理系学生向け - NTT東日本

理系学生の皆さんへ
挑 戦 。聞 こ え の い い こ ん な 言 葉 に 本 質 を
見 失 って い な い か 。浮 つ い た 、勢 い だ け の
通 信 サ ー ビ ス を 支 える
N T T 東 日 本 の さ ま ざ まな 設 備
挑 戦 に 意 味 は な い 。誰 の た め に 、何 の
た め に 、何 が で き る の か 。キ ミ は 、自 分 の
挑 戦 が 向 か う 先 を 語 れ る か 。泥 臭 さ
ONU
電柱の数
クロージャ
5,660,000
も 、地 味 な 努 力 も 、全 部 ま と め て 背 負 う
本
とう道
気 概 が 、キ ミ に は あ る か 。未 来 は す ぐ
406
に は 変 わ ら な い 。そ れ で も 、変 え た い 。
km
動 か し た い 。新 し い こ と を や っ て み た い 。
そ ん な 想 い で 目 の 前 の こと に 挑 み 続 け る
そ の 先 に だ け 、社 会 を 支 え 、変 え て いく
仕 事 が 待 って いる。
その挑 戦に
使 命 は あるの か
2
光 ファイバ ー 総 敷 設 の 長 さ
665,900
km
地 球: 16 周 半 分
設備投資計画額
3,200
億円
局舎
とう道
3
サ ービ ス 企 画 開 発
NTT 東日本 の 事業と業 務
service planning &
development
他分野のパートナー企業 と
“つなぐ”を支える NTT 東日本の業務は大きく 4 つの事業と 8 つの職種に分類され、文系・理系それ
NTT 東日本を
つ な ぎ 、新 た な ビ ジ ネ ス を 創 出
ぞれが活躍できるフィールドがあります。
NTT 東日本・西日本は、2014 年より光アクセスのサービス卸を
開始しました。これは医療、流通、製造、観光、交通といったさ
まざまな企業の『新たな価値創造』を、NTT 東日本が持つネット
法人事業
ビジネス開発事業
コン シュー マ事 業
大 規 模~中 堅 中 小 企 業や公 共 機 関が
さまざまな業 界とコラボレーションし、ビ
販 売 パートナーやコールセンタ等 幅 広
は ICT 市場を活性化させ、さらには日本の産業競争力強化に貢献
抱える課 題・ニーズに対 応したトータル
ジネスモデルを提案・創出する仕事
い 顧 客 接 点を通じて、サービスを提 供
し よ う と い う、NTT 東 日 本 だ か ら で き る 大 き な 使 命 を 帯 び た 取
する仕事
り組みでもあります。サービス企画開発は、さまざまな分野のパー
ソリューションを提供する仕事
ワークを使って支援、事業化することを目的としています。これ
トナーを探し、新しいビジネスを創出するバリューバートナーと
コ ン サ ル テ ィン グ
文
マーケティング
文
クホルダーを巻き込んだしくみづくりまでを一貫して担います。
サービス企画開発
システムエンジニアリング
文
して、市場分析からサービス企画、技術検討、さまざまなステー
文
サービス企画開発の魅力
理
● NTT 東日本の将来を左右するビジネスを創出することへの使命感。
● 今までになかったサービスを生み出すという「0 →1」に挑戦できる面白さ。
理
● お手本に倣うのではなく、自分たちの手で道を切り拓いていくことへの挑戦と
揺るぎない決意。
サービス企画開発業務フロー
市場調査・
コンセプト策定
通 信 イ ン フラ 事 業
技術検討
・各種調査資料の分析、ヒアリング
・お客さまニーズの把握
・ターゲットとコンセプトの設計
・他業界の企業とのアライアンス
検討
サービスの根幹となるネットワークをつくり支える仕事
・研究開発と実現する ・新サービス展開に際し
ための技術検討
ての具体的な方法論、業
・他業界の企業との技 務手順までを細かく検討
術共有
業務
区分
研究開発
サービス
提供
