市原の三山信仰の現在;pdf

平成27年度 第1回 いきいきいちはら歴史セミナー(講演会)
い ま
市原の三山信仰の現在
日 程
平成27年4月5日(日曜日)
13:10∼15:30(12:40受付開始)
講演会場
戸田コミュニティセンター
1階多目的室
市原市馬立 733 番地
小湊鉄道 馬立駅から徒歩5分
※当日は駐車場の混雑が予想されますので、
小湊鉄道のご利用をお勧めいたします。
参加方法
当日直接会場で受付(12:40受付開始)
参加費
無 料
市原市教育委員会ふるさと文化課
市原市国分寺台中央1−1−1
0436(23)9853
講演会プログラム
12:40∼13:10
受 付
13:10
開 会
13:15∼14:00
ビデオ上映「映像記録 房総の出羽三山信仰」
14:00∼14:15
休 憩
14:15∼15:20
講演「伝統を再創造していく力」
ひも
−出羽三山講から紐解く地域力−
岩佐 礼子(東京大学客員共同研究員)
15:30
閉 会
講演概要
近年、日本を訪れる外国人旅行者の中で、日本らしい農村を歩き、田舎の祭りを
楽しみ、四国のお遍路をするような人たちが増えています。彼らは日本らしいもの
の価値に気付いているのです。一方で私たち日本人は、これを「発展から遅れたもの」
として切り捨ててきました。しかし地域独自の伝統文化とは、私たちの先祖が自然
と関わりながら育ててきた風土の歴史であり、遺産でもあります。そこには長い時
間をかけて蓄積された人々の学びや営みが埋め込まれています。価値観を変えるこ
とで地域の創造的な力や遺産を再発見し、それを現代に生かしていくことが、地域
創生の真の意味ではないでしょうか。市内の三山信仰を例にとりながら、
「伝統を
再創造していく力」について皆さんと考えていきたいと思います。
講師プロフィール
岩佐 礼子(東京大学客員共同研究員)
明治学院大学文学部仏文科卒業。外資系航空会社に
勤務の後、1991 年スイスのジュネーブ開発研究所
(現在は国際開発研究所)修士課程卒業。1992 年か
ら 2006 年にかけて、ユニセフ職員としてアフリカ
やアジアの緊急人道支援に携わる。2014 年に東京
大学新領域創成科学研究科博士課程を修了し、博士号
(環境学)を取得。