講演会の映像配信について

講演会の映像配信について
~ライブ中継に必要な環境
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◎講習会概要
時期:9月下旬
時間:3時間程度
ご要望:ライブ中継を行う
インターネットへの配信
500ユーザが同時閲覧可能に
カメラは1台
費用:サーバ等の通信関連費用と、
映像記録費用は別
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撮影環境(ライブ中継の流れ)
映像記録
現地スタッフ
(カメラマン、エンジニア)
講演会会場
配信サーバへ
コンテンツを配信
映像エンコード
配信環境へ転送
配信ベンダー
Internet
視聴者
Real / WindowsMedia /Flash
講演会の閲覧
Internet Explorer
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撮影環境(作業項目一覧)
 会場セッティング
• カメラ位置調整、ルーターセッティング等の機器調整、タイムスケジュール打ち合わ
せ等、事前準備を行います。
 映像記録
• カメラマンが、講演会の様子を撮影します。
 映像エンコード
• 映像をPCで見える様、形式変換します。
 配信環境への転送
• 形式変換されたファイルを、通信回線を用いて配信サーバへ送信します。
 配信サーバへコンテンツを配信
• 送付されたファイルを、一般ユーザ向けに配信します。実際には、業者側のサーバに
アップロードされます。
 履歴管理(オプション)
• 一般ユーザの閲覧履歴等を管理します。後日、利用状況を解析する場合に利用しま
す。
 一般配信(オプション)
• 記録された映像を、後日わかりやすく要約し、VHSやCD-ROMへ2時利用します。
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決定すべき内容
 コスト
• トータルコストの決定。現実的な利用技術や環境が決まります。
 所有環境
• 講演会場所の回線有無。配信にはグローバルIPを使用します。
 同時利用ユーザ数
• インターネット上で同時に参照数な数。同時ユーザ数は、下の転送レートと
の組合せで、必要帯域が決まります。
 配信環境(サイズ、クオリティ)
• インターネット上で公開する画面サイズ。クオリティーは、直接転送レートに
関係し、必要帯域が決まります。
 配信期間(時間)
• 通常、3時間で設定されているところが多いです。日をまたがって、コンテン
ツを公開する等、時間によってメニューが異なります。リアルタイム配信でな
い場合には、ファイル分散により、コスト削減も可能です。
 ターゲットユーザ環境
• 配信する端末の環境(ブラウザ、OS、速度等)をある程度想定します。
• 事前にID登録が必要、参照ユーザ固定しない等の、検討も必要です。
 アカウント管理の有無
• IDの認証、課金など、アカウント管理が必要な場合、検討が必要です。
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回線についての検討
一般ユーザが低速回線(ISDN)で、
300ユーザが同時に参照する場合
64kbps×300user=19200kbps≒19Mbps
(転送レート) (ユーザ数)
19Mbpsの回線が必要です。
これはあくまで理論値ですので、
転送効率を考えた回線が必要
ということになります。
※ユーザ数が300人を予期せず超えた場合には、
全ユーザに再生遅延が発生することを意味します。
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