晩寒の候、会員の皆様方におかれましては益々ご健勝の事とお

JACD2015-3
晩寒の候、会員の皆様方におかれましては益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。
さて、下記の要領にて JACD 例会を開催いたします。
万障お繰り合わせの上、多数ご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。
今回の会場は天神になっておりますのでお間違いないよう宜しくお願いいたします。
〈日
程〉 平成27 年3月 29 日(日) 9:50~16:00
〈場
所〉 天神クリスタルビル3F
福岡市中央区天神4-6-7 Tel
〈参加費〉 JACD 会員
092-771-7109
無 料
(年会費納入済の会員)
¥10,000.-(年会費未納の会員、年会費分)
オブザーバー
¥10,000.-
会員スタッフ
無 料
9:50~
開会の挨拶
10:00~11:15
「健康寿命を延ばすために「噛める」を再考する」
坂口
11:15~11:30
休憩
11:30〜12:30
基調講演
雄一 先生
「臨床例とME機器のデータより
筒井歯科医院・30 年の咬合面形態の変遷を追う」
12:30〜13:30
13:30~16:00
筒井
照子 先生
筒井
祐介 先生
昼食
基調講演
「臨床例とME機器のデータより
筒井歯科医院・30 年の咬合面形態の変遷を追う」
筒井 照子 先生
筒井
16:00~
閉会の挨拶
祐介 先生
JACD 春の例会
抄録
2015 年 3 月 29 日
健康寿命を延ばすために「噛める」を再考する
神戸市開業 坂口雄一
「噛むことが全身に与える影響は大きい」という事は昨今歯科医師でなくても周知の事実
となってきている。TVを付ければその手の番組が後を絶たない。
平均寿命がどんどん延びて行っている一方、健康であると実感できている期間つまり健康
寿命はなかなか延びてこない。このギャップに日本の国は苦しんでいる。
虫歯を詰めることもさることながらこのギャップを詰めることが私たち歯科医療従事者に
課せられた使命かもしれない。
「噛めてますか?」という問いを筒井先生に突き付けられた時の事を思い出す。
噛むことの重要さは重々承知しているにも拘らず「はい」と即答できずにいた自分を思い
出します。もちろん現在でも手放しで「はい」と答える自信を持ち合わしていないが・・。
「高くはない」
「側方運動の干渉のない」事が咬合は問題ない、となってはいないだろうか?
咬合療法は特殊な場面でのみ出番があるものではなく日々の「噛めている」に大きなヒン
トを与えてくれる。この度筒井先生のご講演の前座として普通の歯科医師が実践している
臨床を供覧させて頂き場を温めたいと思います。
略歴
平成
3年 大阪歯科大学卒業
平成10年 神戸市開業
所属学会
咬合療法研究会/日本包括歯科臨床学会/日本顎咬合学会/日本審美歯科協会・・その他
JACD 春の例会
抄録
2015 年 3 月 29 日
臨床例と ME 機器のデータより
筒井歯科医院・30 年の咬合面形態の変遷を追う
筒井歯科・矯正歯科医院
筒井照子
筒井祐介
筒井歯科医院を開業して今年で調度 40 年になります。
その間、色々な変遷をしてきました。
1975 年に開業したので、ちょうどその頃は近代歯科臨床の幕開けの頃だった、と
言えるかもしれません。昌秀は新しい知識、新しいマテリアルに魅せられて夢中で臨床を
行って来ました。その中で炎症、修復、審美は手中に入っていきましたが、咬合に関する
部分は思い通りにならないことが多かったです。
どこかおかしい、教えられて来たことと実際患者はその通りになっていないことを感じ、
結果として生体の口腔の謎解きを始めたことになるのかもしれません。一歯科医院のする
ことだから出来る範囲は限られていますが、1つ1つうまく行かなかった体験を出来る範
囲の ME 機器で検証してきたつもりです。
結果として「包括歯科臨床Ⅱ~顎口腔機能の診断と回復~」を執筆する中で、整理し、
勉強になったこと、それは咬合に関する臨床のトラブルは昌秀やいっしょに仕事をして来
たテクニシャンの精度不足や、テクニカルエラーではなくて、大半が「生理学的咬合論の
臨床応用の ME 機器で解明される部分」が教えられて来なかったことと「生体の新たな反
応(リモデリング)
」が分からなかったことだと思うようになりました。ME 機器が無かっ
た時代、先人たちは咬合論のおかしさに気付いても、それを解明する手立てを持たなかっ
たのでしょう。
しかし今はかなり出揃っているので歯科臨床も、もっと科学であるべきだと思います。
上手くいかなった患者から多くのことを学び、次の世代へ繋げたら昌秀と共に歯科臨床
をして来た甲斐があったと思っています。
御理解いただけたら幸です。