「法人税法の一部を改正する法律案」の概要 これまでの経緯 ○平成 18 年度税制改正で申告書公示制度が廃止(個人・法人とも) 。 ・犯罪に巻き込まれるおそれ ・個人情報保護法との関連 ・中小企業の取引先との関係に支障(下請けいじめ) 民主党は反対 =個人はともかく、法人は廃止する必要はないのでは?= ○「個人情報保護とは何ら関係のない法人の公示制度の廃止は隠ぺいを助長するだけ」 (H18 参財政金融委員会での反対討論) ○「公示制度の廃止に伴い、今後の税制改革に資するため、税務に関する統計情報の在り方について検討すること」 (同・附帯決議) 業種別主要事業者の 法人税をめぐる現状 ○平成 27 年度税制改正で法人税率の引き下げ (25.5%→23.9%) ○OECDによるBEPS(税源侵食と利益移転)プロジェクト 法人税実効税率(別紙) 疑問 批判 本法案の要点 ○資本金 100 億円超の企業(約 1,000 社)等の内国法人について、名称、確定申告書等に 記載されている所得金額及び法人税額等を公示する(※個人や中小企業は含まない) 。
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