・営業部への商品知識
提供
・機能追加、バージョン
アップ対応等
NTT 東日本
理
note
ネ ット ワ ー ク プ ラ ン ニ ン グ
理
サービスマネジメント
理
事業支援・管理
提供の
しくみづくり
文
理
AR:Augmented Reality
H E M S:H o m e E n e r g y M a n a g e m e n t S y s t e m
人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術。
住宅用エネルギー管理システムのこと。
現実の情報に違和感なく付加的なデジタル情報を盛り込むこと
住宅内のエネルギーが、何に使用されて
が可 能な AR 技 術はスマートデバイスの普 及とともに、 認 知が
いるかを「 見える化 」したり、家中の機
広がりつつあります。
器を一括コントロールして自動的にエネル
実写映像に道路情報や地図情報を重ねたARカーナビゲーショ
ギー使用量を最適化します。
ンシステムや雑誌・書籍、チラシ等の印刷物にスマートフォンを
かざすと動画などが配信される AR 広告等に利用され、今後も
つくる
スマート
メーター
ガスメーター
燃料電池
太陽光発電
エネルギー
モニター
家電
EV-PHV
蓄電池
かしこく
使う
HEMS
ためる
さまざまな分野での活用が期待されています。
4
5
ネットワ ー クプラン ニ ング
network planning
ネットワークの未来を
技術的視点から描き、実現する
世の中を支える通信ネットワークは、世界的に「オール I P 化」に
向かっています。これからの NTT 東日本のネットワークがどうあ
るべきか。ネットワークの未来を技術的な視点から検討・推進し
ていくことがネットワークプランニングの仕事です。新たなサー
幸岡 智也
ビスや需要増加への対応、信頼性・効率性の向上に向けて、新し
Tomoya Kooka
い技術や装置の選定・導入の計画から災害等に強く効率的なネッ
ネットワーク事業推進本部 設備企画部
サービス高度化部門
トワーク構成までを検討・実施。社内外のさまざまなプレイヤー
コミュニケーションサービスネットワーク担当
(取 材 当 時 )
と連携し、安心・安全で便利なネットワークの維持・発展に取り
組んでいます。
日本トップレベルの技術者たちと
ネ ット ワ ー クプ ラ ン ニ ン グ の 魅 力
通信の未来を描く。
● 会社基盤のひとつである安心・安全・快適に利用できる通信ネットワークを
作り上げているという使命感。
● 巨額の設備投資を、戦略的に実施するダイナミズムと責任感。
● ネットワーク構 築に必 要なあらゆる技 術やノウハウが 結 集しているNTT東
日本を、さらに自分の力で進化させ、未来へ継承する。
若いうちから中 心メンバーとして関わり、自ら
は何か?」「それを解 決するための 論 点は何
のアイデアをかたちにできることは、 大きなや
か?」といった論 理 的 思 考が 欠かせませんで
りが いです。 現 在 の 業 務 に 初 めて 携わった
した。 また 同 時 に、「 自 分 がこうしたい 」と
将 来 のNTT東日本 のネットワークのあり方を
当 時は、ネットワークの 知 識がほとんどなく、
いう強い 想いを持っていなければ 前 には進め
技 術 的な視 点から検 討し、その 実 現 に 向け
自分ができる業 務やチームに貢 献できる部 分
ません。しか し 逆 に、想 いを共 有し、 論 理
た新 技 術 の 導 入 やネットワークの 改 良といっ
を見 つけながら、 並 行して勉 強も行い日々の
的 に 意 見を戦わせることで、チームとしてよ
た施 策を推 進 することが 部 門 全 体 のミッショ
業 務に取り組みました。 苦 労は絶えませんで
り大きな力が 出 せることを経 験しました。 今
ンです。 その 中 でも私 は、 電 話 などの 音 声
