資料1 公募要領 - 新エネルギー・産業技術総合開発機構

資料 1
「低炭素社会を実現する次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト/
研究開発項目③ 次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発/
(1)次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発の先導研究」
に係る公募要領
(委託事業)
【ご注意】
本事業への申請は、NEDO への提案書等の提出に加え、府省共通研究開発管理
システム(e-Rad)による登録も必要です。
e-Rad の使用にあたっては、事前に研究機関及び研究者の登録が必要です。
※e-Rad による登録手続きを行わないと本事業への応募ができませんので、十分
留意ください。所属機関の登録手続きに日数を要する場合があります。
2 週間以上の余裕をもって登録手続きを行ってください。
平成 27 年 3 月
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
電子・材料・ナノテクノロジー部
1
「低炭素社会を実現する次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト/
研究開発項目③ 次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発/
(1)次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発の先導研究」に係る公募について
(平成 27 年 3 月 23 日)
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、
「低炭素社会を実現
する次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト/研究開発項目③
次世代パワーエレクトロニクス応
用システム開発/(1)次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発の先導研究」を実施します。この
プロジェクトへの参加を希望される方は、本要領に従い御応募ください。
本プロジェクトは、平成 27 年度の政府予算に基づき実施するため、予算案等の審議状況や政府方針の
変更等により、公募の内容や採択後の実施計画、概算払の時期等が変更されることがあります。
1. 件名
低炭素社会を実現する次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト/
研究開発項目③ 次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発/
(1)次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発の先導研究
2. 事業概要
(1) 事業の背景・目的
エネルギー生成方法の多様化は、資源枯渇及び地球温暖化の解決に向けた重要な検討課題で
すが、中でも、電気エネルギーへの移行は、課題解決の有力な手段の一つです。電力の生成か
ら消費に至るフローにおいて、電力利用効率向上の手段として、パワー半導体デバイスによる
電力変換・制御(直流・交流変換、周波数制御等)を行う技術、すなわちパワーエレクトロニ
クスは、すでに多くのフェーズで適用されています。さらに、これまでパワーエレクトロニク
スが適用されていなかった機器への展開や、新たな応用分野が広がることによって、パワーエ
レクトロニクスが利用される局面は大幅に増加し、電力損失の低減が大きく見込まれます。
そのため、これまで想定していた応用分野(アプリケーション)に加えて、新しい応用分野
の開拓を進めることは、新規市場創出など、さらに強い産業に発展させることが期待できます。
上記背景を踏まえ、本事業は、独創性及び革新性のある新しい応用分野の発掘や、パワーエ
レクトロニクスを適用するに当たり当該技術をより発展させることを目的とします。
(2) 事業の内容
パワーエレクトロニクスを駆使した、独創性や革新性のある新しい応用システムについての
先導研究を実施します。
具体的には、考案された応用システムのコンセプト実証を行います。実証を通じて、考案さ
れた応用システムの省エネ効果の有効性や、見込まれる競争力の優位性などを検証し、今後の
技術的課題の抽出等を行います。
(3) 研究開発期間
事業全体の研究開発期間は、平成27年度から2年間とします。
