平成26年度 自己評価実践報告書 福島県立大沼高等学校 Ⅰ 自己評価の概要 1 学校経営・運営ビジョン 今年度の学校経営・運営ビジョンは、昨年度の年度末評価をもとに、学校評価委員を中心に原 案を作成し、4月の職員会議を経て策定した。 昨年度の学校経営・運営ビジョンを継承して、コミュニケーション能力を土台とし、2つの実 践目標を掲げ、具体的な事項をそれぞれ明記した。 学校経営・運営ビジョンに沿って、各学年、各部、各教科が今年度の努力目標を立て、中間及 び年度末に自己評価を行い、PDCAサイクルによる教育活動の改善を図った。 2 校内組織体制 本校における学校評価体制は、次の図のとおりである。 教育目標 目指すべき学校像 P 今年度の学校経営・運営ビジョン D A 学校教育活動 ●各学年 自己の教育活動 ●各 の評価と反省改善 A 部 学校改善への 視点と提言 ●各教科 ●生 自己評価 徒 評 価 ●保護者 提 言 アンケート 説明 報告 C 自己評価 (学校評価委員会) C 外部評価 評価 (学校評議員会) 学校評価委員会の構成は、次のとおりである。 校長、教頭、事務長、総務部長、教務主任、生徒指導主事、進路指導主事、図書主任、 保健厚生部長、保健主事、1学年主任、2学年主任、3学年主任 3 学校評価年間計画 学校評価が計画的かつ効率的に実施され、適切な評価がなされるよう下表の計画を立てた。 学校評価委員会においては、アンケート結果及び各学年・部・教科の評価に対して全体的視野 からの分析を行うこととし、学校評議員会においては、年3回実施して評価及び提言をしていた だくこととした。 生徒・保護者・教職員対象のアンケートをそれぞれ1回、生徒の自己評価・授業評価を1回、 各学年・部・教科の自己評価を2回実施し、それぞれ分析をして、PDCAのサイクルにより改 善を図っていくこととした。 なお、実施状況は計画のとおりであった。 1 月 自己評価 学校評議員評価 4 第1回学校評価委員会(学校評価計画、学校経営・運営ビジョン) 職員会議(学校評価計画、学校経営・運営ビジョン) 職員会議(各学年、部、教科の努力目標) PTA総会(学校経営・運営ビジョン説明) 7 生徒自己評価・授業評価 第1回学校評議員会 9 第2回学校評価委員会(生徒自己評価・授業評価、中間評価計画) 職員会議(生徒自己評価・授業評価、中間評価計画) 10 学校評価アンケート(教職員、生徒、保護者) 第3回学校評価委員会(学校評価アンケート) 職員会議(学校評価アンケート) 11 中間評価(各学年、部、教科) 第4回学校評価委員会(中間評価) 職員会議(中間評価)) 12 第5回学校評価委員会(年度末評価計画、次年度の学校経営・運営 第2回学校評議員会 ビジョン策定計画) 2 年度末評価(各学年、部、教科) 第6回学校評価委員会(年度末評価、自己評価実践報告書、次年度 の学校経営・運営ビジョン) 職員会議(年度末評価) 3 第7回学校評価委員会(評価書、次年度の学校経営・運営ビジョン) 第3回学校評議員会 保護者へのアンケート結果及び改善点の報告 職員会議(自己評価実践報告書、評価書、次年度の学校経営・運営 ビジョン) Ⅱ 評価結果の概要 1 実施の内容、時期、方法 評価者 生徒 内 容 自己評価・授業評価 時 期 担当 アンケート 10月 4日(木) 生徒指導部 (マークカード) 保護者 中間評価 10月 3日(金)~10月10日(金) 総務部 教職員 中間評価 9月22日(月)~10月 3日(金) 教務部 各部 中間評価 10月28日(火)~11月14日(金) 各学年 各教科 2 法 教務部 中間評価 7月17日(木) 方 年度末評価 1月26日(月)~ 2月 6日(金) 各部 努力目標に対する 各学年 達成状況、改善策 各教科 等を記入(記述) アンケートの回答率 評価者 評価別 対象人数 回答数 生徒 自己評価・授業評価 306 295 96.4% 中間評価 306 298 97.4% 保護者 中間評価 306 199 65.0% 教職員 中間評価 25 25 100% 2 回答率 3 評価基準 評価者 A B C D 生 徒 よく当てはまる やや当てはまる あまり当てはまらない 全く当てはまらない (アンケート) (そう思う) 保護者 よく当てはまる (アンケート) (そう思う) 教職員 十分に達成した ほぼ達成した 一部達成した ほとんど達成できなかった (アンケート) (100~80%) (79~60%) (59~30%) (29%~0%) 各部・学年・教科 十分に達成した ほぼ達成した 一部達成した ほとんど達成できなかった (100~80%) (79~60%) (59~30%) (29%~0%) (大体そう思う) (あまりそう思わない) やや当てはまる あまり当てはまらない (そう思わない) 全く当てはまらない (大体そう思う) (あまりそう思わない) (そう思わない) ※生徒、保護者、教職員のアンケートは、A~Dの評価を、A=4、B=3、C=2、D=1ポ イントとして計算した。 4 年度末評価のまとめ (1)学校評価アンケートの結果及び分析 別冊「平成26年度学校評価アンケートのまとめ」参照。 (2)重点努力目標に対する課題とその改善策 実践目標 課題 改善策等 コミュニケーション能力の育成 ・具体的な方法。 ・総合学習の計画に組み込む。 ・芸術表現体験ワークショップを実施する。 健全な精神の涵養 ・服装、頭髪指導の徹底。 ・基準を明確にして共通理解を図る。 ・身なりについて、生徒に自覚を促し、また規 ・善悪の判断ができ、それに従って行動できる 範意識を高揚させる。 人物を育てる。道徳教育を充実させる。 学力向上と進路実現 ・授業態度に関する指導。 ・学年、教科間の情報交換会を定期的に設定し、 連携を図る。 ・進路希望に応じた学習指導。 ・早期からの補習、添削指導による個に応じた 指導を実践する。課題を充実させる。 ・家庭学習時間の不足。学習意欲の高揚。 ・携帯電話やゲームの時間を減らし、家庭学習時 間を確保させる。 ・興味関心を持たせる工夫。 ・視聴覚教材を有効活用する。 ・英検の受験者数が少ない。 ・最低限、英検3級取得の指導をする。 ・図書館の活用促進。 ・学年、教科との連携、環境整備、配置の工夫 等を実践する。 地域・家庭との連携 ・家庭との連携について、連絡を密にとること ・交通安全講話など、生徒への指導と共に保護 の工夫。 者へも概略を通知する。 3 Ⅲ 広報の概要 時期 形 態 内 容 4月 PTA総会 「学校経営・運営ビジョン」を保護者に配布、説明 本校ホームページ 「学校経営・運営ビジョン」を掲載 5月 PTA総会の報告会 「学校経営・運営ビジョン」を保護者に配布、説明 3月 資料配布 アンケート結果及び改善点を保護者に配布 本校ホームページ 「自己評価実践報告書」「評価書」を掲載 Ⅳ 次年度へ向けて 1 学校経営・運営ビジョン 次年度は、各実践目標に対する具体的方策を各部署において努力目標に盛り込めるよう、準備 を進める。 2 評価アンケートの内容と分析方法 「学校経営・運営ビジョン」の実践目標に沿った評価アンケートとなるよう、見直しを図る。 4
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