第４編計画の推進１市民と共に築く体制の整備これからは、地域を単位としたきめの細かい福祉施策を展開することが求められ、行政・地域・市民がそれぞれの役割と責任を明確にしながら、地域全体で高齢者やその家族を支えていく体制の整備を進める必要がある。このため、行政、地域包括支援センター、病院、介護サービス事業者、社会福祉協議会、民生委員、福祉活動員、ボランティア団体等、地域内の関係者が連携を図り、地域全体で福祉活動を行なっていくシステムの構築を図る。２行政の推進体制等この計画は、高齢者施策全般にわたるものであり、計画推進にあたっては、総合的、包括的に施策を展開していかなければならない。このため、市の保健福祉部門をはじめ関連部門が連携を図るとともに、県の高齢者保健福祉計画や高齢者保健福祉圏域内の他の市町村とも連携を図っていく。また、財源確保については、国・県に対して、事業の積極的な支援を要請していくとともに、可能なものについては市民の負担も含め、民間資金の導入を図っていく。３計画の進行管理介護保険事業計画の円滑で確実な実施を図るため、高岡市介護保険運営協議会において、以下の事項について審議・検討を行うものとする。なお、委員の構成については、介護保険に携わる各界各層の専門家はもとよりサービス提供事業者や被保険者の参画に配意するとともに、市民からの公募委員を募り、市民参加を積極的に進めるものとする。－介護保険運営協議会における審議事項－ ① 介護保険事業計画の進捗状況等に関する事項 ② 介護保険制度における広報・相談に関する事項 ③ 介護保険事業計画の見直しに関する事項 ④ その他介護保険の円滑な運営に関する事項また、高齢者保健福祉計画に係る進行管理等については、高岡市福祉のまちづくり推進委員会高齢者部会で引き続き行うこととする。 77