マイクロインバータQ&A - 株式会社 NEP JAPAN

マイクロインバータQ&A
質問
答え
ACケーブル同士を接続する際の電位差による感電の危険性は?
分電盤内のブレーカーを切っていれば感電の危険性はありません。
ケーブルが露出するが太陽光による劣化は?
基本はパネル下を這わせるため太陽光は当たりません。また、太陽光
による劣化の少ないケーブルを使用しています。
1つの分岐回路に最大15台まで接続できるとのことだが、全体で最大
基本的には低圧連系となる199台(49.75kW)まで接続可能です。
何台まで接続可能か
系統側単相3線との連系になるのか?
マイクロインバータの出力は単相2線式ですが、単相3線式の系統との
接続になります。
マイクロインバータの出力は単相200Vだが三相系統との接続はでき
るか?
三相系統との接続はできません。
マイクロインバータの接続工事は素人でも可能か?
マイクロインバータ間の接続は可能です。ただし、系統側との接続は電
気工事士の資格が必要です。
配線
太陽光パネルで一般的に用いられるMC4のコネクタを使用しています。
太陽光パネル付属ケーブルのコネクタはメーカーによって違わないの
その他のコネクタについては、各コネクタメーカーの変換コネクタ等が必
か?
要です。
マイクロインバータ分電盤から屋内分電盤までの接続は?
マイクロインバータ分電盤からの配線は屋内分電盤の1次側に渡りを取
ります。
使用してはいけない環境下は?
通常、日本国内であれば特にはありません。塩害地域や湿度の多い地
域にもお使いいただけます。
追尾型のように、架台に設置できるモジュール枚数が決まっているよう
な場合でも柔軟に対応でき、また発電量の向上といったメリットが出や
すくなります。
メーカーによっては保証対象外となる場合があります。その場合は、
パネルに穴開け加工するとパネルメーカーの保証がなくなるのではな
付属品のアダプターを活用しマイクロインバータを架台に設置することも
いか?
可能です。
追尾型も可能か?
取付
申請
技術
電力会社等の検査の際はマイクロインバータが屋根上に取り付けら
れているため難しいのではないか?
ゲートウェイを通して、確認することができます。
分電盤は野立てに対応しているか?
野立て案件用に約50kWまでの分電盤を用意しています。
パネルはどこのメーカーでも良いか?
最大入力電圧60V・電流14A及び容量300Wが範囲内にあれば、どの
メーカーでも接続可能です。
電力会社との連系において問題にならないか?
事前に各電力会社の本店と連系協議を行っております。
マイクロはJET認証を取っているか?
現在はJET認証機関にマイクロインバータの認証を行う準備が整って
いないため、認証を取得できませんが、将来的には取得する予定です。
JET認証なしで電力会社への接続申請・承認は可能か?
問題ありません。各電力会社のJET非認証品用の申請書と、弊社から
提供する技術資料・試験成績書を添付することで申請可能です。
試験データはどこで取っているのか
製造完了時に弊社工場で試験を行っています。
複数台試験のデータは提出可能か?
電力会社から提示を求められた際は弊社にご連絡ください。試験成績
書を提出いたします。但し時間がかかる場合もあります。
過積載は可能か?
マイクロインバータは250W出力ですが、300Wのパネルまで接続可能で
す。
別種のパネルを混在させても問題ないか?
問題ありません。太陽電池パネル間の接続がないため、使用可能な範
囲内に入っていれば混在は全く問題になりません。
パネルの温度によってマイクロインバータが停止することはないの
か?
パネル裏面とは隔離距離を設けるため、直接熱が伝わることはありま
せん。また、小容量なので本体自体の発熱も小さいです。
(火災時の消火において)系統側を切ってもパネルーマイクロ間は繋
がっており感電の危険性があるのでは?
系統側を切るとマイクロインバータはすみやかに停止しますので、感電
の可能性はありません。
系統に連系しない状態(独立型)では使えないのか、また自立運転は
出来ないのか?