なお、目標を達成した後、外部有識者による実用化の見通し等の観点からの評価等を踏まえ、
研究開発内容の絞り込みを行います。実用化に向けた取り組みが必要と判断された場合には、
「研究開発項目③ 次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発/(2)次世代パワーエレ
2
クトロニクス応用システム開発の実用化助成」において引き続き研究開発を実施することがあ
ります。
(4) 事業規模
平成27年度の事業規模は、1件当たり2,000万円/年 程度で、総額1億円程度を予定していま
す。
なお、事業規模は審査の結果及び政府予算の変更等により提案額から変更して委託すること
があります。
3. 応募資格
応募資格のある法人は、次の(1)~(6)までの条件、
「基本計画」及び別途定める「平成 27 年度実施
方針」に示された条件を満たす、企業等(大学、研究機関を含む。)とします。
(1) 当該技術または関連技術に高い関心を有し、かつ、研究開発目標の達成及び研究計画遂行に必
要となる組織、人員等を有していること。
(2) 委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤があり、かつ、資金及び設備等の充分な管理
能力を有していること。
(3) NEDO が事業を推進する上で必要となる措置を委託契約に基づき適切に遂行できる体制を有し
ていること。
(4) 当該事業の研究開発成果の実用化計画の立案とその実現について充分な能力を有する体制とな
っており、各企業等の責任と役割が明確化されていること。
(5) 研究組合、公益法人等が応募する場合は、参画する各企業等が当該事業の研究開発成果の実用
化・事業化計画の立案とその実現について充分な能力を有するとともに、応募する研究組合等
とそこに参画する企業等の責任と役割が明確化されていること。
(6) 本邦の企業等で日本国内に研究開発拠点を有していること。
なお、国外の企業等(大学、研究機関を含む)の特別な研究開発能力、研究施設等の活用また
は国際標準獲得の観点から国外企業等との連携が必要な部分は、国外企業等との連携により実
施することができる。
4. 提出期限及び提出先
本公募要領に従って提案書等を作成し、以下の提出期限までに郵送または持参にて御提出ください。
FAX または電子メールによる提出は受け付けません。
(1) 提出期限: 平成 27 年 4 月 23 日(木)正午必着
(郵送、持参いずれの場合も、締め切り日正午までに必着、郵送の場合は、電話による受領確認を
お願いいたします。
)
※応募状況等により、公募期間を延長する場合があります。公募期間を延長する場合は、NEDO
ホームページにてお知らせいたします。
なお、メール配信サービス(http://www.nedo.go.jp/nedomail/index.html)にご登録いただきますと、
ウェブサイトに掲載された最新の公募情報に関するお知らせを随時メールにてお送りいたします。
ぜひご登録いただき、ご活用下さい。
(2) 提出先
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
3
電子・材料・ナノテクノロジー部 杉山、山本、間瀬
〒212-8554
神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 ミューザ川崎セントラルタワー20 階
※
郵送の場合は封筒に『
「次世代パワーエレクトロニクス応用システム開発の先導研究」に係
る提出書類在中』と朱書きのこと。
※
来構の場合は、ミューザ川崎 16 階の「総合案内」で受付を行い受付の指示に従ってくださ
い。受付時間は、公募期間中の土日祝日を除く 9 時 30 分~正午、及び、13 時 00 分~18 時
15 分(ただし、最終日は 9 時 30 分~正午)です。
※ 添付資料 2-8「e-Rad 応募内容提案書」については、電子証明発行遅れや電子証明インスト
ール不具合等外的要因によるやむを得ない事情により間に合わない場合があれば、「10. 問
い合わせ先」に記載の NEDO 担当者にご相談ください。なお、添付資料 2-8「e-Rad 応募内
容提案書」以外の提案書等の提出は、必ず期限前に行う必要があります。
5. 応募方法
(1) 様式第 1「提案書」の作成に当たって
・提案書は日本語で作成してください。
・提案書の提出部数は、4 部(正 1 部、写 3 部)です。
(2) 提案書に添付する資料
提案書には、以下の資料を添付してください。
・添付資料 2-1「研究開発責任者/研究開発副責任者研究経歴書」
正 1 部、写 3 部
