライマリ DNS/セカンダリ DNS
本サーバの IP アドレス
10.10.10.2(例)
FTP サーバ名
ftp.example.jp
受信(IMAP)用メールサーバ名
imap.example.jp
受信(POP)用メールサーバ名
pop.example.jp
送信(SMTP)用メールサーバ名
smtp.example.jp
News サーバ名
news.example.jp
vcgw1.ocn.ad.jp
メールセキュリティ用メールサーバ名
vcgw2.ocn.ad.jp
ウェブサーバ名
www.example.jp
SPF レコード記載例(送信ドメイン認証)
"v=spf1 a mx include:_spf.bizmw.com ~all"
example.jp.
example.jp.
example.jp.
example.jp.
example.jp.
localhost.example.jp.
ftp.example.jp.
imap.example.jp.
pop.example.jp.
smtp.example.jp.
news.example.jp.
www.example.jp.
example.jp.
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
NS
NS
A
MX 10
MX 20
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
TXT
プライマリ DNS.
お客さまご用意の DNS サーバ名
セカンダリ DNS
10.10.10.2
本サーバの IP アドレス
vcgw1.ocn.ad.jp.
メールセキュリティ用メールサーバ名
vcgw2.ocn.ad.jp.
メールセキュリティ用メールサーバ名
example.jp.
example.jp.
FTP サーバ名
example.jp.
メールサーバの別名設定
example.jp.
example.jp.
example.jp.
News サーバ名
example.jp.
ウェブサーバ名
"v=spf1 a mx include:_spf.bizmw.com ~all"
SPF レコード設定例
任意のホスト名
(例)メール mail や smtp や pop
ウェブ www
1
2
3
4
5
6.DNS
7
8
P34
6.2.2 メールセキュリティサービスをご利用にならない場合
DNS へのレコード記述例
お客さまの設定例を以下のように仮定し、DNS サーバでの推奨する設定内容を示します。
※ご利用の DNS サーバによっては、末尾に「.」(ドット)を含める必要があります。
設定項目
お客さま例
お客さまドメイン名
example.jp
DNS サーバ名
お客さまご利用のプライマリ DNS/セカンダリ DNS
本サーバの IP アドレス
10.10.10.2(例)
FTP サーバ名
ftp.example.jp
受信(IMAP)用メールサーバ名
imap.example.jp
受信(POP)用メールサーバ名
pop.example.jp
送信(SMTP)用メールサーバ名
smtp.example.jp
News サーバ名
news.example.jp
example.jp
メールサーバ名
※他に MX レコードを記述しない場合はプリファレンス値を
「10」としてください。
ウェブサーバ名
www.example.jp
SPF レコード記載例(送信ドメイン認証)
"v=spf1 a mx include:_spf.bizmw.com ~all"
プリファレンス値を記述します。
他に MX レコードを記述しない場合は「10」としてください。
example.jp.
example.jp.
example.jp.
example.jp.
localhost.example.jp.
ftp.example.jp.
imap.example.jp.
pop.example.jp.
smtp.example.jp.
news.example.jp.
www.example.jp.
example.jp.
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
NS
NS
A
MX 10
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
CNAME
TXT
プライマリ DNS.
お客さまご用意の DNS サーバ名
セカンダリ DNS
10.10.10.2
本サーバの IP アドレス
example.jp.
example.jp.
example.jp.
FTP サーバ名
example.jp
メールサーバの別名設定.
example.jp.
example.jp.
example.jp. .
News サーバ名
example.jp.
ウェブサーバ名
"v=spf1 a mx include:_spf.bizmw.com ~all"
SPF レコード設定例
任意のホスト名を記述します。
(例)メール mail や smtp や pop
ウェブ www
1
2
3
4
5
6.DNS
7
8
P35
レコードの種類
設定項目
A レコード
(1) お客さまドメイン名の IP アドレス
MX レコード
(2) お客さまドメイン名のメールを受信するメールサーバ名
CNAME レコード
(3) メールサーバ(POP、SMTP)の別名
(4) ウェブサーバの別名
(5) その他のサーバの別名
TXT レコード
(6)送信ドメイン認証にて利用する SPF レコード内容
(お客さまの必要に応じご利用環境に合わせて記述)
なお、メールセキュリティオプションをご利用の場合、メールセキュリティ経由で受信するメールは
「お客さまドメインの A レコード」を指すサーバに向けて配送されます。
したがって、お客さまドメインの A レコードは、必ず、ご利用のメール&ウェブビジネスサーバーを
指すことが必要です。
※メールセキュリティサービスご利用開始時の設定方法の詳細については、別冊「メールセキュリ
ティ管理者マニュアル」をご参照ください。
※送信ドメイン認証にて設定する SPF レコードは、ご利用中の本サーバを使ってメールを送信
する場合の設定例となります。弊社の DNS をご利用の場合は、SPF レコードは標準で設定
