次世代エネルギーパーク計画書 平成 26 年 12 月末現在 1.計画名称 伊達市次世代エネルギーパーク 2.所在地 北海道 伊達市 3.計画策定主体 北海道 伊達市 経済環境部 環境衛生課 環境衛生係 北海道伊達市鹿島町20番1 TEL 0142-23-3331 FAX 0142-23-1084 E-mail [email protected] 4.実施運営主体 北海道 伊達市 5.計画概要 (1)計画のコンセプト 伊達市は北海道の南西部に位置し、南は噴火湾(内浦湾)に面し、東は工業都市室蘭市、い で湯の里登別市、西と北は支笏洞爺国立公園内にある洞爺湖町と壮瞥町に隣接しています。 さらに、平成18年の合併により誕生した大滝区は、壮瞥町をはさんだ飛び地であり、札幌 市、千歳市、喜茂別町、留寿都村、白老町と隣接しています。 本市は、北海道にあって四季を通じて温暖な気候に恵まれていることから「北の湘南」とも 呼ばれ、道内はもとより道外からも移り住む方々が増えています。 また、農業や水産業、大滝区の林業などの1次産業を基幹産業として、多彩な産業が展開さ れており、大滝区の温泉を活用し、いで湯の里として観光産業の発展にも力を注いでいます。 伊達市民憲章である「自然を大切にし、よりよい環境のまちにします」や、伊達市環境基本 条例の基本理念である「人と自然との共生を基本として、環境への負荷の少ない持続的発展が 可能な社会の構築」を実現するため、伊達市における新エネルギーの将来像を示し、これを計 画的、総合的に導入することを目的に「伊達市地域新エネルギービジョン」を平成19年2月 に策定し、環境にやさしいまち“伊達市”をめざして、新エネルギーの導入に積極的に取り組 んでいます。 また、第6次伊達市総合計画においても、重点施策のひとつに「環境」を掲げ、本市の良好 な環境を未来に引き継ぐため、自然環境や生活環境の保全に向けた取り組みを推進するととも に、あらゆる領域での省エネルギー、省資源の取り組みを進めると同時に、再生可能エネルギ ーを活用促進し、地球温暖化の防止に努めることとしています。 本計画では、伊達市全域を計画対象区域として、本市の豊かな森林資源を活用した木質ペレ ット製造施設や、市内に建設された太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー関連施設を 「伊達市次世代エネルギーパーク」としてネットワーク化し、次世代エネルギーを取り入れた 1 地球環境にやさしいまちとして広く国民各層に情報発信していこうとするものです。 次世代エネルギーの導入・活用と学習・体験ができる先進地域として、その魅力を市内外へ 情報発信することにより、市民をはじめ広く国民層へ我が国の次世代エネルギーのあり方につ いての理解の増進を図るとともに、地場産業や地域経済の活性化が図られるまちづくりを進め ていきます。 (2)計画の全体像 伊達市次世代エネルギーパークとして、市内の新エネルギー関連施設を有機的に連携した環 境学習の場として活用するとともに、学校教育、観光などの関連分野とも連携した効果的な普 及啓発を推進することで、市民をはじめ広く国民層に次世代エネルギーへの理解の増進を図っ ていきます。 ①中核施設からの情報発信 伊達市の中心部に位置する総合公園「だて歴史の杜」に、本市の観光拠点として平成23年 度に移転改築した伊達市観光物産館を、伊達市次世代エネルギーパークの中核施設として位置 づけ、次世代エネルギーや地球環境保全に関する情報の発信基地としていきます。 伊達市観光物産館は、 「道の駅」の中核施設として年間16万人以上の観光客が訪れており、 新たな観光物産館において、設置する太陽光発電の発電量表示や市内の新エネルギー関連施設 の情報を展示するとともに、本市の観光拠点として文化・観光施設や温泉、宿泊施設の案内な どを総合的に行うことにより、市民や国民層に対して次世代エネルギーへの理解増進を効果的 に進めることができます。 総合公園内の「だて歴史の杜カルチャーセンター」は、演劇や音楽などのコンサートの他、 市民講座や長生大学などの生涯学習の場として、また、各種サークルの活動拠点として、年間 約11万以上の市民等に利用されています。 また、総合公園は災害時における防災公園としての機能も兼ねており、災害時に避難所とし て利用される「総合体育館」には太陽光発電による非常用照明灯及び木質ペレットボイラーを 設置、総合体育館に隣接する「温水プール」 (平成26年4月オープン)にも木質ペレットボ イラーを設置しており、さらに公園内には太陽光発電式の LED 街路灯を備えています。 これら新エネルギー設備を活用し、次世代エネルギーを実際に見て触れる機会を提供するこ とにより、市民をはじめより多くの国民層に次世代エネルギーパークの取り組みを効果的にア ピールすることができます。 ②地産地消のバイオマスエネルギーの活用 ア.木質ペレット燃料の製造・利用 2 伊達市では、豊富な森林資源を活用することにより森林 ・林業の活性化につなげるた め、森林整備に伴い排出される間伐材等の未利用原木材を原料とする木質ペレットを製造 するプラントを平成20年度に建設して、製造された木質ペレットを燃料とするボイラー やストーブを公共施設に積極的に導入するとともに、家庭や農業用ハウス栽培などへの導 入に向けた支援をするなど環境にやさしい地場産エネルギーの普及拡大に向けた取り組 みを進めています。 