・添付資料 2-2「主要研究員研究経歴書」
正 1 部、写 3 部
・添付資料 2-3「研究開発成果の事業化計画書」
正 1 部、写 3 部
・添付資料 2-4「NEDO 研究開発プロジェクトの実績調査票の記入について」
正1部
・添付資料 2-5「知財の管理・運営に関する提案」作成のポイント
正1部
・添付資料 2-6「会社・大学案内」
正1部
(提出先の NEDO 部課と過去 3 年以内に契約がある場合は不要)
・添付資料 2-7「損益計算書、キャッシュフロー、貸借対照表の直近 3 年分」
正1部
・添付資料 2-8「e-Rad 応募内容提案書」
正1部
(詳細は以下の(4)を参照ください。
)
・添付資料 2-A「提案書等受理確認書」
正1部
・提案書(様式第 1)
、添付資料 2-3 の電子データ
1 部(媒体は CD-R)
・NEDOから提示された業務委託契約標準契約書に合意することが採択の要件となりますが、業務
委託契約標準契約書について疑義がある場合は、その内容を示す文書を1部提出してください
(様式はありません。)。
業務委託契約標準契約書
<http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/yakkan.html>
・国外企業等と連携している、またはその予定がある場合は、当該国外企業等と締結した共同研
究契約書の写し、または当該国外企業との共同研究の意志を示す覚書の写し 1 部。
(注)連携している、または連携しようとしている国外企業等がNEDOの指定する相手国の公的
資金支援機関(スペイン政府・産業技術開発センター(CDTI)が該当。)の支援を受け
4
ようとしている(または既に受けている)場合は、NEDOが提供する交付申請書(英文様
式)の写し、もしくは既に認証を取得しているのであれば交付決定書及び認定証(ラベル)
の写し1部を提出してください。海外機関との連携についてはNEDOホームページにてご
確認ください。
海外機関との連携
<http://www.nedo.go.jp/activities/AT1_00473.html>
(3) 提案書等の受理及び提案書等に不備があった場合
・応募資格を有しない者の提案書等または不備がある提案書等は審査対象となりません。
・提出された提案書等を受理した際には提案書等受理票を提案者にお渡ししますので、予め添付
資料 2-A の「提案書等受理確認書」に会社名等ご記入の上、送付(持参)ください。
・提出された提案書等は返却しません。
・提案書等に不備があり、提出期限までに修正できない場合は、提案を無効とします。その場合
は書類を返却します。
(4) 府省共通研究開発管理システム(e-Rad)への登録
応募に際し、
あらかじめ e-Rad へ応募内容提案書を申請することが必要です。
連名の場合には、
代表して一法人から申請を行ってください。ただし、それぞれの機関が研究機関登録をする必要
があります。詳細は、e-Rad ポータルサイトを御確認ください。
e-Radポータルサイト<http://www.e-rad.go.jp/>
6. 秘密の保持
提出された提案書等は、委託事業者の審査のみに使用し、NEDO で厳重に管理します。取得した個
人情報は、研究開発の実施体制の審査に利用しますが、特定の個人を識別しない状態に加工した統計
資料等に利用することがあります。提供された個人情報は、上記の目的以外で利用することはありま
せん。ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます。
なお、e-Rad に登録された各情報(公募名、研究開発課題名、主要研究員名、所属研究機関名、予
算額及び実施期間等)及びこれらを集約した情報は、「独立行政法人等の保有する情報の公開に関す
る法律」
(平成 13 年法律第 140 号)第 5 条第 1 号イに定める「公にすることが予定されている情報」
として取り扱われます。
7. 審査について
(1) 審査方法
審査は、外部有識者で構成される委員による事前審査委員会と、NEDO 内に設置する契約・助成
審査委員会の二段階で行います。事前審査委員会では、提案書等の内容について審査を行います。
事前審査委員会の結果を踏まえ、契約・助成審査委員会では、NEDO の定める基準等により審査を
行い、委託事業者を決定します。審査、決定に係るプロセスは非公開で行われ、審査の経過に関す
る問い合わせには応じられませんので御了承ください。また、必要に応じて提案者に対するヒアリ
ング等を実施します。
(2) 審査事項
a. 事前審査委員会における審査基準
事前審査委員会では、次の基準により審査します。
5
i.
