横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 27 年3月 24 日 総 務 局 人 事 課 女性職員活躍とワーク・ライフ・バランスの推進 横浜市役所の取組を加速! ~「第3期女性ポテンシャル発揮プログラム」「やります!『Do!プラン Ver.3』」を策定しました~ 横浜市では、「日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市」の実現を目指していますが、まずは 市役所自らが、明確な目標を掲げ、率先して行動を起こします。 その第一歩として、「第3期女性ポテンシャル発揮プログラム」及び「やります!『Do!プラン Ver.3』 ~仕事と生活の調和を実現するための職員参加プログラム~」を策定しました。 横浜市役所では、27 年度から、この2つの計画に基づき、女性職員の人材育成と登用、全職員のワーク・ ライフ・バランスの推進に向けた取組をさらに加速していきます。 計画の推進にあたっては、新たに副市長をトップとする推進委員会を立ち上げて体制を強化し、両計画を 連動的かつ一体的に進めていきます。 ≪第3期女性ポテンシャル発揮プログラム 概要≫ ◆目 的:女性職員の人材育成と登用を進め、性別にかかわらず、すべての職員が意欲と能力を 十分に発揮できる組織の実現 ◆対象期間:平成 27~31 年度 (参考:第1期 20~22 年度、第2期 23~26 年度) ◆数値目標:平成 32(2020)年4月1日までに、課長級以上に占める女性の割合 30%以上 ◆取組内容:①責任職の意識改革 ②仕事と家庭生活の両立支援/ワーク・ライフ・バランスの推進 ③女性のチャレンジ・キャリア形成支援 ◆URL:http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/jinji/jyosepote/(横浜市総務局ホームページ) ≪やります!「Do!プラン Ver.3」~仕事と生活の調和を実現するための職員参加プログラム~ 概要≫ ◆目 的:次世代育成支援、ワーク・ライフ・バランスの推進 ◆位置づけ:次世代育成支援対策推進法第 19 条に基づく「特定事業主行動計画」 ◆対象期間:平成 27~31 年度 (参考:第1期 17~21 年度、第2期 22~26 年度) ◆数値目標:①男性職員の育児休業取得率 13%以上 ②男性職員の育児休暇取得率 100%(3日以上) ③年次休暇取得率 100%(10 日以上) ◆取組内容:プラン1 ワーク・ライフ・バランスを実現するための取組 プラン2 仕事と家庭生活(育児や介護等)の両立ができる職場環境づくりへの取組 プラン3 子育てや高齢者等支援に関する地域活動に貢献するための取組 ◆URL:http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/jinji/jisedai/(横浜市総務局ホームページ) お問合せ先 総務局人事課 制度推進担当課長 山本 実 Tel 045-671-2223 横浜市人材育成ビジョン(全職員版)「女性ポテンシャル発揮プログラム」<第3期> 概要版 ~あなたの無限の可能性が組織を変える力になります!~ 「市 民 満 足 度 の 高 い 市 政 」と 「組 織 力 の 向 上」 目 指 す 姿 人を育てる組織の実現 ワーク・ライフ・バランスの実現 すべての職員が、意欲と能力を十分に 発揮しています。 すべての職員が、いきいきと活躍できる 職場となっています。 目 標 達成時期 課長級以上に占める女性の割合 2020(平成32)年 4月1日までに 30%以上 ■組織が一丸となった取組の強化 ・区局統括本部長のリーダーシップによる推進 ・区局男女共同参画推進者と連携した推進体制の強化 ・人材育成シニアリーダーと連携した技術系の取組推進 ・仕事・働き方の見直し ・超過勤務の縮減、休暇取得の促進 ■女性責任職の登用 ・区局総務・企画ライン等への女性責任職の積極的な配置 ・区局でのバランスを考慮した女性責任職の配置 課 題 現 状 ■採用前からのキャリア意識向上 ・就職セミナー等における本市取組のPR ・採用内定者に対するキャリア形成啓発 ■仕事と家庭生活の両立ができる職場環境づくり ・意識改革・指導スキル向上を目的とした研修の充実 ・女性職員に対するマネジメント力強化のための研修の実施 ・ライフステージを考慮した職場における人材育成の実践 「Do!プランVer.3」と連動 女性のチャレンジ・キャリア形成支援 ■ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組 ■責任職の指導・マネジメント力の向上と実践 多様なニーズに適切かつ迅速に対応し、 女性の視点が施策へ反映されています。 キャリアUP! 