したが 、 無 事に納 期 内に商 用 化できたときの
後はこの 経 験を活かし能 力にさらに 磨きをか
系サービスについて検 討しています。 お 客さ
達 成 感はひとしおでした。 そうした経 験が 今 、
け、「 電 話 の ネットワークから I P ネットワー
まへの 影 響 やコストを最 小 限 にするには、ど
自分の仕 事に活きているのだと思います。
クへ の 完 全 移 行 」という大プロジェクトに 挑
自らを高みへ引き上げる
環境がある
ネ ット ワ ー ク プ ラ ン ニ ン グ 業 務 フ ロ ー
設備投資戦略の
立案
需要動向や今後のサービ
ス展開を考慮した設備投
資戦略の立案。
構築計画の
策定
設計
短期・中長期のネット ネ ッ ト ワ ー ク を 構 築 す
ワーク構築計画の策定。 る た め の 配 線・ 電 力 等
の設計。
業務
区分
構築
物品購入、工事発注、
施工管理の実施。
NTT 東日本
NTT 東日本グループ会社
note
のように 電 話 のネットワークからIPネットワー
N TT 東日本グループ会社について
(株)NTT エムイー
ス系
ー
ワ
ネ
ト
ッ
系
クへ 移 行するのが ベストかという戦 略 策 定が
重 要です。 日々、 研 究 開 発 部 門や社 内 外の
「本質を見抜く力」を磨く
NTT ビル内の通信設備(電話交換機、ルータ、スイッ
さまざまなプレイヤーと連 携することで、 新 技
チ等)の設計、構築、運用、保守
術 や 新 装 置 の目利き、 移 行 計 画を検 討して
このプロジェクトには、ネットワーク技 術 者と
(株)NTT 東日本 - 南関東
■アクセス系業務
います。この仕 事は「NTT東日本 全 体のネッ
して日本 でもトップレベ ル の 方 々が 参 加して
(株)NTT 東日本 - 関信越
NTT ビル外の通信設備(光ファイバ、メタルケー
(株)NTT 東日本 - 東北
トワークの 未 来 」を左 右 する非 常 に 責 任 の
います。 そのような 方 々と対 等 に 議 論を戦
ブル等)の設計、構築、運用、保守
重い仕 事 。 日本 の 通 信を支えることにも大き
わせるためには、ネットワークの 専 門 知 識も
く貢 献する仕 事とも言えます。 そんな仕 事 に
必 要 ですが 、 それ 以 上 に 「 本 質 的 な 課 題
セ
アク
ク
■ネットワーク系業務
み、 実 現させたいです。
(株)NTT 東日本 - 北海道
※ NTT 東日本の通信インフラ事業に関連する NTT 東日本グループ会社
6
7
サ ー ビ ス マ ネ ジ メ ント
service management
途 切 れ る こ と の な い 通 信 を ――
世の中をつなぐ「縁の下の力持ち」
社会を支える大規模なネットワークは、24 時間 365 日、途切れる
ことが許されません。サービスマネジメントは NTT 東日本グルー
プ会社と連携しながら、こうしたネットワークの監視や利用状況の
分析、マンホール内・電柱上のケーブルやアクセス装置などの通信
麻生 悦子
設備の保守・故障対応に取り組んでいます。設備故障の原因は非常
Aso Etsuko
に多様で、サービスマネジメントにはあらゆるケースに現場で対応
ネットワーク事業推進本部 高度化推進部
運用推進部門 フィールドサポート担当
していくことができる高い専門性を求められます。また故障を未然
(取材当時)
に防ぐ、保守業務も重要です。こうした日々の業務によって、通信
サービスの安定運用と品質の向上は支えられています。
安心や信頼を築くには、
サービスマネジメントの魅力
● NTT東日本への信頼を支えているという使命感。
● トラブルを回避、復旧することで、お客さまから感謝の声をいただいた際の
私たちの迅速な対応、回復が欠かせない。
充実感。
● 「縁の下の力持ち」として、大規模なネットワークの保守・運用を行っている
NTT東日本の巨大なネットワークを構成する装
