0〇A (12) 特許協力条約に基づいて公開された国際出願 (19;pdf

〇
A
0
(12) 特許協 力条約 に基 づ いて公 開 され た国際 出願
(19)
世界知的所有権機関
国際事務局
(43) 国際公 開 曰
2011 年 4 月 28 日(
28.04.2011)
(51)
国際特 許分 類 :
G01N 33/566 (2006.01)
7/
7 (2006.01)
C07K 14/435 (2006.01)
(72)
(7 5 )
C12N 15/09 (2006.01)
G01N 33/15 (2006.01)
G01N 33/50 (2006.01)
(21)
国際 出願番号 :
(22)
国際 出願 日:
(25)
国際 出願 の言語 :
日本語
(26)
国際公 開の言語 :
日本語
(30)
優先権データ:
特願
(71)
PCT/JP20 10/068272
2010
2009-241290
200
年
年
10
10
月
18
曰(18. 10.2010)
月 20 曰(20. 10.2009)
JP
出願 人 (
米 国 を除 く全 ての 指 定 国 につ い て)
:国
立 大学 法 人東 工 業大学 (Tokyo Institute of Tech
nology) [JP/JP]; T 1528550 東京都 目黒 区大 岡 山 2
2 Tokyo (JP). 藤 本 製 薬 株 式 含社 (Fujimoto Pharmaceutical
Corporation)
[JP/JP]; T 5808503
1 丁 目 3 番 4 0 号 Osaka
大 阪府松 原巿 西 大塚
(JP)-
発 明者 ;お よび
発 明 者 / 出願 人 (
米 国 に ? い て の み ):半 田 宏
(HAND ん Hirosh り[JP/JP]; 〒2268503 神奈 川 県横 浜
巿 緑 区長 津 田 町 4 2 5 9
国立 大 学 法 人 東 京
工 業 大 学 内 Kanagawa (JP). 安 藤 秀 樹 (ANDO,
Hideki) [JP/JP]; 〒2268503 神奈 川 県椟 浜 巿 緑 区長
津 田町 4 2 5 9
国立 大 学 法 人 東 京 工 業 大 学
内 Kanagawa (JP). 伊 藤
拓水(
ITOH,
Takumi)
[JP/JP]; 〒2268503 神奈 川 県横 浜 巿 緑 区長津 田町
国立 大学 法 人東 京工 業大学 内 Kana
4 2 5 9
健 太郎(
gawa ( JP) . 堀 田
HOTTA,
Kentaro) [JP/JP] ;
〒2268503 神 奈 川 県横 浜 巿 緑 区長 津 田町 4 2 5
国 立 大 学 法 人 東 《 工 業 大 学 内 Kanagawa
9
(JP)-
(74)
代理 人:
野村 健 一 ,外 (NOMURA, Kenichi et aL);
〒2210835 神 奈 川 県横 浜 巿 神 奈 川 区鶴 屋 町 3 丁
目 3 0 番の 1 農機会館 4 階 Kanagawa (JP).
(81)
指定 国 (
表示 の な い限 り、全 ての種 類の 国 内保
護 が 可 肯 ) : AE, AG, AL, AM, AO, AT, AU, AZ, BA,
BB, BG, BH, BR, BW, BY, BZ, CA, CH, CL, CN, CO,
CR, CU, CZ, DE, DK, DM, DO, DZ, EC, EE, EG, ES, FI,
続 葉有]
(54) Title:
(54)
SCREENING
METHOD
UTILIZING
THALIDOMIDE-TARGETING
FACTOR
発 明の名称 :
サ リ ドマイ ド標 的因子 を利用 したス ク リー ニ ング方法
[図
纖 .
嚼
(57) Abstract:
Disclosed i s a means for developing a compound which has n o teratogenicity while retaining a useful activity.
Specifically disclosed i s a method for screening for a non-teratogenic substance, which i s characterized by comprising: bringing
each of test substances into contact with cerebron or a fragment thereof; evaluating the bindability of the test substances to cere
bron or the fragment thereof; and selecting a test substance that does not bind t o cereblon or the fragment thereof or a test sub-
要 約 : 有用 な作 用 を保 持 しつつ 、催 奇性 を除去 した化合 物 を開発 す る手段 を提供 す る ことを 目的 と
して、被験 物質 をセ レブ ロン も しくはその 断片 と接触 させ 、被 験 物質 の セ レブ ロン も しくはその 断 片 に
対す る結合 性 を評価 し、セ レブ ロン も しくはその 断片 と結 合 しな い被 験 物質 、又 はセ レブ ロン も しくは
その 断 片 との結 合性 がサ リ ドマイ ドょ リも低 い被 験 物 質 を選択 す る ことを特 徴 とす る非催 奇性 物質 の ス
ク リー ニ ング方法 を提供 す る。
(57)
GB, GD, GE, GH, GM, GT, HN, HR, HU, ID, IL, IN, IS,
JP, KE, KG, KM, KN, KP, KR, KZ, LA, LC, LK, LR,
LS, LT, LU, LY, MA, MD, ME, MG, MK, MN, MW,
MX, MY, MZ, NA, NG, NI, NO, NZ, OM, PE, PG, PH,
PL, PT, RO, RS, RU, SC, SD, SE, SG, SK, SL, SM, ST,
SV, SY, TH, TJ, TM, TN, TR, TT, TZ, UA, UG, US, UZ,
VC, VN, ZA, ZM, ZW.
(84)
指定国 (
表示の ない限 り、全ての種類の広域保
言
蒦が 可肯 ) : ARIPO (BW, GH, GM, KE, LR, LS, MW,
MZ, NA, SD, SL, SZ, TZ, UG, ZM, ZW), ユー ラシア
(AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), ョ一 ロッ/ く
(AL,
GB,
NL,
(BF,
NE,
AT, BE, BG,
GR, HR, HU,
NO, PL, PT,
BJ, CF, CG,
SN, TD, TG).
CH, CY, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, FR,
IE, IS, IT, LT, LU, LV, MC, MK, MT,
RO, RS, SE, SI, SK, SM, TR), OAPI
CI, CM, GA, GN, GQ, GW, ML, MR,
添付公開書類:
一
一
国際調査報告 (
条約第 2 1 条(3))
明細書 の別個の部 分 と して表 した配 列 リス ト
(規則 5.2(a))
明
発 明の名称
細
書
:
サ リ ドマ イ ド標 的 因 子 を 利 用 し た ス ク リ ー ニ ン グ 方 法
技術分野
[0001
]
本 発 明 は 、 サ リ ドマ イ ド標 的 因 子 で あ る セ レ ブ ロ ン
(cereb l o n :GRBN と 略
記 す る こ と が あ る 。 ) ま た は そ の 断 片 を 利 用 した 非 催 奇 性 物 質 、 例 え ば 、 医
薬 、 医 薬 品 添 加 物 、 食 品 、 食 品 添 加 物 、 特 に 、 非 催 奇 性 サ リ ドマ イ ド誘 導 体
の ス ク リ ー ニ ン グ 方 法 及 び サ リ ドマ イ ドの ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リ ー ニ ン グ
方 法 に 関 す る 。 ま た 、 本 発 明 は 、 サ リ ドマ イ ド と の 結 合 性 は 低 い が 、 ュ ビ キ
チ ン リ ガ 一 ゼ 複 合 体 の 構 成 因 子 と し て の 機 能 は 保 持 す る 変 異 型 GRBN 、 そ れ を
コ ー ドす る 核 酸 、 及 び そ の 核 酸 を 導 入 し 、 発 現 さ せ た 非 ヒ ト動 物 に 関 す る 。
背景技術
[0002]
1 950 年 代 後 半 か ら 6 0 年 代 始 め に か け て 、 サ リ ドマ イ ドは 鎮 静 剤 と し て 4 0 を
超 え る 国 で 販 売 され 、 ま た そ れ は しば しば 妊 娠 中 の 女 性 の つ わ り防 止 の た め
に 処 方 さ れ た 。 サ リ ドマ イ ドに 催 奇 性 が あ る と い う こ と が 顕 著 化 さ れ 、 そ の
使 用 が 停 止 さ れ る ま で に 死 産 を 含 め る と 数 千 〜 1 万 人 を 超 え る 奇 形 (形 態 形 成
障 害 ) が 生 じた と 推 定 さ れ て い る
(引 用 文 献 1-3)
。 妊 娠 中 3-8 週 目 の 女 性 が
サ リ ドマ イ ドを 服 用 す る と 、 胎 児 に サ リ ドマ イ ド胎 芽 病 と 呼 ば れ る 四 肢 、 耳
、 心 臓 、 そ して 消 化 器 官 に お け る 形 態 形 成 障 害 を 引 き 起 こす
。 中で も四肢
(引 用 文 献 1-3)
耳 の 頻 度 は 著 し い 。 フ ォ コ メ リ ア (phocome l i a ) と し て 知 ら れ
る 四 肢 の 異 常 は 、 腕 や 足 が 短 く な る こ と に 特 徵 づ け られ 、 ま た 耳 の 異 常 に つ
い て は 無 耳 症 や 小 耳 症 、 難 聴 に 代 表 され る 。 そ の 原 因 解 明 に お い て 相 当 な 努
力 が な され て い る に も か か わ らず 、 こ の 発 生 異 常 に つ い て わ か っ て い る こ と
は わ ず か で あ る 。 こ れ ま で の 研 究 に よ り サ リ ドマ イ ドが 酸 化 ス ト レ ス 誘 導 や
血 管 新 生 阻 害 効 果 を 持 っ て い る こ と が わ か っ て お り、 そ れ は 催 奇 性 の 原 因 と
して あ り う る も の で あ る
(引 用 文 献 4-5)
。 しか しな が ら 、 い く つ か の 重 要 な
問 い が 残 され て い る 。 す な わ ち 、 い か な る 分 子 が 直 接 の 標 的 で あ り、 そ して
ど の よ う に して そ の 標 的 因 子 は 催 奇 性 を 担 う の か で あ る 。
と こ ろ で 、 ヒ トの 軽 度 精 神 遅 延 の 原 因 候 補 因 子 と して GRBN と い う タ ン パ ク
[0003]
質 が 知 られ て い る (非 特 許 文 献 1 、 引 用 文 献 1 1 )
i n 1 (DDB1 ) と い う タ ン パ ク 質 と 結 合 す る こ と も 報 告 さ れ
d DNA B i n d i n g prote
て い るが
。 こ の タ ン パ ク 質 は 、 Damage
(非 特 許 文 献 2 、 引 用 文 献 12 )
、 サ リ ドマ イ ドと の 関 連 性 に つ い て は
何 の報 告 もな い。
先行技術文献
非特許文献
[0004]
非 特 許 文 献 1 :丄
y,
Neuro
l ogy
63,
.
Hi
927
非 特 許 文 献 2 :S . Angers
i ns,
J.
(2004)
et
Puc i l owska,
R.
Nature
590
Q.
Lombard
i , J.
P.
Roone
.
a に,
443,
(2006)
.
発 明の開示
発 明 が 解 決 しょ う とす る 課 題
[0005]
近 年 に な り、 サ リ ドマ イ ドは 多 発 性 骨 髄 腫 や 痛 み を 伴 う ハ ン セ ン 病 の 一 種
で あ る ら い 性 結 節 性 紅 斑 の 治 療 に お い て 使 用 され る こ と が 多 くな つ て い る (
引 用 文 献 2 , 3 , 6, 7)
。 そ の 詳 細 な メ カ ニ ズ ム は 不 明 な が ら 、 サ リ ドマ イ ド
は これ ら疾 患 に 対 して 良 好 な 効 果 を 発 揮 す る こ と が 分 か っ て い る 。 しか しな
が ら 、 催 奇 性 が 依 然 と して あ る こ と か ら 、 サ リ ドマ イ ド使 用 は 厳 格 な 統 制 の
下 で しか 行 え な い (引 用 文 献 8 )
。 サ リ ドマ イ ドの 催 奇 性 除 去 は 、 こ の 有 用 な
効 果 を よ り広 範 に 応 用 さ せ て い く上 で 極 め て 望 ま れ て い る の で あ る 。
[0006]
本 発 明 は 、 以 上 の よ う な 技 術 的 背 景 の 下 に な さ れ た も の で あ り、 サ リ ドマ
ィ ドの 有 用 な 薬 理 作 用 を 保 持 しつ つ 、 催 奇 性 の な い サ リ ドマ イ ドの 代 替 薬 を
開 発 す る 手 段 を提 供 す る こ と を 目的 の 一 つ とす る 。
課 題 を解 決 す る た め の 手 段
[0007]
本 発 明 者 は 、 上 記 課 題 を 解 決 す る た め 鋭 意 検 討 を 重 ね た 結 果 、 サ リ ドマ イ
ドが GRBN に 結 合 し、 GRBN を 構 成 因 子 と す る ュ ビキ チ ン リ ガ ー ゼ 複 合 体 の 活 性
を 阻 害 す る こ と に よ っ て 催 奇 性 が 生 じ る こ と を 見 出 した 。 上 述 した よ う に 、 G
RBN が
ヒ 卜の 軽 度 精 神 遅 延 の 原 因 候 補 因 子 で あ る こ とや GRBN が DDB1 と結 合 す る
こ と は 既 に 知 られ て い た が 、 サ リ ドマ イ ドとの 関 連 性 に つ い て は 全 く知 られ
て い な か った 。 従 っ て 、 本 願 出 願 時 に お い て 、 GRBN が サ リ ドマ イ ドの 催 奇 性
に お け る標 的 因 子 で あ る こ と は 、 全 く予 測 で き な か った こ と で あ る 。
[0008]
以 上 の 知 見 か ら、 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 を セ レ ブ ロ ン と接 触 させ 、 セ レ ブ 口
ン との 結 合 性 を 調 べ る こ と に よ りそ の サ リ ドマ イ ド誘 導 体 の 催 奇 性 を 予 見 す
る こ とが で き る 。
この 新 知 見 を さ らに 発 展 させ れ ば 、 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 に 限 らず 、 す べ て
の 被 験 物 質 に お い て GRBN との 結 合 性 を 調 べ れ ば そ の 物 質 の サ リ ドマ イ ド様 の
催 奇 性 の 有 無 を 予 見 す る こ とが で き る 。
ま た 、 本 発 明 者 は 、 ヒ ト由 来 GRBN の N末 端 か ら339 〜442 番 目の ア ミ ノ 酸 残 基
が サ リ ドマ イ ドの 結 合 領 域 で あ る こ と 、 お よ び N末 端 か ら384 番 目の チ ロ シ ン
及 び 386 番 目の トリブ トフ ァ ン を ァ ラ ニ ン に 置 換 した ヒ ト由 来 の GRBN は 、 ュ ビ
キ チ ン リガ 一 ゼ 複 合 体 の 構 成 因 子 と して の 機 能 を 保 持 しつ つ 、 サ リ ドマ イ ド
との 結 合 性 が 低 下 す る こ と も見 出 した 。
[0009]
本 発 明 は 、 以 上 の 知 見 に 基 づ き 完 成 され た も の で あ る 。
[001 0]
即 ち 、 本 発 明 は 、 以 下 の 〔1 〕 〜 〔1 1 〕 を提 供 す る も の で あ る 。
〔1 〕 被 験 物 質 を セ レ ブ ロ ン も し くは そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 の セ レ
ブ ロ ン も し くは そ の 断 片 に 対 す る結 合 性 を 評 価 し、 セ レ ブ ロ ン も し くは そ の
断 片 と結 合 しな い被 験 物 質 、 又 は セ レ ブ ロ ン も し くは そ の 断 片 との 結 合 性 が
サ リ ドマ イ ドよ りも低 い被 験 物 質 を選 択 す る こ と を 特 徴 とす る 非 催 奇 性 物 質
の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔2 〕 被 験 物 質 が 医 薬 で あ る こ と を 特 徴 とす る 〔1 〕 に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質
の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔3 〕 被 験 物 質 が 、 一 般 式 (1 )
[ 化 1]
で 表 され る サ リ ドマ イ ド誘 導 体 で あ る こ と を 特 徴 とす る 〔1 〕 又 は 〔2 〕 に
記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 ;
た だ し、 式 (1 ) 中 、 X が R
(A ) 、X が R
5
で、 Y が R
6
5
_ R
_ R
8
7
で、 Y が R
6
_ R
8
で あ る場 合 を化 合 物
で あ る 場 合 を 化 合 物 (B ) 及 び X が R
5
で
、 Y が R 8 で あ る 場 合 を 化 合 物 (C ) と し、
ま た 、 R 、 R 2 、 R 3 お よ び R 4 は _ H ;— O H ;= 0 ;直 鎖 お よ び 分 枝 ア ル
カ ン 、 ア ル ケ ン 、 ア ル キ ン ;環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び ア ル キ ン ;環 式
な らび に 非 環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び ア ル キ ン の 組 み 合 わ せ ;ア ル コ 一
ル 、 ア ル デ ヒ ド、 ケ トン 、 カ ル ボ ン酸 、 エ ス テ ル 、 ま た は 環 式 、 非 環 式 と組
み 合 わ せ た エー テル 部 分 、 あ る い は環 式
ァ ミ ノ ;_ M O n ま た は 一 0 — M O n
非 環 式 部 分 の 組 み 合 わ せ ;ァ ザ ;
[ 式 中 、 M = N そ して n = 2 ;M = S
そ して n = 2 ま た は 3 ;あ る い は M = P そ して n =
_ 3 で あ る]
;そ して
ハ ロゲ ン か ら選 択 す る こ とが で き ;R 5 、 R 6、 R 7お よ び R 8 は そ れ ぞ れ 独 立 して
式 (2 )
[ 化 2]
Z
I
- C- R
1 o
また は _ 0 _
Z
I
_ N —R
(2 )
( 式 中 、 Z は 任 意 で あ り、 そ して 上 記 R の 定 義 と 同 じで あ る )
か ら選 択 され ;そ して R 10 は 上 記
の 定 義 と 同 じで あ る か 、 ま た は (Z が な い
場 合 に は ) R 10 は = 0 で あ り ;
R 9 は 式 (3 ) 、 (4 ) 、 ( 5 ) 、 ( 6 ) ま た は (7 )
[ 化 3]
R
R l2
(3 )
R
4
R l3
[ 化 4]
[ 化 5]
R
R
l6
—
(5 )
4
R l5
[ 化 6]
(6 )
- R
R l5
R l
—
式 中、各 々の R
R l6
_ R 17 は (
独 立 して ) 上 記 R 5の 定 義 と 同 じで あ り
[ 化 7]
R
8
I
- CI
R 2 0
( 7
式 中、 R
H,
2
)
18
、R
- C H
,
19
お よ び R 20 は 独 立 して
- C O O H,
n C O N H
- C O N H
2
,
- C H
2
)
n - C O O H,
-
(C H
2
か ら選 択 され 、 n = 1 _ 4 を 有 す る 部 分 で あ る 。
〔4 〕 セ レ ブ ロ ン の 断 片 が 、 配 列 番 号 7 に 示 す ア ミ ノ 酸 配 列 に お い て 、 そ の N
末 端 か ら339 〜442 番 目の ァ ミ ノ 酸 配 列 を 有 し、 そ れ 以 外 の ァ ミ ノ 酸 配 列 に お
い て 1 又 は複 数 の ア ミノ酸 残 基 の 置 換 、 欠 失 お よ び
又 は 付 加 が な され た ァ
ミ ノ 酸 配 列 を 有 す る も の で あ る こ と を 特 徴 とす る 〔1 〕 〜 〔3 〕 の い ず れ か
に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔5 〕 セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 が 、 担 体 に 固 定 され て い る こ と を 特 徴 とす る
〔1 〕 〜 〔4 〕 の い ず れ か に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔6 〕 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 が 、 サ リ ドマ イ ド又 は 既 知 の サ リ ドマ イ ド誘 導 体
の も つ 薬 理 作 用 を 持 つ も の で あ る こ と を 特 徴 とす る 〔3 〕 に 記 載 の 非 催 奇 性
物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔7 〕 被 験 物 質 を セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 と セ レ ブ 口
