平成27年2月教育委員会会議録(別ウィンドウで開きます)(PDF

平成27年2月定例教育委員会会議録
日
時
平成27年2月17日(火)午後1時32分~午後3時49分
会
場
柏崎市役所教育分館201会議室
出席委員
中村委員長
藤林委員
増田委員
金子委員
大倉委員(教育長)
説明のため出席した職員
本間教育部長
箕輪教育総務課長
阿部学校教育課長
橋爪教育センター所長兼青少年育成センター所長
近藤子ども課長
村田子育て支援センター所長
田辺スポーツ振興課長
横田図書館長
春川生涯学習課長
力石博物館長
職務のため出席した事務局職員
武本教育総務課課長代理
議
題
1
会議録署名委員の指名
2
前回会議録の承認
3
教育長専決処分報告
(1)平成27年度教育委員会予算について
(2)教育委員会事務評価委員会設置条例の一部改正について
4
審議事項
(1)平成27年度教育施策実施上の努力点について
(2)教育委員会公告式規則の一部改正について
(3)教育委員会会議規則の全部改正について
(4)教育委員会傍聴規則の一部改正について
(5)教育委員会組織規則の一部改正について
(6)教育委員会教育長に対する事務の委任及び専決規則の一部改正について
(7)教育委員会教育長の権限に属する事務の一部を委任する規程の一部改正について
(8)教育委員会文書取扱規程の一部改正について
(9)教育委員会公印規則の一部改正について
(10)市立小・中学校管理運営に関する規則の一部改正について
(11)市立小・中学校管理運営に関する規則の規定に基づく、願、届、報告等の様式の一部改
正について
(12)家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
(13)特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定に
ついて
(14)市立へき地保育所設置条例の廃止について
(15)総合型地域スポーツクラブ活動事業補助金交付要綱の制定について
(16)子ども読書活動推進計画の市民意見募集結果について
5
報告事項
(1)平成27年度学校教育実践上の努力点について
(2)保育料について
(3)新成人フェスティバル2015の開催要項について
(4)次世代育成支援特定事業主行動計画について
(5)後援の事業について
(6)定期監査の結果について
6
その他
(1)3月教育委員会の日程について
(2)臨時教育委員会の開催について
(3)平成27年度教育委員会の日程について
(4)その他
〈
第1
午後1時32分
開会
〉
会議録署名委員の指名
(中村委員長)
会議録署名委員に、藤林委員、金子委員を指名する。
第2
前回会議録の承認
(中村委員長)
前回の1月定例教育委員会の会議録を承認したいがよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
第3
教育長専決処分報告
(中村委員長)
教育長専決処分報告に入る。
(1)平成27年度教育委員会予算についてを議題とする。
※教育部長が概要説明
各課(所・館)長が各所管事務事業説明
(中村委員長)
質問、意見を求める。
(金子委員)
図書館の書籍の修理経費は、どの事務事業に予算計上されているのか。
(図書館長)
書籍の修理は図書館職員が行っているため、予算には計上していない。
(中村委員長)
他になければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(2)教育委員会事務評価委員会設置条例の一部改正についてを議題とする。
(教育総務課長)
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育委員会事務評価委員会設
置条例で引用している同法律の条項が移動したため、所要の改正を行うものである。なお、施
行日は、平成27年4月1日である。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
なければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
以上で教育長専決処分報告を終わる。
第4
審議事項
(中村委員長)
審議事項に入る。
(1)平成27年度教育施策実施上の努力点についてを議題とする。
(教育部長)
平成27年度の教育施策実施上の努力点については、1月の教育委員会において協議事項と
してお示しし、その後、教育委員の皆様からも御意見をいただきながら、事務局で整理し、市
長からも確認をしてもらっている。本日は、最終的な審議をお願いしたい。
なお、本日の審議で決定したものを2月26日の市議会本会議で配付し、3月19日の文教
厚生常任委員会で説明したい。
※以下概要説明
(中村委員長)
質問、意見を求める。
なければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(2)教育委員会公告式規則の一部改正についてから、(11)市立小・中学校管理運
営に関する規則の規定に基づく、願、届、報告等の様式の一部改正についてまでの10件を一
括議題とする。
(教育総務課長)
(2)教育委員会公告式規則の一部改正についてから、(9)教育委員会公印規則の一部改
正についてまでは、いずれも地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正による教育委員
会制度改革に伴うものである。
改正の主な内容は、教育長がこれまでの教育委員長の職務権限を合わせ持ち、教育委員会を
代表することとなること、教育委員会会議録の作成・公表が努力義務化されたこと、教育長の
職務代理者は教育長が教育委員の中から指名することとなること、教育長に委任した事務・教
育長が臨時に代理した事務の管理執行状況を教育委員会に報告することとされたこと等により、
それぞれの規則・規程を見直すものである。
なお、施行日は平成27年4月1日であるが、教育委員会制度の移行に際して法律に現教育
長の在任期間についての経過措置が規定されていることから、その旨をそれぞれの附則に規定
し対処している。
また、(10)、(11)の議案と関連し、学校評議員の委嘱に関することを校長に委任するこ
ととしたいため、所要の改正を行うものである。
(学校教育課長)
(10)市立小・中学校管理運営に関する規則の一部改正について、及び(11)市立小・中学
校管理運営に関する規則の規定に基づく、願、届、報告等の様式の一部改正については、文部
科学省からの通知に基づき、学校評議員の委嘱について、これまで校長の推薦により教育委員
会が委嘱していたものを学校長が委嘱することとした方がより適当であると判断されるため、
所要の改正を行うものである。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
教育長の職務代理者は、具体的にはどのようになるのか。
(教育総務課長)
これまでは、教育部長が事務の統括者たる教育長の職務代理者であった。今後は、法改正に
伴い教育委員の中から教育長が指名することとなる。また、職務代理者から教育部長に委任す
る規定を設け対応していくこととしたい。
(教育部長)
職務代理者たる教育委員は非常勤であるため、事実上、教育長の全ての業務を代理すること
は困難であると考えられる。そのため、これまで教育長が担ってきた事務・業務については、
職務代理者から教育部長に委任し、教育部長が行うこととするものである。
(中村委員長)
他になければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(12)家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、
及び(13)特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制
定についての2件を一括議題とする。
(子ども課長)
新たな子ども・子育て支援制度が、平成27年4月1日から実施される。このことに伴い、
家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業の4つの事業の設
備及び運営、そして、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の2つの事業の運営につい
て、市町村が条例でその基準を定めることとされたことから、条例を制定するものである。基
準の内容については、国の示した基準にほぼ準じたものである。
今後、市内で新たにこれらの事業を実施しようとする事業所がある場合には、この基準に
沿って市が認可することとなる。既存の保育園、幼稚園、認定子ども園は、既に県知事の認可
により運営されているもので、この2つの条例の対象とはならない。また、市内では、民間事
業者が手を挙げて新たに事業を展開する状況にはない。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
なければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(14)市立へき地保育所設置条例の廃止についてを議題とする。
(子ども課長)
これまでも説明してきたとおり、平成27年3月31日をもって上条保育園を閉園する。こ
とに伴い、市立へき地保育所設置条例を廃止し、あわせて、関係のある市立へき地保育所使用
料徴収条例についても、附則で廃止するものである。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
なければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(15)総合型地域スポーツクラブ活動事業補助金交付要綱の制定についてを議題とす
る。
(スポーツ振興課長)
平成22年度から「チャレンジ夢クラブ西山」を支援してきたが、日本スポ-ツ振興セン
ターの助成金が平成26年度をもって終了する。このことに伴い、引き続き自立に向けた支援
が必要であると判断し、平成27年度から平成29年度までの3年間、市が支援を行うもので
ある。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
市からチャレンジ夢クラブ西山への補助はこれまでと同じ100万円で、この支援で自立に
向けた活動を行うということか。
(スポーツ振興課長)
日本スポ-ツ振興センターの助成金がなくなることから、激減を緩和するため、平成27年
度は200万円補助したいと考えている。
(中村委員長)
平成28年度、29年度の補助額は、その都度判断するということか。
(スポーツ振興課長)
そのとおりである。
(金子委員)
チャレンジ夢クラブ西山は、3年後に自立できる見込みはあるのか。
(スポーツ振興課長)
これまで5年間、目標を立てて取り組んできたが、地域的な事情もあり、運営は厳しい状況
である。仮に補助が全くなくなった場合は、チャレンジ夢クラブ西山が事業を縮小していかな
ければならない状況であると思う。こういったことも視野に入れながら、会員数に見合った活
動を模索していく必要があると考えている。
(中村委員長)
総合型地域スポーツクラブは、西山地区独自のものなのか。ほかの地区にも存在するのか。
(スポーツ振興課長)
文部科学省から、中学校区程度の規模で、平成22年度までにスポーツクラブが設立される
よう取り組んでほしいとの指導があり、また、設立・運営に当たって、国が5年間支援を行う
というものであった。このことを受けて、当時、柏崎市から西山地区に呼びかけ、設立された
というのが経緯である。
旧柏崎市の区域では地域コミュニティ、地区体育協会という組織が確立されており、こう
いった手法を取り入れることは難しかったのではないかと承知している。
(金子委員)
旧柏崎市区域でも、当時、総合型地域スポーツクラブの設立について打診があった。しかし、
スポーツ振興課長の説明のとおり、各地域のコミュニティセンターの活動が活発であり、総合
型地域スポーツクラブと同じような役割を既に果たしていたため、あえて総合型地域スポーツ
クラブを設立する必要性やメリットもなかった。そのような中で、西山地区ではこれまでには
ない取組であるということもあり、手を挙げたものである。
今後は、何か特徴のある活動を行っていかないと、チャレンジ夢クラブ西山の活動が縮小さ
れていくことが懸念される。スポーツ振興課からの指導、助言をお願いしたい。
(中村委員長)
他になければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
次に、(16)子ども読書活動推進計画の市民意見募集結果についてを議題とする。
(図書館長)
平成26年12月の教育委員会でも報告したとおり、子ども読書活動推進計画の素案につい
て、12月16日から1月13日までパブリックコメントを実施した。6人から15件の意見
があり、うち1件について計画の記述を変更した。意見の内容と市の考え方は、議案に記載の
とおりである。
本日承認をいただいた後、パブリックコメントの結果を公表し、柏崎市子ども読書活動推進
計画として制定し、推進していくこととしたい。
(中村委員長)
質問、意見を求める。
パブリックコメントの結果、「子ども司書」の制度が追加されたが、これは正式な名称・制
度なのか。また、具体的にどのような取組なのか。図書館職員が指導するのか。
(図書館長)
名称・制度は、正式なもの(資格)ではない。子ども司書は、図書館司書と同じような活動
を子どもの立場で担ってもらうもので、子どもたちが希望した場合に取り組んでいくものであ
る。
学校を通して、例えば図書委員会などが考えられるが、希望・意向を把握し、希望がある場
合は図書館職員が学校に出向いて指導に当たっていきたいと考えている。
(藤林委員)
子どものころから読書習慣がないと、大人になってからはなかなか読書の習慣は身につかな
いと思う。保育園・幼稚園のころから、絵本を含めて本に親しんでいく教育が必要と思う。
しっかりと取り組んでほしい。
(中村委員長)
他になければ、承認してよろしいか。
(全委員)
異議なく承認
(中村委員長)
以上で審議事項を終わる。
‹
午後3時49分
閉会
›
以上、会議の概要を記載し、その相違ないことを証するため署名する。
平成27年3月24日
委員長
中村
伸
委
員
藤林
敦子
委
員
金子
正美