中津市障がい福祉計画 ( 第 2 期 計 画 : 平 成 21 年 度 ∼ 平 成 23 年 度 ) 平 成 21 年 3 月 中 津 市 表紙絵「水族館にて2008」 作者 磯村 昭仁 第23回大分県障がい者福祉施設作品展 絵画の部 大分県社会福祉協議会会長賞 受賞作品 【 目 次 】 第1章 はじめに (1)計画策定の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (2)計画策定の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (3)計画の基本的理念・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (4)障がい福祉サービスの提供体制の確保に関する 基本的考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (5)相談支援の提供体制の確保に関する基本的考え方・・・3 (6)計画の期間及び見直しの時期・・・・・・・・・・・・4 (7)計画の達成状況の点検及び評価・・・・・・・・・・・4 (8)障がい者数について・・・・・・・・・・・・・・・・5 第2章 平成23年度の数値目標の設定 (1)福祉施設入所者の地域生活への移行・・・・・・・・・6 (2)入院中の精神障がい者の地域生活への移行・・・・・・7 (3)福祉施設から一般就労への移行等・・・・・・・・・・7 第3章 1 2 3 4 障がい福祉サービス 訪問系サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 日中系サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・10 居住系サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・14 相談支援(サービス利用計画作成) ・・・・・・・16 第4章 1 2 3 4 5 6 地域生活支援事業 相談支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 コミュニケーション支援事業・・・・・・・・・・・18 日常生活用具給付等事業・・・・・・・・・・・・・19 移動支援事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 地域活動支援センター事業・・・・・・・・・・・・20 その他の事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 第1章 はじめに (1)計画策定の背景 国の障がい者福祉施策は、平成15年度に措置制度から支援費制度 に変わり、行政措置としての障がい福祉サービスから、障がい者自身 がサービスを選択できる契約制度になり、大幅なサービス向上が図ら れました。しかし一方では、急激な利用者の増加による財政負担の増 加や、精神障がい者に対するサービスが対象外とされたことなど、制 度としての課題も明らかになりました。こうした課題を解決するため に、平成17年10月に障害者自立支援法が成立し、翌年10月に本 格施行されることになりました。これにより、障がい福祉サービスの 一 元 化 や 就 労 支 援 の 強 化 、費 用 負 担 の 見 直 し な ど の 制 度 改 正 が 行 わ れ 、 サービス体系の抜本的な見直しが行われることになりました。 本市では、この法改正に伴い、現行の障がい福祉施設が新たなサー ビス体系施設への移行を完了する平成23年度末にむけての数値目標 を設定し、その第1期計画とし平成20年度までの計画を策定したと ころです。この度、この期間が終了することから、第2期計画として 新たに平成23年度までの数値目標を策定するものです。 (2)計画策定の趣旨 ① 計画の法的位置付け この計画は、障害者自立支援法第88条第1項に規定する「市町 村障害福祉計画」として策定するもので、今後、中津市が進めてい く障がい福祉サービス等の方向性と数値目標を定めるものです。 【参考】 (障害者自立支援法第88条第1項) 市 町 村 は 、基 本 指 針 に 即 し て 、障 害 福 祉 サ ー ビ ス 、相 談 支 援 及 び 地 域 生 活 支 援 事 業 の 提 供 体 制 の 確 保 に 関 す る 計 画 (以 下 「 市 町 村 障 害 福 祉 計 画 」 と い う 。 )を 定 め る も の と す る 。 ② 中津市の他の計画との関係 「中津市障がい者福祉計画」の障がい福祉サービスに関して数値 目標や提供方法を示す実施計画として位置付けるとともに、 「中津市 地域福祉計画」とも調和の取れたものとなることを基本としていま す。 -1- (3)計画の基本的理念 ① 障がい者等の自己決定と自己選択の尊重 ノーマライゼーションの理念のもと、障がいの種別・程度を問わ ず、障がいのある人が自らその居住する場所を選択し、その必要と する障がい福祉サービスその他の支援を受けつつ、自立と社会参加 の促進を図っていくことを基本として、障がい福祉サービスの提供 体制を整備します。 ② 三障がいの制度の一元化 障害者自立支援法の施行により、身体障がい、知的障がい、精神 障がいと障がい種別ごとに分かれていた制度が一元化されました。 立ち後れていた精神障がい者のサービスの充実を図り、支援を行い ます。 ③ 地 域 生 活 移 行 や就 労 支 援 等 の課 題 に対 応 したサービス提 供 体 制 の整 備 障がい者の自立支援の観点から、地域生活移行や就労支援といっ た新たな課題に対応したサービス提供体制を整えるとともに、障が い者の生活を地域全体で支えるシステムを実現するため、身近な地 域におけるサービスの拠点づくり等、地域の社会資源を最大限に活 用し、提供体制の整備を進めます。 (4)障がい福祉サービスの提供体制の確保に関する基本的考え方 ① 訪問系サービスの確保 施設から地域生活へ移行した者に対する訪問系サービスの充実を 図ります。 ② 日中活動系サービスの確保 日中活動系サービスを通して、障がい者の日中における活動の場 を確保します。 ③ 施設入所・入院からの地域生活への移行を推進 地 域 に お け る 居 住 の 場 と し て の 共 同 生 活 援 助( グ ル ー プ ホ ー ム )・ 共同生活介護(ケアホーム)の充実を図るとともに、自立訓練事業 等 の 推 進 に よ り 、施 設 入 所・入 院 か ら 地 域 生 活 へ の 移 行 を 進 め ま す 。 ④ 福祉施設から一般就労への移行の推進 就労移行支援等の推進により、福祉施設から一般就労への移行を 進めます。 -2- (5)相談支援の提供体制の確保に関する基本的考え方 障がい者福祉サービスの適切な利用を支える相談支援体制の整備を 図り、相談支援事業を効果的に実施するため、福祉関係団体、保健・ 医療関係者・学識経験者、福祉施設、労働・使用者団体、市民団体、 行政関係で構成する自立支援協議会(中津市障害者施策推進協議会) を設ける等のネットワークの構築を図ります。 行政関係 福祉施設 市民団体 地域自立支援協議会 (障 害 者 施 策 推 進 協 議 会 ) 福祉関係団体 保 健 ・医 療 関 係 学識経験者 -3- 労働・使用者団体 (6)計画の期間及び見直しの時期 現行の福祉施設が新たなサービス体系への移行を完了する平成23 年 度 末 に 向 け て の 計 画 を 、こ れ ま で の 実 績 等 を 踏 ま え て 第 2 期 計 画( 平 成21年度から平成23年度まで)として策定します。 (第1期計画)平成18年度∼平成20年度 (第2期計画)平成21年度∼平成23年度 また、第3期計画については、平成23年度中に平成24年度から 平成26年度までの計画として策定することとします。 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 第 1 期計画 ・・・ 30 年度 第2期計画 障がい福祉計画 (本計画) 障がい者福祉計画 国の指針に基づ き 、ワ ー ク シ ー ト 等により目標設 定 国の指針に基づ き 、こ れ ま で の 実 績等を踏まえ目 標設定 第2期計画 ( 平 成 21 年 度 ∼ 平 成 30 年 度 ) (7)計画の達成状況の点検及び評価 各年度において、計画に定めるサービス見込量と実績の点検及び評 価を行い、中津市障害者施策推進協議会等へ報告するとともに、必要 に応じて計画の見直し等の対策を講じます。 -4- (8)障がい者数について 身体障害者手帳所持者数 (平 成 20年 3月 末 現 在 ) 単 位 :人 年齢 肢体不自由 視覚障害 聴覚障害 言語障害 内部障害 小計 1級 2級 3級 4級 5級 6級 18 歳 未 満 23 10 3 2 1 18 歳 以 上 436 415 274 471 272 18 歳 未 満 1 0 0 1 0 1 3 18 歳 以 上 96 82 20 26 36 41 301 18 歳 未 満 2 2 1 2 0 0 7 18 歳 以 上 33 74 47 64 3 151 372 18 歳 未 満 0 0 0 0 0 0 0 18 歳 以 上 2 3 17 16 0 0 38 18 歳 未 満 11 1 3 2 0 0 17 18 歳 以 上 613 7 177 329 0 0 1,126 18 歳 未 満 37 13 7 7 1 2 18 歳 以 上 1,180 581 535 906 311 309 3,822 1,217 594 542 913 312 311 3,889 合 計 療育手帳所持者数 1 117 1,985 A2 B1 B2 合計 18 歳 未 満 19 30 36 32 117 18 歳 以 上 96 98 129 113 436 合 計 115 128 165 145 553 精神障害者保健福祉手帳所持者数 17 2級 3級 161 (平 成 20年 3月 末 現 在 ) 単 位 :人 合計 42 220 障 害 者 (手 帳 所 持 者 )数 の推 移 平 成 17 年 (各 年 3月 末 ) 単 位 :人 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 身体障害者 3,788 3,764 3,852 3,889 知的障害者 503 522 545 553 精神障害者 143 185 219 220 4,434 4,471 4,616 4,662 合 計 40 (平 成 20年 3月 末 現 在 ) 単 位 :人 A1 1級 合計 -5- 67 第2章 平成23年度の数値目標の設定 第1期計画では、国が示したワークシート及び障がい福祉サービス 事業等移行計画、アンケート調査を基に最大の数値目標を設定しまし たが、第2期計画においては、国の「基本指針」に即しながらも、事 業所の新体系移行が大幅に遅れている実態を勘案し、これまでの給付 実績等を考慮して平成23年度までの目標を定めました。 (1)福祉施設入所者の地域生活への移行 国は、福祉施設の入所者数の1割以上が、グループホーム・ケアホ ーム・福祉ホーム・一般住宅等の地域生活に移行することを目指して おり、平成23年度末時点の施設入所者数を平成17年10月1日時 点の施設入所者数から7%以上削減することを目標として提示してい ます。 国の施策を踏まえ、平成23年度末の数値目標を以下のように設定 するとともに、地域生活への移行を円滑に進めるため、グループホー ム等の整備を事業所に働きかけるなど、環境整備に努めていきます。 数値目標 考 え方 第1期計画時点の施 設入所者数① 166 人 平 成 17 年 10 月 1 日 時 点 の施 設 入 所 者数 平 成 23 年 度 末 の施 設 入所者数見込② 150 人 平 成 24 年 3 月 末 時 点 の施 設 入 所 見 込者数 【目 標 値 】 地域生活移行者数③ 第 1期 計 画 時 点 の入 所 者 のうち、施 設 16 人 入 所 か ら グ ル ー プ ホ ー ム ・ ケ ア ホ ー ム (9.6%) 等 へ地 域 移 行 した者 の数 (割 合 については、③÷①の数 値 ) 【目 標 値 】 削減見込④ 16 人 平 成 23 年 度 末 段 階 での削 減 見 込 数 (9.6%) (割 合 については、④÷①の数 値 ) ※ 入 所 者 数 に 、知 的 障 害 者 通 勤 寮 及 び 精 神 障 害 者 福 祉 ホ ー ム( B 型 )は 含 み ま せん。 -6- (2)入院中の精神障がい者の地域生活への移行 国は、平成24年度までに、精神科医院のうち受け入れ条件が整え ば退院可能な精神障がい者(平成14年患者調査で約7万人)の解消 を目指しています。 数値目標のあり方については、国の「今後の精神保健医療福祉のあ り方等に関する検討会」で議論されているところですが、第2期計画 の策定にあたっては、第1期計画の数値を踏襲することが示されてい るため、引き続き第1期計画の目標を継承し、グループホーム等の居 住の場を確保するとともに、日中活動系のサービス充実を図り、地域 生活へ移行できるよう支援します。 