事業者評価
事業者としての技術、財務、事務管理、その他事業遂行に必要な能力があるかを審査
します。また、共同提案の場合は、各者の提案が相互補完的であるかも含めて審査し
ます。
ii.
実用化、事業化評価
当該事業の新規性、市場創出効果、社会的目標への有効性、実用化、事業化計画の妥
当性等を審査します。
iii. 技術評価
提案された研究開発の内容について、基本計画で定める目標との整合性、研究開発の
優位性、新規性、事業計画の妥当性(技術的可能性、計画、中間目標の妥当性等)、産業
界への波及効果等を技術的な観点から審査します。
b. 契約・助成審査委員会の審査基準
契約・助成審査委員会は、次の基準により審査します。
i.
ii.
委託業務に関する提案書の内容が次の各号に適合していること。
1.
開発等の目標が NEDO の意図と合致していること。
2.
開発等の方法、内容等が優れていること。
3.
開発等の経済性が優れていること。
当該開発等における委託予定先の遂行能力が次の各号に適合していること。
1.
関連分野の開発等に関する実績を有すること。
2.
当該開発等の行う体制が整っていること。
(再委託予定先、共同研究相手先等を含む。なお、国際共同研究体制をとる場合、
そのメリットが明確であること。また、特に NEDO の指定する相手国の公的資金
支援機関の支援を受けようとしている(または既に受けている)場合は、その妥当
性が確認できること。
)
3.
当該開発等に必要な設備を有していること。
4.
経営基盤が確立していること。
5.
当該開発等に必要な研究者等を有していること。
6.
委託業務管理上 NEDO の必要とする措置を適切に遂行できる体制を有しているこ
と。
なお、委託予定先の選考に当たって NEDO は、以下の点を考慮します。
1.
優れた部分提案者の開発等体制への組み込みに関すること。
2.
各開発等の開発等分担及び委託金額の適正化に関すること。
3.
競争的な開発等体制の整備に関すること。
4.
一般社団法人若しくは一般財団法人又は技術研究組合等を活用する場合における
役割の明確化に関すること。
(3) 採択結果の公表及び通知について
a. 採択結果の公表等について
採択された事業に関しては、委託事業者名、委託事業の名称等を NEDO のホームページ等で
公表します。採択された委託事業については、NEDO から提案者に通知します。不採択の場合
も、不採択となった理由とともに、その旨を通知します。なお、通知の時期は、平成 27 年 6
月頃を予定しています。また、必要に応じてプレスリリースを行う場合があります。
6
b. 事前審査委員の公表について
事前審査委員会の審査委員の所属、氏名について、採択決定後に NEDO のホームページに公
表します。
c. 附帯条件
採択に当たって、条件(提案した再委託は認めない等の研究体制の変更、提案額の見直し等)
を付す場合があります。
(4) スケジュール
平成 27 年
公募期間:
3 月 23 日(月)~4 月 23 日(木)
公募説明会(大阪)
:
3 月 27 日(金) (会場:NEDO 関西支部 6F 会議室)
公募説明会(川崎)
:
3 月 30 日(月)(会場:ミューザ川崎 23 階 NEDO 2301 会議室)
審査期間:
4 月下旬~6 月上旬
委託先決定:
6 月中旬(予定)
8. 留意事項
(1) 契約について
提案者は、NEDO が提示する業務委託契約標準契約書に合意することが委託先として採択さ
れるための要件となります。なお、業務委託契約標準契約書について疑義がある場合は、その内
容を示す文書を 1 部提出してください(様式はありません。
)
。
業務委託契約標準契約書
<http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/yakkan.html>
(2) 研究開発独立行政法人から民間企業への再委託について
研究開発独立行政法人から民間企業への再委託又は共同実施(再委託先又は共同実施先へ資金
の流れがないものを除く。
)は、原則認めておりません。
(3) 事業化計画書について
提案時に提出いただく「研究開発成果の事業化計画書(添付資料 2-3)」については、契約締結