ン 又 は そ の 断 片 の 結 合 性 を 調 べ 、 セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 と結 合 す る 被 験 物
質 を 選 択 す る 工 程 、 及 び 前 記 工 程 で 選 択 され た 被 験 物 質 の 中 か ら、 i ) 催 奇 性
、 又 は i i ) セ レ ブ ロ ン を 含 む ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ 複 合 体 の 活 性 阻 害 作 用 を 軽 減
す る 物 質 を 選 択 す る 工 程 と を 含 む こ と を 特 徴 とす る 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ
ス トの ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔8 〕 セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 が 、 担 体 に 固 定 され て い る こ と を 特 徴 とす る
〔7 〕 に 記 載 の 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
〔9 〕 以 下 の
(a)
及び
又 は (b) の ァ ミ ノ 酸 置 換 を 有 す る こ と を 特 徴 とす る 変
異 型 セ レブ ロ ン ;
(a) ヒ ト由 来 の セ レ ブ ロ ン に お け る N末 端 か ら384 番 目の チ ロ シ ン 若 し くは これ
に 相 当 す る ア ミ ノ 酸 が ァ ラ ニ ン に 置 換 され た も の
(b) ヒ ト由 来 の セ レ ブ ロ ン に お け る N末 端 か ら386 番 目の トリ ブ トフ ァ ン 若 し く
は これ に 相 当 す る ア ミ ノ 酸 が ァ ラ ニ ン に 置 換 され た も の 。
〔1 0 〕 〔9 〕 に 記 載 の 変 異 型 セ レ ブ ロ ン を コー ドす る こ と を 特 徴 とす る核
酸。
〔1 1 〕 〔1 0 〕 に 記 載 の 核 酸 を遺 伝 子 と して 導 入 し、 発 現 させ た こ と を 特
徵 とす る サ リ ドマ イ ド催 奇 性 耐 性 非 ヒ ト動 物 。
発 明の効 果
[001
本 発 明 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 に よ っ て 得 られ る 非 催 奇 性 物 質 は 、 サ リ ドマ
ィ ド様 の 催 奇 性 の 有 無 を 予 見 す る こ とが で き 、 非 催 奇 性 サ リ ドマ イ ド誘 導 体
は 、 サ リ ドマ イ ドの 代 替 薬 と して 有 用 で あ る 。 ま た 、 本 発 明 の ス ク リ一 ニ ン
グ 方 法 に よ っ て 得 られ る サ リ ドマ イ ドの ア ン タ ゴ ニ ス トは 、 サ リ ドマ イ ドに
よ る催 奇 性 リス ク を軽 減 す る働 き が あ る 。
[001 2]
本 発 明 の 変 異 型 GRBN を コー ドす る核 酸 を遺 伝 子 と して 導 入 し、 発 現 させ た
動 物 は 、 サ リ ドマ イ ドの 催 奇 性 に 耐 性 を 示 す の で 、 サ リ ドマ イ ド薬 理 効 果 の
評 価 な どに有 用 で あ る。
図面 の簡 単 な説 明
[001 3]
[ 図 1] GRBN 及 び DDB1 に 対 す る サ リ ドマ イ ド(
tha i ) の 結 合 性 に 関 す る 図 。 (
A) サ
リ ドマ イ ド固 定 化 ビ一 ズ (+) あ る い は コ ン ト口一 ル ビ一 ズ (- )を 用 い 、 HeLa 細
胞 抽 出 液 か らサ リ ドマ イ ド結 合 タ ンパ ク を精 製 した 。 サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビ
— ズ に 結 合 した タ ンパ ク は サ リ ドマ イ ドの 添 加 に よ り溶 出 され る 。 溶 出 され
た タ ンパ ク は 電 気 泳 動 後 、 銀 染 色 を 行 った (
上 図 ) 。 星 印 (*) は 非 特 異 的 に 結
合 した タ ンパ ク で あ る 。 結 合 した タ ンパ ク は タ ン デ ム 質 量 分 析 、 ウ ェ ス タ ン
プ ロ ッ トに よ り、 GRBN と DDB1 と 同 定 され た 。 0 . 3mM の サ リ ドマ イ ドを ビー ズ と
混 合 す る前 の 抽 出 液 に 加 え て お く こ と で 、 溶 出 され る GRBN と DDB1 は 減 少 した
。(
B) 精 製 した 組 み 換 え タ ンパ ク 質 で あ る GRBN-FLAG お よ び DDB1 -V5-H i s に サ リ
ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 合 した 。 サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ に 結 合 す る タ
ンパ ク が GRBN あ る い は DDB1 か を ウ ェス タ ン プ ロ ッテ ィ ン グ に よ り解 析 した 結
果 、 ビー ズ に 結 合 した タ ンパ ク は GRBN で あ った 。 (
G) GRBN-FLAG 、 DDB1-V5-H i s
を 同 時 に も し くは 単 独 で Sf9 細 胞 に 発 現 させ 、 FLAG 抗 体 を 用 い て 免 疫 精 製 した
。 精 製 され た タ ンパ ク 質 を 電 気 泳 動 後 、 ク マ シ 一 (Goomass i e) で 染 色 した と こ
ろ 、 DDB1 が 検 出 され た 。
[ 図 2] GRBN 、 DDB 1 、 及 び Gu l l i n 4A (Gu l 4A) に よ る E3 複 合 体 形 成 に 関 す る 図 。 (
A) FH-GRBN お よ び DDB1-V5-H i s を HeLa 細 胞 に 共 発 現 させ 、 免 疫 染 色 した 。 DAP I
は 4' 6- d i ami d i no- 2- pheny l i ndo l e で あ る 。 GRBN 、 DDB1 は 主 に 核 に 共 局 在 して
お り、 細 胞 質 で も検 出 され た 。 (
B) FH-GRBN を 安 定 的 に 発 現 す る 293T 細 胞 ま た
は コ ン トロー ル 細 胞 (mock) 抽 出 液 を FLAG 抗 体 に よ り免 疫 沈 降 し、 ウ ェス タ ン
ブ ロ ッテ イ ン グ を 行 った と こ ろ 、 GRBN 複 合 体 と して DDB1 、 Gu l 4A 、 Roc1 が 共 沈
した 。 (
G)
図 の 量 の FH-GRBN と DDB2 発 現 べ ク タ 一 を 293T 細 胞 に 共 導 入 した 。 I n
put 、 お よ び FLAG 抗 体 に て GRBN と共 沈 した 分 子 を ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ
に よ り解 析 した (I B) 。 DDB2 を 強 発 現 させ る こ と に よ り、 GRBN と共 沈 す る DDB1
量 は 低 下 した 。 (
D) FH-GRBN を 安 定 的 に 発 現 す る 293T 細 胞 に 、 Gu l 4A s i RNA も し
くは コ ン トロー ル s i RNA を 導 入 し、 MG1 32 を 加 え た 。 Rl PAbuffer で 細 胞 を 溶 解
し、 FLAG 抗 体 に て 免 疫 沈 降 後 、 Ubqu i t i n (Ub) 抗 体 で ウ ェ ス タ ン プ ロ ッ トを 行
つた 。 MG1 32 処 理 に よ る GRBN の 自 己 ュ ビキ チ ン化 は Gu l 4A s i RNA に よ り抑 制 さ
れた。 (
E) FH-GRBN (WT 、 野 生 型 ) も し くは DDB1 との 結 合 能 を 欠 くGRBN 変 異 体 (
△ Mi d、 GRBN の 187 か ら260 番 目の ア ミ ノ 酸 を 欠 損 させ た 変 異 体 )を 安 定 的 に 発
現 す る 293T 細 胞 に MG 132 を 加 え Dと 同 様 の 操 作 を 行 った 。 △ Mi d の 発 現 細 胞 で は
MG1
32 処 理 に よ る GRBN 変 異 体 の 自 己 ュ ビキ チ ン化 は 抑 制 され た 。
[ 図 3] サ リ ドマ イ ドに よ る GRBN 機 能 の 阻 害 に 関 す る 図 。 (
A) GRBN ( 野 生 型 ) な
らび に GRBN 変 異 体 の 図 。 星 印 は ァ ラ ニ ン置 換 を 示 す 。 (
B) GST-GRBN 野 生 型 あ る
い は 変 異 体 タ ンパ ク に サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 合 し、 結 合 した GRBN 変
異 体 類 を 銀 染 色 で 検 出 した 。 野 生 型 な らび に GRBN の G末 端 側 104 ァ ミ ノ 残 基 を
発 現 す る 変 異 体 が 結 合 した 。 融 合 タ ンパ ク 質 の 全 長 の も の を ar rowhead で 示 し
た。 (
G) FH-GRBN 野 生 型 あ る い は 変 異 体 類 を過 剰 発 現 す る 293T 細 胞 抽 出 液 に サ
リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 合 し、 結 合 した GRBN 変 異 体 類 を ウ ェス タ ン プ ロ
ッテ ィ ン グ で 検 出 した 。 野 生 型 に 比 べ GRBN Y384A 、W386A 変 異 体 は サ リ ドマ イ
ド固 定 化 ビー ズ へ の 結 合 が 弱 く、 2 点 変 異 体 (YW/AA) で は さ らに 結 合 が 低 下 し
た。 (
D) GRBN-V5-H i s ( 野 生 型 ) お よ び 変 異 体 FH-GRBN YW/AA を HeLa 細 胞 に 共 導
入 し 、 免 疫 染 色 した 。 DAP I は 4
l i ndo l e で あ る 。 野 生
'6- d i ami d i no- 2 - pheyny
型 な ら び に 変 異 体 GRBN YW/AA の 細 胞 内 局 在 に 違 い は な か っ た 。
(E)
FH-GRBN
YW
/AA を 発 現 す る 293T 細 胞 抽 出 液 を FLAG 抗 体 に て 免 疫 沈 降 後 、 ウ ェ ス タ ン プ ロ ッ
トを 行 っ た と こ ろ 、 DDB1 、 Gu l 4 A 、 Roc1 が YW/AA 変 異 GRBN と 共 沈 した 。
( 野 生 型 ) も し く は FH-GRBN
) FH-CRBN
2 E に 示 した 工 程 を 行 っ た 。
(G)
(F
及 びG
YW/AA を 発 現 さ せ た 293T 細 胞 に お い て 図
に お い て は 回 収 の 4 時 間 前 に サ リ ドマ イ ドを 処
理 した 。 MG1 3 2 に よ る GRBN の 自 己 ュ ビ キ チ ン 化 は サ リ ドマ イ ドの 前 処 置 に よ り
抑 制 さ れ た が 、 YW/AA 変 異 GRBN で は サ リ ドマ イ ドに よ る 抑 制 は 見 られ な か っ た
[ 図 4 ] サ リ ドマ イ ド処 理 お よ び GRBN 複 合 体 の 抑 制 に よ る ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お
け る発 生 異 常 に 関 す る 図 。
(A
及 び B) ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 を 図 の 濃 度 の サ リ ド
マ イ ドに 薬 浴 さ せ た 状 態 で 発 達 さ せ た 。 サ リ ドマ イ ドの 処 置 に よ り 、 胸 鰭 、
耳 胞 の 発 達 が 阻 害 さ れ た 。 ( Gか ら F) zcrbn
AMO
(zcrbn
ant
i sense
o l i gonuc
l eot i de) を 単 独 も し く は zcrbn
。 zcrbn
AMO に よ り 、 胸 鰭 、 耳 胞 の 発 達 は 阻 害 さ れ た が 、 zcrbn
す る こ とで緩 和 で きた 。
(G
morpho
l i no
mRNA と と も に 1 細 胞 期 の 胚 に 注 入 した
mRNA を 共 導 入
か ら I ) zcu l 4 a AMO を 単 独 も し く は zcu l 4 a mRNA と と
も に 1 細 胞 期 の 胚 に 注 入 した 。 zcu l 4 a AMO に よ り胸 鰭 、 耳 胞 の 発 達 は 阻 害 さ れ
た が 、 zcu l 4 a mRNA を 共 導 入 す る こ と で 緩 和 で き た 。
(A
定 し ア ル シ ア ン ブ ル ー で 染 色 した 。 上 図 は 胚 の 背 側 図
下 図 は 胸 鰭 の 拡 大 図 で あ る 。 胸 鰭 は arrowhead
お け る 耳 胞 の 拡 大 図 で あ る 。 ( D及 び G)
owth
zat
factor
8a) な
び に shh
48hpf
及 び G) 7 5 hpf の 胚 を 固
(do r s a I V i ew)
で 示 した 。
(B,
で ある。
E 及 び H) 30hpf
の 胚 に 対 しfgf 8 a ( f i brob
(son i c hedgehog)
に
l ast
gr
プ ロ 一 フ で i n s i t u hybr
id i
i o n を 行 っ た 。 ヒ レ 芽 (f i n bud) の 拡 大 図 を 示 した 。 zGrbn
、 zGu l 4 a の 発 現
抑 制 に よ りfgf 8 a の 発 現 低 下 が み られ 、 そ れ ぞ れ の mRNA を と も に 導 入 す る こ と
で 緩 和 さ れ た 。 shh 発 現 に は ほ ぼ 影 響 は な か っ た 。
(F
及 び I)
30hpf
胞 の サ イ ズ を 未 処 理 の 検 体 に 対 す る 比 と し て グ ラ フ に 表 した 。 ***p
n i nj ,
非注入
に お ける耳
〈 0 . 001
,
未処理)。
[ 図 5 ] 変 異 型 GRBN の 発 現 に よ る サ リ ドマ イ ド催 奇 性 抑 制 に 関 す る 図 。 1 細 胞 期
u
の 胚 に zcrbn mRNA ( 野 生 型 ) も し くは zcrbn YW/AA の mRNA を 注 入 し、 サ リ ドマ
ィ ドに 薬 浴 させ た 。 (
A) 27hpf に お け る 耳 胞 の 拡 大 写 真 。 (
B) 30hpf に お け 耳 胞
の サ イ ズ を未 処 理 の 検 体 に 対 す る 比 で グ ラ フ に 示 した も の 。 * p〈 0 . 05, **p<0.
0 1 。 zcrbn
YW/AA を過 剰 発 現 した 胚 で は 、 サ リ ドマ イ ドは 耳 胞 の 発 達 に 影 響
を 及 ぼ さ な か った 。 (
G及 び り) 48hpf に お け る胚 を f gf 8 あ る い は shh プ ロー ブ で i
n s i t u hybr i d i zat i on を 行 った 。 図 に は ヒ レ 芽 の 拡 大 写 真 を 示 して い る 。 un i
nj , 未 処 理 。 zcrbn YW/AA を発 現 させ た 胚 で は 、 サ リ ドマ イ ドに よ る fgf8a 発
現 の 減 少 が 緩 和 した 。
[ 図 6] サ リ ドマ イ ドの F G ビー ズ へ の 固 定 化 方 法 の 模 式 図 。 (
A及 び B) サ リ ドマ イ
ドお よ び そ の 誘 導 体 で あ る FR259625 の 構 造 。 (
G) サ リ ドマ イ ド固 定 化 反 応 の 流
れ。
[ 図 7] 様 々 な 細 胞 種 か らの サ リ ドマ イ ド結 合 因 子 の 精 製 に 関 す る 図 。 図 に 示 し
た よ うな 細 胞 種 の 抽 出 液 に サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 添 加 し反 応 させ た 。
サ リ ドマ イ ドに よ り溶 出 され た 画 分 の DDB1 な らび に GRBN を ウ ェス タ ン ブ ロ ッ
テ ィ ン グ で 検 出 した 。 競 合 阻 害 は 0 . 3mM の サ リ ドマ イ ドを 、 ビー ズ と結 合 させ
る前 の 抽 出 液 に 加 え て い る 。 様 々 な 細 胞 種 に お い て 、 サ リ ドマ イ ド結 合 タ ン
パ ク と して GRBN な らび に DDB 1が 検 出 で き た 。
[ 図 8]
DDB1
の GRBN に 対 す る結 合 性 に 関 す る 図 。 FH-GRBN を 安 定 的 に 発 現 す る 293
T細 胞 株 も し くは コ ン トロー ル 細 胞 (mock) 抽 出 液 を FLAG 抗 体 に よ り免 疫 沈 降 を
行 い 、 SDS-PAGE お よ び 銀 染 色 を 行 った 。 DDB1 は GRBN と共 沈 した 。
[ 図 9] I n v i tro で の GRBN の ュ ビキ チ ン化 に 関 す る 図 。 FH-GRBN を 安 定 的 に 発 現
す る 293T 細 胞 株 か ら精 製 した FH-GRBN 複 合 体 は GST- ュ ビキ チ ン 、 Uba l (E1 に 相
当 ) 、 UbcH5b (E2 に 相 当)、 ATP 存 在 下 も し くは 非 存 在 下 で 自 己 ュ ビキ チ ン化 反
応 を 行 った 。 反 応 溶 液 は 図 に 示 した 抗 体 を 用 い ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ を
行 った 。 Mock は コ ン トロー ル 細 胞 か らFLAG 精 製 され た 画 分 で あ る 。 GRBN 複 合
体 存 在 下 で 自 己 ュ ビキ チ ン化 が 見 られ た 。
[ 図 10]
DDB1
の ノ ッ ク ダ ウ ン と GRBN タ ンパ ク 量 との 関 係 を 示 す 図 。 DDB1 s i RNA
も し くは コ ン トロー ル の s i RNA を 導 入 した 293T 細 胞 か ら得 た 抽 出 液 とサ リ ドマ
イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 合 し 、 i n put 中 の DDB1 あ る い は
_act
i n 、 お よ び ビー
ズ に 結 合 した GRBN を ウ ェ ス タ ン ブ ロ ッ テ イ ン グ で 解 析 した 。 DDB1 の 発 現 低 下
に 伴 っ て サ リ ドマ イ ドに 結 合 す る GRBN も 減 少 した 。
[ 図 1 1 ] GRBN 欠 損 変 異 体 と ュ ビ キ チ ン 複 合 体 形 成 を 示 す 図 。
お よ び GRBN 欠 損 変 異 体 の 図 。
(B)
293T 細 胞 に FH-GRBN
(A)
(野 生 型 )
GRBN
(野 生 型 ) お よ び そ の 欠
損 変 異 体 を 発 現 さ せ 、 FLAG 抗 体 に お い て 免 疫 沈 降 した 。 GRBN お よ び そ の 変 異
体 、 な ら び に 結 合 した 内 因 性 DDB1 を ウ ェ ス タ ン ブ ロ ッ テ イ ン グ に よ り解 析 し
た 。 そ の 結 果 、 GRBN の 18 7 か ら 260 番 目 の ア ミ ノ 酸 欠 損 に よ り DDB1 と の 結 合 が
消 失 す る こ と が 判 明 した 。
(G)
GRBN お よ び 18 7 か ら 260 番 目 の ア ミ ノ 酸 を 欠 損 さ
せ た 変 異 体 A M i d を 293T 細 胞 に 発 現 さ せ た 。 FLAG 抗 体 で 免 疫 沈 降 後 、 GRBN あ る
い は A M i d に 結 合 した DDB1 な ら び に Gu l 4 A を ウ ェ ス タ ン プ ロ ッ テ ィ ン グ に よ り
解 析 した 。 A M i d は DDB1 、 Gu l 4 a と の 複 合 体 形 成 能 が 消 失 し て い た 。
[ 図 12 ] GRBN の 進 化 的 保 存 性 に 関 す る 図 。 5 種 よ り GRBN オ ル ソ ロ グ の ア ミ ノ 酸 を
比 較 した も の 。 枠 で 囲 ま れ た ア ミ ノ 酸 は 、 5 種 類 す べ て で 保 存 さ れ て い る ア ミ
ノ 酸 で あ る 。 Arrow
は 欠 損 実 験 で 判 明 した サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 で あ り 、 星 印
は サ リ ドマ イ ド結 合 に 極 め て 重 要 な ア ミ ノ 酸 を 表 す (Y384 と W386) 。 図 3 参 照 。
[ 図 13 ] ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 に お け る zcrbn
お よ び zcu l 4 a の 発 現 を 示 す 図 。 48hp
f 胚 に お け る zcrbn
お よ び zcu l 4 a の 発 現 を ホ ー ル マ ウ ン ト i n s i t u hybr
o n に て 検 証 した 。
(A)
zcrbn
arrowhead
鰭 に お け る zcrbn
hyme,
pm
て弱 い。
(B)
に お け る 耳 胞 で の zcrbn
(G)
48hpf
発現 。
胚 での胸
発 現 の 拡 大 図 で あ る 。 発 現 は 前 位 の 間 充 織 (prox i ma l mesenc
遊走『
ま充 織
zcu l 4 a の 発 現 に つ い て 。 48hpf
脳 、 胸 鰭 に お い て 高 く発 現 し て い る 。
で あ る。 中脳
48hpf
に て )背 側 図 で あ り 、 前 部 が 頭 部 で あ る 。
こ!