不 足 や 生 活 サポートの 人 員 不 足といった 問
置を一つひとつ確認しながら、少しでも早い問
題を解 決 することができると考えます 。
題の解決を目指します。 時には装置を開発した
NTT東 日 本 のネットワークは 東 日 本 の す み
フレッツサービスをご利用のお客さまから、「イン
研究開発の部門と共に根本的な原因の追究を
ずみまでいきわたっており、 通 信 サービスを
ターネットが使えない」といった問合せを受ける
行ったり、 故 障 修 理 部 門と現 地へ出向き、お
す べ て の お 客さまに 提 供 することが できま
故障受付窓口の技術支援を行っています。
客さまの環境で調査を行ったりと、さまざまな部
す 。 この ネットワークを 利 用して、 将 来 、
具 体 的には、 窓 口では解 決できない複 雑な故
署と協力し問題解決に向け取り組んでいます。
私 の 出 身 地を含 めた 地 方 圏 に 住む人 々が 、
障について遠隔操作でネットワークの状態を確
電話やインターネットがつながる「あたりまえ」を
より笑 顔 で 健 康 に 暮らせるようなサ ービス
認、原因を追究し問題を解決します。また、窓
作ってきたのは、24 時間 365 日休むことなく
の 開 発 に 携わりたいと考えています 。
口のスタッフ向けに新サービスなどの勉 強 会を
ネットワークを守り、お客さまのサービスを支えて
開 催したり、マニュアルを作 成・展 開したりす
きた保守・運用の力だと実感しています。その
ることで、窓口がより早く問題を解決できるよう
一員として、自らの経験とスキルを最大限活用
サポートしています。 更に、新サービス開発時
し、お客さまの生 活の根 幹を支えていきたいと
にも開発の初期段階から参画しており、日々の
思っています。
サービスを安定して提供するために、
というスケールの大きさ。
● 迅速な対応やトラブルの未然防止のために、日々進化する技術、実践に即
さまざまな故障に対応
したスキルを追及する探究心。
サ ー ビ スマネジメント 業 務 フ ロ ー
監視・故障受付・
修理
提供サービスを 24 時間 365
日監視し、故障時にはすばや
く的確に対処。
業務
区分
通信データの分析・
運用中ネットワークの
増強
通信データ量等を分析し、最適な
ネットワークを検討。必要に応じ
てネットワークの増強を実施。
オペレーション
企画・導入
サービス品質の向上やオペ
レーション業務の効率化に必
要な機能の企画・導入。
NTT 東日本
NTT 東日本グループ会社
note
ネットワークオペレーションセンタ
ケーブル収容管洗浄技術
お客さまがいつでも安 心して通 信サービスをご利 用
管 路 ※ 1 に収 容されている通 信ケーブルに影
いただけるよう 24 時 間 365 日通 信 設 備 の 稼 動
響を与えることなく高圧洗浄で錆・土砂を落と
状 態とこれらが 支える電 話 やインターネットなどの
す技 術。 最 近では、 内 径が小さい管 路に対
サービスを監視しています。
応した、汎用性のある小型ポンプでも洗浄可
装置などにトラブルが発生した場合は、オペレーショ
能な回転ノズル式洗浄装置を開発しました。
ンシステムが直ちに検 知。 自動 的に予 備 系への切
り替えなどを行い、サービスの故障を防いでいます。
8
※ 1 管 路:道 路の下などに敷 設された通 信ケー
ブルを通すパイプのこと。
不良管路
・土 砂
洗浄
・土 砂
洗浄完了
サービス運用経験やスキルを活かし、より故障
が起きにくい安心・安全なサービスの提供につ
地方を通信で豊かにしたい
いて検討を行っています。「インターネットが使
管路
通 信 ケ ーブ ル
洗浄装置
えない」と一言で言ってもお客さまのご利用環
通 信 サ ービスは 高 齢 化 や 過 疎 化 が 進 む 地
境はさまざま。原因究明は容易ではありません。
方 圏 が 持 つ 、 高 齢 者 のコミュニケーション
