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愛顔のえひめサイクリング旅行券発行等業務仕様書
1 事業目的
「愛顔のえひめサイクリング旅行券」(以下「旅行券」という。)を発行し、県内の交流人口の増加、
県外観光客の誘客を促進するとともに、本県のサイクリング施策の推進を図ることを目的とする。
2 委託期間
契約締結の日から平成28年3月25日まで
3 事業費
65,000千円以内(消費税及び地方消費税を含む。契約上限額)
内訳 旅行券助成経費
50,000千円(下限額)
受託者事務経費
15,000千円(上限額)
4 業務内容
(1) 販売に関する広報・宣伝業務
旅行券の販売に関する宣伝にあわせ、本県の観光情報の発信や宿泊プランなどの企画など宿泊促進策
も積極的に実施することとし、具体の方策については提案によることとする。
(2) 旅行券の販売等に関する受付業務
販売に関する受付業務のほか、旅行券の内容・紛失・利用方法等に関する一切の問合せなどの業務を
含むこととする。
(3) 旅行券の購入代金の管理に関する業務
利用者からの購入代金納入及び払戻しの方法については、受託者の規定に基づき実施する。
(4) 旅行券の販売業務
販売は、単一もしくは複数の方法により実施する。
(5) 旅行券の発券業務
発券は、単一もしくは複数の方法により実施する。なお、旅行券の偽造対策は、受託者が責任を持っ
て十分に実施する。
(6) 旅行券の管理業務
受託者が旅行券を紛失するなど事故が無いよう十分な管理を行うものとする。
(7) 旅行券の回収業務
受託者は、取扱登録店舗に対して利用券の回収を行うものとする。なお、回収時期等については、受
託者と取扱登録店舗との協議により決定する。
(8) 取扱登録店舗との精算業務
受託者は、取扱登録店舗に対して利用券の代金を支払うものとする。なお、精算時期等については、
受託者と取扱登録店舗との協議により決定する。
(9) 旅行券利用に対するアンケート調査及び分析
旅行券利用者に対し、アンケート調査を適切な時期に実施し、アンケート結果の分析を行うこととす
る。また、アンケート内容については、国が示すアンケート内容を基に、別途県と協議し、調整する。
なお、目標回収サンプル数については提案によることとする。
(10) 報告業務
次に掲げる各月の状況について、月次報告書を翌月中までに提出することとする。
① 旅行券発行セット数及び発行額
② 旅行券精算状況
③ その他必要と認められる事項
(11) その他
業務については、上記項目に付随する業務を含むものとする。
5 旅行券の名称・構成等
(1) 旅行券の名称
名称は、「サイクリング・パラダイス愛顔のえひめ旅行券」とする。
(2) 旅行券の利用期間
原則として、平成27年7月17日から平成28年1月15日とする。ただし、利用期間は、県と協議のうえ、
変更することができる。
(3) 旅行券販売期間
原則として、平成27年7月1日から平成27年12月31日とする。ただし、販売期間は、県と協議のうえ、
変更することができる。
また、先着順に販売し、発行総額に到達次第販売を終了することとする。
(4) 旅行券の構成、発行総額
旅行券の構成は次に掲げる項目を1セットとし、1セット当たりの額面合計は1万円(12枚綴り)と
し、発行総額は1億円とする。
ただし、宿泊利用券については、採用した企画により、紙媒体の宿泊利用券を発行せず、宿泊代金か
ら宿泊利用券相当額を1千円から千円単位で割り引くことができる。
◯旅行券のセット内容
①宿泊利用券
8千円(千円券
8枚)
②サイクリング利用券 2千円(5百円券 4枚)
(5) 販売価格
1セット 5千円とする。
(6) 利用者が購入できるセット数
1人の利用者が購入できるセット数は、5セットまでとする。
(7) 旅行券が利用できる区域
旅行券の利用できる区域は、愛媛県全域とする。
(8) 旅行券の利用できる施設等
旅行券を利用できる施設等は、愛媛県内で次の業を営む者とする。
① 宿泊利用券
・旅館・ホテル業(旅館業法第3条第1項の営業許可など、当該施設を運営する上で必要な許可
を受けた者に限る。ただし、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第6項
第4号に規定される施設は除く。)
②サイクリング利用券
・レンタサイクル業(レンタサイクル料金及びデポジット料金に限る。)
・自転車販売・修理業
・スポーツ用品販売業(サイクリング関連用品代金に限る。)
・旅客鉄道業(乗客及び自転車を混載する列車を運行する鉄道業者に限る。)
・旅行業(サイクリングに関する企画旅行代金に限る。)
・上記以外の業(県と協議のうえ、追加できることとする。)
(9) 販売方法
販売方法については、手法の組み合わせなど制限を設けないこととする。
(10) 購入代金の払い戻し
購入者への購入代金払い戻しを実施する際は、受託者が定める規則に基づき実施することする。
(11) 愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」の活用
旅行券のデザイン及び宣伝等には、愛媛県イメージアップキャラクターである「みきゃん」を活用す
る。
6 契約
(1) 契約の締結
契約は、上記「3 事業費」で定める額の範囲内で契約を締結する。
(2) 契約の条件等
本業務委託契約のほか、愛媛県会計規則(昭和45年規則第18号)の定めるところによる。
(3) 委託料の概算払
県は、受託者の請求により必要があると認めるときは、委託料の全部または一部を概算払いすること
ができることとし、概算払いの請求及び精算については、別に定めることとする。
(4) 成果品の提出
受託事業者は、委託業務終了後、次により速やかに業務報告書(様式任意)を提出するものとする。
◯作成部数 1部
◯報告内容 旅行券の発行額等状況、アンケート調査分析など
◯提出先
愛媛県経済労働部管理局観光物産課
7 留意事項
(1) 受託者は、県と連絡調整を十分に行い、円滑に業務を実施すること。
(2) 本業務の遂行にあたっての再委託については、次のとおりとすること。
① 受託者は、本業務の一部を第三者に委託し、または請け負わせてはならない。ただし、県が書面
によりあらかじめ承諾した場合は、その限りではない。
② 県により再委託が承諾されたときは、受託者は再委託先に対して本業務に係る一切の義務を遵守
させるものとする。
(3) 業務受託者は、業務実施過程で疑義が生じた場合は、速やかに県に報告し協議を行い、その指示を受
けることとする。
(4) 受託者は、業務受託過程で発生した障害や事故については、大小にかかわらず県に報告し指示を仰ぐ
とともに、早急に対応を行うものとする。
(5) 上記「3 事業費」の「旅行券助成経費」は、「5 旅行券の名称・構成等」の(4)に掲げる利
用券に使用する経費とし、「3 事業費」の「受託者事務経費」に流用できないものとする。た
だし、「受託者事務経費」は、「旅行券助成経費」に流用できるものとする。