¾ レ べ ゾレで め り 、
(D)
i
は 頭 部 血 管 、 胸 鰭 、 そ して 脳 に お い て 高 発 現 で あ
る 。 側 面 図 で あ り、 左 が 前 部 で あ る 。
(0V,
i d i zat
(E)
i gratorymesenchyme,
mm
こ お しゝ
胚 で zcu l 4 a は 前 脳 、 中 脳 そ し て 後
対 照 と し て 48hpf
胚 で の fgf8
の発現
後 脳 境 界 部 、 お よ び 後 脳 に お い て 発 現 して い る 。 ス ケ ー ル バ
— は 0 . 2mm で あ る 。
[ 図 14 ] zGrbn の 生 化 学 的 解 析 結 果 に 関 す る 図 。
(A)
FH-zGrbn
を 発 現 さ せ た 293T
細 胞 抽 出 液 に サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 合 し反 応 させ た 。 結 合 タ ンパ ク
質 を サ リ ドマ イ ドで 溶 出 し、 ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ に よ り解 析 した 。 zGr
bn は サ リ ドマ イ ドに 結 合 した 。 (
B) FH-zGrbn を発 現 させ た 293T 細 胞 抽 出 液 を FL
A G抗 体
で 免 疫 沈 降 を 行 い 、 DDB1 の 結 合 を ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ に よ り検
証 した 。 ヒ トの 内 在 性 DDB1 が 結 合 す る こ とが 分 か った 。 (
G) FLAG-zGrbn
(野 生
型 ) も し くは FLAG-zGrbn YW/AA を発 現 させ た 293T 細 胞 抽 出 液 に サ リ ドマ イ ド
固 定 化 ビー ズ を 混 合 した 。 i nput お よ び サ リ ドマ イ ドに よ る 溶 出 画 分 に つ い て
様 々 な 量 で ウ ェ ス タ ン ブ ロ ッ トを 行 った 。 zGrbn YW/AA に 対 す る サ リ ドマ イ ド
の 結 合 は 明 らか に 弱 か った 。
[ 図 15] サ リ ドマ イ ド催 奇 性 の 分 子 メ カ ニ ズ ム を模 式 的 に 表 した 図 。 正 常 時 で
は GRBN は E3 ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ 複 合 体 の サ ブ ュ ニ ッ トと して 機 能 し、 未 知 の
基 質 を ュ ビキ チ ン化 す る こ と に よ っ て 四 肢 や 耳 胞 の 形 成 と い った 様 々 な 発 生
プ ロセ ス を 制 御 す る (
上 図 )。 サ リ ドマ イ ドが GRBN と結 合 す る と 、 E3 と して の
機 能 が 阻 害 され る (
下 図 )。 基 質 の 異 常 な 蓄 積 が 短 い 四 肢 や 小 さ な 耳 胞 の 形 成
な ど 、 様 々 な 発 生 異 常 を も た らす 。 部 分 的 に は fgf8 の 発 現 の 低 下 が 関 与 す る
[ 図 16] フ タ ル イ ミ ドと GRBN 及 び DDB1 との 結 合 に 関 す る 図 。 293T 細 胞 抽 出 液 を
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ と混 合 した 。 ビー ズ に 結 合 した 因 子 を サ リ ドマ イ
ドも し くは 、 等 量 の フ タ ル イ ミ ドで 溶 出 し、 溶 出 画 分 中 の GRBN 及 び DDB1 を ゥ
エス タ ン プ ロ ッテ ィ ン グ で 解 析 した 。
[ 図 17] GRBN との 結 合 性 を 調 べ た サ リ ドマ イ ド誘 導 体 の 構 造 式 を 示 す 図 。
[ 図 18] サ リ ドマ イ ド誘 導 体 と GRBN との 結 合 に 関 す る 図 。 図 中 の Veh i c l e は DMS0
を 示 す 。 HEK293T 細 胞 抽 出 液 に サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 混 和 して 、 洗 浄 後
、 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 に よ り結 合 タ ンパ ク を 溶 出 した 。 溶 出 画 分 中 の GRBN は
ウ ェ ス タ ン プ ロ ッ トを 行 った 。 図 中 の Veh i c l e は DMS0 を 示 す 。 SDS_Bo i l は 洗 浄
後 の ビー ズ を 2%SDS を 含 む バ ッ フ ァ一 中 で 98. 5 °C に 加 熱 し、 サ リ ドマ イ ド固 定
化 ビー ズ に 結 合 した GRBN を解 離 させ た 画 分 で あ る 。 GRBN は サ リ ドマ イ ド、 グ
ル タ ル イ ミ ドに よ り溶 出 した が 、 フ タ ル イ ミ ド、 5_Hydroxy_
(2, 6_d i i sopropy
I pheny I ) - 1H- i so i ndo I e- 1, 3- d i one (5HPP-33) の 添 加 で は 溶 出 しな か った 。
[ 図 19] サ リ ドマ イ ド又 は 5HPP-33 処 理 後 の 多 発 性 骨 髄 腫 細 胞 Kms1 2の 細 胞 数 を
示 す 図 。 KMS-1 2細 胞 に 最 終 濃 度 が 100 〃Mに な る よ う に サ リ ドマ イ ドあ る い は 5
HPP-33 を 添 加 した 。 37°C 、 5%G02 に 設 定 した イ ン キ ュ ベ ー タ 一 内 で 48 時 間 培 養
した 。 細 胞 数 の 測 定 の た め 、 生 細 胞 数 測 定 試 薬 SF ( ナ カ ラ イ テ ス ク ) を 添 加
し、 さ らに 2 時 間 培 養 後 、 波 長 450 n mで 吸 光 度 を 測 定 した 。 5HPP-33 は KMS-1 2
に 対 して 強 い 増 殖 抑 制 を 示 した 。
発 明 を実施 す るた めの形態
[001 4]
[001 5 ]
以 下 、 本 発 明 を詳 細 に説 明 す る 。
( 1 ) 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法
本 発 明 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 は 、 被 験 物 質 を GRBN も し くは
そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 の GRBN も し くは そ の 断 片 に 対 す る結 合 性 を 評
価 し、 GRBN も し くは そ の 断 片 と結 合 しな い被 験 物 質 、 又 は GRBN も し くは そ の
断 片 との 結 合 性 が サ リ ドマ イ ドよ りも低 い被 験 物 質 を選 択 す る こ と を 特 徴 と
す る もの で あ る 。
GRBN 等
との 結 合 性 が サ リ ドマ イ ドよ りも低 い被 験 物 質 の 選 択 は 、 例 え ば 、
被 験 物 質 の 代 わ りに サ リ ドマ イ ドを 用 い た 対 照 実 験 を 行 い 、 被 験 物 質 の 結 合
性 とサ イ リ ドマ イ ドの 結 合 性 と を 比 較 す る こ と に よ り行 う こ とが で き る 。
[001 6]
GRBN は 、 サ
リ ドマ イ ドの 催 奇 性 の 標 的 因 子 で あ る と考 え られ る 。 従 っ て 、
これ と結 合 しな い 物 質 ゃ サ リ ドマ イ ドよ りも結 合 性 の 低 い 物 質 は 、 サ リ ドマ
ィ ドの 有 す る催 奇 性 を 持 た な い か 、 又 は 催 奇 性 が 軽 減 され て い る と考 え られ
る。
[001 7]
被 験 物 質 は 特 に 限 定 され な い が 、 ヒ ト又 は 他 の 動 物 に 投 与 、 摂 食 させ る 物
質 が 好 ま し く、 例 え ば 、 医 薬 、 医 薬 品 添 加 物 、 食 品 、 食 品 添 加 物 、 又 は これ
らに 含 ま れ る 化 学 物 質 な どが 挙 げ られ る 。
医 薬 の 中 で は 、 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 が 重 要 で あ る 。
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 と して は 、 例 え ば 次 の 一 般 式 (1 ) で 示 され る 化 合 物 が
あ げ られ る 。
一 般 式 (1 )
[ 化 8]
R
4
た だ し、 式
A ) 、X が R
Y がR
8
(1
5
) 中、 X が R
で、 Y が R
6
5
_ R
_ R
8
7
で、 Y が R
6
_ R
8
で あ る場 合 を化 合 物 (
で あ る 場 合 を 化 合 物 (B ) 及 び X が R
で あ る 場 合 を 化 合 物 (C )
5
で、
と し、
ま た 、 R 、 R 2 、 R 3 お よ び R 4 は _ H ;— O H ;= 0 ;直 鎖 お よ び 分 枝 ア ル
カ ン 、 ア ル ケ ン 、 ア ル キ ン ;環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び ア ル キ ン ;環 式
な らび に 非 環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び ア ル キ ン の 組 み 合 わ せ ;ア ル コ 一
ル 、 ア ル デ ヒ ド、 ケ トン 、 カ ル ボ ン酸 、 エ ス テ ル 、 ま た は 環 式 、 非 環 式 と組
み 合 わ せ た エー テル 部 分 、 あ る い は環 式
ァ ミ ノ ;_ M O n ま た は 一 0 — M O n
非 環 式 部 分 の 組 み 合 わ せ ;ァ ザ ;
[ 式 中 、 M = N そ して n = 2 ;M = S
そ して n = 2 ま た は 3 ;あ る い は M = P そ して n =
_ 3 で あ る]
;そ して
ハ ロゲ ン か ら選 択 す る こ とが で き ;R 5 、 R 6、 R 7お よ び R 8 は そ れ ぞ れ 独 立 して
式 (2 )
[ 化 9]
Z
I
- C- R
1
また は _ 0 _
Z
I
- N-R
(2 )
1
( 式 中 、 Z は 任 意 で あ り、 そ して 上 記 R の 定 義 と 同 じで あ る )
か ら選 択 され ;そ して R 10 は 上 記
の 定 義 と 同 じで あ る か 、 ま た は (Z が な い
場 合 に は ) R 10 は = 0 で あ り ;
R 9 は 式 (3 ) 、 (4 ) 、 ( 5 ) 、 ( 6 ) ま た は (7 )
[ 化 10 ]
R
R l2
(3 )
R
4
R l3
[ 化 1 1]
[ 化 12 ]
R
R
l6
—
(5 )
4
R l5
[ 化 13 ]
( 6 )
- R
R l5
R l
—
式 中、各 々の R
R l6
_ R
17
は (
独 立 して ) 上 記 R 5 の 定 義 と 同 じで あ り
[ 化 14 ]
R
8
I
- C I
R 2 0
( 7
式 中 、 R
H ,
)
-
18
、 R
C H
3
19
, -
n C O N H
お よ び R
C O O H ,
8]
-
独 立 して
C O N H
2
,
_
1 _
l e-1
, 3-d
2
)
n -
C O O H ,
-
( C H
2
4 を有 す る部 分 で あ る 。
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 の 中 で 、 5-Hydroxyndo
C H
2
か ら選 択 され 、 n =
[001
20 は
i one
(5HPP-33)
(2,
6-d
i i sopropy
I pheny
I) -
H- i s o i
は ヒ ト骨 髄 腫 細 胞 の 増 殖 抑 制 な ど の 薬 理 作 用 を
有 し て い る が セ レ ブ ロ ン と の 結 合 性 は か な り低 い こ と が 確 か め ら れ た 。
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 は 、 サ リ ドマ イ ドゃ 既 知 の サ リ ドマ イ ド誘 導 体 の 持 つ
薬 理 作 用 を持 つ もの が 好 ま しい 。
サ リ ドマ イ ドの 薬 理 作 用 と し て は 、 (i ) bFGF に よ り 誘 導 さ れ る 血 管 新 生 の 抑
制 、 (i i ) LPS 刺 激 し た ヒ ト単 球 か ら の TNF-
ひ 産 生 の 抑 制 、 ヒ ト骨 髄 腫 細 胞 等 の
腫 瘍 細 胞 と ヒ ト骨 髄 ス ト ロ ー マ 細 胞 と の 共 培 養 に よ り 亢 進 す る I L-6 産 生 の 抑
制 、 (i i i ) 多 発 性 骨 髄 腫 患 者 の 末 梢 血 中 の ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 数 の 増 加 、 T
細 胞 受 容 体 刺 激 後 の I L-2 及 び I NF-
産 生 の 亢 進 、 お よ び I L- 2 依 存 的 に T 細 胞
の 増 殖 の 促 進 、 (i v ) ヒ ト骨 髄 腫 細 胞 な ど の 腫 瘍 細 胞 に 対 し て ア ポ トー シ ス 誘
導 と細 胞 増 殖 の 抑 制 な どが 確 認 され て い る 。
そ し て 、 サ リ ドマ イ ドの 疾 病 に 対 す る 予 防 、 治 療 効 果 と し て は 、 鎮 静 作 用
、 ハ ンセ ン病 治 療 作 用
(具 体 的 に は 、 ら い 性 結 節 性 紅 斑 の 治 療 作 用 ) 、 移 植
病 治 療 作 用 、 多 発 性 骨 髄 腫 治 療 作 用 、 固 形 が ん 治 療 作 用 、 全 身 性 エ リテ マ ト
一 デ ス 治 療 作 用 、 多 発 性 硬 化 症 治 療 作 用 、 ベ ー チ ェ ッ ト病 治 療 作 用 、 炎 症 性
腸 疾 患
(ク ロ ー ン 病 や 潰 瘍 性 大 腸 炎 ) 治 療 作 用 な ど を 例 示 で き る 。 既 知 の サ
リ ドマ イ ド誘 導 体 の 薬 理 作 用 と し て は 、 レ ナ リ ドマ イ ド (Lena l i domi
発 性 骨 髄 腫 治 療 作 用 、 骨 髄 腫 異 形 成 症 候 群
(Poma
l i domi
de)
(MDS)
de)
の 多
治 療 作 用 、 ポ マ リ ドマ イ ド
の 多発 性 骨 髄 腫 治 療 作 用 、 骨 髄 線 維 症 の 治 療 作 用 な ど を例 示
で き る 。
[001
9]
GRBN は 既 知 の タ ン パ ク 質 で あ り 、 そ れ を コ ー
ドす る 遺 伝 子
(GRBN 遺 伝 子 )
の 塩 基 配 列 も デ ー タ ベ ー ス 上 に 公 開 さ れ て い る 。 例 え ば 、 ヒ ト 由 来 の GRBN 遺
伝 子 の 塩 基 配 列 、 マ ウ ス 由 来 の GRBN 遺 伝 子 の 塩 基 配 列 、 ラ ッ ト 由 来 の GRBN 遺
伝 子 の 塩 基 配 列 、 及 び ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 由 来 の GRBN 遺 伝 子 の 塩 基 配 列 は 、 そ
れ ぞ れ Gene I D: 5 1 185 、 Gene I D: 58799 、 Gene I D: 297498 、 及 び Gene I D: 44549
1で Entre
Gene に 登 録 され て い る 。 使 用 す る GRBN や GRBN 遺 伝 子 は 天 然 の も の で
あ っ て も よ い が 、 天 然 の GRBN の ア ミ ノ 酸 配 列 に お い て 1 若 し くは 数 個 の ア ミ
ノ 酸 欠 失 、 置 換 若 し くは 付 加 され た ア ミ ノ 酸 配 列 か らな り、 活 性 を 持 つ ュ ビ
キ チ ン リガ ー ゼ 複 合 体 を 形 成 で き る 変 異 型 の GRBN や そ れ を コー ドす る遺 伝 子
を使 用 して も よ い 。
[0020]
本 発 明 者 は 、 ヒ ト由 来 の GRBN に お け る サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 を 特 定 して い
る 。 従 っ て 、 GRBN の 代 わ りに サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 を 含 む GRBN の 断 片 を使 用
して も 、 結 合 性 の 評 価 は 可 能 で あ る 。 サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 と して は 、 ヒ ト
由 来 の GRBN の G末 端 側 の 104 ア ミ ノ 酸 領 域 を例 示 で き る 。 ヒ ト以 外 の 生 物 由 来
の GRBN に お い て は 、 この G末 端 側 の 104 ア ミ ノ 酸 領 域 に 相 当 す る領 域 (
即 ち、
ア ミ ノ 酸 の 同 一 性 に 基 づ い て 整 列 させ た 際 に 、 ヒ ト由 来 の GRBN の G末 端 側 の 10
4 ア ミ ノ 酸 領 域 と一 致 す る領 域 ) を サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 とす る こ とが で き る
[0021 ]
GRBN の 断 片
と して は 、 配 列 番 号 7 に 示 す ヒ ト由 来 GRBN の ア ミ ノ 酸 配 列 に お
い て 、 そ の N末 端 か ら 3 3 9 〜 4 4 2 番 の ア ミ ノ 酸 配 列 を 有 し、 そ れ 以 外 の ァ
ミ ノ 酸 配 列 に お い て 1 又 は複 数 の ア ミ ノ 酸 残 基 の 置 換 、 欠 失 お よ び
又 は付
加 が な され た ア ミ ノ 酸 配 列 を 有 す る も の 、 お よ び 当 該 ヒ ト由 来 GRBN の 断 片 に
相 当 す る 各 種 生 物 由 来 の GRBN の 断 片 な どが 挙 げ られ る 。 ま た 、 GRBN や そ の 断
片 は 、 他 の タ ンパ ク 質 を 付 加 して 融 合 タ ンパ ク 質 と して も よ い 。
[0022]
本 発 明 に お い て 使 用 す る GRBN 又 は そ の 断 片 は 、 上 記 の 各 種 生 物 由 来 の GRBN
や 変 異 型 の GRBN 又 は そ れ らの 断 片 の い ず れ で も よ い が 、 本 発 明 は 、 ヒ トに 対
して 催 奇 性 を 持 た な い サ リ ドマ イ ド誘 導 体 を 得 る こ と を 目的 と して い る の で
、 ヒ ト由 来 の GRBN 又 は そ の 断 片 を使 用 す る の が 好 ま しい 。
[0023]
GRBN や そ の 断 片 は 、 担 体
RBN や そ の 断 片
に 固 定 して お く こ とが 好 ま しい 。 担 体 と して は 、 G
を 固 定 で き る も の で あれ ば 特 に 限 定 され な い が 、 粒 子 状 の も の