数値目標 考 え方 第 1期 計 画 策 定 時 点 の 人数 56 人 平 成 17 年 10 月 1 日 現 在 の退 院 可 能 精 神 障 がい者 数 【目 標 値 】減 少 数 47 人 上 記 のうち、平 成 24 年 3 月 末 までに減 少 を目 指 す数 (3)福祉施設から一般就労への移行等 国は、福祉施設から一般就労に移行する人数を平成23年度中には 平成17年度実績の4倍以上とすることを目指しており、また平成2 3年度までに平成17年10月1日時点の福祉施設利用者のうち、2 割以上の人が就労移行支援事業を利用するとともに、平成23年度末 において、就労継続支援事業の利用者のうち3割は就労継続支援(A 型)事業を利用することを目指しています。 これまでの実績では、就労移行支援事業を利用しても、実際に一般 就労にまで結びつくのは難しい現状にあります。このため、ハローワ ーク等の関係機関とも連携しながら、トライアル雇用などを活用し、 一般就労に結びつくように支援していきます。また、就労継続支援事 業の利用者のうち3割がA型事業を利用することについては、市内に A型事業所が少ないため目標達成は難しい状況にありますが、事業所 にA型事業のサービス提供や定員の増加を働きかけていきます。 数値目標 考 え方 第 1期 計 画 時 点 の 年間一般就労移行者数 0人 平 成 17 年 度 において福 祉 施 設 を 退 所 し、一 般 就 労 した者 の数 【目 標 値 】 目 標 年 度 の 年間一般就労移行者数 4人 平 成 23 年 度 において福 祉 施 設 を 退 所 し、一 般 就 労 する者 の数 -7- 第3章 障がい福祉サービス 平成18年10月に障害者自立支援法が施行され、障がい福祉サー ビスの給付体系は支援費から自立支援給付へと移行しました。これに より身体・知的・精神といった障がい種別や年齢に係らず、様々なサ ービスを一体的に利用できるようになりました。 1.訪問系サービス (1)サービスの内容 ① 居宅介護(ホームヘルプ) 〔介護給付〕 介 護 を要 する障 がい者 に、居 宅 において、入 浴 や排 泄 、食 事 などの介 助 をします。 ② 重度訪問介護 〔介護給付〕 重 度 の肢 体 不 自 由 者 で、常 時 介 護 を要 する障 がい者 に、居 宅 で入 浴 や 排 泄 、食 事 などの介 護 、外 出 時 における移 動 支 援 など日 常 生 活 における 介 護 等 を行 います。 ③ 行動援護 〔介護給付〕 知 的 障 がい又 は精 神 障 がいにより行 動 上 著 しい困 難 を有 する障 がい者 等 で、常 時 介 護 を要 する人 に、危 険 を回 避 するために必 要 な援 護 、外 出 支 援 等 を行 います。 ④ 重度障害者等包括支援 〔介護給付〕 常 時 介 護 を要 する障 がい者 で、その介 護 の必 要 の程 度 が著 しく高 い人 に、居 宅 介 護 等 の複 数 の障 がい福 祉 サービスを包 括 的 に提 供 します。 (2)中津市の方針 アンケート調 査 によると、在 宅 の障 がい者 のうち3割 の人 が何 らかの支 援 を 必 要 としているという結 果 がでました。このうち、実 際 にヘルパーなどの支 援 を 受 けているのは4割 の人 で、残 り6割 の人 はサービスを受 けておらず、また介 助 してくれる家 族 がいないと回 答 した人 も6.6%いました。こうしたことから、相 談 支 援 事 業 所 等 とも連 携 を取 りながら、パンフレットなどでサービスの広 報 を 行 い、真 にサービスを必 要 とする人 がサービスを受 けられないことのないように -8- 努 めていきます。 【アンケート結 果 より抜 粋 】 以 下 のアンケートは平 成 20年 11月 に在 宅 の障 害 者 手 帳 所 持 者 に対 して行 ったものです。 (問 1) 無回 あなたは自 宅 での生 活 において介 助 を必 要 としま 答 9% すか。(手 話 通 訳 などのコミュニケーション支 援 は 必要 31% 含 まない) 必要 必要・・・・・・・183人 ない 必要ない・・・・・362人 60% 無回答・・・・・・・52人 (問 2) 無回 答 3% 受け てい ない 58% いな い 7% 受け てい る 39% 配偶 者 44% 子 22% 40∼ 59歳 30% 60∼ 69歳 26% 配 偶 者 ・・・8 0 人 子 ・・・・・・・4 0 人 両 親 ・・・・・3 7 人 い な い ・・・1 2 人 そ の 他 ・・・1 0 人 無 回 答 ・・・・・4 人 (問 4) 主 な介 助 者 の年 齢 をお答 えください。 無回 20∼ 答 39歳 3% 9% 70歳 以上 32% 受けている・・・・・71人 受けていない・・・107人 無回答・・・・・・・・5人 (問 3) 問 1で必 要 と 回 答 した人 に、 家 族 の 中 で、あ なた を主 に介 助 しているのは誰 ですか。 その 無回 他 答 5% 2% 両親 20% 問 1で必 要 と回 答 した人 に、あなたは、ヘルパー・ 施 設 職 員 等 の介 助 を受 けていますか。 19歳未満・・・・ 0人 20∼39歳・・・15人 40∼59歳・・・50人 60∼69歳・・・43人 70歳以上・・・・54人 無回答・・・・・・ 5人 -9- (3)サービスの見込量 単位 居宅介護 (ホームヘルプ) 重度訪問介護 行動援護 重度障害者等 包括支援 合 計 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 時 間 /月 1,764 1,827 1,890 人 /月 84 87 90 時 間 /月 700 700 700 人 /月 1 1 1 時 間 /月 0 0 0 人 /月 0 0 0 時 間 /月 64 64 64 人 /月 1 1 1 時 間 /月 2,528 2,591 2,654 人 /月 86 89 92 【見 込 量 の考 え方 】 アンケート等 により、在 宅 サービスを希 望 する潜 在 的 な需 要 は大 きいと思 わ れる。また現 在 入 所 している者 が在 宅 に移 行 した場 合 、訪 問 系 サービスを利 用 することが考 えられるため、徐 々に利 用 者 数 は増 加 すると見 込 む。利 用 時 間 については、実 績 に基 づき平 均 的 な利 用 時 間 に利 用 人 数 を乗 じて算 出 し た。 