位置図 徳島県 県土整備部 道路局 道路整備課 完成予想図 〒770-8570 徳島市万代町1-1 TEL : 088 - 621 - 2550 FAX : 088 - 621 - 2867 E-mail : [email protected] 徳島県 徳島県県土整備部 東部県土整備局<徳島> 〒770-0865 徳島市南末広町6-36 TEL : 088 - 653 - 8811 FAX : 088 - 623 - 4026 E-mail : [email protected] H27.3作成 生まれ変わる阿野橋 阿野橋の現状 ~安心をつないで~ 今の阿野橋は、車道が1車線で車両の対向が出来ず、 歩道の状況 交差点部で停車しなければならない状態にあります。 歩道も1.5mと狭く、歩行者が通行しにくい状態です。 事業概要 一般県道神山国府線は、徳島県名西郡神山町阿野字五反地と徳島市国府町府中字御所の池を結ぶ延長 阿野橋(現橋) 12.54kmの路線であり、地域住民の生活や産業を支える重要な路線です。その起点に位置する阿野橋は、鮎 橋 喰川を挟んだ五反地地区と広野地区を繋ぐ橋梁となっています。 長 : L=106.2m 道路幅員 : W=3.5m(車道) + 1.5m(歩道) しかし、現在の阿野橋は昭和3年に供用開始されてから約90年経過しており、老朽化が進んでいることに加 橋梁形式 : 5径間鋼I桁橋+2径間鉄筋コンクリートT桁橋 え、車線も1車線(車道部3.5m、歩道部1.5m)と狭小で、車両の対向も困難なことから、早期改良が強く望まれて 交通のネック いました。 本事業ではこうした状況を解消し、安心して渡ることが出来るよう阿野橋の架け替えを進めています。 事業効果 走行の円滑化 車道が2車線に拡がることで、対向が可能となり、停車することなく、スムーズに通行で 阿野橋の歴史 きるようになります。 阿野橋は大正14年に中央連絡橋として計画がスタートし、昭和3年 に完成しました。 歩道の通行性向上 歩道が拡がることで、歩行者、お遍路さんが通行しやすくなります。 当時の阿野村では、出水ごとに交通が途絶しており、学童の通学、 住民の交通に大きな支障が生じていたことはもちろん、北岸派と南岸 派で住民たちの意見の対立が起きていました。 河川への配慮 北岸と南岸を繋いだ本橋は道路だけではなく、住民の心も繋いだ橋 河川内の橋脚を2基に抑えることで、今までより河川の通水断面が拡がります。 となりました。 (神山町史より) 流れを阻害する断面が減ることにより、浸水被害の軽減が期待されます。 昭和3年 工事中の阿野橋 阿野橋計画 断面図 側面図 ( 上流側 ) ( 下流側 ) 9.97m 橋 250 33 300 支間長 36 600 鮎喰川 HWL. 54.847 P2 2 100 1 950 36 700 0.6m 6.75m 0.75m 1 950 1 950 ケーソン基礎 2.22m 2.75m 0.22m 0.50m 0.4m 2.00m 450 M A2 プレビーム桁 5 400 場所打ち杭 φ1200 L= 6.50m,n=8本 ケーソン基礎 路 6 000 線 名 一般県道 神山国府線 道 路 規 格 第3種第4級 設 計 活 荷重 B活荷重 橋 長 108.000 m 桁 長 107.500 m 長 33.300 m + 36.600 m + 36.700 m 支 6 000 2.75m 1700 E 2 100 1 950 5 500 場所打ち杭 φ1200 L= 6.00m,n=6本 P1 12 300 5 400 E 12 000 M 支間長 4 500 900 6 900 A1 広野側(終点側) 250 1700 支間長 108 000 107 500 1700 450 長 桁 長 7 500 五反地側(起点側) 間 有 効 幅 員 車道5.500 m + 歩道2.000 m 平 面 線 形 R = ∞ 縦 断 勾 配 5.20% 2.50% 0.30% 横 断 勾 配 車道 1.5%山形勾配 歩道 2.00%片勾配 構 造 形 式 適 用 示 方書 上部工 3径間連続プレビーム合成桁橋 下部工 逆T式橋台(杭基礎)、張出式橋脚(ケーソン基礎) 道路橋示方書・同解説Ⅰ~Ⅳ(平成24年3月)
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