が 好 ま し く、 ま た 、 磁 性 を 有 す る も の が 好 ま しい 。 好 ま しい 担 体 の 例 と して
は 、 有 機 ポ リマ ー 皮 膜 を 有 す る 磁 性 ナ ノ ビー ズ を 挙 げ る こ と が で き る 。 有 機
ポ リマ ー 皮 膜 を 有 す る 磁 性 ナ ノ ビー ズ の 粒 径 は 特 に 限 定 され な い が 、 1-500nm
が 好 ま し く、 20-300nm
が よ り好 ま し い 。 有 機 ポ リマ 一 と して は 、 GMA 、 GMA と
ス チ レンの 共 重 合 体 、 (
ポ リ)メ タ ク リル 酸 、
(ポ リ) ア ク リル 酸 な ど を 挙 げ
る こ と が で き る 。 有 機 ポ リマ ー 皮 膜 を 有 す る 磁 性 ナ ノ ビー ズ の 具 体 例 と して
は 、 S G ビー ズ (kawaguch i ら Nuc l e i c Ac i d s Research
G ビー ズ
(N
i s h i o ら 、 Co l l o i d s and
169) 、 Dynabeads,
Adembeads,
Surfaces
989,
B : B i o i interfaces
17 : 6229-6240)
2008,
、F
6 4 : 1 62—
nanomag な と ¾:
挙 げ る こ とが で き る 。
GRBN に 対 す る サ リ ドマ イ ド誘 導 体 の 結 合 性 評 価 は 、 常 法 に よ っ て 行 う こ と
[0024]
が で き 、 例 え ば 、 B I Acore に よ る 表 面 プ ラ ズ モ ン 共 鳴 、 等 温 滴 定 カ ロ リ メ ト リ
_
[0025]
( I TG) な ど に よ り結 合 性 を 評 価 で き る 。
本 発 明 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 は 、 被 験 物 質 と GRBN 又 は そ の 断 片 と の 結 合 性
を 評 価 で き れ ば 特 に 限 定 は され な い が 、 例 え ば 以 下 の 方 法 の よ う に 実 施 す る
こ とが で き る 。
[0026]
(A) F G ビー ズ を 用 い た ス ク リー ニ ン グ 方 法
ま ず サ リ ドマ イ ドを 固 定 化 した F G ビー ズ を 作 製 す る 。 そ の 固 定 化 ビー ズ を G
RBN が 発 現 す る 細 胞 抽 出 液 、 も し く は 組 み 換 え タ ン パ ク 質 と 混 合 し、 1 時 間 以
上 、 回 転 機 に て 5rpm 、 4 °C で 混 和 状 態 を 続 け る 。 そ して バ ッ フ ァ 一 で 洗 浄 を 行
つ た 後 、 例 え ば 、 被 験 物 質 と して サ リ ドマ イ ド誘 導 体 を 混 合 した バ ッ フ ァ ー
を ビー ズ に 通 す こ と に よ り、 GRBN の 溶 出 が 生 じ る か ど う か を 確 認 す る 。 検 出
方 法 と して は 、 ウ ェ ス タ ン ブ ロ ッ テ イ ン グ 、 ドッ トブ ロ ッ テ イ ン グ 、 GBB 染 色
、 銀 染 色 な ど が 挙 げ られ る 。 そ の 際 に は 、 サ リ ドマ イ ドゃ 、 非 結 合 が 確 認 済
み の フ タ ル イ ミ ドが 対 照 実 験 の サ ン プ ル と して 用 い られ る 。 ま た 、 多 摩 川 精
機 株 式 会 社 の F G ビー ズ ス ク リー ニ ン グ 装 置 Target
Ang l e r シ リー ズ な ど を 用 い
る こ と に よ り大 量 の サ ン プ ル の 解 析 が 可 能 で あ る 。
[0027]
(B) B I Acore
を 用 い た ス ク リ一 ニ ン グ
ま ず ァ ミ ノ 基 も し く は 力 ル ポ キ シ ル 基 な ど の 官 能 基 を つ け た GRBN を B I Acore
基 盤 チ ッ プ に 固 定 さ せ る 。 そ して そ の 固 定 化 チ ッ プ を 装 着 さ せ た B I Acore3000
な ど BIAcore 計 測 装 置 (
GE Hea は hcare) に お い て 、 様 々 な 誘 導 体 を 流 入 させ 、
そ の 解 離 定 数 を 計 測 す る 。 サ リ ドマ イ ドゃ フ タ ル イ ミ ドが 対 照 実 験 と して 用
い られ る 。
[0028]
(G) 等 温 滴 定 カ ロ リメ トリ一 を 用 い た ス ク リー ニ ン グ
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 を 含 む 溶 液 を試 料 セ ル 中 の GRBN を 含 む 溶 液 へ 数 十 回 (
た と え ば 18 回 ) に わ た つ て 滴 下 す る 。 各 濃 度 の 発 生 熱 量 を セ ル 中 に お け る 誘
導 体 と GRBN の モ ル 比 に 対 して プ ロ ッ 卜す る こ と に よ り相 互 作 用 の 結 合 等 温 線
が 得 られ る 。 この 結 合 等 温 線 か ら解 離 定 数 を 算 出 す る 。 サ リ ドマ イ ドゃ フ タ
ル イ ミ ドが 対 照 実 験 と して 用 い られ る 。
[0029]
( 2 ) 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス トの ス ク リー ニ ン グ 方 法
本 発 明 の 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リー ニ ン グ 方 法 は 、 被 験 物 質
を GRBN 又 は そ の 断 片 を 混 合 な ど で 接 触 させ 、 被 験 物 質 が GRBN 又 は そ の 断 片 と
結 合 す る か 否 か を 評 価 し、 GRBN 又 は そ の 断 片 と結 合 す る被 験 物 質 を選 択 す る
工 程 、 及 び 前 記 工 程 で 選 択 され た 被 験 物 質 の 中 か ら、 i ) 催 奇 性 、 又 は i i ) GRBN
を 含 む ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ 複 合 体 の 活 性 阻 害 作 用 を軽 減 す る 物 質 を選 択 す る
工 程 と を 含 む こ と を 特 徴 とす る も の で あ る 。
[0030]
上 記 方 法 で 得 られ る サ リ ドマ イ ドな どの 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス トは 、
催 奇 性 物 質 の GRBN へ の 結 合 を 阻 害 す る 。 従 っ て 、 サ リ ドマ イ ドや そ の 誘 導 体
な どの 催 奇 性 物 質 を服 用 す る 際 に 、 この ア ン タ ゴ ニ ス トを併 用 す る こ と に よ
り、 催 奇 性 の リス ク を軽 減 す る こ とが で き る 。
[0031 ]
前 半 の 工 程 、 即 ち 、 被 験 物 質 を GRBN 又 は そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 が G
RBN 又
は そ の 断 片 と結 合 す る か 否 か を 評 価 し、 GRBN 又 は そ の 断 片 と結 合 す る被
験 物 質 を選 択 す る 工 程 は 、 (1 ) の ス ク リー ニ ン グ 方 法 と 同 様 に 行 う こ とが
で きる。
[0032]
前 半 の 工 程 で 選 択 され た 物 質 が 、 ァ ゴ ニ ス トで は な く、 ア ン タ ゴ ニ ス トで
あれ ば 、 そ の 物 質 は 、 サ リ ドマ イ ドな どの 催 奇 性 物 質 の 持 つ 作 用 を軽 減 す る
働 き を 持 つ は ず で あ る 。 従 っ て 、 催 奇 性 又 は GRBN を 含 む ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ
複 合 体 の 活 性 阻 害 作 用 を軽 減 す る か 否 か を 評 価 す る こ と に よ り、 催 奇 性 物 質
の ア ン タ ゴ ニ ス トを 選 択 す る こ と が で き る 。
[0033]
サ リ ドマ イ ドの 持 つ 作 用 と し て は 、 従 来 か ら 知 られ て い る 催 奇 性 の ほ か 、
今 回 本 発 明 者 に よ っ て 明 らか に され た ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ 複 合 体 の 活 性 阻 害
作 用 を挙 げ る こ とが で き る 。
[0034]
サ リ ドマ イ ドの 持 つ 作 用 を 軽 減 す る か 否 か は 、 被 験 物 質 の 存 在 下 と 非 存 在
下 で の サ リ ドマ イ ドの 作 用 を 比 較 す る こ と に よ り確 認 で き る 。
[0035]
本 発 明 の 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リー ニ ン グ 方 法 は 特 に 限 定 は
され な い が 、 例 え ば 、 以 下 の よ う に 実 施 す る こ と が 出 来 る 。
[0036]
ま ず GRBN と の 結 合 の 有 無 を 確 認 す る 。 結 合 の 有 無 を 確 認 す る 方 法 は 、
(1
) の ス ク リー ニ ン グ 方 法 と 同 様 で あ る 。 こ こ で 有 意 に 結 合 す る こ と が 示 さ れ
た ア ン タ ゴ ニ ス ト候 補 に つ い て 以 下 の 方 法 で ス ク リ一 ニ ン グ す る 。
[0037]
(A) I n v i tro
系 に よ る ュ ビキ チ ン 化 に 対 す る 影 響
FH-GRBN を 発 現 す る 293T 細 胞 に お い て 、 ア ン タ ゴ ニ ス ト候 補 お よ び サ リ ドマ
ィ ドを 加 え る 。 そ し て そ の 細 胞 抽 出 液 に お け る ュ ビ キ チ ン 化 タ ン パ ク 量 を ゥ
エ ス タ ン ブ ロ ッ テ イ ン グ で 決 定 す る 。 そ の 際 に 、 ア ン タ ゴ ニ ス トを 加 え る こ
と で 、 サ リ ドマ イ ド単 独 の 場 合 よ りュ ビ キ チ ン 化 タ ン パ ク 量 の 減 少 が 抑 制 さ
れ れ ば 、 そ れ は ア ン タ ゴ ニ ス トで あ る 。
[0038]
(B) ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ を 用 い た ス ク リ一 ニ ン グ
ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 か ら 卵 殻 を 除 去 した も の に 対 し 、 サ リ ドマ イ ドと ア ン
タ ゴ ニ ス ト候 補 を 薬 浴 さ せ る 。 耳 胞 お よ び ヒ レ 形 成 に 対 し て 、 サ リ ドマ イ ド
単 独 と 比 べ 異 常 が 緩 和 さ れ て い れ ば 、 ア ン タ ゴ ニ ス 卜と い え る 。
[0039]
( 3 )
変 異 型 GRBN
本 発 明 の 変 異 型 GRBN は 、 以 下 の
(a)
及び
又は
(b)
の ァ ミノ酸 置 換 を有 す る
こ と を 特 徴 とす る も の で あ る 。
[0040]
(a) ヒ ト由 来 の GRBN に お け る N末 端 か ら 384 番 目 の チ ロ シ ン 若 し く は こ れ に 相 当
す るア ミノ酸 をァ ラニ ンに置 換 す る。
(b) ヒ ト由 来 の GRBN に お け る N末 端 か ら 386 番 目 の ト リ ブ トフ ァ ン 若 し く は こ れ
に相 当す るア ミノ酸 をァ ラニ ンに置 換 す る。
本 発 明 に お い て 「ヒ ト由 来 の GRBN に お け る N末 端 か ら384 番 目の チ ロ シ ン に 相
当 す る ア ミ ノ 酸 」 と は 、 図 12 に 示 す よ う に 、 ア ミ ノ 酸 の 同 一 性 に 基 づ い て 整
列 させ た 際 に 、 ヒ ト由 来 の GRBN の N末 端 か ら384 番 目の チ ロ シ ン と一 致 す る ァ
ミ ノ 酸 を意 味 す る 。 図 12 に 示 す よ う に 、 マ ウ ス 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら361
番 目の チ ロ シ ン 、 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら374 番 目の チ ロ
シ ン 、 キ イ 口 シ ョウ ジ ヨウ バ エ 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら5 1 7番 目の チ ロ シ ン
、 シ ロイ ヌ ナ ズ ナ 由 来 の GRBN で は 504 番 目の チ ロ シ ン が 、 これ に 該 当 す る 。 同
様 に 、 本 発 明 に お い て 「ヒ ト由 来 の GRBN に お け る N末 端 か ら386 番 目の トリプ
トフ ア ン に 相 当 す る ア ミ ノ 酸 」 と は 、 ア ミ ノ 酸 の 同 一 性 に 基 づ い て 整 列 させ
た 際 に 、 ヒ ト由 来 の GRBN の N末 端 か ら386 番 目の トリブ トフ ァ ン と一 致 す る ァ
ミ ノ 酸 を意 味 す る 。 図 12 に 示 す よ う に 、 マ ウ ス 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら363
番 目の トリブ トフ ァ ン 、 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら376 番 目
の トリブ トフ ァ ン 、 キ イ 口 シ ョウ ジ ヨウ バ エ 由 来 の GRBN で は N末 端 か ら5 1 9番
目の トリブ トフ ァ ン 、 シ ロイ ヌ ナ ズ ナ 由 来 の GRBN で は 506 番 目の トリブ トフ ァ
ン が 、 これ に 該 当 す る 。
[0041 ]
変 異 型 GRBN を コー ドす る核 酸 の 動 物 へ の 導 入 及 び 発 現 は 、 常 法 に 従 っ て 行
う こ とが で き る 。 例 え ば 、 変 異 型 GRBN を コー ドす る DNA を 含 む 発 現 べ ク タ 一 を
構 築 し、 そ れ を 動 物 の 受 精 卵 な ど に 導 入 す る こ と な ど に よ っ て 行 う こ とが で
き る 。 核 酸 を 導 入 す る 動 物 と して は 、 ヒ ト以 外 の 動 物 で あれ ば 特 に 限 定 され
ず 、 例 え ば 、 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 、 ニ ヮ トリ、 マ ウ ス 、 ゥ サ ギ な ど を 用 い る こ
とが で き る 。
[0042]
本 発 明 の 変 異 型 GRBN は 、 ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ 活 性 を 保 持 す る が 、 サ リ ドマ
イ ドと結 合 しな い 。 この た め 、 この 変 異 型 GRBN を コー ドす る核 酸 を 導 入 し、
発 現 させ た 動 物 は 、 サ リ ドマ イ ドに よ る催 奇 性 に 対 して 耐 性 を 持 つ よ う に な
る。
[0043]
変 異 型 GRBN を コー ドす る核 酸 を 導 入 、 発 現 させ た 動 物 は 、 例 え ば 、 催 奇 性
以 外 の 薬 理 作 用 解 析 な どの 用 途 に 利 用 す る こ とが で き る 。 変 異 型 GRBN を 導 入
した ゥ サ ギ ゃ ニ ヮ トリは 催 奇 性 耐 性 に な る た め に 、 サ リ ドマ イ ドや そ の 誘 導
体 を 投 与 した 際 に 薬 理 作 用 を 示 す とす れ ば 、 そ れ は す べ て 催 奇 性 と独 立 した
作 用 で あ る 。 よ っ て 、 催 奇 性 の メ カ ニ ズ ム と独 立 した サ リ ドマ イ ド作 用 を解
析 す る 上 で 、 この 変 異 GRBN を 導 入 した 動 物 は 極 め て 有 用 で あ る 。
実施例
[0044]
〔実 施 例 1 〕 サ リ ドマ イ ドの GRBN 及 び DDB1 へ の 結 合 性
サ リ ドマ イ ド結 合 因 子 を精 製 す る た め に 、 本 発 明 者 は 磁 性 微 粒 子 で あ る F G
ビー ズ を 用 い た ァ フ ィ 二 テ ィ精 製 を 行 った (引 用 文 献 9) 。 力 ル ポ キ シ ル 基 が
付 加 され た サ リ ドマ イ ド誘 導 体 で あ る FR259625 を F G ビー ズ に 共 有 結 合 に よ り
固 定 化 し (図 6) 、 ヒ トHeLa 細 胞 の 抽 出 液 と混 合 し、 イ ン キ ュ ベ ー トした 。 そ
の 後 、 洗 浄 を 行 い 、 結 合 因 子 を 遊 離 サ リ ドマ イ ドを 用 い る こ と で 選 択 的 溶 出
を 行 った 。 そ して 溶 出 画 分 を SDS-PAGE お よ び 銀 染 色 で 解 析 した 結 果 、 127kDa
と 55kDa の 二 つ の タ ンパ ク 質 が 特 異 的 に 溶 出 され る こ とが わ か った (図 1A,
La
ne 3) 。 ビー ズ と混 合 す る前 に あ らか じめ 遊 離 サ リ ドマ イ ドを抽 出 液 に 加 え
て お く と 、 ァ フ ィ 二 テ ィ精 製 に よ り得 られ る これ ら タ ンパ ク 質 の 収 量 が 著 し
く減 少 した (図 1A,
Lane 4) 。 つ ま り、 これ らの タ ンパ ク 質 は サ リ ドマ イ ド
に 特 異 的 に 結 合 す る こ とが 示 され た の で あ る 。 これ ら 127kDa お よ び 55kDa の タ
ンパ ク 質 は 質 量 分 析 計 に よ り解 析 され 、 そ れ ぞ れ DDB1 及 び GRBN で あ る こ と を
突 き止 め た (
表 1 ) 。 これ ら タ ンパ ク 質 は ウ ェス タ ン プ ロ ッテ ィ ン グ (i mmunob l
ott i ng) に よ っ て も確 認 され (図 1A ) 、 さ らに 様 々 な 細 胞 の 抽 出 液 か ら も精 製 さ
れ る こ とが 分 か った (図 7 ) 。 サ リ ドマ イ ドとの 相 互 作 用 が 直 接 的 か ど うか
を 調 べ る た め に 、 本 発 明 者 は これ らの 組 み 換 え タ ンパ ク 質 を精 製 した 。 サ リ
ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ に GRBN-FLAG の み が 結 合 し、 DDB1-V5-H i s は 結 合 しな か
つた (図 1 B) 。 よ っ て 、 DDB1 は GRBN を 介 して サ リ ドマ イ ドに 間 接 的 に 結 合 し
て い る の で な い か と考 え た 。 結 果 と して サ リ ドマ イ ドは GRBN に 直 接 結 合 して
お り(
