ファンドニュース Real Estate 2020 不動産の未来 2015 年 3 月 はじめに PwCでは、このたび「Real Estate 2020 building the future」(英語版)とその要旨部分を抜粋翻訳した「Real Estate 2020 不動産の未来」(要約版)を作成しました。 「Real Estate 2020 building the future」(英語版)は、2020 年における不動産の未来の姿について、データ分析、ディ スカッションなどのリサーチを行い、不動産を取り巻く環境が今後どのように変化していくのか、またそれがファンド、不動 産投資業界の戦略に影響していくのか、幅広い視点から考察を行っています。以下に概要をご紹介します。詳細につい ては「Real Estate 2020 不動産の未来」(要約版)を、さらに詳しい内容については「Real Estate 2020 building the future」 (英語版)をご覧いただければと思います。 概要 2020 年以降の将来に向けて、現在進行形で変化している不動産を巡る情勢の変化が不動産投資業界に大きな影響 を及ぼすことになります。本報告書で説明されていますが、2020 年以降の時代に関する以下の6つの予測が示されてい ます。 世界の投資適格不動産は大きく拡大し、特に新興経済圏では機会が大きく拡大する。 都市部の急成長が、リスクとリターンの機会をより広範囲でもたらす。 技術革新と持続可能性(サスティナビリティ)が重要な価値の源泉となる。 政府との協力がより重要になる。 優良資産を巡る競争はさらに激化する。 リスクが多様化し、新しいリスクが出現する。 これらの予測に対処するには、対応するための能力と資質を確保していく必要があります。 おわりに 将来の変化を予測しそれに準備し前向きに対応することで、市場において競合するプレーヤーよりも有利なポジション を獲得することができます。一般に、近い将来の変化を過少に評価し、遠い将来の変化を過大に評価しがちですが、5 年 後に控えた東京オリンピックの 2020 年、またその先の未来の展望を考えるのは重要であり、本報告書がそのための一助 となれば幸いです。 なお、内容にご質問などございましたら、以下のお問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。 文中の意見にわたる部分は筆者の私見であることを申し添えます。 あらた監査法人 第3金融部(資産運用) シニアマネジャー 比 田 井 猛 久 あらた監査法人 第3金融部(資産運用) お問い合わせフォーム 本冊子は概略的な内容を紹介する目的で作成されたもので、プロフェッショナルとしてのアドバイスは含まれていません。個別にプロフェッショナル からのアドバイスを受けることなく、本冊子の情報を基に判断し行動されないようお願いします。本冊子に含まれる情報は正確性または完全性を、 (明示的にも暗示的にも)表明あるいは保証するものではありません。また、本冊子に含まれる情報に基づき、意思決定し何らかの行動を起こされ たり、起こされなかったことによって発生した結果について、あらた監査法人、およびメンバーファーム、職員、代理人は、法律によって認められる範 囲においていかなる賠償責任、責任、義務も負いません。 © 2015 PricewaterhouseCoopers Aarata. All rights reserved. In this document, “PwC” refers to PricewaterhouseCoopers Aarata, which is a member firm of PricewaterhouseCoopers International Limited, each member firm of which is a separate legal entity Please see www.pwc.com/structure for further details.
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