本市では、恵まれた地域資源を地場産エネルギーとして活用することにより、化石燃料 の削減や地球温暖化防止に貢献できることを広く啓発するとともに、地場産エネルギー の普及拡大に向けた取り組みを進めていきます。 イ.バイオディーゼル燃料の製造・利用 家庭や事業所から収集した廃食用油からバイオディーゼル燃料を製造するプラントを 市内の社会福祉法人が平成19年度に導入し、製造したバイオディーゼル燃料を社会福祉 法人の業務用車両や民間の幼稚園バス、事業車両に使用しています。 また、社会福祉法人では廃食用油の回収促進を図るため、市の全面的な支援で大型店や コミュニティセンターなど市内15箇所に回収ボックスを設置して回収しています。 本市では、廃棄物として処分される廃食用油をリサイクルし、化石燃料である軽油の代 替燃料とすることにより、循環型社会の構築や二酸化炭素排出削減に貢献できることを広 く啓発するとともに、廃食用油の回収の啓発やバイオディーゼル燃料の普及拡大を推進し ていきます。 ③自然エネルギーの活用 ア.太陽光発電 伊達市では、小中学校や地域コミュティセンターなどの公共施設に太陽光発電を積極的 に導入し、その発電電力を施設内で利用するとともに、発電量表示や太陽光発電の仕組み などの情報を提供することにより、新エネルギーに対する市民の理解増進を図るための取 り組みをしています。 また、平成23年6月には民間電力会社が建設した発電出力1千キロワットの設備を有 する「伊達ソーラー発電所」が稼働し、市民をはじめ市外からの来訪者に対して自然エネ ルギーの活用による二酸化炭素排出削減の効果を伝えるため、見学者向けの液晶モニター を設置して、発電量表示や太陽光発電の仕組みなどを説明する取り組みをしています。 本市では、公共施設での情報提供や新エネルギーに対する市民の理解増進を図るための 取り組みとあわせ、伊達ソーラー発電所と連携し、次世代を担う子どもたちに地球にやさ しい自然エネルギーの活用による二酸化炭素排出削減の効果を伝えるとともに、我が国の 次世代エネルギーのあり方を学ぶ場として活用していきます。 3 イ.風力発電 伊達市の風の状況などが風力発電の立地条件として適していたことから、民間事業者に より発電出力1万キロワットの設備の建設が進められ、平成23年11月より本格稼して います。 事業所では、本格稼働により風力発電所が展望できる場所を整備し、情報提供のための 看板を設置して、地球環境にやさしい自然エネルギーを活用することにより地球温暖化防 止に貢献できることを広く啓発していく予定です。 本市としては、地域の特性である自然エネルギーを活用して発電された電力が地域で使 用されていることをアピールすることにより、次世代エネルギーの普及啓発に役立ててい きます。 ④中核施設と個々の施設のネットワーク化 伊達市内の新エネルギー関連施設を有機的に連携した環境学習の場として活用するととも に、学校教育、観光などの関連分野とも連携した効果的な普及啓発を推進していきます。 ア.一体的な見学コースの構築 中核施設である伊達市観光物産館を起点とし、はじめに新エネルギー関連施設の紹介、 観光物産館内や防災公園内の太陽光発電の紹介と見学を実施し、その次にバイオディーゼ ル燃料製造施設、伊達ソーラー発電所、木質ペレット製造施設、風力発電所について、時 間やアクセスに合わせた見学施設を選定したうえでコース設定をして見学を実施します。 全体的な運営としては、当初は市が主体となって行うこととし、市主催の市民見学会や 学校による見学会を実施することにより、市民啓発を図るとともに、見学コースとしての 課題を抽出し、より効果的な見学コースの設定のための改良を行います。 また、史跡北黄金貝塚公園は、修学旅行や見学旅行として年間9千人の児童・生徒が訪 れており、これと連動した藍染め体験ツアーとして総合公園内にある黎明観に年間3千人 以上が訪れていることから、ツアーとして新たな観光物産館や次世代エネルギーパークを 取り入れるよう関係機関に積極的にアピールをしていきます。 将来的な運営としては、民間事業者の運営への参画を促し、エコツーリズムとしての実 施、バイオディーゼル燃料バスによる巡回、電気自動車の導入による体験ツアーなど、ツ アーとしての魅力を高めることにより、独立・自立的な運営体制を確立し、民間事業とし て運営を継続していきます。 イ.情報発信について 新エネルギー関連施設と観光スポットを掲載したパンフレットや周遊マップを作成し、 中核施設である伊達市観光物産館や新エネルギー関連施設で配布するほか、市のホームペ ージにより市内外に対して周知を図ることにより、環境にやさしいまち“伊達市”として 4 の魅力を情報発信していきます。 (3)関連施設 1.中心となる施設 :伊達市観光物産館 ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市(指定管理制度による運営管理) 設置時期:平成 24 年度 場 所:伊達市松ヶ枝町 総合(防災)公園「だて歴史の杜」内 ②見学等に係る取り組み、体制 当施設に設置される太陽光発電の発電量表示や市内の新エネルギー 関連施設の情報を展示するとともに、本市の観光拠点として文化・観光 施設や温泉、宿泊施設の案内などを総合的に行う。 ③再生可能エネルギー等の内容及び規模等 太陽光発電設備:最大出力 5kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費を予定 2.既設施設 <木質ペレット製造プラント> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 20 年度 場 所:伊達市大滝区上野町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレット製造:生産能力 8t/日 年間最大能力:2,000t/年 利用計画:市内公共施設 一般家庭ペレットストーブ 農業施設において燃料として利用 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 施設職員による視察・見学対応 <市役所本庁舎> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 21 年度 場 所:伊達市鹿島町 市本庁舎 5 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:設置数 2基 定格燃焼量 95.0 kg/h 定格熱出力 350,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <市役所大滝総合支所> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 19 年度 場 所:伊達市大滝区本町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:定格燃焼量 68.0 kg/h 定格熱出力 250,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <伊達商工会議所> ①所 有 者:伊達商工会議所 管 理 者:伊達商工会議所 設置時期:平成 19 年度 場 所:伊達市網代町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:定格燃焼量 68.0 kg/h 定格熱出力 250,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中心施設における展示等の対応 <伊達市立くるみ保育所> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 22 年度 場 所:伊達市末永町 6 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:定格燃焼量 27.0 kg/h 定格熱出力 100,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <市立達南中学校> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 23 年度 場 所:伊達市北黄金町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:定格燃焼量 43.0 kg/h 定格熱出力 200,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <市内農業用ハウス> ①所 有 者:各農家 管 理 者:各農家 設置時期:平成 19 年度 場 所:伊達市内 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 木質ペレットボイラー:設置数 52 基 1基当たり定格燃焼量 9.0 kg/h 1基当たり定格熱出力 30,000kcal/h ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <バイオディーゼル燃料製造施設> ①所 有 者:社会福祉法人 伊達コスモス21 管 理 者:社会福祉法人 伊達コスモス21 設置時期:平成 19 年度 場 所:伊達市松ヶ枝町 7 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 バイオディーゼル燃料製造:処理能力 180 ℓ/日 年間精製量 32,400 ℓ/年 利用計画:事業用車両、市公用車、幼稚園バス等 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 施設職員による見学、視察等の対応 <伊達ソーラー発電所> ①所 有 者:北海道電力㈱ 管 理 者:北海道電力㈱ 設置時期:平成 23 年度 場 所:伊達市長和町 北海道電力㈱伊達発電所内 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:発電出力 1,000 kW 発電電力量 約 1,000,000kWh 利用計画:発電電力は伊達市内において消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 