発掘調査速報展 「鳥取西道路の遺跡を掘るー平成 26 年度の発掘調査−」のご案内 (公財)鳥取県教育文化財団では、一般国道9号(鳥取西道路)の改築に伴う発 掘調査を実施しています。このたび「鳥取県立博物館 歴史の窓コーナー」にて、 今年度の発掘調査成果の速報展を開催します。 まつ 今年度調査した遺跡のうち、弥生時代から古墳時代の拠点的な集落とみられる松 ばらたなか だいかく 原田中遺跡、古代の役所との関連性がうかがわれる大桷遺跡、中世の在地富裕層の しもさかもとせいごう 邸宅跡があったとみられる下坂本清合遺跡から出土した遺物を展示します。 (1)会 期 3月24日(火) ∼5月10日(日) (会期中の休館日3月 30 日、4月6、13、20 日) (2)会 場 鳥取県立博物館 歴史の窓コーナー ※入館料が必要です (入館料及び入館料の減免については県立博物館のホームページでご確認ください)。 展示内容 (1)松原田中(まつばらたなか)遺跡(鳥取市松原) 弥生時代から古墳時代(約 2,000 ∼ 1,500 年前)の川の 跡から見つかった当時の水田耕作に使用した「大足(おお あし)」を展示します。 (2)大桷(だいかく)遺跡(鳥取市大桷) 平安時代前半頃(約 1,200 ∼ 1,000 年前)の官人が出世 を願ったと思われる「位能上」と墨書された土器のほか、 その官人たちが身につけたであろう腰帯の装飾品などを展 松原田中遺跡出土の大足 示します。 (3)下坂本清合(しもさかもとせいごう)遺跡 (鳥取市気高町下坂本) 平安時代末から鎌倉時代(約 900 ∼ 700 年前)の集落付 近の川の跡などから出土した、当時の日常生活で使用され た鍋のほか、草花が赤漆によって描かれた漆器椀や皿など を展示します。 大桷遺跡出土の墨書土器 問い合わせ先 電 話 0857−51−7552 公益財団法人鳥取県教育文化財団 調査室 ファクシミリ 0857−51−7550 〒680-1133 鳥取市源太12番地 E-mail [email protected]
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