マーケット・ウィークリー(No.354) 情報提供資料 【2015年3月16日~3月20日】 2015年3月23日 <マーケットレポート No.4,093> 1. 先週の市場動向 【先週の市場の振り返り】 <株式> NYダウ(米国) 日経平均株価(日本) DAX指数(ドイツ) FTSE指数(英国) 上海総合指数(中国) 香港ハンセン指数(中国) ASX指数(豪州) <リ ート> 先々週末 2015/3/13 先週末 2015/3/20 前週比 17,749.31 19,254.25 11,901.61 6,740.58 3,372.91 23,823.21 5,814.54 18,127.65 19,560.22 12,039.37 7,022.51 3,617.32 24,375.24 5,975.49 2.13% 1.59% 1.16% 4.18% 7.25% 2.32% 2.77% 前週比 先々週末 先週末 S&Pグローバルリート指数 180.03 188.80 4.87% <債券>( 利回り ) ( %) 先々週末 先週末 前週差 2.114 0.410 0.257 1.709 1.930 0.329 0.184 1.516 ▲0.184 ▲0.081 ▲0.073 ▲0.193 米国10年国債 日本10年国債 ドイツ10年国債 英国10年国債 <為替> 先々週末 先週末 前週比 豪ドル円 121.40 127.42 1.0496 92.71 120.04 129.90 1.0821 93.34 ▲1.12% 1.95% 3.10% 0.67% <商品> 先々週末 先週末 前週比 210.70 44.84 214.11 45.72 1.62% 1.96% ドル円 ユーロ円 ユーロドル 商品(CRB指数) 原油先物価格(WTI) 株式(前週比) 7.25% ASX指数(豪州) 2.77% 香港ハンセン指数(中国) <商品> 原油価格は上昇しました。原油の需給悪化懸念は引き続き意識されたものの、ドルの主要通貨に対す る下落を受けて、ドル建てで取引される原油は上昇しました。 為替(前週比) 英国10年国債 ▲0.193% ユーロドル 米国10年国債 ▲0.184% ユーロ円 2.32% 3.10% 1.95% 豪ドル円 ▲0.081% 日本10年国債 NYダウ(米国) 0.67% 2.13% 1.59% ドイツ10年国債 ドル円 ▲0.073% 1.16% ▲0.30% 0.0% <為替> ドル円は、ドルが下落しました。早期利上げ観測が後退するなか、ドルはこれまでの上昇もあり、円を含 む主要通貨に対して下落しました。 ユーロ円はユーロが上昇しました。ユーロは対ドルで大きく上昇し、円に対しても上昇しました。 4.18% FTSE指数(英国) DAX指数(ドイツ) <債券> 米国債は利回りが低下しました。FOMCを受けて、早期利上げ観測が後退し、国債の利回りは低下しまし た。 ドイツ国債は利回りが低下しました。欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和のペースが予想を上回り、ド イツ国債の利回りは低下しました。 10年国債利回り(前週差) 上海総合指数(中国) 日経平均株価(日本) <株式> 米国株は上昇しました。17日~18日のFOMCで、経済見通しと物価見通しが下方修正され、早期利上げ 観測が後退したことから株価は上昇しました。 日本株は上昇しました。米国株式市場の上昇、日本の好調な経済指標の公表を受け、日経平均は週を 通じて1万9千円台を維持しました。16日~17日の日銀金融政策決定会合では政策変更がなく、影響は限 定的でした。 2.0% 4.0% 6.0% ▲0.20% ▲0.10% 8.0% ※利回りの低下は債券価格の上昇を表します。 当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。 0.00% ▲1.12% ▲2.0% ▲1.0% 0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% ※ユーロドルのプラス表示はユーロ高・ドル安。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 1 マーケット・ウィークリー(No.354) 情報提供資料 【2015年3月16日~3月20日】 2015年3月23日 <マーケットレポート No.4,093> 2. 先週のマーケット・デイリー/ウィークリー 3/16 (月) テーマ 先週のマーケットの振り返り 3/17 (火) 最近の指標から見る インド経済(3月) ☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」 ☆3/19【米国の金融政策(2015年3月)】 「忍耐強く」の文言を削除 ポイント 2015/3/9~3/13のマーケットの振り返り ・ 1月の鉱工業生産指数はプラスを維持し、生産は緩やかに回復しています。