現在の製品は独立型、自立運転には対応しておりません。
1台のマイクロインバータの動作開始電圧は?
20Vです。MPPT追従範囲は22~55Vです。
遠隔制御は可能か?
出力抑制に対応したシステムを開発する予定です。
古いパネルにマイクロインバータを付けることは可能か?
可能です。 経年劣化によるパネル間の電圧のばらつきに影響されず、
各マイクロインバータが最大の発電量を追従しますので、従来のパワコ
ンを使用するより多くの発電量が得られます。
技術
複数台使用すると夜間消費電力が大きいのでは?
消費電力は1台あたり0.08Wなので100台でも8W程度です。
整定値を現地で変更するにはどうするのか?
ゲートウェイを介して、PC上で整定値の変更や確認が可能です。
ゲートウェイが故障したら発電も止まるのか?
ゲートウェイは監視装置なので、発電そのものには影響を与えません。
絶縁トランスはあるのか?
高周波絶縁トランスを内蔵しています。
マイクロインバータが停止した場合、再起動が必要か?
異常が回復した場合、自動で運転再開します。
マイクロインバータ間の同期はどうしているのか?
マイクロインバータ各々が系統と同期しています。
電圧上昇抑制機能はあるか?
内蔵しています。
マイクロインバータの出力過電流保護は?
本体の過電流保護1.4A、分岐回路の過電流保護20Aです。
防水性能は?
保護等級IP67ですから、防浸水・防塵対応製品です。
販売経路は?
基本的には、受発注・物流・精算に至るまで(株)FUJITEX様経由とな
ります。
モジュールもセットで販売するのか?
モジュールとセットでACモジュールとして販売可能です。 もちろん、
モジュールは自社仕入製品も使用可能です。
ゲートウェイの監視可能台数は?
最大255台です。環境によってはノイズの影響を受けることもありますの
で、ゲートウェイ1台あたりのマイクロインバータは100台程度を目安とし
てください。
ゲートウェイとマイクロインバータ間のひも付けは?
マイクロインバータのID番号をゲートウェイに登録します。
遠隔監視は同じローカルエリア内でしかできないのか?
ゲートウェイをインターネット環境に置けばウェブサーバーを介してブラ
ウザ上で見ることができるためどのネットワークからでも監視可能です。
200Vのゲートウェイを100Vに変換して使えるか?
可能です。そのまま100Vのコンセント(電源)でも使用できます。
ゲートウェイは屋内用か?
屋内用です。屋外に設置する場合は別途屋外対応の収納箱が必要で
す。
ゲートウェイ使用時に隣の発電所データが混じらないか?
ID登録するため登録外のマイクロインバータを監視することはありませ
ん。また、トランスを通すと電力線通信が出来なくなります。
エラー表示は?
ゲートウェイに表示されます。
遠隔監視はお客様と施工業者両方で見ることが出来るか?
可能です。
ゲートウェイのデータはPCが無くても見られるか?
可能です。
20年保証は有料での追加保証なのか
通常の保証で20年です。
保証期間内の対応は?
弊社の責による故障時には代替製品をお送りいたします。交換作業費
はお客様の負担となります。
雷に対する補償は?
保証はありませんが、雷サージ対策は行っております。
ゲートウェイの保証期間は?
保証期間は1年間です。
分電盤は1つの分岐回路(15台まで)で1台必要か?
複数回路用の分電盤があります。最大50kW程度に対応できるものまで
用意しています。
分電盤の屋外設置は可能か?
可能です。 分岐回路(1つの分岐回路モジュール15台まで)3回路以
上のものは屋外設置用となります。
マイクロインバータ用の分電盤は必ず購入する必要があるか?
保護リレー等を兼用しているためNEP製の使用を推奨しています。
他社でマイクロインバータを扱っているメーカーは?
海外(欧米)ではEnphase等がありますが国内ではまだありません。 電
力会社との技術協議の関係からまだ弊社のみです。
マイクロインバータが日本で広がっていない理由は?
製品に求められる条件や規定が厳しく、他社製品はまだ対応できてい
まないためです。
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