A knowledge base expert system for the prediction of toxicological hazard – 構造⼊⼒ 毒性予測ソフトウェア Derek Nexus は化合物の構造からその毒性を予測する知識ベース のエキスパートシステムです。Derek Nexus は他の毒性予測プログラ ムの様に、統計解析的な⼿法を⽤いた定量的毒性予測ではなく、多く の知⾒から得られた部分構造毒性相関の経験則を定義した知識ベー スにより、定性的毒性予測を⾏います。化合物の構造をMol・SDファイ ルなどからインポートすることで、容易な操作により毒性予測が可能です。 同時に、その毒性予測の根拠になった構造部位を提示します。また、 構造毒性相関に関するリファレンスや既知の例証化合物も参照するこ とができます。 毒性予測と毒性予測ルールの参照 知識ベース Derek Nexus で⽤いられる知識ベースは、毒性のある化合物から共 通のルールを導き出し作成されています。知識ベースの内容はユーザに 公開されており、現在748種のアラートが収録されています。知識ベース の作成には、Collaborative グループのメンバーから提供された情報や CAS, Toxicology Journal等の文献情報が用いられています。作成 されたルールの妥当性はCollaborative グループのメンバー、並びに Lhasa社よりチェックされており、一部のアラートについては評価データを 参照することができます。 現在、Derekの知識ベースは下記に⽰すような重要な毒性をカバーし ております。 アラートの作成 Mutagenicity Carcinogenicity Chromosome damage Genotoxicity Skin sensitisation Irritation Hepatotoxicity HERG channel inhibition Teratogenicity Thyroid toxicity Respiratory sensitisation その他 ⾃社知識ベースの構築 知識ベースの構築にはDerek Knowledge Editorというツールが用意 されており、ユーザは独自のルールを作成することが可能です。 規制対策としての利⽤実績 不純物(特に遺伝毒性)の毒性評価に関して、FDA等の規制当局 へ参考データとして提出されているという実績があります。特にEMAのガ イドラインではDerekによる予測結果が陰性であった場合、不純物の遺 伝毒性試験が必要無くなることが明記されております。 マーケティング部 Tel:03-5789-2340 E-mail: [email protected] Copyright© 2015 CTC Life Science Corporation All Rights Reserved.
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