平成27年3月19日 配 布 資 料 『北九州市と新日鉄住金エンジニアリング㈱との包括連携協定』について この度、北九州市と新日鉄住金エンジニアリング株式会社は、それぞれが保有する経験・ 技術・ノウハウを活かし、海外における環境・エネルギー問題の解決に連携して取り組むた め、協定を締結することとなりました。 今回の連携協定締結により、両者の強みを活かし、環境ビジネスに関する海外プロジェク トを効果的に推進して参ります。 なお、新日鉄住金エンジニアリング株式会社が地方自治体と包括連携協定を結ぶのは、今 回が初のケースとなります。 1 協定名 国際技術協力等に関する包括連携協定書 2 締結者 北九州市 市長 北橋健治 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 代表取締役社長 高橋誠(たかはし まこと) 3 締結式次第 ・ 北橋市長コメント ・ 高橋社長コメント ・ 協定書署名、記念写真撮影 ・ 質疑応答 4 新日鉄住金エンジニアリング株式会社について 事業開始 :平成 18(2006)年 7 月 本社所在地 :〒141-8604 東京都品川区大崎 1-5-1 大崎センタービル 代表取締役社長 :高橋 誠 (たかはし まこと) 資本金 :150 億円 (平成 26 年 3 月末現在) 主な事業分野 : 製鉄プラント、環境プラント、資源循環、環境修復推進、エネルギーソリューション、 石油・天然ガス開発、海洋鋼構造、総合建築、特殊鉄構、エンジニアリング商品など ■ 締結の経緯 北九州市では、 平成22年6月にアジア低炭素化センターを開設し、 アジア地域を中心に、 ソリューション型の総合パッケージ輸出、いわゆる「グリーンシティ輸出」を推進してい る。 プロジェクトの推進の各段階では、 ① プロジェクト案件発掘・形成については、商社やコンサルティング会社 ② 形成されたプロジェクトの総合マネジメントについては、エンジニアリング会社 ③ 事業化については、エンジニアリング会社に加え、機器・設備メーカー などがそれぞれ重要な役割を担うことになる。 特に、スピード感を持ってプロジェクトを進めていくためには、エンジニアリング会社 の役割が重要であり、事業の管理・運営にもエンジニアリング会社が参入しつつある。本 市には、新日鐵住金㈱のエンジニアリング部門から誕生した新日鉄住金エンジニアリング ㈱が北九州技術センターを開設しており、 同社研究開発部門は、 本市に軸足を置いている。 そのため、アジア低炭素化センターのプロジェクトを効果的に推進するため、本市と新 日鉄住金エンジニアリング㈱との間で包括的な連携協定を締結するもの。 ■ 相互の強みとメリット 北九州市及び新日鉄住金エンジニアリング㈱は、以下のような強みがあり、相互に連携 することで、環境ビジネスに関する海外プロジェクトを効果的に推進することができる。 ① 北九州市 ・アジア諸都市とのネットワーク ・まちづくりのノウハウ(スマートコミュニティ、エコタウン等) など ② 新日鉄住金エンジニアリング㈱ ・優れた環境エンジニアリング技術 ・高度なプロジェクト・マネージメントなど ■ 連携内容 ① 双方は、環境・エネルギー分野において、アジア地域での新たなプロジェクトの創出 や効果的な技術輸出を図るため、環境技術や現地情報などに関する積極的な情報交換を 行う。 ② アジア低炭素化センターとの連携により、新日鉄住金エンジニアリング㈱が取り組む プロジェクトの推進にあたって、双方はそれぞれの窓口を定め、案件の形成からプロジ ェクトのマネジメントに至るまで、相互に協力する。 ③ 双方は、アジア地域での環境・エネルギービジネスの拡大・深化を図るため、新しい ビジネスモデルの形成や総合パッケージ輸出のあり方などについて、調査・研究する。 北九州市 【お問い合せ先】 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 環境局環境国際戦略室 アジア低炭素化センター 担当課長:本島、担当係長:山下 TEL 662−4020 経営企画部広報室 室長:澤田、担当:鹿野 TEL 03-6665-2366
© Copyright 2025 ExpyDoc