北海道電力㈱の専門説明員による見学、視察等の対応 ④その他 同施設内にある野球場、テニスコート、公園等の施設の利用が可能 <伊達太陽光発電所> ①所 有 者:㈱大林クリーンエナジー 管 理 者:㈱大林クリーンエナジー 設置時期:平成 24 年度 場 所:伊達市松ヶ枝町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:発電出力 1,749 kW 発電電力量 約 1,544,000kWh ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 ㈱大林クリーンエナジーの説明員による見学、視察等の対応 <黄金地区コミュニティセンター> ①所 有 者:伊達市 8 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 15 年度 場 所:伊達市北黄金町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:最大出力 3.0 kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 施設職員による見学、視察等の対応 <長和地区コミュニティセンター> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 18 年度 場 所:伊達市長和町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:最大出力 10.0 kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 施設職員による見学、視察等の対応 <市立伊達中学校> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 22 年度 場 所:伊達市舟岡町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:最大出力 15.0 kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <市立伊達西小学校> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 9 設置時期:平成 22 年度 場 所:伊達市末永町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:最大出力 15.0 kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等による見学、視察等の対応 <市立長和小学校> ①所 有 者:伊達市 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 22 年度 場 所:伊達市長和町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:最大出力 10.0 kW 利用計画:発電電力は施設内で自家消費 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 <伊達ウィンドファーム> ①所 有 者:㈱ユーラスエナジー伊達 管 理 者:㈱ユーラスエナジー伊達 設置時期:平成 23 年度 場 所:伊達市南黄金町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、計画等 風力発電:最大出力 10,000kW(2,000kW×5基) 年間可能発電量 約 24,000,000kWh/年 利用計画:一般家庭約 6,600 世帯分を北海道電力㈱へ売電 ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 展望場所の整備と説明パネルの設置 中核施設における展示等の対応 <伊達市総合体育館・温水プール> ①所 有 者:伊達市 10 管 理 者:伊達市 設置時期:平成 23 年度(総合体育館)、平成 25 年度(温水プール) 場 所:伊達市松ヶ枝町 総合(防災)公園「だて歴史の杜」内 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、計画等 木質ペレットボイラー:設置数 3基 1基当たり定格燃焼量 136.0 kg/h 1基当たり定格熱出力 500,000kcal/h 太陽光発電:最大出力 20.0 kW ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 施設職員による見学、視察等の対応 ⑤その他 防災公園内に太陽光発電による非常用照明灯を設置 3.