9
研究開発
システム エンジ ニアリング
research & development
system engineering
最先端技術を見極め、
お客さまの多様なニーズに応える
NTT 東 日 本 で は ICT を 利 用 し て お 客 さ ま の 豊 か な ラ イ フ ス タ イ
営 業 部と連 携しながら、 企 業や公 共 機 関のお客さまのニーズに応え、
ルの実現やビジネスモデルの革新に向け研究開発に取り組んで
課 題を解 決するトータルソリューションビジネスを展 開しています。シス
います。新サービスや、新ビジネスを実現するためには新技術の
テムエンジニアリングの仕 事は、 技 術のプロフェッショナルとして、ネッ
開発、検証、信頼性の確保が重要となります。より多くのお客さ
トワークインテグレーションから技 術コンサルティング、プロジェクト管 理
まへ、より高度で、より信頼性の高いサービスを提供するために、
など多 岐にわたります。また、 東日本エリア全 域にまたがるグループ会
最 先 端 技 術 を NTT 持 株 研 究 所 な ど パ ー ト ナ ー か ら 発 掘 し て、 新
社と連 携をしながら、 地 域に密 着した事 業 活 動を行っています。NTT
しいサービスの創造に結び付けています。交換機からルータ、ス
東日本の強みである通 信インフラを最 大 限 活 用し、ネットワークと情 報
イッチ、サーバ、光ファイバーなどの通信に関する豊富な技術と
システム両 面の技 術や経 験を活かしながら、お客さまに最 適なソリュー
経験が NTT 東日本の強みです。
ションを提供しています。
次世代コミュニケーションを開発
最 新 の「
研究開発の魅力
システムエンジニアリングの魅力
● 最先端技術を活用して、新しいサービスの創造に結びつけられるエキサイティ
● お 客さまのニーズ に 対し、 最 先 端 の 技 術を活かしながらカタチにして 、
ングな毎日。
お 客さまに 喜 ばれる。
● 交換機からルータ、スイッチ、サーバ、光ファイバーなど通信に関するあらゆ
● 自 分 で 構 築したシステムが 、 お 客さまのビジネスの 根 幹を支えている
る技術を知り尽くした技術者が切磋琢磨してさらにスキルアップ。
と実 感したときの 満 足 感 。
● NTT東日本の最大の資産である「高い技術力」を支え、会社全体の競争
● NTT東日本の強みを活かし、ネットワークからシステムまでトータルで提供できる。
力向上に貢献できる。
● システム開 発から、技 術コンサルティング、プロジェクト管 理 に至るまで、
幅広い仕事。
研究開発業 務フロー
最新技術調査
NTT グループの研究成果や国内
外の研究所等で開発された最先端
技術を目利きし、実用化に向けた
検討を実施。
業務
区分
企画・仕様検討
サ ー ビ ス 企 画 開 発 と 連 携 し、 新
サービスのコンセプトを決定。技
術的な観点から必要な機能や性能
について検討。
システムエンジニアリングの業 務フロー
開発・検証
コンサルティング・
提案
新サービスに必要なハードウェア
やソフトウェアを開発。その後は、
システムが仕様通りに作動するか
どうか検証。
お客さまの経営課題を把握・分析
し、 技 術 的 な 視 点 か ら コ ン サ ル
ティング・提案を実施。
NTT 東日本
業務
区分
NTT 研究所
note
システム設計・
構築・導入
お客さまの課題やニーズから機能
や仕様を整理し、システムを設計・
構築・導入する。
安定したサービスを継続して提供
するために、保守運用をトータル
でサポート。
NTT 東日本
note
NTT 研 究 所について
電子カルテ
農業ICTソリューション
さまざまな端末に一体化・内臓が可能な小
NTT 研究所は、基礎研究から実用化まで一貫した研究開発を通
診 療・看 護・介 助 等の健 康に関する
農業地域の情報インフラ整備や生産履