後、業務委託契約約款第 27 条第 2 項又は共同研究契約約款第 29 条第 2 項に該当する事象が生
じた場合には、速やかに NEDO に変更内容を提出していただきます。
(4) NEDO 研究開発プロジェクトの実績調査票の記入について
過去に実施した NEDO の研究開発プロジェクトの成果について調査票に記載していただきま
す。詳細につきましては添付資料 2-4 を御覧ください。
なお、本調査は採択審査に活用しますので、必ず御提出をお願いいたします。
(5) 追跡調査・評価について
事業終了後、追跡調査や評価に御協力いただきます。追跡調査・評価については、添付資料 2-C
「追跡調査・評価の概要」をご覧ください。
(6) 知財マネジメントについて
7
研究開発終了後、
「特許等の取得状況及び事業化状況調査」
(バイドールフォローアップ調査)
に御協力をいただきます。
本公募では、「NEDO プロジェクトにおける知財マネジメント基本方針」(NEDO 知財方針
<http://www.nedo.go.jp/jyouhoukoukai/other_CA_00002.html>)に定めたとおり、「知財の管
理・運営に関する提案」
(知財提案)の提出と、
「知財の取扱いに関する合意書」
(知財合意書)の
作成及び提出を求めています。詳細については、添付資料 2-5 を御覧ください。
(7) 「国民との科学・技術対話」への対応について
本事業の実施者は、研究活動の内容や成果を社会・国民に対して分かりやすく説明する活動(以
下、
「国民との科学・技術対話」という。
)に関する直接経費の計上が可能です。本事業において
「国民との科学・技術の対話」の活動を行う場合は、その活動の内容及び必要な経費を提案書等
に記述して提出してください。本活動に係る支出の可否の判断については、研究活動自体への影
響等も勘案して行います。
また、本活動を行った場合は、年度末の実績報告書等に活動実績を盛り込んで報告してくださ
い。本活動は中間評価及び事後評価の対象となります。
なお、本事業以外で自主的に本活動に取り組むことは妨げませんが、間接経費を活用して本活
動を行った場合は実績報告書への記載等(本活動に係る事項のみで結構です。
)により NEDO に
報告してください。
【参考】
平成 22 年 6 月 19 日総合科学技術会議
「国民との科学・技術対話」の推進について(基本的取組方針)
<http://www8.cao.go.jp/cstp/output/sonota.html>
(8) 公的研究費の不正な使用及び不正な受給への対応
公的研究費の不正な使用及び不正な受給(以下「不正使用等」という。
)については、
「公的研
究費の不正な使用等の対応に関する指針」
(平成 20 年 12 月 3 日経済産業省策定。以下「不正使
用等指針」という。※1)及び「補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等の措置に関する
機構達」
(平成 16 年 4 月 1 日 16 年度機構達第 1 号。NEDO 策定。以下「補助金停止等機構達」
という。※2)に基づき、NEDO は資金配分機関として必要な措置を講じることとします。併せ
て本事業の事業実施者も研究機関として必要な対応を行ってください。
本事業及び府省等の事業を含む他の研究資金において、公的研究費の不正使用等があると認め
られた場合、以下の措置を講じます。
※1.
「不正使用等指針」についてはこちらを御参照ください:経済産業省ホームページ
<http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/innovation_policy/kenkyu-hotline.htm>
※2.
「補助金停止等機構達」についてはこちらを御覧ください: NEDO ホームページ
<http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.htm>
a.
本事業において公的研究費の不正使用等があると認められた場合
i.
当該研究費について、不正の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還していただき
ます。
ii.