されますが、弊社以外の DNS をご利用のお客さまは、必要に応じ、ご利用環境に合わせた
SPF レコードを適宜設定願います。
なお、SPF レコードの記述書式に関するお問い合わせはサポート外とさせていただきます。
※本サーバではウェブサーバ、メールサーバ等が共通の IP アドレスとなっており、ウェブサーバ
へホスト名なしでアクセスさせる(お客さま URL を「http://お客さまドメイン名/」という形態で
ご利用される)場合の A レコードや、メールサーバの IP アドレスの A レコードを兼ねることが
可能です。
1
2
3
4
5
6.DNS
7
8
P36
7. 運用開始
7.1 設定の確認
運用開始にあたり以下のことを確認します。
(1) お客さまのホームページが正しく表示されることを確認してください。
ブラウザから「ご利用内容のご案内」に記載されている「ドメイン名」を使用した URL(http://ドメイン名)にアクセスし、
本書「5.ホームページ公開」にてアップロードをしたコンテンツが 正しく表示されていることを、確認してください。
(2) Biz メール&ウェブ ビジネスに登録したメールアドレスの送受信を確認してください。
「利用者マニュアル」に記載されている設定方法を参考に、設定したアカウントにて
メール送受信に問題が無いか確認してください。
DNS設置方法、ドメインの管理方法によってDNS情報の設定/変更が必要となる
場合があります。
1.指定事業者を弊社以外でご利用になる場合
2..com/.net/.orgをご利用で、指定事業者を弊社にご指定いただく場合
3.お客さまご自身でDNSをご用意される場合
※詳細な設定方法は本書の第6章を参照ください
DNS の切り替えが完了してない場合は、「ご利用内容のご案内」に記載の「ドメイン名」の代わ
りに「WEB サーバの IP アドレス」を入力します。
(3) 利用者に対し、必要な情報を通知してください。
本書「4.2 ユーザの新規作成」にて作成した利用者のユーザ ID、パスワードおよびコントロールパネルの URL(「ご利
用内容のご案内」に記載)を各利用者に通知してください。
利用者への通知には、巻末付録の「利用者情報通知書」をご活用いただくなどして、通知漏れが無いようお願いい
たします。
1
2
3
4
5
6
7.運用開始
8
P37
8. 各種設定・変更とユーザサポート
8.1 ご契約内容の変更方法
8.1.1 お客さま情報の変更申し込み
本サービスをご利用の管理者は、以下のご契約内容のオンライン変更申し込みが可能です。
お申し込みフロー内のカスタマーサポートデスク画面における「認証 ID」と「認証パスワード」は「ご利用内容のご案
内」に記載されております、「認証 ID」と「認証パスワード」を入力してください。
各種変更申し込み-登録情報の確認/変更申し込み
・ご登録内容の確認
・お支払方法/請求書送付先の変更
・ご担当者連絡先変更(事務担当/技術担当)
・ドメイン情報変更
詳細は以下ホームページをご覧ください。
【URL】http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/mw2/index.html
8.1.2 オンラインで申し込み可能なオプション
本サービスの下記の項目のオプションお申し込みが可能です。
各種変更申し込み-ご契約中のホスティングサービスの各種変更申し込み
・プラン変更申し込み
・ご利用可能アカウント数追加、削除(メールアカウント)
・メールセキュリティ追加、削除
・SSLサーバ証明書取得/設定申し込み(新規、更新)
・廃止申し込み
詳細は以下ホームページをご覧ください。
【URL】http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/mw2/index.html
認証 ID/認証パスワードの再通知をご希望の場合は、下記ホームページをご覧ください。
【URL】http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/pass.html
7
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P38
8.1.3 書面によるご契約内容の変更申し込み
オンラインで申し込みができない場合(承継/改称やご契約住所の変更など)、または変更希望日を指定される場合
は、書面でのお申し込みとなります。お申し込みの方法に関しては下記ホームページよりご確認ください。
書面によるお申し込み
http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/download.html#mw2
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P39
8.2 ユーザサポート
8.2.1 お問い合わせ窓口
本サービスご契約後は、以下のサポート窓口にてお問い合わせを承っております。
お問い合わせの内容によって窓口が異なっておりますので、ご確認のうえお問い合わせください。
お問い合わせ内容
設定・ご利用に
関するご質問
電話番号
問い合わせフォーム
受付時間
9:00~18:00
0120-047350
※土日・祝日・年
http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/mw2/03.html
故障に関する
0120-047350
お問い合わせ
お申し込みに関する
お問い合わせ
末年始除く
24 時間 365 日
9:30~17:00
0120-047816
-
※土日・祝日・年
末年始除く
年末年始のお知らせは、下記ホームページよりご確認ください。
お知らせ
http://www.ocn.ne.jp/hosting/
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P40
8.2.2 各種マニュアルとサービス内容
本サービスの最新のサービス内容や各種マニュアルは、ユーザサポートページに掲載しています。本書での設定が
終了しましたら、オプション機能や管理者のご利用目的に合わせて、各種設定を実施してください。