仕事と家庭生活の両立支援/ ワーク・ライフ・バランスの推進 責任職の意識改革 取 組 の 方 向 政策決定の場面への女性の参画 ・両立支援マニュアル等を活用した職場サポート ・両立支援ほっとライン等による相談対応・情報提供 ・男性職員の家事(育児・介護等)促進 ・配偶者同行休業制度の周知 ・休業からの職場復帰支援 ・育児休業等に伴う業務分担の見直し・代替要員の確保 ・人事異動等における配慮 ・子どもの看護や家族等の介護のための休暇の取得促進 ・新たな任用・勤務形態の研究・検討 ■女性職員へのアプローチ・昇任への不安解消 ・男女別キャリア形成研修の実施 ・新・メンター制度の実施 ・ロールモデルとの座談会の実施 ・民間企業との交流機会の提供 ・キャリア形成に関する情報発信 ■人事給与制度の検討 ・取組を推進する人事給与制度の検討 ※下線は新規・拡充項目 ◆上司の指導・助言の偏り ◆配置や業務経験に男女の偏り ◆仕事と家庭生活の両立への不安感 ◆経験や知識不足による能力への不安 ・仕事の指導・助言や昇任勧奨 に男女で違いがある ・女性のキャリア支援に必要な 上司の意識改革やスキルが 不十分 ・性別による固定的な役割分担意識 や慣行、ライフイベントによる本人 意向への配慮等から、配置や業務 分担に男女で偏りがある場合があ る ・女性が家事・育児等の負担を主に担うことが 多いため、両立に不安を抱えやすい ・男性の家事・育児等の参画が不十分 ・昇任に伴うマイナスイメージ(長時間勤務、休 暇の取りづらさ、短期間での異動等)がある ・配置や業務分担における男女の偏りにより、 能力開発に差が生じているケースがある ・経験・知識不足により、女性が責任職として の能力発揮に不安を持ち、係長昇任に消 極的になっているケースがある ◇近年、採用者に占める女性の割合は、高い状況が続いている。 平成26年4月現在、全職員に占める女性の割合は35.3%であるのに対し、係長級以上では19.7%、課長級以上は11.6%と十分ではない状況。 ◇市民の半数は女性であるのに対し、本市の政策決定の場面への女性の参画が少ない。 市政運営と組織運営上、女性職員の人材育成・登用は「重要な経営課題」である。 ◆女性責任職のロールモ デルが少ない ・女性が自身のキャリアイメー ジを描きにくい傾向がある ・身近な相談者が不足してい る やります!「Do!プラン Ver.3」 ~仕事と生活の調和を実現するための職員参加プログラム~ ■ 計画冊子:2~5ページ 位置づけ <プラン 1> ワーク・ライフ・バランスを実現するための取組 次世代育成支援対策推進法(平成 26 年4月改正)第 19 条に基づく「特定事業主行動計画」 ■ ■ 計画期間 ① 仕事の見直し、業務量の削減 平成 27 年度~31 年度(5 か年) ② 仕事の進め方、時間の使い方の見直し 計画対象 ③ 超過勤務の縮減 ■ 職員の意識向上、責任職による職場マネジメントの徹底 ■ 長時間勤務防止対策の強化 ■ 定時退庁日の励行 市役所・区役所をはじめ、市立学校、水道事業、交通事業、病院事業などの本市職員 ■ 数値目標 25 年度実績 3つの数値目標 ① 男性職員の育児休業取得率 ② 13%以上 5.9% 100% 68.7% 100% 68.8% 子どもの出生時・子育て始期における男性職員の3日間以上の休暇(※)取得率 ※「配偶者の出産のための休暇」及び「男性職員の育児参加休暇」 ③ 10 日以上の年次休暇取得率 ■ 概要版 推進体制 各任命権者 市長 教育委員会 議会の議長 選挙管理委員会 代表監査委員 人事委員会 消防長 水道事業管理者 交通事業管理者 病院事業管理者 ④ 休暇の取得の促進 27 年は「働き方 見直し元年」! 定時退庁の励行!! 計画冊子:6~13 ページ <プラン2> 仕事と家庭生活(育児や介護等)の両立ができる職場環境づくりへの取組 ① 冊子や YCAN 等を活用した育児や介護等にかかる情報提供の充実 ■ 育児や介護等にかかる情報の一元化、積極的提供 ■ 職員の体験談(育児休業・介護休暇等)などの情報提供 ② 責任職を中心とした研修の実施 ③ 妊娠・育児・介護中の職員等への支援 ④ 男性の子育て目的の休暇等の取得促進 ⑤ 育児休業等の取得の促進 ⑥ 配偶者同行休業制度の周知 介護との両立支援 を強化 男性の家事参画 を促進 ⑦ 出産休暇や育児休業等を取得した職員の円滑な職場復帰の支援 ■ 休暇・休業中の職員に対する業務に関する情報提供や能力開発支援 ■ 職場復帰支援セミナーの実施 ⑧ 職員の育児休業等の取得に伴う業務分担の見直し及び代替要員の確保 ⑨ 仕事と家庭生活の両立に関する相談体制の整備 ◆副市長をトップとする推進委員会を設置し、全庁的に計画を推進 ⑩ 人事異動等における育児・介護中の職員への配慮 ◆「女性ポテンシャル発揮プログラム」と一体で推進 ⑪ 子育てを行う女性職員の活躍推進に向けた取組 ⑫ 子どもの看護や家族等の介護のための休暇の取得促進 ⑬ 新たな任用・勤務形態の研究・検討 女性ポテンシャル・Do プラン推進委員会 連携 区 局 ◆各区局にも推進委員会を置き、計画を着実に推進 ◆取組状況を全庁的な推進委員会へ報告しながら、相互に連携 テレワーク等の 研究にも着手 計画冊子:14~15 ページ <プラン3> 子育てや高齢者等支援に関する地域活動に貢献するための取組 ① 子育てバリアフリー及び高齢者等のためのバリアフリーの推進 ② 地域活動への理解と参加の促進 ③ 子どもの体験学習やふれあう機会の充実 ※下線は新規・拡充項目
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