新設施設(予定含む) <伊達若生太陽光発電所> ①所 有 者:㈱日弘ヒーティング 管 理 者:㈱協和エクシオ 設置時期:平成 26 年度 場 所:伊達市若生町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:発電出力 1,100 kW ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応、施設見学に関する対応については 今後調整予定 <弄月町太陽光発電所(仮称)> ①所 有 者:IHIプラント建設㈱ 管 理 者:IHIプラント建設㈱ 設置時期:未定 場 所:伊達市弄月町 ②再生可能エネルギー等の内容及び規模、実績等 太陽光発電:発電出力 1,200 kW ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 中核施設における展示等の対応 11 (参考)近隣の再生可能エネルギー関連施設 <壮瞥水力発電所> ①所有者・管理者:ほくでんエコエナジー(株) 設置時期:1920 年 場 所:壮瞥町字滝之町 ②エネルギー等の内容及び規模、実績等 水力発電:最大出力 500 kW 常時出力 200 kW ③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制 無人施設のため、中核施設における展示等の対応 6.全体スケジュール 本計画の中核施設となる伊達市観光物産館が平成24年4月にオープンし、隣接する防災公 園内にて建設が進められていた総合体育館が平成24年4月、温水プールについては平成26 年4月に完成し、それぞれオープンしました。 当初計画書において、実施予定であった市主催による市民見学会については、平成24年度 より年2回(春期、秋期) 、参加希望者を募集し、毎年実施してきました。 引き続き当面は同様のスパンで開催することとしますが、参加希望者数が初年度以降、ほぼ 横ばいであるため、一定の期間を経過したのち見学コースや見学のあり方について、今後検討 を進める予定です。 当初作成したパンフレット及び展示パネルについては、関連施設が増えてきたこともあり、 リニューアルの時期に差し掛かっているため、平成 26 年度中に作成予定となっています。 今後のスケジュールについては、現在も関連施設の新規建設や増設が予定されていることも あり、引き続き当初計画に従い事業を進めていくこととします。 12 7.主要施設の見学者数 № 施設名 H23 年度 1 木質ペレットプラント 2 伊達ソーラー発電所 3 伊達ウインドファーム H24 年度 H25 年度 189 人 232 人 297 人 2,770 人 2,900 人 1,588 人 45 人 53 人 31 人 ― 約 14,000 人 約 29,000 人 観光物産館内エネルギ (参考) ーパーク展示スペース 8.関連する新エネルギービジョン等 「伊達市地域新エネルギービジョン」平成 19 年2月策定 策定の目的:環境にやさしいまち伊達市の実現 新エネルギー導入方針:・新エネルギー資源有効活用 ・生活環境に対する新エネルギー導入 ・新エネルギー導入のための施策 ○添付資料 1.計画図 (1)伊達市次世代エネルギーパーク計画(イメージ) (2)新エネルギー関連施設及び市内主要観光スポット位置図 (3)伊達市次世代エネルギーパーク中核施設・視察連携施設の概要 2.その他参考資料 (1)防災公園「だて歴史の杜」の概要 13 備考 H24:130 団体 H25: 65 団体 伊達市次世代エネルギーパーク中核施設・視察連携施設の概要 ■ 伊達市観光物産館(平成24年4月完成) 大手門 観光物産館 ○延床面積 990㎡、補助暖房として木質ペレットストーブ1台を設置 ○太陽光発電 最大出力 5kwの設備を設置 ○太陽光発電の発電量表示や市内の新エネルギー関連施設の情報を展示するとともに、観光拠点として文化・観光施設 や温泉、宿泊施設の案内などを総合的に行う ■ 伊達市防災公園「だて歴史の杜」(体育館:平成24年4月完成、プール:平成26年4月オープン) ○総合体育館:メインアリーナ1,809㎡(客席648席)、サブアリーナ740㎡ 木質ペレットボイラーによる温水暖房方式 ○屋内プール:延床面積2,200㎡(25m×7コース)、木質ペレットボイラーによる温水暖房方式 ○太陽光発電による非常用照明灯の設置 ■ 伊達市木質ペレットプラント(平成20年度完成) ○伊達市大滝区に設置 敷地面積 3,016㎡、建築面積 833㎡ ○生産能力:8t/日、年間最大能力 2,000t/年 ○施設見学可能:施設職員による視察・見学対応 ■ 伊達ソーラー発電所(北海道電力(株)所有:平成23年6月完成) ○発電出力:1,000kw、発電電力量 約100万kwh ○発電電力量は、一般家庭約300軒分の電気使用量に相当し、年間約400tのCO2排出削減が可能 ○施設見学可能:民間企業の専門説明員による見学、視察等の対応 ■ 伊達ウィンドファーム((株)ユーラスエナジー伊達所有:平成23年10月完成) ○発電出力:10,000kw、発電電力量:約2,400万kwh ○発電電力量は、一般家庭約6,600軒分の電気使用量に相当 ○展望箇所での見学、中核施設における展示等による見学、視察等の対応 ■ バイオディーゼル燃料製造施設(社会福祉法人伊達コスモス21所有:平成19年度完成) ○処理能力:180 ℓ/日、年間精製量:32,400 ℓ/年 ○製造したバイオディーゼル燃料を社会福祉法人の業務用車両や民間の幼稚園バス、事業車両に使用 ○施設見学可能:施設職員による見学、視察等の対応
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