平成26・27年度の保険料率について 後期高齢者医療制度では、財政運営を2年間としており、この期間の医療費の財源に充 てるため、保険料の改定が行われました。 平成24・25年度の保険料 所得割率 8.55% 平成26・27年度の保険料 ⇒ 均等割額 43,510円 所得割率 9.00% 均等割額 45,761円 保険料は、一人当たりの医療費の増加などにより、平成24・25年度と比べて、約 11.18%の増加が見込まれましたが、剰余金や県財政安定化基金を活用することに より、約3.28%の増加となりました。 【愛知県一人当たり平均保険料】 平 成 24・ 25 年 度 平 成 26・ 27 年 度 ⇒ 79,962円 82,584円 「後期高齢者医療制度について」 ■75歳(一定の障害のある方は65歳)以上の方は、今まで加入していた国保や健保組合などか ら「後期高齢者医療制度」の被保険者となり医療を受けることとなります。職場の健康保険な どの被扶養者だった方も後期高齢者医療制度の被保険者となります。 *保 険 者 「愛知県後期高齢者医療広域連合」(都道府県単位で設置) *保 険 証 新しい保険証が1人に1枚交付されます。(誕生日までに自宅に送付) 【毎年8月に更新】 *対象となるとき 75歳(一定の障害のある方は65歳)の誕生日当日から *保 険 料 広域連合ごとに定められた保険料を全員が納付します。 〔健保組合などの被扶養者であった方も保険料を納めます。〕 (75歳等になられた年は、資格取得日の翌々月に納付書を送付) 清須市 市町村の役割 広域連合の役割 制度を運営する保険者となります。 ・ 保険料の決定 ・ 医療を受けたときの給付 などを行います。 制度の事務のうち ・ 保険料の徴収 ・ 申請や届け出の受付 ・ 保険証の引渡し などの窓口業務を行います。 市民環境部 保険年金課医療年金係 ☎ 052-400-2911 保険料の計算方法 保険料額は、お一人ずつ均等に負担していただく「均等割額」と、所得に応じて負担して いただく「所得割額」の合計額です。なお、一人あたりの 上限額は 570,000 円 です。 保険料額 = 均等割額 45,761 円 + 所得割額 ( 総所得金額等 -330,000 円)×9.00% ◎保険料の軽減措置について 均等割額(45,761 円)の軽減については、4月1日現在の世帯状況において、同じ世帯に属する 「世帯主」と「後期高齢者医療被保険者」の 総所得金額等 (65歳以上の年金所得を算出する際、 特例としてさらに 15 万円が控除されます。)の合計額により軽減されます。(②及び⑥を除く) ① ③の方の内、世帯内の「後期被保険者全員」が、年 金収入80万円以下で 他の所得がない※1世帯の方 ② 後期高齢者医療に加入する直前は「会社などの健康 均等割額を9割軽減 保険の被扶養者」であった方(所得割額が課せられま せん) ③ 総所得金額等 の合計が 33 万円以下の世帯 均等割額を8.5割軽減 ④ 総所得金額等 の合計が 均等割額を5割軽減 33 万円+26 万円×(世帯の被保険者数)以下の世帯 ⑤ 総所得金額等 の合計が 均等割額を2割軽減 33 万円+47 万円×(世帯の被保険者数)以下の世帯 ⑥ 年金収入が 153 万円以上 211 万円以下の方※2 軽 減 後 金 額 4,576 円 6,864 円 22,880 円 36,608 円 所得割額を一律5割軽減 会社などの健康保険の被扶養者であった方の軽減は、制度加入から2年間とされていました が、平成22年度以降においても、被保険者均等割が9割軽減され、所得割は課されません。 ※1 給与収入等がある場合でも、控除後の所得が0円である場合です。 ※2 給与収入等がある場合でも、控除後の所得が91万円以下である場合は対象となります。 医療の豆知識 高度な治療を長期間継続して行う必要がある方 ・先天性血液凝固因子障害の一部 ・人工透析が必要な慢性腎不全 ・血液凝固因子製剤の投与に起因するHIV感染症 の方は、「特定疾病療養受療証」を病院などの窓口に提出すれば、毎月の自己 負担額は10,000円までとなります。 交通事故にあったとき 交通事故など第三者の行為によってけがや病気をした場合でも、届け出により後期高齢者 医療を受けることができます。この場合、後期高齢者医療が医療費を立て替え、あとで加害 者に費用を請求することになります。ただし、加害者から治療費を受け取ったり示談を済ま せたりすると後期高齢者医療が使えなくなることがありますので、示談の前に必ずご相談く ださい。 保険料の納め方 毎年7月中旬に保険料決定通知書が送付されます。 ◎年金額によって納め方は2種類に分かれています。 ○年額18万円以上の年金を受け取っている場合には、年金から保険料が徴収されま す。(特別徴収 )。 ○それ以外の場合は市から送られてくる納付書によって個別に納めます。