じ、ICT で世界をリードする最先端の技術を創り出し、NTT グ
記録を電子的に記録した医療情報のこ
歴管理、産地直売所向けシステム等を
小型 ONU は仕様を広くオープンにし、さま
ル ー プ の 事 業 会 社 と と も に、 新 し い サ ー ビ ス を 具 現 化 し て い く
と。 NTT 東日本が 提 供する電 子カル
活用したソリューション。NTT 東日本は、
ざ ま な ベ ン ダ の 方 々 に よ り、 多 様 な 用 途・
という役割を担っています。
テは、クラウドを活 用したデータのバッ
農業ICTソリューションで農業経営の効
デバイズでの利用を可能とすることで光の
世 界 を 変 え て し ま う よ う な 技 術・ サ ー ビ ス を 創 出 す る こ と で、
クアップや、常に最新のアプリケーショ
率化や生産性の向上など、産地と消費
更なる利用シーンの拡大を目指します。
人 々 が 夢 見 る 社 会 や 生 活、 未 来 を 叶 え て い く 存 在 と な る こ と こ
ンソフトをネットワーク経 由で提 供する
地をつなぐお手伝いをしています。
そ、NTT 研究所の使命です。
機能等が利用可能です。
※1
保守運用
NTT 東日本グループ会社
小型 ONU
型 ONU
を開発。
※ 1 ONU:回線終端装置
10
I C T ソリューション」
11
CAREER &
CAREER &
TECHNOLOGY
TECHNOLOGY
ビ ジネス ユ ーザ 拡 大 に 向 けて
お 客 さま の いちば ん 近 くで ――
設 備 部 門 からの
そ の「 想 い 」を
確 か な バックアップを
profile
竹丸 善紀
YOSHINORI TAKEMARU
私は入社以来、一貫して通信インフラ事業に携わってき
その後は千葉支店に異動し、設備部門を統括する部門
ました。 通信ネットワークの仕事に携わりたいという想い
へ。 千葉事業部全体の設備に関わる、年間の事業計
で当社を選んだので、希望通りのキャリアを積んできた
画や投 資 計 画の作 成に携わりました。 経 営という観 点
と思います。 最初の配属先は東京南支店の設備部で、
から設備を見ることができ、当社における設備が占める
profile
水野 幸子
想いと技術をつなぐ
顧客よりのエンジニア
SACHIKO MIZUNO
ま と 向 き 合 い、 本 当 に 役 立 つ シ ス テ ム を 提 案・ 構
築 す る こ と。 地 域 の 実 態 は ど う な の か、 デ マ ン ド
交 通 を 機 能 さ せ る た め に 何 が 必 要 な の か、 お 客 さ
お客さまの近くで課題に応えていくエンジニアに
ま の 要 望 や さ ま ざ ま な 情 報 を 基 に、 解 決 策 を 模 索
なる。それが、私の「理想」です。
し て い き ま す。 ま た、 直 接 お 話 を さ せ て 頂 く お 客
ビジネス&オフィス営業推進本部
転 機 と な っ た の は、 千 葉 支 店 で の 法 人 営 業 業 務 で
さま方が必ずしも IT に関する知識を豊富に持ち合
システムエンジニアリング/法人事業
ネットワークプランニング/通信インフラ事業
サービスとしてリリースされたばかりの「フレッツ光 」 の
その役割や重要性を再認識させられました。この経験も
ネットワーク事業推進本部
開通オペレーションを担当。 主にお客さまの建物に直接
あって、NTT 東日本の組織見直しプロジェクトに参画。
設備企画部 設備設計部門
出向き、ケーブルや端末機器など設置場所の調査にあ
さらなる効率化を目的とした設備部門の組織見直し業務
公共営業部 営業推進部門
し た。 こ こ で、 営 業 と 技 術 部 門 の 橋 渡 し 役 を 担 当
わ せ て い る わ け で は な い た め、 分 か り や す く 説 明
