別 紙 1 鳥取市総合支所等基礎調査業務仕様書 第1章 一般事項 1 業務委託名 鳥取市総合支所等基礎調査業務 2 業務の目的 鳥取市総合支所等の整備を行うにあたり、支所の規模や機能、既存施設の活用 (複合化)に関する考え方等について調査、検討し、総合支所等の整備計画を作 成することを目的とする。 3 業務の対象施設 対象施設:国府町総合支所・福部町総合支所・河原町総合支所・用瀬町総合支 所・佐治町総合支所・気高町総合支所・鹿野町総合支所・青谷町総合支所・駅南 庁舎・既存施設活用対象施設 4 委託期間 本業務の委託期間は、契約の日から平成27年12月25日までとする。 5 業務の処理 ⑴ 受託者の業務 受託者は、本業務を遂行するにあたり、関連法令及び当仕様書を遵守するとと もに、委託者の意図及び目的を十分に理解したうえで、適正な人員を配置し、正 確丁寧にこれを行わなければならない。 ⑵ 業務指示 受託者は、委託者と連絡を密にし、十分協議のうえ、委託者の指示に従わなけ ればならない。 ⑶ 業務報告 受託者は、業務の進捗に応じて、業務の区分ごとかつ定期的に報告を行わなけ ればならない。 ⑷ 資料の収集及び使用制限 委託者が貸与する以外の業務に必要な資料については、受託者がその収集、整 理及び解説を行うものとし、委託者は業務の遂行に協力するものとする。なお、 委託者より貸与された資料について、受託者は、本業務遂行以外の目的に使用し てはならない。 ⑸ 機密の保持 受託者は、業務中に知り得た内容について第三者に情報を漏洩してはならない。 ⑹ 疑義等 この仕様書に定めのない事項及び質疑の生じた事項は、発注者と受有者がその 都度協議の上、決定するものとする。 ⑺ 成果品に対する責任の範囲 受託者は、本業務の完了において、失策及び不備が発見された場合、速やかに 1 報告書の訂正をしなければならない。なお、委託者の責に帰す場合を除くほか、 これに要する費用は受託者の負担とする。 第2章 業務内容 1 総合支所の現状と課題 総合支所が備えるべき機能について、現地調査及び施設管理者へのヒアリング 等により、次に掲げる視点から整理する。 ・支所サービス機能(窓口機能、情報公開スペース、相談コーナー、待合ロビー など) ・執務機能(事務室、会議室、その他諸室など) ・防災機能(防災対策室、防災無線室、備蓄倉庫など) ・設備機能(機械室、電気室、自家発電室など) ・倉庫機能(書庫、物品庫、倉庫など) ・ユニバーサルデザイン関係 ・その他、受託者の実績などから必要と思われる機能があれば提案すること。 2 総合支所等の耐震安全性 総合支所等の整備については、本市が提供する資料を基に、次の視点から整理 する。 ・構造体 Ⅱ類 ・建築非構造部材 A類 ・建築設備 甲類 3 庁舎規模の算定 以下の手法により庁舎規模を算出し、比較検討を行う。 ・総務省起債対象事業費算定基準による算定 ・国土交通省新営一般庁舎面積算定基準による算定 ・事例による算定 4 既存施設活用の検討 総合支所と既存施設との複合化について検討を行う。 委託者は既存施設活用対象施設について、平成 27 年 7 月までに確定し受託者 へ知らせ、対象施設数の増減があった場合は変更契約を締結する。 5 ライフサイクルコストの検討 ⑴ イニシャルコストの検討 耐震改修・新築・既存施設活用に要する工事費(建築設備を含む)、移転費、 外構費等を略算法等により概算で算出し検討する。 ⑵ ランニングコストの算出 運用費、修繕費、保全費、一般管理費等を略算法により概算で算出する。 6 施設別業務内容 施設別調査項目一覧表(別紙2)のとおり 2 7 打合せ協議 整備計画策定の初回、中間、最終の各 1 回の打合せと内部検討会への2回の参 加、計5回を見込む。議事録をその都度作成し承認を得ること。 8 成果品 ⑴ 成果品の提出 ①受託者は、調査検討内容をとりまとめた報告書を履行期限までに提出しなけ ればならない。なお、報告書作成にあたっては、写真、イメージ図、グラフな どを活用し、視覚的にわかりやすくすること。 ②成果物は、電子データと紙出力の両方を提出すること。なお、電子データは、 委託者と協議の上、いずれの形式においても出力が可能なように設定すること。 ⑵ 成果品提出数量 ①調査報告書:A4版 15部 ②調査報告書(概要版) :A4版 15部 ③その他(検討書、資料)、データ(電子媒体)一式 ④会議録、打合せ記録:A4版 ⑶ 1部 成果品の帰属 成果品の管理及び権利の帰属は、すべて委託者のものとし、委託者が承諾し た場合を除き、受託者は成果品を公表してはならない。 3 別 紙 2 施設別調査項目一覧表 施設 建築年 1 国府町総合支所 H8 福部町総合支所 S44 構造 耐震診断 概算改修費 既存施設活 現状と課題 耐震対策 延床面積 調査報告書 (耐震化・設 概算新築費 用に要する の整理 (二次診断) 備含む) 概算費用 S造2階 新耐震基準 RC造2階 Is値0.30 1,303㎡ ○ ○ ○ ○ ○ ○ LCC 879㎡ 有 2 〃 増築部 S55 〃 増築部 H12 河原町総合支所 S43 RC造2階 Is値0.42 S造1階 新耐震基準 RC造3階 Is値0.38 156㎡ ○ 1施設 ○ 690㎡ 1,666㎡ 有 3 〃 増築部 H2 RC造3階 新耐震基準 1,363㎡ 4 用瀬町総合支所 S52 RC造4階 Is値0.37 1,684㎡ 有 ○ ○ ○ 1施設 ○ 5 佐治町総合支所 S46 RC造3階 Is値0.43 1,434㎡ 有 ○ ○ ○ 1施設 ○ 気高町総合支所 S45 RC造3階 Is値0.34 1,419㎡ 有 ○ ○ ○ 1施設 ○ 1施設 ○ 6 〃 増築部 H6 S造2階 新耐震基準 562㎡ 7 鹿野町総合支所 S59 RC造4階 新耐震基準 2,267㎡ ○ ○ 8 青谷町総合支所 H5 RC造2階 新耐震基準 3,977㎡ ○ ○ 9 H1 SRC造6階 新耐震基準 27,647㎡ 駅南庁舎 ○ 注)耐震診断調査報告書(既存図面データあり)には、Is 値を0.6に向上させる為の補 強計画あり 4
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