図 1G) 、 DDB1 は GRBN との 相 互 作 用 を 介 して サ リ ドマ イ ドと結 合 して い る
と い う結 論 が 得 られ た 。
[0045]
ほ 1]
cercbron
VAACLPIDDVLE
(CRBN)
TFAVLAYSNVQER
ffLYSLYDAETLMDR
damaged DNA binding
protein
1 (DDB1)
GESKDLLFILTAK
ETDDTLVLSFGQTR
LICYQEVSQCFGVLSSR
SVLLL 腿 匿 GNFEEIAR
IEVQDTSGGTTALRPSASTQALSSSVSSSK
〔実 施 例 2 〕 CRBN,
DDB1
、 及 び Gu l 4A に よ る E3 複 合 体 の 形 成
ヒ 卜の GRBN 遺 伝 子 は 元 々 は 常 染 色 体 性 劣 性 軽 度 精 神 遅 滞 の 原 因 候 補 因 子 と
して 報 告 され て お り (引 用 文 献 11) 、 442 個 の ア ミ ノ 酸 か らな る タ ンパ ク 質 を
コー ドして い る 。 この タ ンパ ク 質 は 進 化 的 に 良 く保 存 され て お り、 植 物 か ら
ヒ 卜ま で 存 在 す る 。 近 年 の プ ロテ オ ミク ス 解 析 に よ りGRBN は DDB1 と結 合 す る
こ と は 報 告 され て い た が (引 用 文 献 12) 、 機 能 的 な 関 わ り合 い は 明 らか に さ
れ て お らず 、 GRBN の 生 物 的 機 能 は ほ とん どわ か っ て い な い 。
ま ず 本 発 明 者 は GRBN 機 能 へ の サ リ ドマ イ ドの 効 果 を 調 べ る た め に 、 生 化 学
的 な 解 析 を 行 った 。 最 初 に FH-GRBN を 安 定 的 に 発 現 させ た 293T 細 胞 株 を 作 製 し
、 そ の 細 胞 抽 出 液 か らFLAG 抗 体 に て 免 疫 ァ フ ィ ニ テ ィ精 製 を 行 う こ と に よ りG
RBN 結 合
タ ンパ ク 質 を 明 らか に す る こ と に した 。 精 製 物 に 対 し銀 染 色 を 行 った
と こ ろ GRBN は DDB1 と ほ ぼ 1 :
1の モ ル 比 で 結 合 して い る こ とが 明 らか に な った (
図 8) 。 免 疫 染 色 (
図 2A) に よ る と GRBN と DDB1 は 主 に 核 に お い て 存 在 して い た 。
この 結 果 は 、 核 に お い て これ らが 重 要 な 機 能 を 担 っ て い る こ と を 示 唆 す る も
の で あ る 。 DDB1 は Gu l 4 (Gu l 4A も し くは Gu l 4B) 、 Regu l ator
of
Gu
l l in
(Ro
c 1 ) そ して 基 質 レセ プ タ ー と と も に E3 ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ を 形 成 す る こ とが
報 告 され て い る (引 用 文 献 13、 4) 。 基 本 的 に 、 E3 ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ の 機
能 と は 、 ュ ビキ チ ン結 合 酵 素 (E2) と特 異 的 に 相 互 作 用 す る こ と に よ り基 質 に
ポ リュ ビキ チ ン鎖 を 付 加 す る と い う も の で あ る (引 用 文 献 15 , 16) 。 Gu l 4 は 足
場 タ ンパ ク 質 と して 働 き 、 Roc1 は R I NG f i nger doma i n を 持 っ て お り、 E2 と相
互 作 用 す る こ とが 可 能 で あ る 。 基 質 レセ プ タ ー と して は 、 DDB2,
CSA,
SV5-V,
GDT2 そ して AhR が 知 られ て お り、 基 質 に 直 接 結 合 して ュ ビキ チ ン化 を仲 介 す
る ( 引 用 文 献 13 , 7-20)
。
本 発 明 者 は GRBN が E3 複 合 体 の 他 の 構 成 因 子 と相 互 作 用 す る か 検 証 し、 DDB1 、 C
u l 4A及 び Roc1 が FH-GRBN と複 合 体 を 形 成 す る こ と を 明 らか に した (図 2B) 。 も
しGRBN が 新 規 の 基 質 レセ プ タ ー で あ る な らば 、 DDB1 へ の 結 合 に 対 して 、 GRBN
は DDB2 と い った 他 の 基 質 レセ プ タ ー と競 い 合 う こ とが 期 待 され る 。 実 際 、 DDB
2 の 発 現 量 を 増 や して い くに つ れ て 、 GRBN と共 沈 す る DDB1 の 量 は 減 少 した (図
20
。 つ ま りGRBN は DDB1_Gu l 4_Roc1 E3 ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ の 基 質 結 合 サ ブ ュ
ニ ッ トで あ る か も しれ な い と い う結 果 が 得 られ た の で あ る 。
[0047]
そ して 、 本 発 明 者 は 実 際 に GRBN 複 合 体 に E3 ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ 活 性 が あ る
か ど うか を検 証 す る こ と に した 。 基 質 レセ プ タ 一 お よ び Gu l 4 は i n v i tro で 自
己 ュ ビキ チ ン化 され る こ とが 知 られ て い る 。 GST タ グ 付 き ュ ビキ チ ン 、 Una l (
E1)
、 Uba l 2 (E2) そ して GRBN 複 合 体 を 用 い る こ と に よ り i n v i tro で ュ ビキ チ ン
化 ア ツセ ィ を 行 った 結 果 、 確 か に GRBN 複 合 体 に よ る ュ ビキ チ ン化 活 性 は 検 出
され た (
図 9) 。 次 に 本 発 明 者 は GRBN が 生 細 胞 内 で も ュ ビキ チ ン化 され て い る か
ど うか を検 証 す る た め 、 FH-GRBN を発 現 させ た 293T 細 胞 に プ ロテ ア ソ一 ム 阻 害
剤 で あ る MG1 32 を処 置 した 。 GRBN の 自 己 ュ ビキ チ ン化 は MG1 32 存 在 下 で 検 出 さ
れ 、 ま た そ の ュ ビキ チ ン化 は Gu 14A を s i RNA に よ り発 現 抑 制 す る こ と に よ り減
少 す る こ とが 分 か った (
図 2D) 。 対 照 的 に DDB1 の s i RNA で は GRBN の 発 現 量 が 減 少
した こ とか ら (
図 10) 、 DDB1 発 現 抑 制 に よ る GRBN の 自 己 ュ ビキ チ ン化 へ の 影 響
を解 析 す る こ とが で き な か った 。 しか しな が ら、 そ れ は DDB1 が GRBN に 機 能 的
に 関 わ つて い る こ と を示 唆 す る もの で あ る 。
[0048]
次 に 、 GRBN の 機 能 発 現 に お け る DDB1 の 役 割 を 明 らか に す る た め に 、 本 発 明
者 は DDB1 との 結 合 能 を 欠 くGRBN 変 異 体 を 作 製 した 。 欠 損 変 異 体 を 用 い た 解 析
に よ りGRBN に お け る 187-260 番 目の ア ミ ノ 酸 領 域 を 欠 損 させ た 変 異 体 は DDB1 と
結 合 しな い こ とが 判 明 した (図 11、 A Mi d) 。 A Mi d を発 現 す る 293T 細 胞 に お
い て 、 MG1 32 の 処 理 に よ る 自 己 ュ ビキ チ ン化 は 野 生 型 GRBN を発 現 させ た 場 合 と
比 べ 著 し く低 下 して い た 。 以 上 の 結 果 よ り、 GRBN は 機 能 的 に E3 ュ ビキ チ ン リ
ガ ー ゼ の サ ブ ユ ニ ッ トで あ り、 Gu l 4A 、 DDB1 依 存 的 な 自 己 ュ ビキ チ ン化 を 受 け
る こ とが 示 唆 され た 。
[0049]
〔実 施 例 3 〕 サ リ ドマ イ ドに よ る GRBN 機 能 の 阻 害
GRBN- サ リ ドマ イ ド間 の 結 合 と そ の 機 能 的 重 要 性 の 基 盤 を 明 らか に す る た め
に 、 本 発 明 者 は サ リ ドマ イ ド非 結 合 性 で あ りな が らE3 複 合 体 形 成 能 を 有 す る G
RBN 点 変 異 体
を 得 た い と考 え た 。 ま ず N末 端 側 欠 損 変 異 体 と G末 端 側 欠 損 変 異 体
を 作 製 し、 サ リ ドマ イ ド結 合 領 域 を 調 べ た 結 果 、 G末 の 104 ア ミ ノ 酸 領 域 で あ
る こ とが 判 明 した (図 3A及 び B) 。 シ ロイ ヌ ナ ズ ナ か ら ヒ トに 至 る ま で の 多 数
の GRBN ホ モ 口 グ の 相 同 性 解 析 か らG末 端 側 が 極 め て 保 存 され て い る こ とが 分 か
つた (図 12) 。 進 化 的 に よ く保 存 され た ア ミ ノ 酸 が サ リ ドマ イ ドとの 結 合 に
重 要 な の で は な い か と考 え 、 い くつ か の 点 変 異 体 を 作 製 した 。 そ して 二 つ の
ア ミ ノ 酸 、 Y384 あ る い は W386 を ァ ラ ニ ン に 置 換 した 変 異 体 は サ リ ドマ イ ド結
合 能 が 低 下 す る こ とが 分 か った (
図 3G) 。 さ らに 、 Y384A/W386A (GRBN YW/AA
と呼 ぶ 二 残 基 同 時 に 置 換 した 変 異 体 )は 極 め て サ リ ドマ イ ドとの 結 合 能 が 低 い
こ とが 分 か った (
図 3 G) 。 本 発 明 者 は この GRBN YW/AA が 活 性 を 保 持 して い る の
か 調 べ た 。 細 胞 内 局 在 は 野 生 型 と この 変 異 体 で 差 異 は 見 られ な か った 。 本 発
明 者 は この GRBN YW/AA に お い て も DDB1 、 Gu l 4A 、 Roc1 が 免 疫 沈 降 に よ り精 製 さ
れ 、 MG1 32 存 在 下 に お い て 自 己 ュ ビキ チ ン化 され る こ と を 見 出 した (
図 3 E及 び F
) 。 つ ま りGRBN YW/AA は 野 生 型 GRBN と 同 様 に E3 複 合 体 を 形 成 し、 機 能 も保 持 し
て い る こ とが 分 か った 。
[0050]
か く して 本 発 明 者 は 、 GRBN を 含 む E3 複 合 体 に お い て ュ ビキ チ ン化 を サ リ ド
マ イ ドが 阻 害 す る か ど うか を検 証 した 。 293T 細 胞 に FH-GRBN あ る い は FH-GRBN
YW/AA を 安 定 的 に 発 現 させ 、 MG1 32 お よ び 薬 理 学 的 に 妥 当 な 量 の サ リ ドマ イ ド(
10 , 30, 100
M)
で 処 置 した 。 野 生 型 GRBN の 自 己 ュ ビキ チ ン化 は サ リ ドマ イ ドに
よ り強 力 に 阻 害 され た が 、 GRBN YW/AA の 自 己 ュ ビキ チ ン化 は サ リ ドマ イ ドに
よ り阻 害 され な か っ た (
図 3G) 。 よ っ て 、 サ リ ドマ イ ドは GRBN と 結 合 す る こ と
に よ り そ の E3 機 能 を 阻 害 す る こ と が 示 唆 さ れ た 。
[0051 ]
〔実 施 例 4 〕 生 体 内 に お け る サ リ ドマ イ ドの 標 的 と し て の GRBN
次 に 本 発 明 者 は 動 物 モ デ ル を 用 い て サ リ ドマ イ ド催 奇 性 に お け る GRBN の 役
割 を 検 証 す る こ と に した 。 サ リ ドマ イ ドは マ ウ ス に お い て は 催 奇 性 を 呈 し な
い が 、 ゥ サ ギ ゃ ニ ヮ トリに お い て は 発 揮 す る
て は、本発 明者 はゼ ブラ フ ィ ッシ ュ
(Dan i o
(引 用 文 献 1-3)
rer
io)
。本研究 にお い
を以下 に示す理 由でモデ
ル と し て 採 用 した 。 (i ) 発 生 が 早 く ま た 体 が 透 明 な こ と か ら観 察 が 容 易 (i i ) 遺
伝 子抑制 が比較 的容 易
に お い て 適 して い る
(引 用 文 献 2 1 )
(引 用 文 献 22)
( i i i) ゼ ブラ フ ィ ッシ ュは薬 理 毒 性 科 学
。 従 来 、 サ リ ドマ イ ドが ゼ ブ ラ フ イ ツ シ
ュ に お い て も 催 奇 性 を 示 す か ど う か は 知 られ て い な か っ た 力、 近 年 に な りサ
リ ドマ イ ドは ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お い て 血 管 新 生 阻 害 を 引 き 起 こ す こ と が 分
か った の で
(引 用 文 献 23)
、 本 発 明者 は ゼ ブ ラ フ ィ ッシ ュ に お い て もサ リ ド
マ イ ドが 催 奇 性 を 示 す と 考 え た 。
[0052]
ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 発 生 に お け る サ リ ドマ イ ドの 影 響 を 明 ら か に す る た め に
、 卵 殻 を 除 い た 胚 を 様 々 な 濃 度 の サ リ ドマ イ ドを 含 ん だ 培 地 に 移 した 。 サ リ
ドマ イ ドは 2 hpf
(hours
post
fert
i I i z a i t i on,
受 精 後 時 間 )に 加 え 、 3 日 間
、 発 生 プ ロ セ ス を 観 察 した 。 サ リ ドマ イ ドに 薬 浴 した 胚 に お い て は 胸 鰭 お よ
び 耳 胞 の 発 生 が 阻 害 され て い る こ と が 分 か っ た
(図 4 A 及 び B)
。 しか し他 の
部 位 に お い て は 特 に 異 常 を 検 出 す る こ と は で き な か っ た 。 よ り特 異 的 に は 75h
p f に お け る Endoske
l eta l d i s c の 胸 鰭 形 成 が 阻 害 さ れ て お り (
図 4A) 、 30hpf
お け る 耳 胞 の サ イ ズ が 減 少 して い た
リ ドマ イ ドに 薬 浴 さ せ た 48hpf
(図 4B)
に
。胸 鰭 発 生 の遅 延 につ いて はサ
の 胚 に お い て も検 出 す る こ とが で き た
(図 5 G及
び り) 。 近 年 の 研 究 に よ る と 、 硬 骨 魚 (te l eost 、 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ を 含 む )に
お け る 胸 鰭 と 耳 胞 の 発 生 は 、 四 足 動 物 (tetrapod)
に お け る 四 肢 と耳 の 発 生 と
同 様 の 分 子 メ カ ニ ズ ム を 共 有 す る こ と が 報 告 され て い る
(引 用 文 献 24-26)
。
こ の よ う に し て 、 サ リ ドマ イ ドに よ り誘 導 さ れ た ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お け る
発 生 異 常 は 、 妊 娠 初 期 の 女 性 が サ リ ドマ イ ドを 服 用 した こ と に よ り生 じ る 発
生 異 常 と極 め て 類 似 して お り、 サ リ ドマ イ ド催 奇 性 は 脊 椎 動 物 に お い て 種 間
を超 え て 保 存 され て い る こ とが 示 唆 され た 。
ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お い て も GRBN の オ ル ソ ログ (
相 当す る もの ) が あ り、 z
[0053]
c rbn
と呼 ぶ 。 この 遺 伝 子 産 物 は ヒ トに お け る GRBN と 70% 程 度 の 保 存 性 が あ る 。
本 発 明 者 は ま ず 、 z c rbn
mRNA の 発 現 パ
ター ン を解 析 し、 48hpf
に お い て z c rbn
が 脳 、 頭 部 血 管 、 耳 、 そ して 胸 鰭 に お い て 発 現 して い る こ と を 明 らか に した
( 図 13 ) 。 zGrbn は サ リ ドマ イ ドに も ヒ 卜の DDB1 に も結 合 した (
図 14 ) 。 つ ま
りゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お い て も ヒ ト細 胞 系 に お け る解 析 結 果 は 有 効 で あ る と
考 え られ る 。 次 に 、 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ初 期 発 生 に お け る zGrbn の 影 響 を解 析 し
た 。 サ リ ドマ イ ドと 同様 に 、 z c rbn ア ン チ セ ンス モ ル フ ォ リノオ リゴ (AM0) を
注 入 した 胚 に お い て は ヒ レ及 び 耳 の 発 生 に異 常 が 見 られ (
図 4G-F ) 、 サ リ ドマ
ィ ドで 処 置 した 場 合 と表 現 系 が 類 似 した 。 た と え ば 27hpf
0
に お い て は z c rbn
AM
を注 入 した 胚 に お い て は 野 生 型 と比 べ 耳 胞 の サ イ ズ は 40% も低 下 して い た (
図
。 そ して この 結 果 は z c rbn の mRNA を AM0 と共 に 導 入 す る こ と に よ り打 ち 消 さ
4F)
れた (
図 4G-F) 。
[0054]
これ らの 結 果 よ り、 サ リ ドマ イ ドに よ る催 奇 作 用 は zGrbn の 機 能 を 阻 害 す る
こ と に よ って 引 き起 こ され た の で は な い か と い う可 能 性 が 極 め て 濃 厚 に な つ
た 。 で は 、 も しそ うで あれ ば サ リ ドマ イ ドと結 合 しな い が 機 能 は 保 持 され た z
Grbn
を発 現 させ る こ と に よ って 、 そ の 催 奇 性 は緩 和 され る は ず で あ る 。 この
ア イ デ ィア を検 証 す る た め に 、 本 発 明 者 は Y374 お よ び W376 を ァ ラ ニ ン に置 換
した 変 異 体 (ヒ トに お け る YW/AA つ ま りY384A/W386A
。 zGrbn
YW/AA
に 相 当す る ) を作 製 した
は サ リ ドマ イ ドに 対 す る結 合 能 が 極 め て 低 い 。 サ リ ドマ イ ド非
存 在 下 、 野 生 型 zGrbn お よ び zGrbn
YW/AA
を過 剰 発 現 させ た 個 体 に お い て ヒ レ
及 び 耳 胞 の 発 生 に 無 処 置 の 個 体 と差 異 が 見 られ な か った 。 図 4 B で 示 した よ う
に 、 400
Mの サ
リ ドマ イ ド処 置 に よ り、 耳 胞 の サ イ ズ は 有 意 に減 少 した (コ
ン トロー ル と比 べ 64.
