平成26年度 学校評価アンケートの結果について

平成27年3月20日
山梨県立巨摩高等学校
校長 深 沢 信 吾
平成26年度 学校評価アンケートの結果について
このことにつきましては,保護者の皆様をはじめとして多くの本校関係の皆様にご協力をいただくことができ
ました。心より感謝申し上げます。お陰をもちまして、巨摩高校の生徒の指導及び学校の運営に関して多くの貴
重なご意見をいただくことができました。
評価アンケートの結果につきまして、以下に概要をご報告申し上げるとともに現状と今後の取組についてご説
明いたします。
本校では、この結果をふまえてよりよい学校づくりに一層の努力を重ねていくとともに、生徒と保護者の方々
にとって安心と信頼を感じていいただけるような学校を目指してまいりたいと考えております。
今後とも皆様方の貴重なご意見やご要望をお寄せいただけるようお願い申し上げます。
◆平成26年度評価結果の概要◆
1 学校評価の実施集計時期
生徒・職員:
平成26年10月及び平成27年2月(2回実施)
保護者:
平成26年12月(1回実施)
2 有効回答数
生 徒:第1回 690人
職 員:第1回
43人
保護者:
670人
第2回 692人
第2回
43人
3 質問項目数及び評価の変化の様子*
生 徒:25問
結果が向上した項目数 5、結果が低下した項目 3 (今年度第1回の調査との比較)
職 員:39問
結果が向上した項目数 11、結果が低下した項目 11(今年度第1回調査との比較)
保護者:25問
結果が向上した項目数 8、結果が低下した項目 1 ( 昨年度の調査との比較 )
*回答において,1(そう思う)を4 点,2(大体そう思う)を3 点,3(あまり思わない)を2 点,4(全くそう思わない)を1 点とそれぞれ点数化し
て評価数値とし,その平均値を算出して,比較しました。
4 結果が向上した項目の内容
◆生 徒:5項目
「私は、巨摩高校の教育目標や指導方針を十分理解している」
「巨摩高校は、すべての教育活動において、一人ひとりの生徒を大切にする姿勢で指導にあたっている」
「選択科目や学習する教科・科目が,自分の個性や進路に合っている」
「進路関係の情報は、わかりやすく、自分の進路選択に適した情報である」
「
『朝の 10 分間読書』は意義のある時間だと思っている」
◆職 員:11項目
「職員会議をはじめ各種会議が,情報交換と課題検討の場として有効に機能している」
「事故,事件,災害等に対して迅速かつ適切な対処ができるよう訓練などを行い,役割分担が明確化され
ている」
「個人情報保護の観点から,生徒の個人情報に関する管理システムが確立している」
「私は,研究・研修の成果を学習活動や生徒指導などの教育活動に生かしている」
「私は自らの授業を継続的に点検し,指導の工夫・改善を行っている」
「私は評価規準を明確にし,生徒の学習状況を適切に評価している」
「私は継続的に指導力を高めるための自己研修・研究を行っている」
「学園祭や球技大会などの行事において,平素の学習の成果を総合的に生かし,生徒の自主的な企画・運
営がなされている。
「保健室が生徒・職員の健康を保つ役割をはたしている」
「環境教育の立場からリサイクル運動が推進され,環境美化に向けて全校的な取り組みがなされている」
「図書館や図書資料が授業に有効に活用されている」
◆保護者の高評価:8項目
「巨摩高校は,教育目標や学校の指導方針を保護者に明らかにしている」
「地震や台風などの災害時の対応について,学校が作成している行動マニュアルの内容は適切である」
「あなたのお子さんは,服装や基本的生活習慣がきちんとしている」
「学校からの進路情報は,タイムリーかつ内容が充実している」
「巨摩高校は,学校でのケガや病気に対して適切な対応をしている。
「巨摩高校の学年所属の教員や担任は,信頼できる。
「
『巨摩高メール』
『巨摩高ホームページ』等は,保護者にとって適切で充実した内容である」
「巨摩高は一昨年度から文部科学省の SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
研究指定校となりました。
SSH の事業内容について、知っていますか」
5 相対的に低評価の項目の内容
比較した上で評価が大きく低下している、または評価数値そのものが極端に低くなっているものはほと
んどみられず、低めの評価傾向にある項目については、改善の課題があるというよりも、今後、よりわか
りやすい教育活動を展開していくことで、
学校全体にさらに活力を与えうるものであると考えております。
部活動の全体的な底上げ、学校から発信される連絡や様々な「たより」等の情報発信を多角的かつ適切
に行っていくことをより充実させていく方針でございます。
6 学校評価実結果の取り扱いについて
以上の評価結果については,次のような取り扱いを進めています。
(1) すべての評価結果について,職員会議において職員で認識を共有し,それぞれの職務に応じて詳細に
分析し,課題を明らかにする。
(2) 各学年・係分掌等で,明らかにされた課題に関して精査を行い,改善策を提起していく。
(3) 学校評議員会において結果の概要を説明し,学校外からの率直な意見を得る。
(4) 年度末の職員会議等において,次年度への確実な対応が図れるような学校運営を進める。
7 平成 27 年度に向けて
以上の概要報告のとおり,本校の評価に関しては概ね良好であると判断されました。ただし,未だに高
い評価をいただいていない項目も存在するため,平成 27 年度に向けて,課題の適切な把握と一層の改善
の工夫を講じて参りたいと考えています。
よりより学校運営と,本校生徒の健やかな成長がなされる環境作りや指導体制づくりに誠心誠意取り組
んで参ります。関係の皆様方の重ねてのご理解とご協力をお願い申し上げます。
以上です。