PDFファイル 261KB - 公益社団法人 埼玉県理学療法士会

公益社団法人 埼玉県理学療法士会
「理学療法一臨床・研究・教育」投稿規定・執筆要項
≪投稿規定≫
1.目 的
本誌は公益社団法人埼玉県理学療法士会の機関誌
として,理学療法およびその関連領域における実践報
告と研究発表の場を提供することを主な目的とする。
2.記事の種類
記事の種類は,研究と報告,講座,特集,症例検討,
資料,文献抄録,その他を記載するものである。
3.投稿者の資格
投稿は原則として本会に寄与する論文であれば会員
外の投稿も受理する。その際,論文への寄与が薄い者
を著者として羅列しないように注意する。また,編集部の
決定により投稿を依頼することができる。
4.投稿承諾書
著者の論文への責任および著作権譲渡の確認のた
め,別紙の投稿承諾書に自筆による署名を誌し,印刷し
たものを最終原稿提出時に投稿論文に添付すること。
5.著作権
掲載された論文は公益社団法人埼玉県理学療法士
会に帰属することになる。また,本誌に掲載された論文
はオンライン公開される。
6.研究倫理
1)臨床研究はヘルシンキ宣言に,動物実験は医学生物
学的研究に関する国際指針の勧告の主旨にそったも
のとする。
2)対象者の保護には十分留意し,説明と同意などの倫
理的な配慮に関する記述を必ず行うこと。
3)原則として厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指
針」などの医学研究に関する指針に従うこと。
4) 倫理審査を受けて承認されている場合は承認番号
を記載すること。さらに動物実験系の論文の場合には
,必ず倫理審査委員会等の承認番号を記述すること。
5)研究目的(診療上の必要性以外)の放射線被曝や採
血などの身体的侵襲が必要な場合は必ず倫理審査
委員会の承認を得ていること。さらに当該行為に必要
な有資格者(医師等)を共同執筆者に含めること。
7.投稿原稿の作成
原稿の作成には,ワープロを使用すること。原稿は≪
執筆要項≫に沿って作成すること。
8.原稿の査読
1)本誌における査読制度は,会員の学術活動発展を目
指した教育的な観点に重点をおくことを基本とする。
2)本誌の査読は,構成と読みやすさ,客観性,有用性・
新規性などの観点から実施する(有用性・新規性の全
ての項目を満たす必要はない)。
①構成と読みやすさ
・投稿規定に沿った適切な論文構成となっている
・簡潔かつわかりやすく述べられている
②客観性
・研究目的が明確に述べられている
・実験や計測の条件,方法が明確に述べられている
・論旨の展開が明確である
・研究成果の意義が明確に述べられている
・従来の研究との関連が明確に述べられている
・関連する文献が適切に引用されている
③有用性・新規性
・臨床的,学術的,教育的,社会的ニーズに対し有用
な情報を示している
・実用化,改良や改善による成果を示している
・既存の理論や方法を体系化,一般化または再構築し
ている
・新しい発見,知見を示している
・新しい問題領域,新しい理論,方法論,手法などを提
案している
3)投稿された論文(依頼原稿を除く)に対して,複数の
編集委員による査読審査を実施する。査読回数は原
則として2回までとする。
4)論文の査読結果は,採用,条件付採用,不採用とし,
原稿の採否,掲載順は,最終的に編集部で決定する
。
5)著者は修正原稿の提出を指示された期限内に行なわ
なければならない。期限内に提出されない場合には
,投稿論文を取消し,新規の投稿論文として取り扱う。
9.原稿の採択
最終的な原稿の採否,掲載順は編集部で決定する。
査読の結果,編集方針に従って,加筆・削除および一
部書き直しを依頼することがある。また編集部の責任に
おいて多少字句の訂正をすることがある。
10.校正
著者校正は原則として1回とし,文章および図表の変
更は原則として認めない。
11.原稿送付方法および連絡先
投稿原稿の提出方法は以下の通りとする。
1)投稿原稿
(1)投稿原稿は①表紙頁,②論文(標題・要旨・本文・文
献・図表説明文・図表),③「理学療法一臨床・研究・
教育」投稿論文チェック表,として,それぞれ1つず
つPDFにまとめる。ファイル名は「表紙頁(投稿者名)
」,「論文(投稿者名)」,「投稿論文チェック表(投稿者
名)」とする。
(2)表紙頁の記載方法は,≪執筆要項≫の4.表紙頁を
確認すること。
(3) 論文は標題,希望する記事の種類,本文ページ数
,図表枚数,要旨,キーワード(3 個),本文,図表,
図表説明文の順に記載する。査読は匿名で行うため
,著者名,協会会員番号,所属名,連絡先は記述し
ないこと。
(4)①表紙頁,②論文,③「理学療法一臨床・研究・教育