5 %。 図 5 A 及 び B)
。 野 生 型 zGrbn を過 剰 発 現 させ た 胚 に お
い て もサ リ ドマ イ ドに よ り、 耳 胞 の サ イ ズ が コ ン トロー ル と比 べ 66% 程 度 に減
少 した 。 しか しな が ら、 重 要 な こ と に zGrbn
YW/AA
を過 剰 発 現 させ た 胚 に お い
て は サ リ ドマ イ ドの 処 置 は 耳 胞 の サ イ ズ に 影 響 を 及 ぼ さ な か っ た
。 サ リ ドマ イ ドに よ る ヒ レ の 縮 退 も 、 zGrbn
(p=0. 347)
YW/AA の 過 剰 発 現 に よ り 打 ち 消 さ
れ た 。 こ れ ら の 結 果 は 、 サ リ ドマ イ ドが GRBN と 結 合 し 、 そ の 機 能 を 阻 害 す る
こ と に よ り催 奇 性 を 引 き 起 こ し た こ と を 示 す も の で あ る 。
〔実 施 例 5 〕 サ リ ドマ イ ド催 奇 性 の 分 子 メ カ ニ ズ ム
[0055]
サ リ ドマ イ ド と GRBN の 関 連 性 に つ い て は 判 明 し た の で 、 本 発 明 者 は GRBN を
含 む ュ ビ キ チ ン リ ガ ー ゼ 複 合 体 が 催 奇 性 に 関 わ る の か ど う か を 、 zGu 14 A を 発
現 抑 制 す る こ と で 、 検 証 し た 。 zcu l 4 a mRNA は 脳 や ヒ レ で 強 く 発 現 し て い る (
図 1 3 ) 。 予 想 通 り 、 zcu l 4 a AM0 に よ り 耳 胞 及 び ヒ レ の 異 常 が 生 じ た (図 4G- I ) 。
に お い て zGu l 4 a を 発 現 抑 制 し た 胚 で は 耳 胞 サ イ ズ が 著 し く 減 少 し て お り
27hpf
( コ ン ト ロ ー ル サ イ ズ の 40%)
、 zcu l 4 a の mRNA 導 入 に よ り 部 分 的 に も 救 済
(re
さ れ た 。 救 済 が 部 分 的 だ っ た の は 、 zcu l 4 a AM0 の 効 き 目 が 強 す ぎ た た
scue)
め か も しれ な い 。 こ れ ら の こ と よ り 、 少 な く と も 、 ュ ビ キ チ ン リ ガ 一 ゼ 複 合
体 が 耳 と ヒ レ の 発 生 に 必 要 で ぁ リ 、 サ リ ドマ イ ドの 標 的 で あ る こ と が 示 唆 さ
れ た 。
以 上 の 結 果 か ら 、 GRBN を 含 む E3 複 合 体 に よ り 一 定 の タ ン パ ク 質 が ュ ビ キ チ
[0056]
ン 化 され る こ と は 耳 や ヒ レの 発 生 に お い て 重 要 で あ る こ と が わ か り、 ま た サ
リ ドマ イ ドに よ る 発 生 異 常 は GRBN を 含 む E3 複 合 体 の 機 能 不 全 が 関 係 し て い る
こ と が 示 唆 さ れ た 。 GRBN お よ び サ リ ドマ イ ドの 下 流 シ グ ナ ル 伝 達 の 手 が か り
を 得 る た め に 、 ヒ レの 発 生 の カ ギ と な る 良 く知 られ た 分 子 を 解 析 す る こ と に
し た 。 ソ ニ ッ ク ヘ ッ ジ ホ ッ グ (Son i c hedgehog,
of
p o l a r i z i n g act
i v i ty)
i dge)
は四肢
ヒ レ に お け る AER
に 発 現 す る 因 子 で あ り、 遠 近 軸 に そ っ た 四 肢
あ る 。 サ リ ドマ イ ドを 投 与 し た 48hpf
く は 消 失 した が
(図 5G)
さ れ た 。 zGrbn
の 胚 に お い て は fgf8a
(ap i c a l
zone
発 現 の 低 下 は 、 zGrbn
ectoderma
ヒ レの 伸 長 に 必 須 で
の発現 が低 下 も し
、 shh の 発 現 に 変 化 は 見 ら れ な か っ た
て サ リ ドマ イ ドに よ る fgf8a
escued)
は 極 活 性 領 域 (ZPA,
に 発 現 す る 因 子 で あ り、 四 肢 ' ヒ レの 前 後 軸 を 規
定 す る (引 用 文 献 27) 。 ま た Fgf8
I
Shh)
(図 5D)
。加 え
YW/AA の 導 入 に よ り救 済
(r
お よ び zGu l 4 A に 対 す る AM0 を 導 入 し た 胚 に お い て も fgf
8a 発 現 が 低 下 した が 、 shh 発 現 は 差 異 が 見 られ な か った 。 よ っ て 、 FGF8 産 生 を
阻 害 す る 因 子 が サ リ ドマ イ ドゃ GRBN を 含 む E3 複 合 体 の 下 流 の 標 的 か も しれ な
い。
[0057]
〔実 施 例 6 〕 GRBN 及 び DDB1 に 対 す る フ タ ル イ ミ ドの 結 合 性
既 知 の 非 催 奇 性 サ リ ドマ イ ド誘 導 体 で あ る フ タ ル イ ミ ドの GRBN 及 び DDB1 に
対 す る結 合 性 を 以 下 の よ う に して 調 べ た 。
[0058]
293T 細 胞 抽 出 液 を サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ と混 合 した 後 、 洗 浄 を 行 った
。 サ リ ドマ イ ド又 は フ タ ル イ ミ ドを 用 い て サ リ ドマ イ ドに 結 合 した 因 子 を 溶
出 させ た 。 溶 出 画 分 中 の GRBN お よ び DDB1 を ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ で 解 析
した 。 サ リ ドマ イ ドの 溶 出 画 分 か らは GRBN 及 び DDB1 が 検 出 され た が 、 フ タ ル
ィ ミ ド(
Phtha l ) の 溶 出 画 分 か らは これ らの タ ンパ ク 質 は 検 出 され な か った (図
16) 。
[0059]
〔実 施 例 7 〕
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 と GRBN の 結 合 の 検 討
293T 細 胞 抽 出 液 を サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ と混 合 し、 2 時 間 反 応 させ た 。
そ の 後 、 0 . 5%NP-40 l ys i s buffer
(Tr i s-HCI pH8,
50
mM
NaCI , 0 . 5%NP_40) で 3 回 洗 浄 し、 0 . -
mM の サ
リ ドマ
ィ ド、 フ タ ル イ ミ ド、 グ ル タ ル イ ミ ド、 も し くは 5HPP-33 ( 各 化 合 物 の 構 造 式
を 図 1 7 に 示 す 。 ) を 含 む 0 . 5 % NP-40 l ys i s buffer で 1時 間 混 合 す る こ と で G
RBN の 溶
出 を 行 った 。 得 られ た 溶 出 画 分 は 、 SDS-PAGE の 後 、 GRBN 抗 体 に 対 す る
ウ ェス タ ン ブ ロ ッテ イ ン グ を 行 い 、 解 析 した 。 この 結 果 を 図 1 8 に 示 す 。
[0060]
図 に 示 す よ う に 、 フ タ ル イ ミ ド又 は 5HPP-33 を 含 む buffer を 用 い た 場 合 に は
、 GRBN は ほ とん ど溶 出 され な か った 。 この こ とか ら、 フ タ ル イ ミ ド及 び 5HPP33 は GRBN に 対 す る結 合 性 が 低 い と考 え られ る 。
[0061 ]
〔実 施 例 8 〕
多発 性 骨 髄 腫 細 胞 に 対 す る増 殖 抑 制 試 験
サ リ ドマ イ ド及 び 5HPP-33 の 多 発 性 骨 髄 腫 細 胞 Kms1 2 に 対 す る 増 殖 抑 制 作 用
を調 べ た 。
多 発 性 骨 髄 腫 細 胞 Kms1 2 の 培 養 に は RPM I Med i u m
640
( 0 % FBS)
を用 いた
。 各 薬 剤 処 理 を 行 う場 合 に は Kms1 2 を 1 ml あ た り2 x 105細 胞 に 調 整 し、
ml
e
ppendorf
tube に 2 ml ず つ 分 注 した 。 添 加 す る 薬 剤 (
サ リ ドマ イ ドも し くは 5HP
P-33) は ジ メ チ ル ス ル ホ キ シ ド (DMS0) を 溶 媒 と して 最 終 濃 度 の 1000 倍 濃 度 の
ス トツ ク 溶 液 を 作 製 し、 2 ml の 細 胞 懸 濁 液 に 対 し2 パ I の ス トツ ク 溶 液 を 加 え
、 穩 ゃ か か つ 十 分 に 転 倒 混 和 させ た 。 処 理 後 、 96 we l l p l ate に 1we l l あ た り
00 ; I 分 注 した も の を 37°C , 5%G0 2の イ ン キ ュ ベ ー タ 一 で 48 時 間 培 養 した 。 処
理 後 48 時 間 で の 細 胞 数 の 測 定 に は 生 細 胞 数 測 定 試 薬 SF (naca l a i tesque) を 1 w
e l l あ た り10 ; l 加 え 37°C ,
5%G0 2の イ ン キ ュ ベ ー タ 一 で 2 時 間 培 養 した 。 細 胞
数 に 比 例 す る 450 n m吸 光 度 の 測 定 に は Gl oMax- M
t i + Detect i on System (prom
ega) を 用 い た 。 検 量 線 の 作 製 に は 1 ml あ た り1 x 10 , 3 x 1 05,
x 105細 胞 の Km
s 1 2 を 用 い た 。 溶 媒 処 置 時 の 細 胞 数 を 100 と し、 薬 物 添 加 時 の 細 胞 数 を 相 対 値
で 表 した 。 48 時 間 培 養 後 の 細 胞 数 の 相 対 値 を 図 1 9 に 示 す 。
[0062]
図 に 示 す よ う に 、 5HPP-33 は 、 多 発 性 骨 髄 腫 細 胞 Kms1 2 に 対 して 強 い 増 殖 抑
制 作 用 を 示 した 。 実 施 例 7 に 示 す よ う に 、 5HPP-33 の GRBN に 対 す る結 合 性 は 低
し、。 従 っ て 、 5HPP-33 の 増 殖 抑 制 作 用 は 、 GRBN との 結 合 と無 関 係 な も の で あ る
と考 え られ る 。
[0063]
〔考 察 〕
GRBN の 機 能 が DDB1-Gu
l 4A-Roc1 E3 ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ 複 合 体 に お け る 基 質
レセ プ タ 一 で あ る こ と は 支 持 され る 。 GRBN と 良 く知 られ た 基 質 レセ プ タ ー で
あ る DDB2 は DDB1 と競 合 的 に 結 合 す る 。 第 二 に 、 GRBN は 他 の 基 質 レセ プ タ ー と
同 様 に 自 己 ュ ビキ チ ン化 され る 。 DDB2 を 含 む 多 くの 基 質 レセ プ タ 一 が WDXR 構
造 (mot i f ) を 有 す る (引 用 文 献 11, 19) 。 一 方 で 、 少 数 の い くつ か の 基 質 レセ
プ タ 一 に は そ れ が 欠 け て い る (引 用 文 献 13 , 18) 。 GRBN に は 明 確 な WDXR モ チ 一
フ が 見 当 た らな い こ とか ら、 ど う も後 者 の タ イ プ の よ うで あ る 。 上 記 の 考 え
を 支 持 す る結 果 と して 、 GRBN お よ び Gu l 4A の ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に よ る発 現 抑 制
が 似 た よ うな 結 果 を も た ら した こ とが 挙 げ られ る 。 た だ し、 GRBN の 発 現 抑 制
に 比 し、 Gu l 4A の 発 現 抑 制 は 形 質 に 及 ぼ す 影 響 が よ り深 刻 で あ った 。 この 観 察
結 果 は そ れ ほ ど驚 くに は あ た らな い 。 な ぜ な らば 、 GRBN を 有 す る DDB1-Gu l 4A
ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ は ほ ん の 少 量 に しか 存 在 せ ず 、 GRBN は DDB1-Gu 14A の ほ ん
の 少 数 の 複 合 体 に しか 影 響 を 与 え られ な い 一 方 で 、 Gu l 4A の 抑 制 は す べ て の 複
合 体 に 影 響 を 与 え る こ と に な る か らで あ る 。
[0064]
サ リ ドマ イ ドの 作 用 メ カ ニ ズ ム は 多 面 的 か つ 多 角 的 で あ っ て 完 全 に は わ か
つ て い な い 。 サ リ ドマ イ ドの 免 疫 調 節 作 用 や 血 管 新 生 阻 害 作 用 が 、 ら い 性 結
節 性 紅 斑 、 多 発 性 骨 髄 腫 に 対 す る 治 療 効 果 あ る い は 催 奇 性 に 関 与 して い る と
考 え られ て い る (引 用 文 献 2、3) 。 ま た 、 サ リ ドマ イ ドが 、 TNF_a l pha や VEGF
な どの 複 数 の サ イ トカ イ ン の 産 生 を 抑 制 す る こ と (引 用 文 献 30 、 3 1 ) 、 及 び
ア ポ トー シ ス 誘 導 、 活 性 酸 素 種 (
R0S) 産 生 な どの 作 用 が あ る こ と (
引用 文献
3、4、32) が 報 告 され て い る 。 これ らデ ー タ が 蓄 積 して い る に も か か わ らず
、 サ リ ドマ イ ドの 直 接 の 標 的 は 不 明 で あ った 。 こ こで 本 発 明 者 は GRBN が サ リ
ドマ イ ドの 催 奇 性 の 主 要 な 標 的 因 子 で あ る と い う い くつ か の 証 拠 を 得 た 。 第
— に 、 サ リ ドマ イ ドは 直 接 的 に GRBN に 結 合 し、 GRBN の 自 己 ュ ビキ チ ン化 を 阻
害 す る 。 これ は 形 成 して い る ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ の 阻 害 が 原 因 で あ り、 他 の
ュ ビキ チ ン リガ ー ゼ に お い て も類 似 した 現 象 が 見 られ る (引 用 文 献 33) 。 第
二 に 、 サ リ ドマ イ ドに よ る ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ の 発 生 異 常 は 、 GRBN を発 現 抑 制
した 場 合 と類 似 して お り、 サ リ ドマ イ ド非 結 合 の GRBN 変 異 体 を過 剰 発 現 させ
る こ と に よ り緩 和 され る と い う こ と で あ る 。 第 三 と して 、 四 肢
ヒ レの 伸 長
に 必 須 な FGF8 が サ リ ドマ イ ドお よ び GRBN 複 合 体 の 下 流 に あ る標 的 で あ る と い
う こ と で あ る (図 4 D、 4 G、50
。 これ らの 結 果 は 過 去 の 報 告 と も 矛 盾 な く一
致 して お り、 サ リ ドマ イ ドに よ る fgf8 の 発 現 抑 制 は ゥ サ ギ を 用 い た 実 験 で す
で に 示 され て い る (引 用 文 献 34) 。 ま た 、 発 生 中 の ニ ヮ トリの 肢 芽 に お い て
、 サ リ ドマ イ ドは BMP (bone morphogenet i c prote i n) の 発 現 を 上 昇 させ 、 ァ
ポ ト一 シ ス を 引 き起 こす こ とが 報 告 され て い る (引 用 文 献 32) 。 マ ウ ス BMP は
AER に お い て FGF8 の 発 現 を 抑 制 し、 ア ポ トー シ ス を 引 き起 こす こ とが 報 告 され
て い る (引 用 文 献 35) 。 つ ま りGRBN は 、 これ ま で に 不 明 で あ った サ リ ドマ イ
ドと これ らの 発 生 制 御 因 子 の 間 の 隔 た りを 埋 め る こ との で き る 因 子 で あ る 。
[0065]
上 記 実 施 例 の 結 果 は サ リ ドマ イ ドが 引 き起 こす 催 奇 性 は GRBN の 結 合 お よ び
そ れ に 伴 うュ ビキ チ ン リガ ー ゼ 活 性 の 阻 害 に よ り引 き起 こ され る こ と を 示 唆
して い る
(図 1 5 )
。 本 発 明 者 は サ リ ドマ イ ドお よ び GRBN に よ り 引 き 起 こ さ れ
る ュ ビ キ チ ン 依 存 性 の タ ン パ ク 質 分 解 の 制 御 が 、 BMP や FGF8 経 路 や 正 常 な 発 生
メ カ ニ ズ ム の 異 常 を も た ら した と 推 測 さ れ る 。 他 の 発 生 因 子 も 影 響 を 受 け て
い る か も しれ な い 。 し か し な が ら 、 ま だ 沢 山 の 問 い が 残 さ れ て い る 。 た と え
ば 、 GRBN を 含 む E3 複 合 体 の 標 的 基 質 は 何 か 、 ど の よ う に し て サ リ ドマ イ ドは G
RBN の ュ ビ キ チ ン 化 を 阻 害 す る の か な ど の 問 題 に 取 り組 む こ と が 必 要 で あ ろ う
[0066]
〔実 験 手 法 と 材 料 〕
)
(
薬剤
サ リ ドマ イ ド (Tocr i s Cookson)
の 最 終 濃 度 が 400mM に な る よ う に ジ メ チ ル
ス ル ホ キ シ ド (DMS0) を 加 え 、 6 5 °C に 加 熱 し て 溶 解 し 、 直 ち に 使 用 し た 。 MG1 3 2
は 最 終 濃 度 1 0mM に な る よ う に DMS0 を 加 え て 溶 か し た 。 実 験 に お い て は 陰 性 対
照
[0067]
(コ ン ト ロ ー ル ) と し て 同 等 量 の DMS0 を 用 い た 。
( 2 )
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビ ー ズ の 作 製
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビ ー ズ の 作 製 に 関 す る 図 を 図 6 に 示 し た 。 磁 性 F G ビ ー ズ
引 用 文 献 1 0 ) に 対 し て 1 0mM の 1- hydroxybenzotr
(5mg,
(3-d
i methy
I tha
I -am i nopropy
l i domi d e der
i vat
I ) -carbod
i i
i azo l e ,
i d e HG I , そ し て 2mM の FR259625
溶 媒 で あ る N , N_d i methy
i ve)
-ethy
0mM
l formami
de
l -3-
(carboxy
(DMF) 中
で 4 時 間 室 温 で 反 応 さ せ る こ と に よ り 、 サ リ ドマ イ ドを 固 定 化 し た 。 ま た F G ビ
ー ズ に お け る 未 反 応 の ア ミ ノ 基 は 20% の 無 水 酢 酸 が 含 ま れ た DMF 中 反 応 さ せ る
こ と に よ り保 護 し た 。 完 成 し た ビ ー ズ は 4 °C で 保 存 し た 。
[0068]
( 3 )
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビ ー ズ を 用 い た ァ フ ィ 二 テ ィ 精 製
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビ ー ズ
l y s i s buffer
(50mM
Tr i s
HCI
を 行 っ た 。 細 胞 抽 出 液 は HeLa,
Y,
(0. 5mg)
pH8,
Jutkat,
は 0 . 5%NP_40
50mM
NaCI ,
THP-1 ,
0 . 5 % NP-40)
U266,
HUVEC,
に よ り平 衡 化
LP1 0 1 ,
293T 由 来 と 多 岐 に わ た る が 、 そ れ ら の 抽 出 法 は 文 献 の 通 り で あ る
献 36)
SH-SY5
(引 用 文
。 こ れ ら の 抽 出 液 に ビ ー ズ を 混 合 し 、 2 時 間 反 応 さ せ た 。 0 . 5 % ΝΡ -40
y s i s buffer
で ビ ー ズ を 3 回 洗 浄 し た 後 、 1mM サ リ ドマ イ ドに よ っ て 溶 出 し た
I
。 い く つ か の 実 験 で は 、 0 . 3mM の サ リ ドマ イ ドを ビー ズ と の 混 合 前 に 抽 出 液 に
加 え た 。 フ タ ル イ ミ ドが 結 合 す る か 否 か に つ い て は 、 遊 離 サ リ ドマ イ ド1mM で
溶 出 す る 過 程 で 、 代 わ り に 1mM の フ タ ル イ ミ ドで 溶 出 した 。
[0069]
プラス ミ ド
( 4 )
GRBN や DDB2 cDNA は RT-PGR に よ り HeLa
tota
RNA か ら得 た 。 GRBN の 変 異 体 は
l
標 準 的 な PGR 法 に よ り作 製 した 。 DDB1 cDNA に つ い て は Matsunaga
を 受 け た 。 zGrbn そ して zGu l 4 a cDNA は 24hpf
t al
pcDNA6/V5-H
trogen)
,
is
pFASTBACI
( In
i trogen)
,
pFastBad
( In
i trogen)
,
pLent
て PGEX6P- 1 (GE Hea は hcare)
DNA3.
( 5 )
i6
( In
i trogen)
i trogen)
, pLent
,
pCS2
i6
(+) ,
( In
i
そ し
に FLAG-HA 配 列 を 導 入 した も の で あ る 。
抗体
FLAG
(M2,
DDB1
(Abeam) そ して Rod
S i ma ) ,
HA
(3F1 0 ,
を 抗 原 と して ゥ サ ギ か ら作 製 した も の で あ る 。
Roche)
(Zymed)
,
V5
(V5-1 0 ,
S i ma ) ,
GST
( S i ma ) ,
は 購 入 した 。 Gu l 4 A お よ び DDB2 は 譲 渡 さ れ た
も の で あ り、 そ れ ぞ れ Raychaudhur
( 6 )
( In
1-F
。 pcDNA3. 1-FH-N は pcDNA3. 1 の 派 生 物 で あ り、 c
GRBN 抗 体 は ヒ トGRBN (65-76)
[0071 ]
に お け る ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ胚 の t o
RNA よ り RT-PGR で 得 た 。 本 研 究 で は 以 下 の ベ ク タ 一 を 用 い た 。 pcDNA3.