(普通徴収 ) ※ただし、介護保険料と合わせた保険料額が、年金額の2分の1を超える場合は年金からの徴収 の対象にはなりません。 (後期高齢者医療制度に加入後、半年程度は納付書または口座振替により納めていただきます。) 年金から徴収される方 ○対象者 ○納め方 (特別徴収) 年金が年額18万円以上の方 年6回の年金の定期払いの際に、年金の受給額から保険料があらかじめ徴収 されます。 仮徴収 4月 6月 本徴収 8月 前年の所得が確定していないため、仮に算 定された保険料額が徴収されます。 10 月 12 月 2月 確定した年間保険料額から仮徴収分を差引 いた額が、3回に分けて徴収されます。 ☆支払い方法の選択について 【「特別徴収」から「口座振替」へのお支払いを希望される方へ】 【届出方法】①金融機関窓口にて保険料の口座振替の手続きを行ってください。 ②手続き後「ご本人控え」をお持ちいただき、保険年金課(本庁舎)又は各 支所にて「納付方法変更申出書 」の届出をしてください。 注・申請時期によって特別徴収の停止時期及び口座振替の開始時期は異なります。 ・届出後、特別徴収の停止には 2~3 か月ほどかかります。 ・口座振替に変更した後、保険料の滞納が発生した場合は特別徴収に戻ることもあ ります。 納付書での納付の方 (普通徴収) ○対象者 年金が年額18万円未満の方 介護保険料との合計額が年金額の2分の1を超える方 ○納め方 年8回の納期(7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月・2月) までに、市から送付されてくる納付書で個別に納めます。 ★口座振替による納付をご希望の方は 、届出を! お支払いに出かける手間、納め忘れたりすることがなく大変便利です。 ○預金口座のある次の金融機関で取り扱います。 三菱東京UFJ銀行、名古屋銀行、中京銀行、十六銀行、愛知銀行、大垣共立銀行、 中日信用金庫、瀬戸信用金庫、岐阜信用金庫、いちい信用金庫、西春日井農協、ゆ うちょ銀行 ○手続きに必要なもの ・ 預貯金通帳 ・ 印鑑(通帳届出印)をご持参の上、市内の前記金融機関で、「口座振替依頼書」に必 要事項を記入し、お申し込みください。 窓口で支払う一部負担金 ●後期高齢者医療被保険者証を忘れずに お医者さんにかかるときは、保険証を窓口に提出 ・現役並み所得者の方 3割 ・一 般 の方 ・低所得Ⅰ・Ⅱの方 1割 します。このうち保険証には、「1割」または「3 割」自己負担の割合が記載されています。 また、毎年8月に保険証が更新されます。 (※1)現役並み所得者の方 3割 後期高齢者医療を受ける方のうち、一人でも一定の所得(市民税の課税所得が145万円) 以上の方が同一世帯にいる方 ☆ただし、世帯の後期高齢者医療を受ける方の収入の合計額が以下の基準額に満たない場 合には、申請されますと、負担割合が1割に変更されます。 ①世帯に本人以外の後期高齢者医療の被保険者の方がいる場合 :520万円 ②世帯に本人以外の後期高齢者医療の被保険者の方がいない場合: 次のいずれかの額 ア 被保険者本人の収入額 :383万円 イ 世帯の 70 歳~74 歳の方(後期高齢者医療の被保険者の方を除く。)を含めた収入額 :520万円 (※2)一 般 の 方 1割 現役並み所得者の方、低所得Ⅰ・Ⅱのいずれにもあてはまらない方 (※3)低所得Ⅱの方 1割 同一世帯の世帯主及び世帯員全員が住民税非課税の方 (※4)低所得Ⅰの方 1割 同一世帯の世帯主及び世帯員全員が住民税非課税で、その世帯の各所得が必要経費・控除 (年金の所得は控除額を80万円として計算) を差し引いたときに0円となる方 窓口負担が高額のときは~高額療養費~ (数ヶ月かかります。) 高額な医療費を受けた場合でも一ヶ月の窓口での支払いは原則、下表の金額までになります。 また、下表の限度額を超え、差額をお返しできる方には、広域連合からお知らせ又は振込みがあります。 負担 割合 3割 自己負担限度額(月) 所得区分 現役並み所得者 (課税所得 145 万円以上等) ※1 外来のみ(個 人ごと) 44,400 円 入院(+外来) (世帯ごと) 入院したときの食事代 80,100 円 + 医 療 費 が 267,000 円を超えたときは、 1 食 260 円 その超えた分の1%を加算 (4回目以降は 44,400 円) 一 1割 住民税非課 税世帯の方 般※2 低所得Ⅱ ※3 低所得Ⅰ ※4 12,000 円 44,400 円 24,600 円 8,000 円 1 食 260 円 90 日までの入院 1 食 210 円 15,000 円 過去 12 か月で 90 日を超える入院 1 食 160 円 1 食 100 円 ※住民税非課税世帯の方が、減額を受ける場合は「限度額適用・標準負担額減額認定証 」が必要 です。保険年金課(本庁舎)・各支所で申請をして、交付を受けてください。
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