」投稿論文チェック表の3種類のファイルを以下のEmailアドレスに提出すること。
【連絡先および提出先】
E-mail:[email protected]
2)最終原稿
(1)最終原稿は①表紙頁,②論文(要旨・本文・文献・図
表説明文),③図,④表としてまとめる。
(2)表紙頁の記載方法は,≪執筆要項≫の4.表紙頁を
確認すること。
(3)論文(要旨・本文・文献・図表説明文)には,標題,著
者名(共著者名も記載),所属名(共著者所属名も記
載),連絡先(〒・住所),希望する記事の種類,要旨,
キーワード(3 個),本文,文献,図表説明文を記載す
る。
(4)原稿は,表紙頁,論文(要旨・本文・文献・図表説明
文)をMicrosoft Word形式で,図をMicrosoft
PowerPoint形式で,表をMicrosoft Excelの形式にて作
成する。ファイル名は「表紙頁(投稿者名)」,「論文(
投稿者名)」,「図(投稿者名)」,「表(投稿者名)」とす
る。また,「理学療法一臨床・研究・教育」投稿論文の
チェック表をMicrosoft Word形式で作成する。ファイル
名は「投稿論文チェック表(投稿者名)」とする。さらに「
「理学療法―臨床・研究・教育」投稿承諾書」をPDF形
式で作成する。ファイル名は「投稿承諾書(投稿者氏
名)」とする。
(5)①表紙頁,②論文(要旨・本文・文献・図表説明文),
③図,④表,⑤投稿論文チェック表,⑥投稿承諾書の
それぞれのデータについて,印刷物一部,CD-ROM
を作成し,以下の原稿送付先に提出する。
【連絡先および提出先】
連絡先:E-mail:[email protected]
原稿送付先:投稿者には送付先を別に指示する。
≪執筆要項≫
1.論文の構成
1)標題(表題):内容を具体的かつ的確に表し,できるだ
け簡潔に記載する。用語は本文に用いた言語とし,キ
ーワードを含むように配慮する。原則として略語・略称
は用いない。
2)著者名:著者は,当該研究・執筆に寄与するところの
多い人を必要最少限に記載する。
3)著者所属名
4)要旨:和文にて「目的」,「方法」,「結果」,「結論」につ
いて項を分けて簡潔に記載する。
5)キーワード:標題および要旨より抽出し,不十分な場
合は本文から補充する。国際的に広く通用する言語ま
たは日本語で表示する。
6)本文:
(1)はじめに(序論,緒言)
研究の背景,臨床的意義,研究の目的,取り扱っ
ている主題の範囲,先行研究との関連性の明示な
どを記述する。
(2)対象および方法
用いた研究方法について第3者が追試できるよう
に記述する。倫理的配慮も記述すること。
(3)結果(成績)
研究で得られた結果を本文および図表を用いて
記述する。
(4)考察(分析)
結果の分析・評価,今後の課題などを記述する。
(5)結論
研究で得られた結論を200 ~ 300 字で簡潔に
記述する。
(6)謝辞
著者資格には該当しない研究への貢献者,および
助成金受給については謝辞に記載する。
7)文献
引用文献のみとする。
2.投稿原稿の構成
表紙頁,和文要旨,本文,文献,図表,図表の説明文
で構成する。
3.原稿の規定分量
1)研究と報告では要旨・本文・文献・図表を含み原則と
して最大刷り上がり5頁(400字詰め原稿用紙25枚・
10000文字相当)以内で作成すること。
2)症例検討では要旨・本文・文献・図表(5枚以内)を含
み原則として最大刷り上がり3頁(400字詰め原稿用紙
15枚・6000文字相当)以内で作成すること。
3)その他の記事では特に依頼のない限り10000字を超
えないこととする。
4) 図表は,刷り上がり1/4頁大のもの1個を400字詰め
原稿用紙1枚として換算すること。図表は原則5枚以内
とし,これを超過する場合には,図表1枚につき400字
に換算して字数を減ずること。
4.表紙項
論文には表紙頁をつける。表紙頁には, 標題,著者
名・協会会員番号(共著者名も記載),所属名(共著者所
属名も記載),責任著者連絡先(〒・住所・電話・Email),
希望する記事の種類,キーワード(3 個),本文ページ
数,図表枚数を記載する。
5.要旨
論文には和文の要旨(400 字程度)をつける。
6.本文
1)フォントは,MS明朝体,標準,10.5ポイントを原則と
する。英数字は「日本語と同じフォント」とする。数字は
半角とする。
2)文章は楷書・横書き,口語体,現代かなづかい,数字
は算用数字,単位は国際単位系(SI単位)を用いる。
3)章は1, 2…,節は1),2)…,項は(1),(2)…,以下
①,②…とする。
4)本文中の句読点は,日本文の句点は全角の「,」読点
は「。」を使用し,英文は半角で「,」「.」を使用する。
5)本文中の引用文献記載の数字は半角上付きとする。
例)1)