2.日中系サービス (1)サービスの内容 ① 生活介護 〔介護給付〕 常 時 介 護 を要 する障 がい者 に、主 として昼 間 において施 設 で入 浴 や排 泄 、食 事 などの介 護 を行 うとともに、創 作 ・生 産 活 動 の機 会 を提 供 します。 ② 自立訓練(機能訓練) 〔訓練等給付〕 自 立 した日 常 生 活 又 は社 会 生 活 ができるように、身 体 機 能 の向 上 のた めに必 要 な訓 練 を行 います。 ③ 自立訓練(生活訓練) 〔訓練等給付〕 自 立 した日 常 生 活 又 は社 会 生 活 ができるように、生 活 能 力 の向 上 のた めに必 要 な訓 練 を行 います。 - 10 - ④ 就労移行支援 〔訓練等給付〕 就 労 を希 望 する65歳 未 満 の障 がい者 に、就 労 に必 要 な知 識 及 び能 力 の向 上 のために必 要 な訓 練 を行 います。 ⑤ 就労継続支援(A型) 〔訓練等給付〕 一 般 企 業 等 に雇 用 されることが困 難 な障 がい者 に、就 労 の機 会 の提 供 や知 識 及 び能 力 の 向 上 のために必 要 な訓 練 を行 います。 雇 用 契 約 に基 づく就 労 の機 会 を提 供 し、一 般 就 労 への移 行 に向 けた支 援 を行 います。 ⑥ 就労継続支援(B型) 〔訓練等給付〕 一 般 企 業 等 に雇 用 されることが困 難 な障 がい者 に、就 労 の機 会 の提 供 や知 識 及 び能 力 の 向 上 の ために必 要 な訓 練 を行 います。 雇 用 契 約 は締 結 せず、 就 労 の 機 会 や生 産 活 動 の 機 会 を提 供 し、一 般 就 労 への移 行 に 向 けた支 援 を行 います。 ⑦ 療養介護 〔介護給付〕 医 療 の必 要 な障 がい者 で常 に介 護 が必 要 な人 に、医 療 機 関 で機 能 訓 練 や療 養 にかかる介 護 、日 常 生 活 の世 話 を行 います。 ⑧ 児童デイサービス 〔介護給付〕 障 がい児 に日 常 生 活 における基 本 的 な動 作 、集 団 生 活 への適 応 訓 練 等 を行 います。 ⑨ 短期入所 〔介護給付〕 居 宅 で介 護 をする人 の疾 病 その他 の理 由 により、障 がいのある人 が一 時 的 に介 護 を受 けることが困 難 になったとき、短 期 間 、夜 間 も含 めて施 設 等 で入 浴 や排 泄 、食 事 の介 護 等 の支 援 を行 います。 (2)中津市の方針 アンケート調 査 では、18歳 以 上 で一 般 就 労 をしている方 は全 体 の15%で、 一 般 就 労 していない人 は74%という結 果 でした。また、一 般 就 労 していない 人 のうち17%の人 は就 労 希 望 があり、就 労 していない理 由 も、条 件 さえ整 え ば就 労 が可 能 であると思 われるものでした。 このことから、条 件 整 備 を重 要 な課 題 として捉 え、ハローワークなどとの連 携 による就 労 支 援 に努 めていきます。また自 立 訓 練 のサービスなどを充 実 させる ことにより、少 しでも多 くの人 が自 立 できるように支 援 していきます。 - 11 - 【アンケート結 果 より抜 粋 】 (問 )就 労 していない理 由 は何 ですか。 (単 位 :人 ) 特 に理 由 はない 38 重 度 障 がい 118 適 当 な仕 事 がない 57 高 齢 227 雇 ってくれるところがない 58 病 弱 79 通 勤 が困 難 24 家 事 の手 伝 いをしている 21 障 がいに対 する理 解 が得 られない 27 家 庭 の事 情 健 常 者 と一 緒 に働 きたくない 10 働 かなくても収 入 がある 16 仕 事 を紹 介 してくれる人 がいない 26 その他 27 障 がい者 施 設 に通 所 30 9 ※複 数 回 答 可 (回 答 者 数 :500 人 ) (3)サービスの見込量 単位 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 人 日 /月 560 980 1440 人 /月 28 49 72 自立訓練 (機 能 訓 練 ) 人 日 /月 100 100 100 人 /月 5 5 5 自立訓練 (生 活 訓 練 ) 人 日 /月 425 630 720 人 /月 25 35 40 人 日 /月 425 800 900 人 /月 25 40 45 就労継続支援 (A型 ) 人 日 /月 342 399 456 人 /月 18 21 24 就労継続支援 (B型 ) 人 日 /月 1,584 2,574 2,700 人 /月 88 143 150 人 /月 2 3 3 人 日 /月 112 119 126 人 /月 32 34 36 人 日 /月 120 140 160 人 /月 10 14 16 生活介護 就労移行支援 療養介護 児童 デイサービス 短期入所 【見 込 量 の考 え方 】 ① 生活介護 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 6 人 であるが、旧 法 の施 設 に対 する 新 体 系 移 行 調 査 により、今 後 は大 幅 に利 用 者 数 が増 えると予 測 。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は実 績 より月 20 日 と見 込 む。 - 12 - ② 自 立 訓 練 (機 能 訓 練 ) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 1 人 である。身 体 障 がい者 が地 域 移 行 を図 る上 で、身 体 機 能 ・生 活 能 力 の維 持 向 上 が必 要 な場 合 に支 給 するが、 標 準 利 用 期 間 (1 年 6 ヶ月 間 )が定 められているため、大 幅 な増 加 はないと思 われる。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は実 績 より月 20 日 と見 込 む。 ③ 自 立 訓 練 (生 活 訓 練 ) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 16 人 である。