● 予告なくサービス内容等が変更になる場合がございます。最新の情報はホスティングサービスのユーザサ
ポートページにてご確認ください。
「ホスティングサービス ユーザサポート」
http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/
● 本書の他にオンラインマニュアルや以下の各マニュアルを別途ご用意しています。上記「ホスティングサー
ビス ユーザサポート」ページからご参照ください。
□Bizメール&ウェブ ビジネス 管理者マニュアル
□Bizメール&ウェブ ビジネス 利用者マニュアル
□Bizメール&ウェブ ビジネス メール設定ガイド
オプションサービス
□メールセキュリティ 管理者マニュアル
□メールセキュリティ 利用者マニュアル
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P41
8.3 工事情報通知
8.3.1 工事故障情報通知メールについて
本サービスで工事を実施する場合や故障が発生した場合に、「オペレーションサポート」ウェブ(工事・故障情報サイ
ト)に掲載された工事・故障情報をご希望のメールアドレス宛へ自動配信いたしますので、タイムリーに工事・故障情
報を把握することができます。
「オペレーションサポート」ウェブ Biz メール&ウェブ ビジネス
http://support.ntt.com/maintenance/service/227
最大 3 メールアドレス登録可能なので、管理者のご要望に応じた使い方ができます。
なお、ご登録いただくメールアドレスは、常に受信できる最新の情報でのご登録をお願いいたします。
<使い方次第でこんなに便利>
・1つは PC、2 つは携帯など、宛先を分けて工事・故障情報を受け取れます。
・携帯メールで受信すれば、インターネットに接続できない場合も情報を受け取れます。
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P42
8.3.2 工事故障情報通知メールの登録
① 「オペレーションサポート」ウェブ(http://support.ntt.com/maintenance/service/227)にアクセスし、
「ログイン」をクリックしてログインします。
お客さまサポート ID を
お持ちのお客さまは、
こちらからログインしてください
お客さまサポート ID をお持ちでないお客さ
まは、こちらから新規登録を行った後
ログインしてください。
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P43
② マイメニューで「工事・故障情報メール 配信先メールアドレス設定」を選択します。
③ 工事・故障情報の配信先メールアドレスと配信希望日時を入力後、「設定した内容を登録する」をクリックします。
配信先メールアドレスは 3 つまで設定できます。
④ 設定したメールアドレス宛てに、仮登録のお知らせメールが届きますので、URL をクリックして本登録します。
⑤ 「工事・故障情報 配信メールアドレスの「本登録」が完了しました。」と画面に表示されましたら、登録完了です。
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P44
8.3.3 マイ商品の登録
工事・故障情報を配信する商品を登録します。
① 配信先メールアドレスの登録後、「マイ商品/工事・故障情報メール登録へ」ボタンをクリックするか、マイメニュー
から「マイ商品/工事・故障情報商品選択」を選択します。
② 法人のお客さま向けの商品カテゴリより、IaaS/PaaS(サーバー)をクリックします。
③ IaaS/PaaS(サーバー) >レンタルサーバーの商品名で Biz メール&ウェブ ビジネス(ライト/ベーシック)の欄に
チェックを付けます。
特定のサーバ情報のみ受け取る場
合は、サーバ名をご記入ください。
④ 画面下部の「選択した商品を登録する」をクリックして情報を登録します。
1
2
3
4
5
6
7
8.各種設定
P45
<付録>
利用者情報通知書(記入例)
ユーザ ID
user01:作成したユーザ名をご記入ください。
パスワード
XXXXXX:上記アカウント ID のパスワードをご記入ください。
[email protected]
メールアドレス
コントロールパネルの URL
利用可能な権限
ご通知いただくメールアドレスは、
<アカウント ID>@<お客さまの独自ドメイン>
となります。
https://XXXXXX.bizmw.com/ControlPanel/
「ご利用内容のご案内」の「コントロールパネルの URL」をご記入ください。
■メール
□FTP
□ウェブ
通知するユーザに付与した権限を選択してください。
※以下はメール権限が付与されている場合のみ記載となります。
受信メールサーバ
example.com:お客さまの独自ドメイン名をご記入ください。
受信プロトコル
POP3
送信メールサーバ
example.com:お客さまの独自ドメイン名をご記入ください。
送信プロトコル
SMTP
ポート番号: 110 番
ポート番号:
25 番、587 番
備考
上記記載項目以外で、利用者への通知欄としてご利用ください。
記入例を参考に以下の雛形をコピーしてお使いください。
利用者情報通知書
ユーザ ID
パスワード
メールアドレス
コントロールパネルの URL
利用可能な権限
https://
□メール
.bizmw.com/ControlPanel/
□FTP
□ウェブ
※以下はメール権限が付与されている場合のみ記載となります。
受信メールサーバ
受信プロトコル
POP3
ポート番号: 110 番
SMTP
ポート番号:
送信メールサーバ
送信プロトコル
25 番、587 番
備考
P46
●本書の一部または全部を NTT コミュニケーションズ株式会社の許可なく複製することを禁じます。
●本書の内容は予告なく変更することがあります。
●本書における製品の記述は、情報を提供する目的で書かれたもので、これらの製品についてなんら保証もしくは推奨するものではありません。
●BizCITY、OCNは、NTTコミュニケーションズ株式会社の商標です。
●製品名などの固有名詞は、各メーカの登録商標または商標です。