不正使用等を行った事業者等に対し、
NEDO との契約締結や補助金等の交付を停止します。
(補助金停止等機構達に基づき、処分した日から最大 6 年間の契約締結・補助金等交付の
停止の措置を行います。
)
8
iii. 不正使用等を行った研究者及びそれに共謀した研究者(善管注意義務に違反した者を含む。
以下同じ。
)に対し、NEDO の事業への応募を制限します。
(不正使用等指針に基づき、不正の程度などにより、原則、当該研究費を返還した年度の
翌年度以降 1~5 年間の応募を制限します。また、個人の利益を得るための私的な流用が確
認された場合には、10 年間の応募を制限します。
)
iv. 府省等他の資金配分機関に対し、当該不正使用等に関する措置及び措置の対象者等につい
て情報提供します。このことにより、不正使用等を行った者及びそれに共謀した研究者に
対し、府省等他の資金配分機関の研究資金への応募が制限される場合があります。また、
府省等他の資金配分機関から NEDO に情報提供があった場合も同様の措置を講じることが
あります。他府省の研究資金において不正使用等があった場合にも i~iii の措置を講じるこ
とがあります。
v.
不正使用等の行為に対する措置として、原則、事業者名(研究者名)及び不正の内容等に
ついて公表します。
b.
「公的研究費の不正な使用等の対応に関する指針」
(平成 20 年 12 月 3 日経済産業省策定)
に基づく体制整備等の実施状況報告等について
本事業の契約に当たり、各研究機関では標記指針に基づく研究費の管理・監査体制の整
備が必要です。
体制整備等の実施状況については、報告を求める場合がありますので、求めた場合、直
ちに報告するようにしてください。なお、当該年度において、既に、府省等を含め別途の
研究資金への応募等に際して同旨の報告書を提出している場合は、この報告書の写しの提
出をもって代えることができます。
また、NEDO では、標記指針に基づく体制整備等の実施状況について、現地調査を行う
場合があります。
(9) 研究活動の不正行為への対応
研究活動の不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)については「研究活動の不正行為への対応に関
する指針」
(平成 19 年 12 月 26 日経済産業省策定。以下「研究不正指針」という。※3)及び「研
究活動の不正行為への対応に関する機構達」
(平成 20 年 2 月 1 日 19 年度機構達第 17 号。NEDO
策定。以下「研究不正機構達」という。※4)に基づき、NEDO は資金配分機関として、本事業
の事業実施者は研究機関として必要な措置を講じることとします。そのため、告発窓口の設置や
本事業及び府省等他の研究事業による研究活動に係る研究論文等において、研究活動の不正行為
があると認められた場合、以下の措置を講じます。
※3.研究不正指針についてはこちらを御参照ください: 経済産業省ホームページ
<http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/innovation_policy/kenkyu-hotline.htm>
※4.研究不正機構達についてはこちらを御参照ください: NEDO ホームページ
<http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.html>
本事業において不正行為があると認められた場合
a.
i.
当該研究費について、不正行為の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還していた
だくことがあります。
ii.
不正行為に関与した者に対し、NEDO の事業への翌年度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:不正行為の程度などにより、原則、不正があったと認定された年度の翌
年度以降 2~10 年間)
9
iii. 不正行為に関与したとまでは認定されなかったものの、当該論文等の責任者としての注意
義務を怠ったことなどにより、一定の責任があるとされた者に対し、NEDO の事業への翌
年度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:責任の程度等により、原則、不正行為があったと認定された年度の翌年
度以降 1~3 年間)
iv. 府省等他の資金配分機関に当該不正行為に関する措置及び措置の対象者等について情報提
供します。このことにより、不正行為に関与した者及び上記 iii により一定の責任があると
された者に対し、府省等他の資金配分機関の研究資金による事業への応募が制限される場
合があります。また、府省等他の資金配分機関から NEDO に情報提供があった場合も同様
の措置を講じることがあります。
v.
NEDO は不正行為に対する措置を決定したときは、原則として、措置の対象となった者の
氏名・所属、措置の内容、不正行為が行われた研究資金の名称、当該研究費の金額、研究
内容、不正行為の内容及び不正の認定に係る調査結果報告書などについて公表します。
b.