これまでの実 績 を見 ると 少 しずつ増 加 傾 向 にあり、また今 後 、施 設 から地 域 移 行 するにあたっての利 用 も見 込 まれるため、標 準 利 用 期 間 (2年 間 )が定 められてはいるが、しばらく は増 加 傾 向 が続 くと見 込 む。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は実 績 より月 18 日 と見 込 む。 ④ 就労移行支援 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 14 人 であり、1 年 前 と比 べ 6 人 の増 加 となっている。市 内 にサービス提 供 事 業 所 があり、アンケート調 査 でも、就 労 に対 する潜 在 的 な需 要 は大 きいと思 われるため、標 準 利 用 期 間 (2年 間 ) が定 められてはいるが、しばらくは増 加 傾 向 が続 くと見 込 む。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は実 績 では月 16 日 である。しかし、現 在 の利 用 者 は精 神 障 がい者 が大 半 であり、施 設 の新 体 系 移 行 調 査 では、今 後 は知 的 障 がい者 の利 用 が増 えると見 込 まれるため、平 成 23 年 度 には月 平 均 20 日 と見 込 む。 ⑤ 就 労 継 続 支 援 (A型 ) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 7 人 であり、1 年 前 と比 べ 6 人 の増 加 となっている。また市 内 に平 成 20 年 8 月 にサービス提 供 事 業 所 ができたこ ともあり、H20 年 9 月 時 点 は 12 人 である。市 内 のサービス提 供 事 業 所 への調 査 によれば、定 員 の増 加 を検 討 中 であり、今 後 も利 用 者 数 は増 加 傾 向 が続 く と見 込 む。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は現 状 で月 17 日 だが、旧 知 的 通 所 授 産 施 設 の平 均 利 用 日 数 が月 22 日 であることを考 慮 し、月 19 日 と見 込 む。 ⑥ 就 労 継 続 支 援 (B 型 ) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 47 人 であり、1 年 前 と比 べ 22 人 の増 加 となっている。旧 法 の授 産 施 設 の移 行 が増 加 要 因 だが、施 設 に新 体 系 移 行 調 査 をした結 果 、今 後 も大 幅 な増 加 が見 込 まれる。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は現 状 で月 17 日 だが、今 後 は旧 知 的 通 所 授 産 か - 13 - らの移 行 が見 込 まれ、その平 均 利 用 日 数 が月 22 日 であることを考 慮 し、月 18 日 と見 込 む。 ⑦ 療養介護 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 2 人 である。医 療 的 処 置 が必 要 な重 度 障 がい者 がサービス対 象 であるため、現 状 の人 数 で推 移 すると見 込 む。 ⑧ 児 童 デイサービス 月 により利 用 者 数 は 23∼37 人 と大 幅 な開 きはあるが、暫 増 傾 向 であるとい える。平 成 21 年 度 から宇 佐 養 護 学 校 が中 津 市 へ移 転 してくる予 定 であるが、 放 課 後 対 策 は日 中 一 時 支 援 事 業 で対 応 する予 定 であるため、利 用 者 数 の 大 幅 な伸 びはないと見 込 む。 一 人 当 たりの利 用 日 数 は実 績 より月 3.5 日 と見 込 む。 ⑨ 短期入所 今 までの短 期 入 所 は宿 泊 分 と日 中 分 の区 別 がなかったが、自 立 支 援 法 に より宿 泊 分 が短 期 入 所 事 業 となり、日 中 分 が日 中 一 時 支 援 事 業 となった。 月 により利 用 者 数 は 5∼10 人 と大 幅 な開 きがあるが、年 間 平 均 で見 れば暫 増 傾 向 である。 一 人 当 たりの平 均 利 用 日 数 についても月 により 8∼16 日 と開 きがあるが、 月 10 日 として計 算 。 3.居住系サービス (1)サービスの内容 ① 共同生活援助(グループホーム) 〔訓練等給付〕 地 域 で共 同 生 活 を営 むため、主 として夜 間 に相 談 その他 の日 常 生 活 上 の援 助 を行 います。 ② 共同生活介護(ケアホーム) 〔介護給付〕 共 同 生 活 を営 む障 がい者 に、主 として夜 間 に入 浴 や排 泄 、食 事 等 の介 護 、調 理 や洗 濯 、掃 除 等 の家 事 、生 活 等 に関 する相 談 及 び助 言 などを行 います。 ③ 施設入所支援 〔介護給付〕 施 設 に入 所 する障 がい者 に、主 として夜 間 に入 浴 や排 泄 、食 事 等 の介 護 、生 活 等 に関 する相 談 及 び助 言 など、日 常 生 活 上 の支 援 を行 います。 - 14 - (2)中津市の方針 アンケート調 査 では、将 来 利 用 したいサービスの中 で「施 設 入 所 」をあげた 人 が全 体 の1割 いました。こうした人 は在 宅 での生 活 に不 安 があるからだと思 われますが、施 設 から地 域 へのという福 祉 施 策 の流 れの中 で、こうした方 が安 心 して地 域 で生 活 できるように、日 中 活 動 系 のサービスと平 行 して、グループ ホームなどの居 住 系 サービスの充 実 を図 ります。 (3)サービスの見込量 単位 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 共同生活援助 人 /月 55 60 65 共同生活介護 人 /月 12 13 14 施設入所支援 人 /月 21 48 70 【見 込 量 の考 え方 】 ① 共 同 生 活 援 助 (グループホーム) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 49 人 で、人 数 の増 減 はほとんどない が、今 後 、旧 体 系 の居 住 系 サービスを提 供 する事 業 所 が、新 体 系 へ移 行 す るにつれ、徐 々に増 加 していくと見 込 む。 ② 共 同 生 活 介 助 (ケアホーム) 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 11 人 で、人 数 の増 減 はないが、今 後 は緩 やかに増 加 していくと見 込 む。 ③ 施設入所支援 平 成 20 年 3 月 実 績 の実 利 用 者 数 は 5 人 で暫 増 傾 向 にある。旧 体 系 の事 業 所 に対 する新 体 系 移 行 調 査 により、今 後 は大 幅 な増 加 を見 込 む。 - 15 - 4.相談支援(サービス利用計画作成) (1)サービスの内容 入 所 ・入 院 から地 域 生 活 へ移 行 するために集 中 的 な支 援 を必 要 とする人 や、 単 身 で生 活 している人 など、自 ら福 祉 サービスの利 用 に関 する調 整 ができな い人 を対 象 に、サービス利 用 計 画 書 の作 成 などの支 援 を指 定 相 談 支 援 事 業 所 が行 うもので、関 係 機 関 と連 携 を図 りながら適 切 に行 います。 (2)中津市の方針 アンケート調 査 では、障 がい福 祉 サービスに「どのようなサービスがあるのか 分 からない」と回 答 した人 が35%にもなりました。また同 調 査 において、何 らか の不 安 や悩 みを持 っている人 は87%にもなり、ほとんどの人 は家 族 や友 人 な どが相 談 相 手 ですが、3%は誰 も相 談 する人 がいないと答 えています。 こうしたことから、制 度 の周 知 徹 底 を図 り、適 切 なサービスが受 けられるように 障 がい者 相 談 支 援 の充 実 を図 ります。 (3)サービスの見込量 単位 相談支援 (サービス利 用 計 画作成) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 2 3 人 /月 【見 込 量 の考 え方 】 平 成 19 年 度 の年 間 の利 用 実 績 が延 5 人 で、実 利 用 者 数 は 1 人 であった。 今 後 、精 神 障 がい者 の地 域 移 行 が進 むことにより、少 しずつ増 加 するものと 見 込 む。 - 16 - 第4章 地域生活支援事業 障 害 者 自 立 支 援 法 では、地 域 の特 性 や利 用 者 の状 況 に応 じて、市 町 村 の判 断 により柔 軟 に実 施 できる事 業 として地 域 生 活 支 援 事 業 は位 置 づけら れています。中 津 市 では、こうした点 を踏 まえ、相 談 支 援 事 業 やコミュニケー ション支 援 事 業 をはじめとした事 業 を実 施 し、福 祉 の増 進 を図 ります。 1.相談支援事業 サービスの内容及び見込量 ① 障害者相談支援事業 障 がいのある人 や家 族 等 の介 助 者 からの相 談 に応 じ、必 要 な情 報 の提 供 及 び助 言 、障 が い福 祉 サービスの利 用 支 援 を行 うとともに、虐 待 の防 止 やその早 期 発 見 の ための関 係 機 関 と の連 絡 調 整 、障 が いのある人 等 の 権 利 擁 護 のために必 要 な相 談 支 援 を行 います。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 委託事業所数 3 3 3 実施箇所数 2 2 2 ② 障害者施策推進協議会(地域自立支援協議会) 障 が い 福 祉 サービスの適 切 な利 用 を支 える相 談 支 援 体 制 の整 備 を図 り ます。相 談 支 援 事 業 を効 果 的 に実 施 するため、福 祉 関 係 団 体 、保 健 ・医 療 関 係 者 、福 祉 施 設 、労 働 ・使 用 者 団 体 、市 民 団 体 、行 政 関 係 者 等 で構 成 し、ネットワークの構 築 を図 り、必 要 に応 じて協 議 会 を開 催 しています。 ③ 障害者相談支援機能強化事業 相 談 支 援 の機 能 を強 化 するため、専 門 職 員 を配 置 し、専 門 的 ・困 難 ケ ース等 の相 談 ができるような体 制 作 りを相 談 支 援 事 業 所 に委 託 して実 施 し ています。 ④ 住宅入居等支援事業(居住サポート事業) 知 的 ・精 神 障 がい者 に対 して、賃 貸 契 約 による一 般 住 宅 (公 営 住 宅 及 び民 間 の賃 貸 住 宅 )への入 居 に対 する相 談 支 援 を行 います。入 居 に必 要 な調 整 等 の支 援 を行 うとともに、家 主 等 への相 談 ・助 言 を通 じて、障 がい者 の地 域 生 活 を支 援 できるよう相 談 支 援 事 業 所 に委 託 して実 施 しています。 - 17 - ⑤ 成年後見制度利用支援事業 障 がい福 祉 サービスの利 用 等 の観 点 から、成 年 後 見 制 度 の利 用 が有 効 と認 められる知 的 ・精 神 障 がい者 で、サービスの申 し込 みをする者 がいない 者 に対 し、成 年 後 見 の申 し立 てに要 する経 費 等 を市 が助 成 する事 業 です。 障 がい者 の権 利 擁 護 を図 るため、必 要 に応 じて実 施 しています。 (実 施 主 体 は中 津 市 ) 2.コミュニケーション支援事業 サービスの内容及び見込量 ① 手話通訳者設置事業 聴 覚 障 がい者 等 のコミュニケーションの円 滑 化 を支 援 するため、手 話 通 訳 者 を市 役 所 窓 口 に設 置 する事 業 です。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 2,600 2,650 2,700 設 置 人 員 (人 ) 延 利 用 者 数 (人 /年 ) ② 手話通訳者・要約筆記者派遣事業 聴 覚 障 がい及 び音 声 ・言 語 機 能 障 がいのある人 に対 して、通 訳 者 等 を 派 遣 するほか、市 主 催 の講 演 会 等 においては、可 能 な限 り通 訳 者 等 を配 置 し、聴 覚 障 がい者 等 の自 立 及 び社 会 活 動 への参 加 を支 援 します。 手話通訳者 派遣事業 要約筆記者 派遣事業 実 利 用 者 数 (人 /年 ) 平成 21 年 度 34 平成 22 年 度 34 平成 23 年 度 34 延 利 用 回 数 (回 /年 ) 540 540 540 実 利 用 者 数 (人 /年 ) 4 4 4 延 利 用 回 数 (回 /年 ) 75 75 75 - 18 - 3.