あなたにぴったりのかかりつけ医を見つけよう全県版「かかりつけ医」を持ちましょう体調が悪いとき、病気かもしれないと感じたとき、みなさんはどうしていますか。「大したことはない」「時間がない」となかなか病院に行かない人もいるかもしれません。しかし、そのまま放置すれば病気を悪化させたり、万が一深刻な病気であれば回復のチャンスを逃してしまう恐れもあります。そんなとき、自宅や職場の近くに「かかりつけ医」がいてくれると、とても心強いものです。かかりつけ医の選び方小規模病院や医院・クリニックであることが理想ですが、最も重要なの患者の病歴・健康状態を把握しているので、対応が早い必要に応じて適切な病院や専門医を紹介してくれる【取材協力】岡山済生会総合病院地域医療連携センター長大澤俊哉先生「かかりつけ医」は日常的に通いやすく、幅広い病気に対応してくれるは「何でも気軽に相談できる」ことですから、自分や家族との相性のよさを考えて選ぶことも必要です。内科を基本に、小さな子どものいる家庭であれば小児科や耳鼻咽喉科、女性であれば産婦人科など、自分がよく受診する診療科を中心に探すのがよいでしょう。またいずれも、受診頻度の高い歯科のかかりつけ医を持っておくとより安心です。 ●家や勤務先の近くなど、日常生活の範囲にある ●自分や家族に関連の深い診療科がある ●日頃の健康管理についても気軽に相談できる ●治療方針について、患者の意向を考慮してくれる﹁かかりつけ医﹂とは、体調の管理や病気の治療・予防など、自分や家族の健康に関して日常的に相談でき、必要に応じて専門医・専門医療機関を紹介してくれる医師のこと。今日の医療機関では、在宅・外来診療はかかりつけ医である診療所が、救急・入院診療は地域の基幹病院︵大きな病院︶が担当する機能分化・病診連携が進んでいます。手術、退院の後は再びかかりつけ医、あるいは﹁かかりつけ医﹂と大︵もしくは基幹︶病院の医師が共同で診療に当たる仕組みも整えられているので、長期的・専門的な治療が必要な場合も安心です。いつでも何でも気軽に相談できる﹁かかりつけ医﹂を持ち、上手にそれぞれの医療機関を使い分けましょう。メリット日常の健康管理についても気軽に相談しやすい予約しやすく比較的待ち時間も短いかかりつけ医の