たりました。ここでは基 本 的な設 備 構 成や、 現 場で必
に携わりました。 現 在はビジネスユーザ向けサービスの
チャネル推進担当
し た こ と で、 お 客 さ ま に 心 か ら 満 足 し て い た だ く
することも必要不可欠です。そうした点において、
要な施工スキルなどを学ぶことができました。 お客さまと
拡大に向けて、設備部門からバックアップするための業
た め の「 目 」 を 養 う こ と が で き た と 考 え て い ま
技 術 を 備 え た「 顧 客 よ り の エ ン ジ ニ ア 」 と し て 確
接する機会も多く、現場を直接見て、知る経験ができた
務を担当。 サービス提供時におけるビジネスユーザから
す。 お 客 さ ま の 声 に 真 摯 に 耳 を 傾 け、 ご 自 身 が 気
かな価値を発揮できていると感じています。
ことは大きな財産となっています。
のさまざまな要望に応えるための企画立案を行っていま
づ い て い な い よ う な 潜 在 的 な 課 題 を 見 出 す。 そ の
NTT 東日本にはさまざまなソリューション導入事
その後はアクセス設備の計画業務を担当。 東京エリア
す。 今 後は、これまでの経 験を活かし、 支 店 全 体を統
ソ リ ュ ー シ ョ ン を 適 切 な タ イ ミ ン グ で、 わ か り や
例 や、 新 し い し く み を 作 る た め の 体 力 や 創 造 力、
内の光の設備をどのように構築していくのか、将来の需
括するマネジャーとして活躍できればと思っています。
すく提案する――。お客さまの「想い」と技術の知
実 現 力 が 備 わ っ て い ま す。 各 県 域 の 根 強 い リ レ ー
要予測やトレンドを踏まえ、効率的な計画を作成すること
※ 1 細径インドアケーブル・・・空きスペースが少ない配管でも敷
識をつなぐことができなければ、よりよいソリュー
シ ョ ン を 活 か し、 地 域 の 方 々 の 想 い を 受 け 止 め、
ションを提供することはできないのです。
技 術 で 世 の 中 を 変 え て い く。 今 後 も、 お 客 さ ま に
私にとって大きな成功体験となったのが、「デマン
最 も 近 い 技 術 者 と し て、 社 会 に 貢 献 す る し く み を
ド交通システム」に関わる一連の提案業務でした。
つくっていきたいですね。
ビジネス推進担当
2004 年入社 電気電子工学専攻
caree r pas s
2004
2006
NTT‐ME 東京南支店 設備部 光開通コントロール担当
NTT 東日本 東京南
設備部 ネットワーク構築部門
アクセス設備担当
2008
ネットワーク事業推進本部 設備部
アクセス高度化部門
アクセス設備企画担当
2011
千葉支店 設備部 設備企画担当
がミッションでした。ここでは東京全体の通信市場という、
より広い視点から、設備全体を俯瞰することができました。
2013
2014
ネットワーク事業推進本部
設備企画部 設備計画部門
設できるよう細径化した光ファイバケーブルのこと。
2005 年入社 理学部卒
caree r pas s
2005
2008
※ 2 スプリッタ・・・1 心の光ファイバを複数に分岐する装置のこと。
千葉支店法人営業部
SE 部門 公共・教育 SE 部門担当
千葉支店法人営業部
ビジネス営業部門
ソリューション推進担当
入社 5 年目に東日本全体を管轄する部署に異動。アク
セス設備や工事方法の開発業務に携わりました。当時、
2010
※1
や小型スプリッタ
※2
な
どの新しい部品開発に携わることができました。 設置ス
ビジネス&オフィス事業推進本部
ソリューションエンジニアリング部
公共部門 自治体 AP 担当
マンションをターゲットにした光回線利用を推進していた
時期で、細径インドアケーブル
2014
ビジネス&オフィス営業推進本部
公共営業部 営業推進部門