日常生活用具給付等事業 サービスの内容及び見込量 身 体 ・知 的 ・精 神 の障 がいのある人 に、状 況 に応 じ、日 常 生 活 を営 む上 で 必 要 な用 具 の給 付 等 を行 います。平 成 20 年 10 月 までの実 績 に基 づき、若 干 の伸 びを見 込 みました。 ① 介 護 ・訓 練 支 援 用 具 特 殊 寝 台 や特 殊 マットなどの身 体 介 護 を支 援 する用 具 。 ② 自立支援用具 入 浴 補 助 用 具 や聴 覚 障 がい者 用 屋 内 信 号 装 置 など、入 浴 、食 事 、移 動 といった自 立 生 活 を支 援 する用 具 。 ③ 在宅療養等支援用具 電 気 式 たん吸 引 器 や盲 人 用 体 温 計 などの在 宅 療 養 を支 援 する用 具 。 ④ 情 報 ・意 思 疎 通 支 援 用 具 点 字 器 や人 口 喉 頭 などの情 報 収 集 や情 報 伝 達 、意 思 疎 通 などを支 援 す る用 具 。 ⑤ 排泄管理支援用具 ストーマ用 装 具 などの排 泄 管 理 を支 援 する用 具 。 ⑥ 居宅生活動作補助用具 居 宅 生 活 動 作 等 を円 滑 にする用 具 で、設 置 に小 規 模 な住 宅 改 修 を伴 う もの。 平成 21 年 度 平成 22 年 度 平成 23 年 度 ① 介 護 ・訓 練 支 援 用 具 (件 /年 ) 6 7 8 ② 自立生活支援用具 (件 /年 ) 17 18 19 ③ 在宅療養等支援用具 (件 /年 ) 11 12 13 ④ 情 報 ・意 思 疎 通 支 援 用 具 (件 /年 ) 24 25 26 (件 /年 ) 1,727 1,927 2,127 ⑥ 居 宅 生 活 動 作 補 助 用 具 (件 /年 ) 3 4 5 ⑤ 排泄管理支援用具 - 19 - 4.移動支援事業 サービスの内容及び見込量 屋 外 での移 動 が困 難 な障 がいのある人 に対 して、銀 行 等 への用 務 、冠 婚 葬 祭 、買 い物 、ボランティアサークル活 動 への参 加 などの外 出 支 援 を行 う事 業 です。 アンケート調 査 では、「一 人 では外 出 できない」という人 が34%、「一 人 で外 出 できるが不 便 を感 じる」という人 が20%という結 果 が出 ました。こうした人 た ちの社 会 参 加 が阻 害 されないように、本 事 業 の充 実 を図 っていきます。 数 値 は、年 度 により増 減 はあるものの、少 しずつ伸 びると見 込 みました。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 10 10 10 実 利 用 者 数 (人 /年 ) 30 32 34 900 938 975 延 利 用 時 間 (時 間 /年 ) ※実 施 箇 所 数 については、市 外 の事 業 所 を含 む 5.地域活動支援センター事業 サービスの内容及び見込量 ① 地 域 活 動 支 援 センター基 礎 的 事 業 障 がいのある人 が通 い、創 作 的 活 動 又 は生 産 活 動 、地 域 社 会 との交 流 等 の機 会 を提 供 する事 業 です。今 後 の利 用 者 は少 しずつ伸 びると見 込 みまし た。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 15 16 17 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 実 利 用 者 数 (人 /年 ) ② 地 域 活 動 支 援 センター事 業 Ⅲ型 障 がいのある人 が通 い、勤 労 意 欲 の向 上 や社 会 生 活 適 応 能 力 の回 復 を図 り、作 業 訓 練 等 を実 施 する事 業 です。今 後 の利 用 はほぼ横 ばいで推 移 するも のと見 込 まれます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 16 16 16 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 実 利 用 者 数 (人 /年 ) - 20 - 6.その他の事業 サービスの内容及び見込量 ① 日中一時支援事業 障 がい者 (児 )の 日 中 にお ける活 動 の場 を提 供 することなどにより、家 族 の 就 労 支 援 や日 常 的 に介 護 している家 族 の一 時 的 な軽 減 を図 ることを目 的 とし た事 業 です。 宇 佐 養 護 学 校 が 平 成 21年 度 より中 津 市 に 一 部 移 転 する ため、放 課 後 対 策 が重 要 な課 題 になっており、空 き教 室 を利 用 した日 中 一 時 支 援 事 業 の充 実 に力 を入 れていきます。利 用 者 数 は年 5人 の増 加 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 15 15 15 実 利 用 者 数 (人 /年 ) 53 58 63 延 利 用 回 数 (回 /年 ) 2,908 3,198 3,517 ※実 施 箇 所 数 については、市 外 の事 業 所 を含 む ② 障 がい児 長 期 休 暇 支 援 事 業 (さんぽ) 養 護 学 校 等 に通 う障 がい児 に、長 期 休 暇 中 の日 中 活 動 の場 を提 供 するこ とにより、児 童 の健 全 育 成 及 び介 護 者 の負 担 軽 減 を図 る事 業 で、夏 休 み期 間 中 に社 会 福 祉 協 議 会 に委 託 して実 施 しています。過 去 の実 績 により利 用 者 数 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 34 34 34 265 265 265 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 実 利 用 者 数 (人 /年 ) 延 利 用 者 数 (/年 ) ③ 福 祉 ホーム事 業 住 居 を求 めている障 がい者 が、低 額 料 金 で居 室 や設 備 等 を利 用 できるよう にするとともに、日 常 生 活 に必 要 な便 宜 を図 り、障 がい者 の地 域 生 活 を支 援 する事 業 です。