H-N,
[0070]
博 士 か ら提 供
け専士 、 Matsunaga
博 士 の ご厚 意 に よ る 。
サ リ ドマ イ ド固 定 化 ビー ズ を 用 い た 試 験 管 内 結 合 試 験
組 み 換 え GRBN-FLAG お よ び DDB1_V5_H i s タ ン パ ク 質 は 昆 虫 Sf9 細 胞 に お い て Ba
c-to-bac
( I n v i trogen)
バ キ ュ ロ ウ ィ ル ス シ ス テ ム に よ っ て 発 現 させ 、 そ れ ぞ
れ 抗 FLAG M2 ァ ガ ロ ー ス ビー ズ
(S
i gma) 、 N i _NTA ァ ガ ロ ー ス ビー ズ
よ り精 製 した 。 精 製 した GRBN-FLAG
and/or
DDB1_V5_H
(Q
i agen)
に
i s に サ リ ドマ イ ド固 定
化 ビー ズ を 混 合 し、 結 合 タ ン パ ク 質 を SDS s a m l e buffer
で 溶 出 した 。 GRBN 欠
損 変 異 体 解 析 に お い て は 、 GST 融 合 GRBN お よ び そ の 変 異 体 を 大 腸 菌 で あ る BL21
で 発 現 さ せ 、 グ ル タ チ オ ン セ フ ァ ロ 一 ス ビー ズ
RBN 変 異 体 は L i pofectam
i n e 2000 ( I n v i trogen)
(GE
h e は hcare)
を 用 い て 293T 細 胞 に 導 入 し過 剰
発 現 さ せ た 。 そ の あ と の 結 合 試 験 は 上 述 と 同 じで あ る 。
[0072]
( 7 )
免疫共沈降
で 精 製 した 。 G
GRBN
と DDB1 の 間 の 相 互 作 用 を解 析 す る た め に 、 GRBN-FLAG お よ び DDB1-V5-H i
s を Sf9 細 胞 内 に 共 発 現 させ た 。 細 胞 抽 出 液 に 抗 FLAG ァ ガ ロー ス ビー ズ を 混 合
し、 結 合 因 子 を FLAG ペ プ チ ドで 選 択 的 に 溶 出 した 。 GRBN 複 合 体 を精 製 す る た
め GRBN お よ び そ の 変 異 体 を発 現 す る 293T 細 胞 を 作 製 し、 上 述 の 方 法 で FLAG 免
疫 精 製 を 行 った 。
[0073]
( 8 ) 免疫 染色
HA タ グ ゃ V5 タ グ 融 合
を 用 い た GRBN や DDB1 を過 剰 発 現 す る HeLa 細 胞 を 固 定 し
た 後 、 抗 HA 抗 体 や V5 抗 体 と混 合 させ 、 A l exa F l uor 594 も し くは 488 ( I nv i tro
gen) 標 識 二 次 抗 体 と反 応 させ た 。
[0074]
( 9 ) 試 験 管 内 ュ ビキ チ ン化 試 験
ュ ビキ チ ン化 試 験 は 引 用 文 献 37 を参 考 に して 行 った 。 FH-GRBN 複 合 体 (
200 η
g) 、 Uba
(500ng, Bi omo l ) 、 UbcH5b (500ng, Bi omo l ) 、 GST- Ub i qu i t i n (4000n
g , Ca l b i ochem) , 4mM ATP を 30 °C で 2 時 間 、 15 パ I ス ケ ー ル で 反 応 させ た 。 反 応
は 、 SDS を 加 え 、 98 °C で 5分 間 加 熱 して 停 止 させ た 。
[0075]
(
0 ) 生 細 胞 に お け る 自 己 ュ ビキ チ ン化
この 試 験 は 引 用 文 献 38 を参 考 に して 行 った 。 FH-GRBN も し くは そ の 変 異 体 を
安 定 的 に 発 現 させ た 293T 細 胞 に 0
Mの MG1 32 も し くは DMS0 単 独 (veh i c I e) を 加
え 、 3 時 間 反 応 させ た 。 細 胞 は 25
Mの MG1 32 お よ び 10mM の N-ethy l ma l e i mi de を
含 む R I PA バ ッ フ ァー で 溶 解 した 。 FH-GRBN を 上 述 の 方 法 で 免 疫 沈 降 し、 解 析 し
た 。 各 濃 度 の サ リ ドマ イ ドは 、 MG1 32 を処 理 す る 1 時 間 前 に 加 え た 。
[0076]
(1
) RNAi
以 下 に 示 す よ うな Stea は h RNAi o l i gonuc l eot i de ( l nv i trogen) を使 用 した
[0077]
:
DDB1
#
DDB1
#2 :
5' -CAUACCUUGAUAAUGGUGUUGUGUU-3'
(配 列 番 号 1 )
5' -CAGUAAUGAACAAGGCUCCUAUGUA-3'
(配 列 番 号 2 )
Cu l 4A
#1:
5' -GCAAAGCAUGUGGAUUCAAAGUUAA-3'
(配 列 番 号 3 )
Cu l 4A
#2 :
5' -GAAUCUCUGAUAGACAGAGACUAUA-3 '
(配 列 番 号 4 )
セ ン ス 鎖 の み 示 した 。 コ ン トロー ル と して は Stea は h RNAi negat i e contro l
of
l ow GC content
( l n v i trogen)
を 用 しゝた 。 L i pofectami
n e RNAi MAX を 用 しゝて
293T 細 胞 に 40nM の ォ リ ゴ ヌ ク レオ チ ドを 導 入 し 7 2 時 間 後 に 細 胞 を 回 収 した 。
[0078]
( 1 2 )
ゼ ブラ フ ィ ッシ ュ
魚 は 28. 5 °C に お い て 14 時 間 可 視 光 明 期 、 10 時 間 暗 期 の サ イ ク ル で 飼 育 した
胚 は 自 然 交 配 で 得 て い る (引 用 文 献 35)
[0079]
。 ア ル シ ア ン ブル ー 染 色 や マ イ ク
口 イ ン ジ ェ ク シ ョ ン 、 i n s i t u ハ イ ブ リ ダ ィ ゼ 一 シ ヨ ン は 以 下 の 項 に 示 して い
る 。 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ に お け る GRBN お よ び Gu l 4 A (zcrbn
and
zcu l 4a)
はゼ ブ
ラ フ ィ ッ シ ュ 命 名 法 委 員 会 の ガ イ ドに 従 っ た 。
[0080]
(
3 )
ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ の サ リ ドマ イ ド処 理
サ リ ドマ イ ドは DMS0 に 溶 か した 。 そ して あ ら か じめ 6 5 °C に 加 熱 して お い た E
3培 地 に 400
Mに な る よ う に 加 え た 。 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 は 脱 卵 殻 し、 以 下 に
示 す よ う に サ リ ドマ イ ドに 薬 浴 さ せ た 。 2hpf に お い て 胚 を 2mg/ml の プ ロ テ ア
ー ゼ タ イ プ 14 ( S i gma) に 3 分 間 反 応 さ せ 、 5 回 培 地 で 洗 浄 した 。 そ の 過 程 で 脱 卵
殻 さ れ る が 、 直 ち に サ リ ドマ イ ド含 有 培 地 に 交 換 し、 3 日 間 観 察 した 。 サ リ
ドマ イ ド含 有 培 地 は 1 2 時 間 毎 に 交 換 した 。
[0081 ]
( 1 4 )
ア ル シ ア ン ブル ー 染 色
コ ン ドロ サ イ トの 外 部 マ ト リ ッ ク ス は 、 ア ル シ ア ン ブ ル 一 で 染 色 さ れ る (
引 用 文 献 40)
。 ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 は 3 . 7 %の 中 性 ホ ル ム ア ル デ ヒ ドに よ り一
晚 固 定 した 。 翌 日 、 100% エ タ ノ ー ル で 洗 浄 後 、 PBS で 再 水 和 さ せ た 。 次 い で 、
0 . 05% ト リ プ シ ン を 含 む 飽 和 四 ホ ウ 酸 ナ ト リ ゥ ム 溶 液 に て 1-3 時 間 反 応 さ せ た
。 3 %の 過 酸 化 水 素 と 1 %の K0H 溶 液 に よ り魚 の 斑 点 を 除 去 し、 70% グ リセ 口 一 ル
含 有 PBS 溶 液 に て 保 存 した 。
[0082]
( 1 5 )
ア ン チ セ ン ス モ ル フ ォ リ ノ オ リ ゴ ヌ ク レオ チ ドお よ び mRNA の マ イ ク
口イ ン ジ ェ ク シ ョン
細 胞 期 に お け る マ イ ク ロイ ン ジ ェ ク シ ョン に つ い て は 引 用 文 献 39 に従 つ
て 行 った 。 我 々 は 窒 素 ガ ス 圧 力 マ イ ク ロイ ン ジ ェ ク ター
)
(I M 300,
Nar i s h i e
を 注 入 に 使 用 した 。 Gap の つ い た mRNA は i n v i tro に お い て mMESSAGE
mMACH I NE
i n v i tro
i p t i o n k i t (Amb i on) で 作 製 した 。
transcr
RNA は 使 用 直 前 に ヌ ク レ ア 一 ゼ 除 去 水 で 600ng/
[0083]
パ Iの 濃 度 に な る よ うに調 製
した 。 ア ン チ セ ン ス オ リ ゴ ヌ ク レオ チ ド (Gene Too l s ) は 以 下 の と お りで あ る
[0084]
zCrbn
AM0 :
zCu l 4 A AM0 :
5'
-AGAGCTGTAGCTGGTTCCCCATTTC-3
5'
-CTGGTGCTGAACATCTTCTGCCATC-3'
これ ら の オ リ ゴ は ヌ ク レ ア 一 ゼ 除 去 水 で 700
[0085]
(
(配 列 番 号 6 )
Mの 濃 度 に 調 製 して 使 用 した 。
ホ ー ル マ ウ ン トi n s i t u ハ イ ブ リ ダ ィ ゼ 一 シ ヨ ン
6 )
こ の 実 験 は 引 用 文 献 4 1 に 従 っ て 行 っ た 。 zcrbn
ブは5'
(配 列 番 号 5 )
'
mRNA の ア ン チ セ ン ス プ ロ 一
- コ ー ド領 域 の 5 13bp を 用 い た 。 zcu l 4 a に つ い て は 3 '
ド領 域 ) の 590bp を 用 い た 。 shh お よ び fgf8
非 コ一
UTR (3'
に 対 応 す る プ ロ ー ブ は そ れ ぞ れ Kra
uss 博 士 お よ び T h i sse 博 士 の ご 厚 意 に よ る 。 プ ロ ー ブ の 浸 透 性 を 増 す た め に 、
胚 は 0 . % Tween- 2 0 お よ び 10mg/ml の prote
i nase
K を 含 ん だ PBS に お い て 2 分 間
常 温 で 反 応 させ た 。
[0086]
耳胞 サ イズ計測
( 1 7 )
48hpf
に お け る ゼ ブ ラ フ ィ ッ シ ュ 胚 に 1%メ チ ル セ ル ロ ー ス お よ び 0 . 003% の 3 _
ami n o benzo
i c a c i d ethy
l
ester
( S i gmaj ¾:
用 しゝて 麻 酔 を 她 し、 ス ラ イ 卜グ ラ
ス に 乗 せ た 。 そ して 10 個 の 個 体 を 各 サ ン プ ル か ら ラ ン ダ ム に 選 び 、 耳 胞 を 撮
影 した 。 サ イ ズ は N I H i mage
J ソ フ トウ ェ ア を 用 い て 計 測 し、 コ ン トロ ー ル の
耳 胞 の サ イ ズ と 比 較 した 。 平 均 値 お よ び 標 準 偏 差 を 計 算 し、 p 値 は Mann-Wh i t n
ey,
[0087]
U検 定 を 用 い て 算 出 した 。
〔引 用 文 献 一 覧 〕
引 用 文 献 1 :M .
T.
引 用 文 献 2 :M .
Me l chert,
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引 用 文 献 10 :S . Sakamoto,
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弓I 用 文 献 9 : S . Sakamoto,
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Fo l kman,
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引 用 文 献 6 : J . Shesk i n , C I i n . Pharmaco l . Ther.
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引 用 文 献 18 :R . Gro i sman et a l . , Genes
Dev.
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Strub
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J. Vi ro l .
77,
6274
(20
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引 用 文 献 2 0 : . J i n , E . E . A r i as,
Mo l .
Ce l l 23,
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Harper,
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引 用 文 献 2 2 :M .
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L i n,
B.
Chen,
Ve l dman,
引 用 文 献 2 3 :T . Yabu
引 用 文 献 2 4 :M . Tanaka
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al. ,
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B l ood
Ekker,
Nat.
Ped i atr.
106,
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25
4 16 ,
Genet.
Res.
26,
64,
(2005) .
527
(2002) .
470
2 16
(2000) .
(2008) .
引 用 文 献 2 5 : Μ·
D.
Dahn,
引 用 文 献 2 6 : A . Stre i t , J . Anat.
199,
引 用 文 献 27 :
Johnson,
C.
Dav i s ,
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Shub i n , Nature
N.
H.
99
(2001 ) .
447,
473
(2
007) .
D.
Ri dd l e ,
引 用 文 献 28 : A.
M.
Moon,
引 用 文 献 29 :
Lewandosk
,
401
R.
L.
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Laufer,
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Tab i n , Ce l l 75
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Capecch i , Nat.
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Sun,
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Mart i n , Nat.
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引 用 文 献 3 0 : A . L . More i r a et a l . , J . Exp.
引 用 文 献 3 1 :D . Gupta
a に , Leukemi a
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引 用 文 献 3 2 : J . Knob l och,
2 1,
4 10
277,
Chem.
引 用 文 献 3 4 :よ
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225,
D.
86
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30388
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G.
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Ph i I bert,
Harr i s ,
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Deve l opment
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Uga et
引 用 文 献 37 :
R.
Gro i sman et
引 用 文 献 3 8 :F . Ohtake
引 用 文 献 39 :
Conaway,
C.
R.
(2002) .
引 用 文 献 36 :
9
950
Shaughnessy,
引 用 文 献 3 5 : S . Pajn i -Underwood,
.
5,
177,
(2007) .
引 用 文 献 3 3 :T . Kamura,
Bio l .
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Med.
H.
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W.
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2359
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Wi l son,
C.
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Furuta,
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E l der,
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Mi s h i na,
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Th i sse,
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Protoc.
3 , 59
58,
3
( 1 983) .
(2008) .
産 業上の利用可能性
本 発 明 は 、 被 験 物 質 が サ リ ドマ イ ド様 の 催 奇 性 を 有 す る か ど うか の 判 定 に
利 用 す る こ と が で き 、 サ リ ドマ イ ドの 代 替 薬 ゃ サ リ ドマ イ ドの 催 奇 性 を 抑 制
す る 医 薬 な どの 開 発 に 利 用 す る こ とが で き る 。
請 求 の範 囲
[ 請 求 項 1]
被 験 物 質 を セ レ ブ ロ ン も し くは そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 の セ
レ ブ ロ ン も し くは そ の 断 片 に 対 す る結 合 性 を 評 価 し、 セ レ ブ ロ ン も し
< は そ の 断 片 と結 合 しな い被 験 物 質 、 又 は セ レ ブ ロ ン も し くは そ の 断
片 との 結 合 性 が サ リ ドマ イ ドよ りも低 い被 験 物 質 を選 択 す る こ と を 特
徵 とす る 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
[ 請 求 項 2]
被 験 物 質 が 医 薬 で あ る こ と を 特 徴 とす る 請 求 項 1 に 記 載 の 非 催 奇 性
物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
[ 請 求 項 3]
被 験 物 質 が 、 一 般 式 (1 )
[ 化 1]
R
4
で 表 され る サ リ ドマ イ ド誘 導 体 で あ る こ と を 特 徴 とす る 請 求 項 1 又 は
2 に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 ;
た だ し、 式 (1 ) 中 、 X が R
を 化 合 物 (A ) 、 X が R
) 及びX が R
5
5
で、 Y が R
_ R
7
で、 Y が R
で、 Y が R
6
_ R
8
5
8
6
_ R
8
で あ る場 合
で あ る 場 合 を 化 合 物 (B
で あ る 場 合 を 化 合 物 (C )
と し、
ま た 、 R 、 R 2 、 R 3 お よ び R 4 は 一 H ;— O H ;= 0 ;直 鎖 お よ び
分 枝 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン 、 ア ル キ ン ;環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び
ア ル キ ン ;環 式 な らび に 非 環 式 ア ル カ ン 、 ア ル ケ ン お よ び ア ル キ ン の
組 み 合 わ せ ;ア ル コー ル 、 ア ル デ ヒ ド、 ケ トン 、 カ ル ポ ン酸 、 エ ス テ
ル 、 ま た は 環 式 、 非 環 式 と組 み 合 わ せ た エ ー テ ル 部 分 、 あ る い は 環 式
非 環 式 部 分 の 組 み 合 わ せ ;ァ ザ ;ァ ミ ノ ;_ M O n ま た は _ 0 _ M
O n
[ 式 中 、 M = N そ して n = 2 ;M = S そ して n = 2 ま た は 3 ;あ
る い は M = P そ して n =
_ 3 で あ る]
;そ して ハ ロゲ ン か ら選 択 す
る こ とが で き ;R 5 、 R 6、 R 7お よ び R 8 は そ れ ぞ れ 独 立 して 式 (2 )
[ 化 2]
Z
|
-
Z
|
C -
o -
また は _ 0 _
(2 )
N - R
0
( 式 中 、 Z は 任 意 で あ り、 そ して 上 記 R の 定 義 と 同 じ
で あ る ) か ら選 択 され ;そ して R 10 は 上 記
の 定 義 と 同 じで あ る 力、、
ま た は (Z が な い 場 合 に は ) R 10 は = 0 で あ り ;
R 9 は 式 (3 ) 、 (4 ) 、 (5 ) 、 ( 6 ) ま た は (7 )
[ 化 3]
—
R
2
[ 化 4]
[ 化 5]
R l2
R l3
R
R i5
G —
[ 化 6]
- R ii
l5
R l
—
R l6
式 中、各 々の R
_ R
17
は (
独 立 して ) 上 記 R 5の 定 義 と 同 じで あ り、
[ 化 7]
I
R
2 0
式 中、 R
H,
-
18
、R
- C H
(C H
2
)
,
19
お よ び R 20 は 独 立 して
- C O O H,
n C O N H
_ C O N H
2
,
- C H
2
)
n - C O O H,
2
か ら選 択 され 、 n = 1 _ 4 を 有 す る 部 分 で あ る 。
[ 請 求 項 4]
セ レブ ロ ンの 断 片 が 、 配 列 番 号 7 に 示 す ア ミノ酸 配 列 に お い て 、 そ
の N末 端 か ら339 〜442 番 目の ア ミ ノ 酸 配 列 を 有 し、 そ れ 以 外 の ァ ミ ノ
酸 配 列 に お い て 1 又 は複 数 の ア ミノ酸 残 基 の 置 換 、 欠 失 お よ び
又は
付 加 が な され た ア ミ ノ 酸 配 列 を 有 す る も の で あ る こ と を 特 徴 とす る 請
求 項 1 〜 3 の い ず れ か に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
[ 請 求 項 5]
セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 が 、 担 体 に 固 定 され て い る こ と を 特 徴 とす
る 請 求 項 1 〜 4 の い ず れ か に 記 載 の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方
法。
[ 請 求 項 6]
サ リ ドマ イ ド誘 導 体 が 、 サ リ ドマ イ ド又 は 既 知 の サ リ ドマ イ ド誘 導
体 の も つ 薬 理 作 用 を 持 つ も の で あ る こ と を 特 徴 とす る 請 求 項 3 に 記 載
の 非 催 奇 性 物 質 の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
[ 請 求 項 7]
被 験 物 質 を セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 と接 触 させ 、 被 験 物 質 と セ レ ブ
口 ン 又 は そ の 断 片 の 結 合 性 を 調 べ 、 セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 と結 合 す
る被 験 物 質 を選 択 す る 工 程 、 及 び 前 記 工 程 で 選 択 され た 被 験 物 質 の 中
か ら、 i ) 催 奇 性 、 又 は i i ) セ レ ブ ロ ン を 含 む ュ ビキ チ ン リガ 一 ゼ 複 合
体 の 活 性 阻 性 作 用 を軽 減 す る 物 質 を選 択 す る 工 程 と を 含 む こ と を 特 徴
とす る催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リー ニ ン グ 方 法 。
[請 求 項 8]
セ レ ブ ロ ン 又 は そ の 断 片 が 、 担 体 に 固 定 され て い る こ と を 特 徴 とす
る 請 求 項 7 に 記 載 の 催 奇 性 物 質 の ア ン タ ゴ ニ ス 卜の ス ク リー ニ ン グ 方
法。
[ 請 求 項 9]
以下の
(a)
及び
又 は (b) の ァ ミ ノ 酸 置 換 を 有 す る こ と を 特 徴 とす る
変 異 型 セ レブ ロ ン ;
(a) ヒ ト由 来 の セ レ ブ ロ ン に お け る N末 端 か ら384 番 目の チ ロ シ ン若 し
< は これ に 相 当 す る ア ミ ノ 酸 が ァ ラ ニ ン に 置 換 され た も の
(b) ヒ ト由 来 の セ レ ブ ロ ン に お け る N末 端 か ら386 番 目の トリプ トフ ァ
ン若 し くは これ に 相 当 す る ア ミ ノ 酸 が ァ ラ ニ ン に 置 換 され た も の 。
[ 請 求 項 10 ]
請 求 項 9 に 記 載 の 変 異 型 セ レ ブ ロ ン を コー ドす る こ と を 特 徴 とす る
核酸。
[ 請 求 項 1 1]
請 求 項 1 0 に 記 載 の 核 酸 を遺 伝 子 と して 導 入 し、 発 現 させ た こ と を
特 徴 とす る サ リ ドマ イ ド催 奇 性 耐 性 非 ヒ ト動 物 。
INTERNATIONAL
A.
CLASSIFICATION
G01N33/5
C 1 2N1
I
PCT / JP2 0 1 0 / 0 6 8 2 7 2
OF SUBJECT MATTER
6 6 (2
5/09
International application No.
SEARCH REPORT
6 . 0 1 ) i ,
(2 0 0 6 . 0 1 )
,
A01
K 6 7/02
G01N33/1
7 (2 0 0 6 .
5 (2 0 0 6 .
1 ) i ,
1 )
,
C O 7X2 4 / 4 3
G01N33/5
(2 0 0 6 . 0 1 ) i ,
0 (2 0 0 6 . 0 1 ) i
According to International Patent Classification (IPC) or to both national classification and IPC
B.