6)引用文献は,引用した内容の直後,著者名の後,もし
くは文章全体の場合は,「,」や「。」の前に付ける。
例)・・である1)。
例)埼玉ら1) により・・
7)複数の引用文献の記載は以下のようにする。
例)1, 2) 1, 3) 1-5) 1, 4, 5) 1-3, 5-7)
8)和文本文内の括弧は全角を用い,括弧の前後に半角
スペースは入れない。
例)(図参照),理学療法(physical therapy),
9)かな漢字,英数字,符号の間は,半角スペースを入
れる。
例1)平均 1.0 ± 0.3 日
例2) r = 0.77
例3) p < 0.05
例4) n = 20
例5) 3 kg
例6) a + b (数式の場合)
10)以下のような単位および連続することで意味をなす
符号は例外的に半角を入れない。なお,下記の例外
以外は,原則半角を入れる。
例1) 70%,37℃, 90°,5N
例2) +1, -2
例3) 範囲を示す場合の‐(ハイフン):4-5 kg
7.図表
1)図・写真・表:図・表は本文に出てくる順に,それぞれ
一連番号をつける。グラフィック表現および写真は図
に含める。図の番号および表題は図の下に,表の場
合は表の上につける。図表の説明(キャプション)は図
表の後に頁をあらたにして記載すること。
2)論文の刷り上がりは白黒となるため,図表の作成時に
注意すること。
8.文献
引用文献は本文の引用順に並べる。雑誌の場合は著
者氏名:論文題目.雑誌名.西暦年号;巻:頁(最初-最
終).の順に書き,単行本の場合は著者氏名,書名,編
集者名,発行所名,発行地,西暦年号,頁を記載する。
文献の省略は公の省略法(Index Medicus など)に従う。
引用文献の著者氏名が3名以上の場合は最初の2名を
記載する。その他は,他,または et al.とする。
例1)宮本謙三,竹林秀晃,他:加齢による敏捷性機
能の変化過程―Ten Step Test を用いて―.理学
療法学.2008; 35: 35‒41.
例2)Tompkins J, Bosch PR, et al.: Changes in
functional walking distance and health-related
quality of life after gastric bypass surgery. Phys
Ther . 2008 ; 88: 928‒935.
例3)信原克哉:肩―その機能と臨床―(第3 版).医
学書院,東京,2001, pp156‒168.
例4)Kocher MS: Evaluation of the medical literature.
Chap 4. In: Morrissy RT and Weinstein SL (eds):
Lovell and Winter’s Pediatric Orthopaedics. 6th
ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia,
2006, pp97‒112.
例5)名郷直樹:EBM の現状と課題,エビデンスに
基づく理学療法 活用と臨床思考過程の実際.内
山 靖(編),医歯薬出版,東京,2008, pp18‒38.
例6)
http://www.who.int/classifications/icf/site/Icftemp
late.cfm(参照 2007-05-19)
9.数量の単位
単位は原則として国際単位系(SI 単位)を用いる。
長さ:m,質量:kg,時間:s,温度:℃,周波数:Hz
10.略語
略語は初出時にフルスペルあるいは和訳も記載する。
11.機器名の記載法
機器名は「一般名(会社名,製品名)」で表記する。な
おソフトは「製品名,バージョン番号」で表記する。
12.倫理審査の記載法
査読原稿では施設名は記載せず,承認番号のみ記
載すること。
最終原稿提では施設名,承認番号を明記する。
13.謝辞
文中で謝辞を述べる際には,関係者同士が事前に確
認し合い了解を得ることを前提とし,編集部はこれに関
する責務を負わないものとする。また本研究実施にあた
って研究費助成を受けた場合は,その資金名およびそ
の番号を記載すること。なお投稿者の特定に繋がらない
ように投稿時には空欄とすること。
14.チェック表
投稿に当たっては,「理学療法一臨床・研究・教育」投
稿論文のチェック表を用いて必要事項を確認のうえ提出
すること。
15.その他の留意事項
1)論文投稿期間は埼玉県理学療法士会のHPにて確認
すること。締め切りを過ぎた原稿は受け付けられな
い。
2) 原稿及びCD等の提出物は,採否に関わらず原則と
して返却しない。提出論文のコピーを必ず手元に保
存しておくこと。
(平成25年4月1日改訂)