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2015 年 (平成 27 年)3 月
集落支援だより
岩国市由宇町 第 8 号
記事編集:集落支援員
(1)
出原
昇
2 月 24 日(火)に住民 17 名(男性 13 名 女性 4 名)が参加して、「由西を元気にする」ための第
4 回勉強会が、由宇老人福祉センターで行われました。はじめに、地域の皆様から提案のあった、勉
強会のテーマや協議項目の「前さばき」を行う「小委員会(仮称)
」の立ち上げについて、全体で協
議しました。2 月 12 日に各自治会から数名ずつが出席して、話し合った内容が説明され、全体討議の
中で以下のとおり、この「小委員会」を立ち上げていくことが確認されました。
★ 「小委員会」は、各自治会から自治会長と1、2名の委員を出して3月末を目途に立ち上げる。
★ 自治会 ⇔「小委員会」⇔ 勉強会 というふうに、今後は、小委員会を中心に話し合いを行っ
ていき、必要に応じて勉強会を開催することとする。
その後、3つのグループに分かれて討議、意見交換が行われました。
グループ討議の内容
「由西地区を元気にするためには地域や自分でどんな事に取り組んだら良いか」
1.地区外の人に由西地区に魅力を感じて来てもらうために
2.移住希望者に地区として何をすればよい
A班
B班
★ 各班から 討議内容をまとめた発表がありました(↓)。
C班
2015 年 (平成 27 年)3 月
集落支援だより
岩国市由宇町 第 8 号
(2)
A 班発表内容
1.地区外の人に由西地区に魅力を感じて来てもらうために
 田畑を無料で貸す。農作物を作りたい人に畑を提供する。
 由宇川を綺麗にする。道路を綺麗にする(ゴミ1つ落ちてない由西地区を作る)。
 通る人に声掛けをする。友人、知人に由西にドライブに来てもらう。
 ドクターヘリの発着場を作る。
2.移住希望者に地区として何をすればよい
 畑を貸す・空き家を無料で貸し出す。
 人が集まり話し合える場所を作る(屋外ステージを作り若い人を集める)。
B 班発表内容
「環境」・「PR」・企業との連携を中心に話し合いを行った。
1.地区外の人に由西地区に魅力を感じて来てもらうために
 草刈。竹の伐採。家の周辺を綺麗に。道路清掃。
 カープの試合日を広く広報する。地元ケーブルテレビを利用して由西地区をPRする。
 盆踊りの復活。ホタル祭りの拡充とPR。桜の名勝を増やす。
 地元企業と連携を図る。笠塚に手作りパンの店がオープンするのでPRをする。
2.移住希望者に地区として何をすればよい
 自己紹介の場を持って、コミュニケーション作りをする。
 地域の行事を伝達する。
 移住しやすいように援助する。
 農業指導や体験農園を計画する。
 イノシシ対策や危険箇所の防災情報を教える。
 持っている土地の提供。空き地の情報を教える。
★
C班発表内容
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初めてのメンバーが多く、テーマを離れ幅広い協議内容になった。
由西地区で何かできないかと話し合い、ダチョウの飼育、その肉を売って人を集める。
温泉祭り・天神祭りを盛大にする。由西小学校の行事やどんど焼き、ホタル祭り、運動
会などのイベントに参加、動員する。
朝市の活用。老人福祉センターに、月・水・金曜日に人が集まるので外で野菜等を売る。
農業振興地域の整備に関する法律があり、農地を転用しての宅地の提供が難しいのでは。
カープ練習場に人が来るので、地元ができるものを活用して何かをする。
由西・神東小学校が一緒に毎年、小土路川で川に生息する生物の観察をしているので、
個人的に草刈などの奉仕をしている人がおられるとのことである。
勉強会をグループ討議にすることで、行政との受け答えだけになっていたのが改善され、参加
者の発言回数が増えました。今までのグループ討議の成果を「小委員会」にも引き継ぎます。
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次回勉強会は、協議の結果「小委員会」が立ち上がり、今後の進め方が話し合われた後行うこと
となりました。日程については、
「集落支援だより」の次号以降で、お知らせする予定です。
この「集落支援だより」への掲載を希望する地域(自治会、班、団体・グループ)での活
動について、集落支援員の 出原 又は 由宇総合支所地域振興課 ☎:63-1111(上田・藤井)
へお知らせください。