参加者の有無を確認する公募手続きに係る参加意思表明書の提出を求める公示 平成27年3月27日 支出負担行為担当官 内閣府大臣官房会計担当参事官 小松 貢 次のとおり、参加意思表明書の提出を招請する。 1.当該招請の趣旨 我が国独自の測位衛星システムである「準天頂衛星システム」については、「実 用準天頂衛星システム事業の推進の基本的な考え方」(平成 23 年 9 月 30 日閣議決 定及び宇宙開発戦略本部決定)に基づき、2010 年代後半を目途に4機体制を整備し、 将来的には7機体制を目指すこととされている。 現在、準天頂衛星システムの開発・整備・運用事業において、衛星4機体制の構 築に向けた作業が進められており、平成25年度においては、衛星システムと地上 システムを統合した総合システム設計作業に着手し、平成26年度は総合システム 設計を完了し、その設計結果を踏まえ衛星システムと地上システムそれぞれの基本 設計を実施した。平成27年度は基本設計結果を踏まえ、衛星システム及び地上シ ステムの詳細設計を行い、その後各機器の製造に着手する計画である。 これらの作業は、準天頂衛星システム事業全体の成否を左右する重要なものであ り、各種検討・解析結果の技術的妥当性等については、本分野に精通した技術者等 の確認作業を十分踏まえた上で政府として判断していく必要がある。 以上を踏まえ、準天頂衛星システム事業の確実な遂行のため、昨年度に引き続き 専門的知識を有する機関によって衛星開発事業者及び PFI 事業者が実施する事業の 技術的妥当性等を調査・監督しつつ、事業を進めていくことを目的とするものであ る。 今般、本業務の目的達成のため、下記5.の応募要件を満たす者であることを条 件に、本業務の実施を希望する参加意思表明者の有無を確認する。確認の結果、応 募要件を満たすと認められた者が1者の場合は、当該者と随意契約を行うこととす る。また、応募要件を満たす者が複数者いる場合には、企画競争を実施する予定で ある。 2.業務内容 平成27年度「準天頂衛星システムの技術監理等調査」 3.仕様書及び成果物 別添仕様書のとおり 4.業務期間 契約日から平成28年3月31日まで 5.応募要件 ①基本的要件 ・予算決算及び会計令(昭和22年勅令165号)第70条の規定に該当しな い者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補人であって、契約締 結のために必要な同意を得ている者については、この限りではない。 ・予算決算及び会計令71条の規定に該当しない者であること。 ・平成25・26・27年度内閣府競争参加資格(全省庁統一規格)において 「役務の提供(調査・研究)」のA、B、C又はD等級に格付けされている 者であること。 ・内閣府本府における物品等の契約に係る指名停止等措置要領に基づく指名 停止を受けている期間中でないこと。 ・衛星開発事業者及び PFI 事業者と人的・資本的関係がないこと。 ②業務実施に関する要件 ・業務実施に必要な知識・経験を有する者を従事させられること。 ③業務実績に関する要件 ・衛星測位システムに関する技術に精通しており、かつ衛星測位システムの構 築における衛星システム、地上システムを統合した総合システムの設計を組 織的に実施した経験を有していること。 ・衛星システムの設計・製造の監督業務に関する知見及び経験を有しているこ と。 ・準天頂衛星初号機「みちびき」の開発及び運用に関する知見及び経験を有し ていること。 ・準天頂衛星システム関連国際会合への参加実績を有していること。 6.手続き等 ①担当部局 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-7-1 霞が関東急ビル16階 内閣府宇宙戦略室 電話:03-6205-7165、FAX:03-3597-6231 ②参加意思表明書の提出期限、場所及び方法 ⅰ)提出期限:平成27年4月8日(水)正午 ⅱ)提出場所:〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-7-1 霞が関東急ビル16階 内閣府宇宙戦略室 電話:03-6205-7165、FAX:03-3597-6231 ⅲ)提出方法:持参、もしくは郵送の場合は提出期限必着で提出すること。 7.その他 ・手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。 ・関連情報を入手するための照会窓口は6.①に同じ。 8.添付書類 ①参加意思表明書案(別添1) ②仕様書案(別添2)
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