3.仕様書;pdf

使用済小型電子機器等の分別保管等業務委託仕様書
1.件名
使用済小型電子機器等の分別・保管等業務委託
2.業務の概要
本市が収集した使用済小型電子機器等(以下「小型家電」)を回収場所別に計量を
行った後、個人情報を含む小型家電(パソコンや携帯電話類)や小型家電に内蔵さ
れている電池類を分別し、本市一時保管場所で適切に保管する業務
3.履行期間
平成27年4月13日から平成28年3月31日まで
4.履行場所
鳥取市神谷清掃工場の車庫棟内
5.業務日時及び業務体制
(1)毎週 1 日 3 時間で 2 人体制とする
(2)繁忙期や緊急が生じた場合は、本市と協議のうえ、業務回数を調整すること
とする。
6.業務対象品目
使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律施行令第 1 条に規定された
制度対象品目の全て(石油ファンヒーター、石油ストーブ、電子レンジ、扇風機を
含む。)を対象とし、次に掲げる方式で回収した小型家電とする。
(1)ボックス回収方式
(2)ピックアップ回収方式(鳥取市の大型ごみの分別区分にあたるもの)
7.予定数量
(1)ボックス回収方式
1か月:500kg~1,000kg
(2)ピックアップ回収方式
1 か月:500kg~1,000kg
回収量は月 1,000kg~2,000kg 程度と見込まれ、フレキシブルコンテナバッグ(以
下「フレコンバッグ」という。
)1 袋に保管できる量は、約 100kg~200kg 程度であ
る。1 か月約 10 袋から 20 袋の保管量が見込まれるが、保管場所が満杯になる場合
は直ちに本市へ連絡すること。
8.作業内容
作業の内容は、前述の「2.業務の概要」のとおりであるが、具体的な作業内容に
ついては、別添の業務手順書により行うこととする。
9.計量
受託者は回収別に保管された小型家電を、神谷清掃工場に備え付けた計量機で計測
を行う。この時、必ず風袋重量(コンテナ 1 箱約5kg)を記録することとし、正
味の保管量を月実績報告書で報告すること。
10.分別保管等業務後の小型家電の取り扱い
受託者は、保管した小型家電が仮に再使用可能なものであっても、自らの用のため、
神谷清掃工場外へ持ち出してはならない。
11.リサイクル業者(国の認定事業者)への引渡しについて
保管された小型家電について、本市がリサイクル業者(国の認定事業者)への引渡
しを行うが、その頻度は月 1 回程度とし、月の最終週に引渡しを行う予定である。
具体的な引渡し日については、本市と国の認定事業者との協議の上で定める予定と
しているが、この際、引渡しはフレコンバッグで行うため、本業務の受託者におい
て、木製パレット上に保管する作業を行うこととする。
また、神谷清掃工場内の保管量がフレコンバッグで 15 袋以上となった場合、認定
事業者へ本市から回収依頼をすることがある。保管量が 15 袋以上になった場合に
は、受託者から本市生活環境課(電話番号 0857-20-3217)へ速やかに連絡を行う
こと。
12.実績報告
受託者は、小型家電の分別保管等業務における重量を月単位で集計を行い、翌月の
10 日までに実績報告書を提出するものとする。
また、本市が必要に応じて、本業務に係る事項の報告を求めたときは、受託者は適
宜、報告を行うこととする。
13.分別保管等作業に係る費用
分別保管等保管作業に係る業務委託費以外の費用は受託者自らで負担すること。た
だし、保管作業に係る次の物品等については本市にて負担することとする。
(1)保管に係るフレコンバッグ
(2)小型家電、電池類、その他保管容器
(3)木製パレット
(4)計量機に係る費用
(5)倉庫内の光熱水費、倉庫内の備品関係
(6)異物混入によるごみ処理経費
14.委託料の支払い
本業務の委託料の支払いについては、本市が受託者からの実績報告書、請求書の提
出を確認後、30 日以内に支払うこととする。
15.協議事項
契約書及び本仕様書に定めのない事項については、本市と受託者の双方協議の上で
定めるものとする。
16.その他注意事項
(1)注意義務
小型家電の分別保管業務の実施にあたっては、事故・災害等の防止に細心の注
意を払うこと。
(2)損害賠償
本業務において第三者に与えた損害は、本市の責に帰すべきものを除き、全て
受託者の責任において処理すること。また、万一、受託者が積み込み作業等で
神谷清掃工場の施設を損傷した場合は、受託者の費用と責任において速やかに
応急措置並びに原状復旧を行うこと。
(3)法令の遵守
業務遂行にあたっては、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律、
廃棄物の処理及び清掃に関する法律、その他関係法令を遵守すること。
(4)個人情報保護
回収した小型家電の中には、携帯電話・PHS やパソコン等の個人情報が入った
機器が多く含まれるため、業務後の個人情報の保護に十分に努めること。また、
別記個人情報取扱特記事項を熟読し、遵守すること。