FIELDS SEARCHED
Minimum documentation searched (classification system followed by classification symbols)
G 0 1N3
3 / 5 6 6 ,
A 01K 67/ 02 7 ,
C07K1 4/ 43 5 ,
C 1 2N1
5 / 0 9 ,
G 0 1N3
3 / 15 ,
G 0 1N3 3 / 5 0
Documentation searched other than minimum documentation to the extent that such documents are included in the fields searched
Jitsuyo
Kokai
Shinan
Koho
Jitsuyo
1922
Shinan
Koho
- 1 996
Jitsuyo
1 971-2010
Shinan
Toroku
Jitsuyo
Toroku
Koho
1996 - 2010
Shinan
Koho
1994-2010
Electronic data base consulted during the international search (name of data base and, where practicable, search terms used)
CA/
REGI
STRY
JST
Plus
/ JME DPlu
/MEDLINE
/EMBASE
/ B I OS
S (STN ) ,
s / J S T 7 5 8 0 ( JDreaml
l )
DOCUMENTS CONSIDERED TO BE RELEVANT
C.
Citation of document, with indication, where appropriate, of the relevant passages
Category*
A
HOHBERGER
the
ret
channel
,
B .
ina
and
s ,
FEBS
e t
a l . ,
b i nds
Lett
Cerebl
t o
. ,
on
i s
v o l t age-
expre
s sed
gated
2 00 9 . 0 1 . 2 1 ,
chlo
Relevant to claim No.
i n
1- 11
r i de
Vo l . 5 83 ,
No .
,
p . 633 - 63 7
A
IMMERMAN
,
teratogeni
o f
the
Agent
E .
c
Guadel
s
That
. ,
mechani
oupe
Prod
Chemi
cal
sm
Con
s t ructure
o f
f .
act
ion
Proceedi
"Methods
Congenital
1- 11
and
. ,
Detect
ngs
Envi
De f e c t s " ,
ron
1 975 ,
p . 7 9- 88
A
S CHUMACHER,
H . J . ,
teratogeni
c
Guade
loupe
Agent
s
prope
Conf
That
Prod
Chemi
cal
r t i e s . ,
.
s tructure
Pro
"Methods
Dete
Congenital
c t
1- 11
and
ceedongs
o f
Envi
the
ron
De f e c t s " ,
1 975 ,
p . 65- 77
See patent family annex.
Further documents are listed in the continuation of Box C .
*
"A
Special categories of cited documents:
document defining the general state of the art which i s not considered
to be of particular relevance
"
later document published after the international filing date or priority
date and not in conflict with the application but cited to understand
the principle or theory underlying tiie invention
"E
earlier application or patent but published on or after the international
filing date
"X"
L
document which may throw doubts on priority claim(s) or which i s
cited t o establish the publication date of another citation or other
special reason (as specified)
document of particular relevance; the claimed invention cannot be
considered novel or cannot b e considered t o involve an inventive
step when the document i s taken alone
"Y"
document of particular relevance; the claimed invention cannot be
considered t o involve an inventive step when the document i s
combined with one or more other such documents, such combination
being obvious to a person skilled in the art
"&"
document member of the same patent family
"O"
document referring t o an oral disclosure, use, exhibnion or other means
"P"
t o the international filing date but later than
Date of the actual completion of the international search
2 7
D e cember
,
2 0 10
(2 7 . 1 2 . 1 0 )
Name and mailing address of the ISA/
Japane
s e
Patent
Date of mailing of the international search report
1 1
January
Authorized officer
Of f i c e
Facsimile No.
Form PCT/ISA/210 (second sheet) (July 2009)
Telephone No.
,
2 01 1
(1 1 . 0 1 . 1 1 )
INTERNATIONAL
SEARCH REPORT
International application No.
PCT / JP2 0 1 0 / 0 6 8 2 7 2
C (Continuation).
Category*
A
DOCUMENTS CONSIDERED TO BE RELEVANT
Citation of document, with indication, where appropriate, of the relevant passages
Relevant to claim No.
F I CKENT SCHER, K . e t a l . , Teratogeni
city
and
embryotoxi
city
o f thal i domide
and 3 - a z a thal i domi d e i n mi c e . , Pharmaco logy , 1 9 7 ,
Vol . 1 1 , No . , p . 1 93 - 1 9 8
-1 1
P, X
Takumi
I T〇 e t a l . , " T suini
Kaime i ! Thal i domi d e
g a Oko s u Sai k i s e i n o Na z o Hyoteki
Bunshi
Cereblon
o T sukitometa
F G Beads " , Chemi s try ,
0 1 Augu s t 2 0 1 0 ( 0 1 . 0 8 . 2 0 1 0 ) , vol . 6 5 , n o . 8 ,
page s
7 t o 51
-1 1
P, X
Hideki
A DO e t a l . , " Thal i domi d e Sa i k i s e i ,
Hyote k i I nshi
n o Dote i " , Cel l t e chno logy , 2 2
Jul y 2 0 1 0 ( 2 2 . 0 7 . 2 0 1 0 ) , v o l . 2 9 , n o . 8 , page s 8 1 2
t o 813
-1 1
P, X
Aki r a MURAKA
, " Around
the functi
onal
food
5 )
Thal i domi d e n o Hyoteki
Bun shi " , Food Style
21,
0 1 Septembe r 2 0 1 0 ( 0 1 . 0 9 . 2 0 1 0 ) , v o l . 1 4 , n o . 9 ,
page s 6 6 t o 6 7
-1 1
P, X
A AWA ,
. , e t a l . , mRNA d i s tribut
ion o f the
thal i domi d e recepto
r , cerebl o n , i n adult
rat
brain , Bul l e t ino f the Japane s e Society
for
Neuro chemi s try , 2 0 1 0 . 0 8 . 0 1 , Vo l . 9 No . 2 / 3 ,
Page . 5 8 9
-1 1
P, X
I TO, T . e t a l . ,
dent i f i cati o n o f a Primary
Target
o f Thal i domi d e Teratogeni
c i t y , Science
2 0 1 0 . 0 3 . 1 2 , Vol . 3 2 7 , No . 5 9 7 1 , p . 1 3 4 5 - 1 3 5 0
Form PCT/ISA/2 10 (continuation of second sheet) (My 2009)
-1 1
,
INTERNATIONAL
SEARCH
International
REPORT
application
No.
PCT / JP2 0 1 0 / 0 6 8 2 7 2
Box No. I I
This international
Observations
where certain claims were found unsearchable
(Continuation
search report has not been established in respect of certain claims under Article
of item 2 of first sheet)
17(2)(a) for the following
reasons:
Claims Nos.:
because they relate t o subject matter not required t o b e searched by this Authority,
namely:
Claims Nos.:
because they relate t o parts of the international application that do not comply with the prescribed requirements to such an
extent that n o meaningful international search can b e carried out, specifically:
Claims Nos.:
because they are dependent claims and are not drafted in accordance with the second and third sentences of Rule 6.4(a).
Box No. Ill
This International
Observations
where unity of invention
Searching Authority
The i nventi
9 d o not have
i nclude
the
found multiple
i s lacking
(Continuation
of item 3 of first sheet)
inventions i n this international
( I nvent
ion
1)
h e i nventi
o n s d e s cribed
i n c l aims
A s creeni
n g method
compri
s ing
a s tep
o f " bringi
contact
w i t h c e rebron
o r a fragment
the reo f and evaluat
o f the
t e s t sub stance
t o c e rebron
o r the
fragment
( cont
1. [ X ]
application,
as follows:
o n d e s cribed
i n c l aim
1 and
the
i nventi
o n d e s cribed
the
s ame o r corre
spondi
n g spe c i a l t e chni cal
feature
.
fol lowi n g two
group
s o f i nvent
ions
-
i n claim
The c l aims
1- 8 :
n g a t e s t sub stance
ing the b i nding
properti
thereo
f " .
inued
A s all required additional search fees were timely paid by the applicant, this international
t o
ext
r a
sheet
into
es
)
search report covers all searchable
claims.
2. □
A s all searchable claims could be searched without effort justifying
additional fees, this Authority
did not invite payment of
additional fees.
3. □
A s only some of the required additional search fees were timely paid by the applicant, tms international
only those claims for which fees were paid, specifically
4. □
N o required additional
search fees were timely paid by the applicant.
restricted t o the invention
Remark
on Protest
search report covers
claims Nos.:
Consequently, this international
search report
first mentioned in the claims; it i s covered by claims Nos.:
The additional
search fees were accompanied by the applicant's
protest and, where applicable, the
payment of a protest fee.
The additional
search fees were accompanied by the applicant's
fee was not paid within the time limit specified in the invitation.
]
Form PCT/ISA/210
(continuation
N o protest accompanied the payment of additional
of first sheet (2)) (July 2009)
search fees.
protest but the applicable protest
INTERNATIONAL SEARCH REPORT
Cont inuati on of Bo
No
International application No.
PCT / JP2 010/ 068272
.I ェ
ェof conti nuat ion of f i r st sheet (2)
(I nventi on 2) The invent ions de scribed i n claims 9- 11 :
A vari ant- type cerebron having a speci f c ami no acid subs t i tuti on .
Form PCT/ISA/210 (extra sheet) (July 2009)
国 際 出願 番 号
国 際調 査 報 告
P 2 0
P C
6 8 2 7 2
発 明 の 属 す る分 野 の 分 類 (
国 際 特 許 分 類 (I P C ) )
A .
G01N33/566 (2006. 01) :
A01K67/027 (2006. 01) :
G01N33/15 (2006. 01) i ,G01N33/50 (2006. 01) i
B .
C07K14/435
(2006. 01) i
,C12N15/09
(2006. 01) :
調 査 を行 っ た分 野
調 査 を行 っ た 最 小 限資 料 (
国 際特 許 分 類 (I P C ) )
Int.Cl.
G01N33/566,
A01K67/027,
C07K14/435,
C12N15/09,
G01N33/15,
G01N33/50
最 小 限 資 料 以 外 の 資 料 で調 査 を行 っ た 分 野 に含 ま れ る もの
日本 国 実 用 新 案 公 報
日本 国公 開 実 用 新 案 公 報
日本 国 実 用 新 案 登 録 公 報
日本 国 登 録 実 用 新 案 公 報
2
1
o
9
国 際調 査 で使 用 した電 子 デ 、
-ス の 9
名 称 、調 査 に使 用 した用 語 )
o
6
(
デぃ
-ス
CA/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580
(JDreamII)
111
年
(STN)
関連 す る と認 め られ る文 献
C .
引用 文 献 の
カ テ ゴ リー *
A
引用 文 献 名
HOHBERGiiR, B.
binds
関連 す る
請 求項 の 番 号
及 び 一 部 の 箇 所 が 関連 す る とき は 、 そ の 関連 す る箇 所 の表 示
et
al. , Cereblon
t o voltage-gated
i s expressed
i n the
channels,
FEBS Lett.
chloride
retina
and
1 -
1 1
of
1 -
1 1
,
2009. 01. 2 1, Vol. 583 , No. 4 , p . 633-637
ZIMMERMAN, E. F. ,Chemical
action.
Environ
, Proceedings
Agents
That
of
Prod
structure
the
and teratogenic
Guadeloupe
Congenital
*
引用 文 献
ΓΑ 」特 に 関連 の あ る文 献 で は な く、一 般 的 技 術 水 準 を示 す
もの
ΓΕ 」国 際 出願 日前 の 出願 ま た は特 許 で あ るが 、国 際 出願 日
以 後 に公 表 され た も の
「L 」優 先 権 主 張 に疑 義 を提 起 す る文 献 又 は他 の 文 献 の発 行
日若 し く は 他 の 特 別 な 理 由 を確 立 す る た め に 引 用 す
る文 献 (
理 由 を付 す )
Γθ 」 口頭 に よ る開 示 、使 用 、 展 示 等 に言 及 す る文 献
ΓΡ 」国 際 出願 日前 で 、か つ 優 先 権 の 主 張 の 基 礎 とな る 出願
2 7 .
2 .
1975 , p . 79-88
パ テ ン ト フ ァ ミ リー に 関す る別 紙 を参 照 。
の 日の 後 に公 表 され た 文 献
Γτ 」 国 際 出願 日又 は優 先 日後 に公 表 され た文 献 で あ っ て
出願 と矛 盾 す る もの で は な く、発 明 の原 理 又 は理 論
の 理 解 の た め に 引用 す る もの
特 に 関連 の あ る文 献 で あ っ て 、 当該 文 献 の み で発 明
x
の 新 規 性 又 は進 歩 性 が ない と考 え られ る も の
「Y 」 特 に 関連 の あ る文 献 で あ っ て 、 当該 文 献 と他 の 1 以
上 の文 献 との 、 当業 者 に とっ て 自明 で あ る組 合 せ に
よ っ て進 歩 性 が な い と考 え
Γ& 」 同一 パ テ ン ト フ ア ミ リー 文 献
2 0 1 0
国 際調 査機 関 の名 称 及 び あ て 先
日本 国特 許 庁 (I S A
J Ρ)
郵便番 号 1 0 0 — 8 9 1 5
東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関三 丁 目 4 番 3 号
l S A
Detect
国 際調 査 報 告 の発 送 日
国 際調 査 を完 了 した 日
様式 P C T
Conf. "Methods
Defects",
c 欄 の続 き に も 文 献 が列 挙 され て い るc
mechanism
2 1 0
2 0
2 J
特許 庁審 査官 (
権 限 の あ る職 員 )
(第 2 ペ ー ジ) (2 0 0 9 年 7 月 )
白形
3 4 9 6
由美 子
0 3 -
3 5 8 1 -
1 1 0
内線
3 2 5 2
国 際 出願 番 号
国 際調 査 報 告
C
(続 き) .
0 6 8 2 7 2
関連 す る と認 め られ る文 献
引用 文 献 の
カ テ ゴ リー *
A
P 2 0
P C
引用 文 献 名
SCHUMAしriER, H. J . , Cneraical
properties.
Detect
関連 す る
請 求 項 の番 号
及 び 一 部 の 箇 所 が 関連 す る とき は 、 そ の 関連 す る箇 所 の 表 示
, Proceedongs
Environ
Agents
structure
of
That
the
Prod
and
teratogenic
Guadeloupe
Conf.
Congenital
Defects",
1 -
1 1
1 -
1 1
1 -
1 1
1 -
1 1
1 -
1 1
1 -
1 1
1 -
1 1
〃 Methods
1975 ,
p . 65-77
FICKENTSCHER, K.
thalidomide
Vol.
PX
1 1,
et
al. , Teratogenicity
and 3-aza-thalidoraide
and
erabryotoxicity
i n mice. , Pharmacology,
of
1974 ,
o . 4 , p . 193-198
伊 藤 拓 水 他 , つ い に解 明 !サ リ ドマ イ ドが 起 こす 催 奇 性 の謎 標
的 分 子 セ レ ブ ロ ン を 突 き止 め た FG ビ - ズ , 化 学 ,2010. 08. 0 1,Vol. 6 5
No. 8 , Page. 47- 5 1
PX
安藤秀樹
他 , サ リ ドマ イ ド催 奇 性 ,標 的 因 子 の 同 定 , 細 胞 工 学 ,
2010. 07. 2 2 , Vol. 29 No. 8 , Page. 812—813
PX
村 上 明 , 機 能 性 食 品 科 学 の 周 辺 54) サ リ ドマ イ ドの標 的 分 子 , Food
Style
PX
2 1, 2010. 09. 01,
AIZAWA,
M. , e t
receptor,
Vol.
14 No. 9 , Page. 66- 6 7
al. , raRNA distribution
cereblon,
i n adult
rat
of
the
thalidomide
神 経 化 学 , 0 10 . 08. 0 1,
brain,
Vol. 4 9 No. 2/3 , Page. 589
PX
IT0, T. e t al. , Identification
Teratogenicity,
Science,
o f a Primary
2010. 03. 12,
Vol. 327,
p . 1345-1350
様式 P C T
I SA
2 1 0
Target
(第 2 ペ ー ジ の 続 き) (2 0 0 9 年 7 月 )
o f Thalidomide
No. 5971,
国 際 出願 番 号
国 際調 査 報 告
第 Π欄
P C T /
J P 2 0 1 0/
0 6 8 2 7 2
請 求 の範 囲 の 一 部 の調 査 が で き ない とき の意 見 (
第 1 ペ ー ジ の 2 の続 き)
法 第 8条 第 3項 (P C T 17 条 (
2) (a) ) の 規 定 に よ り、 こ の 国 際 調 査 報 告 は 次 の 理 由 に よ り請 求 の 範 囲 の 一 部 に つ い て 作
成 しな か っ た。
1
.
Γ"
請求項
は 、 こ の 国 際調 査 機 関 が調 査 をす る こ と を要 しな い 対 象 に係 る もの で あ る。
つ ま り、
請求項
は 、有 意 義 な 国 際調 査 をす る こ とが で き る程 度 ま で所 定 の要 件 を満
ない 国 際 出願 の 部 分 に係 る もの で あ る。 つ ま り、
3 .
第
請求項
従 っ て記 載 され て い ない 。
は 、従 属 請 求 の範 囲 で あ っ て P C T 規 則 6. 4 (a) の 第 2 文 及 び 第 3文 の 規 定 に
欄 —発 明 の 単 一 性 が欠 如 して い る とき の 意 見 (
第 1 ペ ー ジ の 3 の続 き)
次 に述 べ る よ うに こ の 国 際 出願 に二 以 上 の発 明 が あ る と こ の 国 際調 査 機 関 は認 め た。
請 求 項 1 に係 る発 明 、請 求 項 9 に係 る発 明 は 、同 一 の 又 は 対 応 す る特 別 な 技 術 的 特 徴 を 有 しな
レ、
。 そ して 、 請 求 の 範 囲 に は 以 下 に 示 す 2 の発 明 群 が 含 ま れ る。
(発 明 1 ) 請 求 項 1
8 に係 る発 明
「
被 験 物 質 を セ レブ ロ ン も し くは そ の 断 片 と接 触 させ 、被 験 物 質 の セ レブ ロ ン も し くは そ の
断 片 に 対 す る結 合 性 を評 価 す る選 択 す る 」 工 程 を 有 す る ス ク リ ー ニ ン グ 方 法 。
(発 明 2 ) 請 求 項 9
1 1 に係 る発 明
特 定 の ア ミ ノ酸 置 換 を 有 す る変 異 型 セ レ ブ ロ ン 。
1.
出願 人 が 必 要 な追 加 調 査 手 数 料 をす ベ て 期 間 内 に納 付 した の で 、 こ の 国 際調 査 報 告 は 、 す べ て の調 査 可 能 な請 求
項 につ い て作 成 した。
2 .
追 加 調 査 手 数 料 を要 求 す るま で も な く、 す べ て の調 査 可 能 な請 求 項 につ い て調 査 す る こ とが で き た の で 、追 加 調
查 手 数 料 の納 付 を求 め な か っ た。
3 .
出願 人 が必 要 な追加 調 査 手 数 料 を一 部 の み しか 期 間 内 に納 付 しな か っ た の で 、 この 国 際調 査 報 告 は 、 手 数 料 の納
付 の あ っ た次 の 請 求 項 の み につ い て 作 成 した。
4 .
出願 人 が 必 要 な追 加 調 査 手 数 料 を期 間 内 に納 付 しな か っ た の で 、 こ の 国 際調 査 報 告 は 、 請 求 の範 囲 の 最 初 に記 載
され て い る発 明 に係 る次 の 請 求 項 につ い て 作 成 した。
追 加 調 査 手 数 料 の 異 議 の 申立 て に 関す る注 意
□
追加 調 査 手 数 料 及 び 、該 当す る場 合 に は 、 異 議 申立 手 数 料 の納 付 と共 に 、 出願 人 か ら異 議 申立 て が あ っ た。
追加 調 査 手 数 料 の納 付 と共 に 出願 人 か ら異 議 申立 て が あ つ た が 、異 議 申立 手 数 料 が 納 付 命 令 書 に示 した期 間
内 に支 払 わ れ な か っ た。
お
様式 P C T
追加 調 査 手 数 料 の納 付 は あ っ た が 、 異 議 申立 て は な か っ た。
I SA
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(第 1 ペ ー ジ の続 葉 (2 ) )
( 2 0 0 9 年 7 月)