ご担当:山本様 公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団は、芸術・文化の振興、コミュニティ活動及び生涯学習等に関する事業を 実施することを通じて、市民文化の向上と地域社会の発展に寄与することを目的としています。 お客様から「郷土料理百選の教室を開催して欲しい。郷土料理を習いたい」という要望が挙がったのが実施のきっかけです。 早速、「郷土料理百選」運営事務局のロケーションリサーチさんに相談させていただきました。 月1回実施、計6回の料理教室は約1ヶ月で定員20名に対し35名のお申込みがあり、早々に申込を締切り、やむなく抽選で参加者を決めました。 ※実施までの期間:1か月 北海道や鹿児島県や新潟県など、幅広い8地域の郷土料理を6回に渡って取りあげた料理教室。新潟県の「のっぺい汁」や東京都の「もんじゃ焼き」など、 各地域の多彩な郷土料理をその道のプロ(女将・料理長)から作り手の『技』を吸収していただき、ご家庭の食卓で再現していただこうという企画。 参加者の皆様から、郷土料理の調理や地域食材など、多 くの発見があったと沢山の声が挙がりました。料理店の女 将さんや料理長が講師というのも参加者にとっては新鮮で、 「お店の味を習える!」そう喜んで頂けました。続編を望 む声が多数挙がりました。 女将さんや料理長は美味しい料理を提供する為に当日の 材料、調理器具の火力、室温、そして味見をしながら臨機 応変に作られるので、配布レシピに変更が入ります。通常 無い流れなので戸惑いもありましたが、料理は美味しく出 来あがり、参加者の皆様が喜んでいただけて安心しました。 私たちの目的は「市民の生涯学習のきっかけ作り」です ので、「郷土料理を学びたい」と思える、継続的な動機付 けが出来てよかったと思います。 各回先生が異なりますので、毎回先生との関係作りが必 要ですが、その部分はロケーションリサーチさんにお任せ し、楽しみながら乗り切れました。 参加者の皆様は、料理教室で使う材料や調理器具につい て関心が高いです。地域性のある食材、調理器具の購入方 法を案内して差しあげることで、より喜んで頂けるのでは と感じました。 郷土料理は関連情報が多い為「自発的な学びのきっか け」になったと思います。 地産地消はテーマの講座、調布市の野菜を用いた「調布 郷土料理教室」なども面白いと思います。 私自身も家で試しました。季節ごとに旬の材料で各地域 の味を試す楽しみが増えました。 料理教室参加者の皆様から、郷土料理の調理や地域食材について、新たな発見があったことが窺える反応がとても多かったです。 料理店の女将さんや料理長が講師というのも参加者にとって新鮮で、「お店の味を習える」という点においても、喜んで頂けたと思います。 開催レポートはこちらよりご覧くださいhttp://www.location-research.co.jp/service/detail_110223_chofu01.html ご担当:野上様 サンマリエは1981年に創業した、歴史ある結婚相談所です。業界の老舗として多くのご縁づくりを続けてまいりました。 長年培ってきた経験と実績を活かし、常に時代に求められるサービスを提案し続けています。 未婚の男性と女性が戦国武将に縁ある郷土料理の起源や食文化を学び、将来の家庭の食卓を充実させること。一緒に料理をすることでコミュニケーションを育み、 参加者同士の距離を近づけることを目的としています。 ※実施までの期間:2か月 戦国武将縁の郷土料理を学びながら異性とのコミュニケーションを楽しめる料理婚活。第1回目は「上杉謙信」、第2回目は「武田信玄」をテーマに、そ れぞれ武将について知り、武将縁の郷土料理をプロの料理人から学びました。「上杉謙信」編では、笹寿司のみならず食する機会の少ない食用菊の「かき のもと」や新潟県のお菓子、「武田信玄」編では、ほうとう以外にも、フルーツ王国山梨といった特徴を活かしたメニューや山梨県の名産品を楽しみなが らの婚活イベントとなりました。 弊社の「良き出逢いが良き結婚に、良き結婚が良き家庭 に、良き家庭が良き子育てに」という企業理念とベスト マッチすると感じたからです。 