利 用 者 数 は横 ばいで推 移 すると見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 4 5 5 10 12 14 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 実 利 用 者 数 (人 ) ※実 施 箇 所 数 については、市 外 の事 業 所 を含 む ※実 利 用 者 数 は、各 年 度 の 3 月 末 の人 数 - 21 - ④ 生 活 サポート事 業 中 津 市 介 護 給 付 費 等 支 給 審 査 会 で障 害 程 度 区 分 が非 該 当 と判 定 された 障 がい者 に対 し、日 常 生 活 ・家 事 に関 する必 要 な支 援 を行 うことにより、地 域 での自 立 した生 活 の推 進 を図 る事 業 です。 利 用 者 数 は横 ばいで推 移 すると 見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 実 施 箇 所 数 (契 約 事 業 所 数 ) 1 1 1 実 利 用 者 数 (人 ) 1 1 1 ※実 利 用 者 数 は、各 年 度 の 3 月 末 の人 数 ⑤ 社会参加促進事業 (ア) 自 動 車 運 転 免 許 取 得 助 成 事 業 身 体 障 がい者 に対 して、自 動 車 運 転 免 許 の取 得 に要 する費 用 の一 部 を助 成 することにより、就 労 等 の社 会 参 加 活 動 への推 進 を図 る事 業 です。 過 去 の実 績 により利 用 者 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 2 2 2 実 利 用 者 数 (人 /年 ) (イ) 自動車改造助成事業 身 体 障 がい者 に対 して、自 動 車 の改 造 に要 する費 用 の一 部 を助 成 す ることにより、就 労 等 の社 会 参 加 活 動 への推 進 を図 る事 業 です。過 去 の 実 績 により利 用 者 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 2 2 2 実 利 用 者 数 (人 /年 ) (ウ) 福 祉 機 器 リサイクル事 業 家 庭 で不 要 になった福 祉 機 器 (車 いすなど)を修 理 ・点 検 し、必 要 とす る人 に貸 し出 す事 業 です。過 去 の実 績 により利 用 者 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 25 25 25 実 利 用 者 数 (人 /年 ) - 22 - (エ) 手 話 奉 仕 員 等 養 成 事 業 点 字 ・手 話 講 習 会 を開 催 し、聴 覚 障 がい者 ・視 覚 障 がい者 の生 活 及 び 関 連 する福 祉 制 度 等 についての理 解 と認 識 を深 めるとともに、手 話 表 現 技 術 ・点 字 技 術 を習 得 することを目 的 とした事 業 です。手 話 奉 仕 員 等 の 派 遣 を希 望 する障 がい者 のニーズに応 えるべく、今 後 も講 習 会 を充 実 さ せていきます。過 去 の実 績 により利 用 者 を見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 点字講習会 修 了 者 数 (人 /年 ) 6 6 6 手話講習会 修 了 者 数 (人 /年 ) 20 20 20 (オ) 点 字 ・声 の広 報 等 発 行 事 業 点 訳 、音 訳 等 わかりやすい方 法 で、視 覚 障 がいのある方 (広 報 広 聴 課 に登 録 している方 のみ)に市 の広 報 等 、地 域 生 活 をする上 で必 要 度 の高 い情 報 などを提 供 します。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 36 36 36 登 録 者 数 (人 /年 ) (カ) 障 がい者 スポーツ振 興 支 援 事 業 障 がい者 スポーツ及 びスポーツをする機 会 を支 援 することによって、障 がい者 の体 力 増 強 ・社 会 参 加 ・交 流 を行 う事 業 です。ふれ愛 運 動 会 ・サ ウンドテーブルテニス・風 船 バレー等 に毎 年 多 くの障 がい者 が参 加 してい ますが、今 後 もこうした活 動 を支 援 していきます。 ⑥ 心 理 リハビリテーション事 業 在 宅 の心 身 障 がい児 に対 して、動 作 訓 練 を行 い、心 身 の機 能 改 善 等 を図 る事 業 です。九 州 大 学 教 育 学 部 の専 門 チームの指 導 の下 、脳 性 まひなどの 肢 体 不 自 由 や多 動 傾 向 を伴 う障 がい児 童 等 に臨 床 的 に効 果 を得 ており、今 後 も心 身 障 がい児 の健 康 増 進 のため支 援 していきます。 利 用 者 数 は過 去 の実 績 により見 込 みます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 10 10 10 実 利 用 者 数 (人 /年 ) - 23 - ⑦ 更生訓練費給付事業 就 労 移 行 支 援 事 業 、自 立 訓 練 事 業 を利 用 している人 及 び旧 体 系 の身 体 障 害 者 更 生 援 護 施 設 (身 体 障 害 者 療 護 施 設 を除 く)に入 所 ・通 所 している人 が、社 会 復 帰 のため訓 練 を受 けるために必 要 な文 房 具 などを給 付 する事 業 です。必 要 に応 じて支 援 をしていきますが、利 用 者 の増 加 はないと見 込 まれま す。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 実 利 用 者 数 (人 /年 ) ⑧ 施設入所者就職支度金給付事業 就 労 移 行 支 援 事 業 、就 労 継 続 支 援 事 業 を利 用 している 人 及 び旧 体 系 の 身 体 障 害 者 更 生 援 護 施 設 (身 体 障 害 者 療 護 施 設 を除 く)に入 所 ・通 所 して いる人 が、更 生 訓 練 を終 了 し、就 職 等 により自 立 する場 合 に就 職 支 度 金 を支 給 し、社 会 復 帰 の促 進 を図 る事 業 です。必 要 に応 じて支 援 をしていきますが、 利 用 者 の増 加 はないと見 込 まれます。 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 1 1 1 実 利 用 者 数 (人 /年 ) - 24 -
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