過去に国の研究資金において不正行為があったと認められた場合
国の研究資金において、研究活動における不正行為があったと認定された者(当該不正行為が
あったと認定された研究の論文等の内容について責任を負う者として認定された場合を含む。)
については、研究不正指針に基づき、本事業への参加が制限されることがあります。
なお、本事業の事業実施者は、研究不正指針に基づき研究機関として規定の整備や受付窓口の
設置に努めてください。
(10)NEDO における研究不正等の告発受付窓口
NEDO における公的研究費の不正使用等及び研究活動の不正行為に関する告発・相談及び通
知先の窓口は以下のとおりです。
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 検査・業務管理部
〒212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310
電話番号: 044-520-5131
FAX 番号: 044-520-5133
電子メール:[email protected]
ホームページ: 研究活動の不正行為及び研究資金の不正使用等に関する告発受付窓口
<http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/kokuhatu_index.html>
(電話による受付時間は、平日:9 時 30 分~12 時 00 分、13 時 00 分~18 時 00 分)
(11)独立行政法人の契約に係る情報の公表
「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」
(平成 22 年 12 月 7 日閣議決定)に基づき、
採択決定後、添付資料 2-B のとおり、NEDO との関係に係る情報を NEDO のホームページで公
表することがございます。御理解と御協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、案件への応募をもって同意されたものとみなしますので、御了知願います。
9. 公募説明会の開催
この委託事業の内容、応募に当たっての具体的な手続き、提出頂く書類の作成方法等の説明会を
次の通り実施します。応募に当たっては、理解を深めて頂くために、公募説明会への出席をお勧め
します。出席希望の機関は、機関名、出席者氏名、出席者の連絡先(電話、FAX、電子メール)を 3
月 26 日(木)12 時 00 分までに電子メールにてご連絡ください。様式は問いませんが、メール件名は、
10
「パワーエレクトロニクス公募説明会」にてお願いいたします。
電子メール:[email protected]
(大阪会場)
日時: 平成 27 年 3 月 27 日(金) 14 時 00 分~15 時 00 分
場所: NEDO 関西支部 6F 会議室
住所: 大阪市北区梅田 3 丁目 3 番地 10 号 梅田ダイビル 6F
※直接会議室にお越しください。
(川崎会場)
日時: 平成 27 年 3 月 30 日(月) 14 時 00 分~15 時 00 分
場所: ミューザ川崎 23 階 NEDO 2301 会議室
住所: 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310
※直接会議室にお越しください。(16 階での受付は不要です。23 階エレベータホールを左に
お進みください。
)
10.問い合わせ先
本事業の内容及び契約に関する質問等は公募説明会で受け付けます。それ以降のお問い合わせは、
4 月 16 日(木) 17 時 00 分まで電子メール [email protected] にて受け付けます。ただし、審査の
経過等に関する問い合わせには応じられません。
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
電子・材料・ナノテクノロジー部 担当者名 杉山、山本、間瀬
関連資料
・基本計画
・平成 27 年度実施方針
・資料 2「平成 27 年度提案書等の作成方法」
・様式第 1「提案書」
・添付資料 2-1「研究開発責任者/研究開発副責任者研究経歴書」
・添付資料 2-2「主要研究員研究経歴書」
・添付資料 2-3「研究開発成果の事業化計画書」
・添付資料 2-4「NEDO 研究開発プロジェクトの実績調査票の記入について」
・添付資料 2-5「知財の管理・運営に関する提案」作成のポイント
・添付資料 2-A「提案書等受理確認書」
・添付資料 2-B「契約に係る情報の公表について」
・添付資料 2-C「追跡調査・評価の概要」
※平成 27 年 4 月 1 日付で「独立行政法人通則法の一部を改正する法律」及び「国立研究開発法人新エ
ネルギー・産業技術総合開発機構法」が施行されることに伴い、当機構の法人名称が「国立研究開
発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構」に変更となります。
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