6)運動と食事のタイミング(PDF/136KB)

私の健康ファイル
内臓脂肪を減らすためには運動と食事のバランスが重要です。
その中で、運動はいつ行うのが効果的なのでしょうか。目的別にご紹介します。
あなたはどちらのタイプ!?
① 脂肪を燃焼したい
…有酸素運動型
② 筋肉を増やしたい
…筋肉運動型
有酸素運動は、食事前に
筋肉を増やす運動は、
行うと効果的です。
寝る前に行うのが理想的です。
食事の前に運動を行うと、体に蓄積している
筋肉は使った後、十分に休ませることでよりよ
脂肪がエネルギー源として使われるため、
い筋肉が出来上がります。また、傷ついた筋
食後に行うよりも効果的です。特に夕食前に
肉を修復し、筋肉として生まれ変わらせるた
運動を行うと、体内での脂肪合成も少なくなり
めにも、運動前にはタンパク質(肉・魚・卵・豆
蓄積される内臓脂肪も少なくなります。
製品)をとることを意識しましょう。
例:ウォーキングや水泳など
例:筋肉トレーニング、ダンベル運動など
運動後の「お腹が空いた」に要注意
食欲増加のメカニズム
運動により、血液中の糖が
筋肉へ取り込まれる
血糖値が下がる
筋肉が少ない、筋肉を使うことが少なかった人は、
筋肉細胞内の燃料の蓄えが少なく、燃料不足に‥。
体内では下がった血糖値を一定に保つために、
体や肝臓に蓄積している糖や脂肪が使われていきます
空腹感が増す
食欲が増える!
運動後は、食欲が増し、普段よりも多く食べてしまうこと
があります。運動の効果を期待するためには過食に注
意し、適量をゆっくり食べることを心がけましょう。
☆特定健診でからだの状態をチェックしましょう☆ 特定健診課 ☎862-0564