企業景況感は改善傾向にあります。 ・ 2月の消費者物価指数の落ち着きを受け、インドの中銀は3月4日に今年2度目の緊急利下げを行いました。 ・ 金利低下や政策効果による投資拡大と外需が景気をけん引すると見られます。 ・ トルコ中銀は17日、市場の事前予想通り、各種政策金利の据え置きを発表しました。 3/18 (水) トルコ中銀、 各種政策金利を据え置き ・ 据え置きは、2月の消費者物価の加速や世界の金融市場の不安定化を考慮に入れたものと見られます。 ・ 景気下支えに必要な利下げの継続には、リラの安定などを通じた物価見通しの低下が重要と見られます。 ・ インドネシアの中銀は17日、市場予想通り、政策金利の据え置きを決定しました。 3/18 (水) インドネシア中銀、 利下げを見送り ・ 物価上昇率は足元で低下傾向ですが、ルピアが下落基調にあり、中銀は早急な利下げに慎重と見込まれます。 ・ 投資拡大が成長のけん引役として期待され、追加利下げの実施にはルピアの安定がカギと見られます。 ☆ 3/19 ・ 17日~18日のFOMCで、声明文から、利上げまで「忍耐強く」なれる、との文言が削除されました。 (木) 米国の金融政策(3月) ・ FOMCメンバーの新たな経済見通しでは、経済成長率と物価上昇率の予測値が総じて下方修正されました。 ・ 利上げは経済状況次第とされ、市場では今年後半の利上げ開始の見方が優勢になっています。 ☆ 3/20 ・ 2月(年初来累計)の小売売上高や固定資産投資の前年比伸び率は今年の目標を下回り、内需は鈍化しました。 (金) 最近の指標から見る 中国経済(3月) ・ 2月の主要70都市販売用新築住宅価格指数は、66都市で前月比下落しましたが、下落ペースは鈍化しています。 ・ 政府は全国人民代表大会で新常態を目指す方針を決定したことから、景気刺激策への期待が高まっています。 ☆ は右の「グラフ・図表」参照 (注)FFレートは2007年1月5日~2015年3月13日の週次。2008年12月以降の FFレートはターゲットレンジ0.00%~0.25%の上限を表示。物価上昇率 は2007年1月~2015年1月の月次。PCEコア物価指数の前年同月比。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ☆3/20【最近の指標から見る中国経済(2015年3月)】 新常態の実現へ向けて高まる政策期待 (前月比、%) 1.5 都市別販売用新築住宅価格指数 1.0 0.5 深圳 0.0 上海 重慶 ▲ 0.5 青島 ▲ 1.0 ▲ 1.5 ▲ 2.0 13/12 14/3 14/6 14/9 14/12 (年/月) (注)データは2013年12月~2015年2月。 (出所) 中国国家統計局のデータを基に三井住友アセット マネジメント作成 当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。 2 マーケット・ウィークリー(No.354) 情報提供資料 【2015年3月16日~3月20日】 2015年3月23日 <マーケットレポート No.4,093> 3. 今週の主な注目材料 日付 3/23 (月) 米国 日本 欧州 2月中古住宅販売件数 ☆ 2月全国スーパー売上高 ユーロ圏3月消費者信頼感指数 2月新築住宅販売件数 ☆ 2月消費者物価指数 3月中小企業景況判断 ユーロ圏3月製造業PMI ☆ 英国2月消費者物価指数 3/24 (火) 3/25 (水) 2月製造業受注 3/26 (木) 2月耐久財受注 中国3月HSBCフラッシュPMI ドイツ3月Ifo景況感指数 ☆ 英国2月小売売上高 10-12月期GDP(確定値) 3/27 アジア・ オセアニア・ その他 (金) 2月完全失業率・有効求人倍率 2月家計調査 ☆ 2月消費者物価指数 2月商業販売統計 ☆ タイ2月製造業生産指数 ブラジル10-12月期GDP ☆ メキシコ金融政策決定会合 緩慢な回復を続ける住宅市場の足元の状況が注目 個人消費の回復傾向が強まるか注目され ます。 ☆ されます。 今週の注目点 フィリピン金融政策決定会合 南アフリカ金融政策決定会合 タイ2月貿易統計 ユーロ圏やドイツの企業景況感が注目され ブラジルのGDPが前期比マイナスに転じる可 ます。 能性もあり、レアルの動きを見る上で注目さ れます。 ※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。 先週の注目の「マーケット・デイリー」 2015年03月19日 米国の金融政策(2015年3月) 「忍耐強く」の文言を削除【デイリー】 2015年03月20日 最近の指標から見る中国経済(2015年3月) 新常態の実現へ向けて高まる政策期待【デイリー】 .