個食の時代といわれますが、家庭の食事が充実している 家庭で育った子供の方が成績も100M走のタイムも良いと いうデータがあります。 普通の料理婚活よりも、郷土料理にプラスして、戦国武 将が愛でた郷土料理とすることで、よりドラマチックに郷 土食の成り立ちや歴史を学べ、これまで婚活イベントに参 加したことのないお客様にもアプローチする事ができたこ とは大変よかったと思っております。 婚活イベントに参加するのがはじめての方から、参加し やすかったという感想。 歴史好きな人、郷土料理に興味 がある人、料理好きな人、婚活したい人、興味をもった きっかけは様々でしたが、 皆さま、会話が弾んで楽し かったと仰っていただきました。 今後、また戦国武将編を開催したいと思っております。 戦国武将クイズは評判もよく、場内に一体感が生まれて 良かったという声をいただきました。 これから結婚を考えている未来の子育て予備軍の皆さま に豊かな団欒をイメージして出逢っていただきたいと思っ ております。 郷土料理には気候、風土、庶民の暮らし、歴史など日本を知る手がかりがたくさんあります。家庭の食卓で、「これはね、武田信玄も食べたんだよ。保存がきくようにこういう味付け になったんだよ。」など、いろんな話をしながら食事をするのも素敵だなと感じました。郷土料理婚活、続けて開催していきたいです。 ご担当の方から、こんな声をいただけ、「ぜひまた!」と感じました。 開催レポート(上杉謙信婚)はこちらよりご覧ください http://www.location-research.co.jp/pdf/cooking_konkatsu01.pdf ご担当:竹井様・和田様 食品スーパーマーケット マルエツが運営する料理&カルチャー教室「いーとぴあ」ではプロの料理研究家などによる 料理講座や生活を豊かにするカルチャー講座等バラエティーに富んだ講座を開講しております。 食育をサポートさせていただく一環として子供料理教室や親子料理教室も開催しております。 家庭の食卓に郷土料理を提案すべく、いーとぴあで郷土料理講座を開催しました。メニューはいーとぴあのアンケート結果、東京都内の郷土料理店における需要、 農林水産省「郷土料理百選」ウェブサイトへのアクセス数を参考に、実施月を考慮したうえで厳選したメニューをご紹介しました。 ※各回実施までの期間:1か月 本料理教室は日本各地※の郷土料理を取りあげます。講師に東京都内の郷土料理店店主や料理長を迎え、材料は主にマルエツから調達し、 その道のプロが教える「郷土の知恵」を参加者の方々にお伝えします。 家庭の食卓への新たな楽しみ方の提案、そして食文化伝承のきっかけづくりを目的といたしました。 ※日本各地 2013年当時「いーとぴあ」の受講生を対象に「習いたい 料理」についてアンケートを実施しました。結果、日本各 地の郷土料理を習いたい、そして食べたいといった声が上 位に挙がりました。その声を受け、更に作ってみたい郷土 料理を調査し、本企画実施に至りました。 通常は料理研究家等の皆様が先生を務めてくださいます。 料理人の皆様が先生となっていただく事は稀でした。日々 の接客の様に気軽に参加者に声をかけて下さり、毎日食材 と向かい合う技を活かした調理方法を楽しく教えて下さっ たのは新鮮な体験でした。 愛媛県、新潟県、東京都、京都府(2回)、北海道、沖縄県(2回)、青森県、秋田県、山梨県、高知県、大分県、宮崎県 各料理教室ではテーマとなった地域の料理を作り、食べ るだけでなく、お土産となる産品を用意しました。愛媛県 の会では「みかんジュース」、新潟県の会では「雪下にん じんジュース」を手渡し致しました。 併せて各地域の観光協会より預かりました資料(観光・食 材)についての説明を行いお渡しすることで、より各地域 の料理・食文化に興味をもっていただけたのではと思いま す。受講者の皆様からも好評でした。 卵焼き一つにも地域性が有る郷土料理を伝えるのは難し いのでは?と実施当初に話していました。料理の背景を知 らないと説明不足になりますし、当然ながら「現地で料理 を食す体験」の提供は出来ません。 