収入保険制度 事業化調査 を実施しています ~調査対象となった農家、法人の方はご協力をお願いします~ 農業災害補償制度は、現在、国が関わる唯一の農業災害補償制度であり、農業経営の セーフティーネットとして平成5年の大冷害など経営安定に寄与してまいりました。しかし、 現在の農業災害補償制度は、自然災害による収穫量の減少を対象としており、価格低下 は対象となっておらず、対象品目も収穫量の把握ができるものに限定され、加入単位も品 目ごとになっているなど農業経営全体をカバーするには至っておりません。 そこで、担い手農家の経営安定を図るため、新しいセーフティーネット機能として、農林 水産省は、平成26年度から、全ての農作物を対象とし農業経営全体の収入に着目した収 入保険の導入についての検討調査事業を始めました。 この調査をNOSAI全国が請け負い、26年春には本県で個人経営体116件、法人経営 体39件の調査を行いました。調査にご協力いただいた皆様方に深く感謝いたします。 26年11月からは、事業化調査(フィージビリティスタディ:FS)を実施しています。27年産 を対象に模擬的に収入保険に加入してもらい、制度を的確に運営できるかなどの確認を 目的としています。県内では個人経営体32件、法人経営体13件から作付・収穫・販売や 損害発生時の記録などをご協力いただくとともにNOSAI職員が現地調査などのために 訪問させていただきます。 今後も個人情報に十分に配慮しながら調査を行いますので、なお一層のご協力をよろ しくお願いいたします。 (農林水産省の資料より)
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