先週の「マーケット・ウィークリー」 弊社マーケットレポート 検索!! 2015年03月16日 先週のマーケットの振り返り(2015/3/9-3/13)【ウィークリー】 先月の「マーケット・マンスリー」 2015年03月02日 先月のマーケットの振り返り(2015年2月)【マンスリー】 先週の注目の「マーケット・キーワード」 2015年03月18日 日米欧の「フォワードガイダンス」(先進国)【キーワード】 当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。 3 マーケット・ウィークリー(No.354) <マーケットレポート No.4,093> 情報提供資料 【2015年3月16日~3月20日】 2015年3月23日 【重要な注意事項】 【投資信託商品についてのご注意(リスク、費用)】 ●投資信託に係るリスクについて 投資信託の基準価額は、投資信託に組み入れられる有価証券の値動き等(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により損失を 被り、投資元本を割り込むことがあります。 運用の結果として投資信託に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、 一定の投資成果を保証するものでもありません。 ●投資信託に係る費用について ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。 ◆直接ご負担いただく費用・・・申込手数料 上限3.78%(税込) ・・・換金(解約)手数料 上限1.08%(税込) ・・・信託財産留保額 上限3.50% ◆投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用・・・信託報酬 上限 年 2.052%(税込) ◆その他費用・・・監査費用、有価証券の売買時の手数料、デリバティブ取引等に要する費用(それらにかかる消費税等相当額を含みます。)、および外国における資産 の保管等に要する費用等が信託財産から支払われます。また、投資信託によっては成功報酬が定められており当該成功報酬が信託財産から支払われます。 投資信託証券を組み入れる場合には、お客さまが間接的に支払う費用として、当該投資信託の資産から支払われる運用報酬、投資資産の取引費用等が発 生します。これらの費用等に関しましては、その時々の取引内容等により金額が決定し、運用の状況により変化するため、予めその上限額、計算方法等 を具体的には記載できません。 ※なお、お客さまにご負担いただく上記費用等の合計額、その上限額および計算方法等は、お客さまの保有期間に応じて異なる等の理由により予め具体的に記載すること はできません。 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、三井住友アセットマネジメントが運用するす べての投資信託(基準日現在において有価証券届出書を提出済みの未設定の投資信託を含みます。)における、それぞれの費用の最高の料率を記載しております。投資信 託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面等を必ずご 覧ください。 ●投資信託は、預貯金や保険契約と異なり、預金保険・貯金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また登録金融機関でご購入の場合、投資者保護基金 の支払対象とはなりません。 ●投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭日の取扱い等により、換金等ができないことがありますのでご注意ください。 〔2014年4月1日現在〕 三井住友アセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号 加入協会:一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。■当資料に基づ いて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についての データ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成して おりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に 帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。 4
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