しかし企画は好評でした。各地域の魅力を伝えるべく 日々店頭に立つ料理人の皆様だからこそ出来る食文化の話 や、調理におけるプロの工夫、接客からうまれた遊び心や 小ネタ等で各回は盛況となりました。 また、家庭毎のアレンジ話で盛り上がる点は特に好評で した。これは郷土料理が各地家庭に根付いた「家庭料理」 だからこそだと思います。ここが本教室の魅力だと感じて います。 各地域で有名になった料理と、少しディープな料理を併せて紹介することで各回受講者の皆様へ良い提案が出来たと思います。お土産と資料を用い料理だけに留まらない紹介をする事 で、次の会はどんな体験が待っているのか?と楽しみの連鎖があったのではと感じでいます。 家庭料理としてハードルの高い(または好き嫌いのある)、揚げ物、なまものを扱う事については、提案するにあたり特に注意が必要でした。 開催レポートはこちらよりご覧ください http://www.location-research.co.jp/pressrelease/detail_131022_maruetsu.html ご担当:高垣様 「教育と文化を通じて人づくり」という企業理念のもと,小・中・高等学校の教科書,教師用指導書,学習・指導用教材等を発行。 教育用デジタルコンテンツの開発・販売,教育総合ポータルサイト運営,学力・体力テスト等の評価事業,一般書籍・辞典等の 出版に加え,日本語検定関連業務も行う。教科書図書館「東書文庫」を附設,国の重要文化財指定資料も多く所蔵。 おもに全国の中学校の先生・生徒を対象に全47都道府県の「郷土料理」を紹介する学校掲示用ポスターを作成。農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」から 各都道府県1点の郷土料理を選び,それぞれに写真とキャッチコピーを付しています。 ※作成までの期間:2か月 中学校の「技術・家庭科 家庭分野」では,「地域の食材を生かすなどの調理を通して,地域の食文化について理解すること。」という項目が学習指導 要領に定められています。これに関連して,各地の先生方が,授業で地域の伝統的な行事食や郷土料理について指導したり,実際に調理実習で取りあげた りする機運が高まっています。そういった先生方のサポートとなるような資料を提供したいと考えました。 教科書編集という仕事柄,取材や調査などで全国各地を 訪問して,その土地の方々にお話を伺う機会がよくありま す。そのとき,地元の郷土料理について質問すると,皆さ んが本当にうれしそうに,誇らしげに教えてくださいます。 郷土料理は,その地域独特の気候風土や産物という制約条 件のもと,その土地の人々の想いを背景に創意工夫されて 生まれ,代々受け継がれてきた大切な料理なのだといつも 実感しています。 ロケーションリサーチさんには,企画段階から相談に のっていただきました。各郷土料理の写真候補をご提案い ただき,キャッチコピーの執筆,デザイン,組版までお願 いしました。何と言っても,農林水産省選定「郷土料理百 選」の企画・運営をされていますので,非常に安心して取 り組むことができました。また,先生にとって指導しやす く,中学生にとって理解しやすくなるよう,柔軟にご対応 いただけました。鮮やかでポップなデザインにも満足して います。 全国の先生方に大変喜んでいただけたと思います。ちょ うどこのポスターを学校にお届けし始めた頃,「和食」が ユネスコ無形文化遺産に登録されるという,うれしい出来 事があり,問い合わせが急増しました。先生方の研究会な どでもブースでお配りしましたが,それこそ「あっ」とい う間になくなるほどでした。 中学生の皆さんに興味を持ってもらえるよう、「大人過ぎず、子供過ぎない」デザインとキャッチコピーを心掛けました。他、工夫した点として、日本地図の色と料理の色を地域毎に 分けることで、「どの料理がどの地域のものなのか」が分かるよう作成しました。中学生の皆さんが食文化に興味を持つきっかけとなれば嬉しく思います。
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