チャネル推進担当
こ の シ ス テ ム は、 住 民 か ら の 予 約 を 受 付 け、 イ ン
タ ー ネ ッ ト 経 由 で 車 両 を 手 配 し、 複 数 の 利 用 者 を
ドア to ドアでそれぞれの目的地へお送りする「デ
マ ン ド 交 通 」 を 支 え る サ ー ビ ス で す。 民 間 バ ス 事
業者が地方での営業から次々と撤退しているなか
ブロック推進 PT
ペースを狭小化することで、マンションに光の設備を普
ネットワーク事業推進本部
及させることに貢献しました。 技術者として最も成長し、
で、主に高齢者の方々の生活を支えています。
具体的な成果も上げることができた時期でした。
私 の ミ ッ シ ョ ン は、 営 業 と タ ッ グ を 組 ん で お 客 さ
設備企画部 設備計画部門
ビジネス推進担当
12
実 現したい。
13
MISSION
FTTH や高速モバイルアクセスの普及に伴い、年率 30%ものスピードで増加するインターネットトラ
ヒック (※ 1)。10Gbps ベースの伝送帯域では、社会を支える通信インフラとして機能しなくなってし
まう――。NTT 東日本は、今後 10 年間の主力となりうる基幹ネットワークを構築すべく、総務省が主
導する「超高速光伝送システム技術の研究開発(デジタルコヒーレント光送受信技術)」を採用した「大
容量光伝送基盤構築プロジェクト」をスタート。日本の未来を支える新たな道が、生まれようとしている。
設計
大 容量 光 伝 送 基 盤とは?
保守運用
導入に向けて
大容量光伝送基盤とは、NTT 全体の次世代の伝送
大容量光伝送基盤のネットワーク全体の方
臼井の設計を基に、「どのビルに、どのような形
大 容 量 光 伝 送 基 盤 は、 一 般 の 顧 客 を は じ め、
大 容 量 光 伝 送 路 は、あくまで 基 盤 である。 今
新 たなネットワーク基 盤 は、どのような可 能 性
インフラとなるシステムのこと。 光パケット複合伝送
式設計や信頼性条件設計を設計する――。い
で導入するか」を方針化し構築を進める。より具
あらゆる通信事業者らが使用する社会インフ
後 、この 基 盤 の 上 にどのようなネットワークを
を生 み 出してくれるのだろうか。「 夢 の 道 」 へ
装置( PTS) を 中 心 と して、その監視 制 御 シス
わ ば プ ロ ジ ェ ク ト の ブ レ ー ン を 務 め た の が、
体的なプランを担ったのが東京事業部・入社4年
ラとなりえる。構築にあたっては保守運用の
“ のせるか ”を検 討・ 設 計していくことになる。
テムや運 用保守端 末から構 成される。
ネットワーク事業推進本部の臼井宗一郎であ
目の広中慎平だった。彼の担当は、東京エリアに
オペレーションを綿密に検討しておく必要が
いわばインターネットの 未 来を描 いていく大 役
その特徴は大きく三つ。 ① 100Gbps ベースの大容
る。ネットワークを構築する部署やシステム
おける伝送路の構築であり、各県からのトラヒッ
ある。その大役を担ったのが、ネットワーク
を担うの が 、 ネットワーク 事 業 推 進 本 部 の 山
量なネットワークであることから、いわゆるビッグデータ
を運用する部署、装置を開発した部署などと
クを収容・接続するビルや、東京エリア内のトラ
事業推進本部の末康宏だった。
口 肇 征 だ。 ここまでは 臼 井とともに、 P T S 導
連携を密にとりながら、大規模なプロジェク
ヒックを伝送させるルートの検討を行った。東京
「 大 容 量 の デ ー タ を 運 び、 さ ま ざ ま な 機 能 を
入 の 方 式 検 討 に 携わってきた。「フレッツ光 の
トを推進してきた。
は全国屈指のトラヒック量を誇るため、これまで
集約させられる反面、災害などでネットワー
ネットワークをどうしていくか、そのためにどの
「 装 置 の 開 発 に 引 き 続 き、 こ の 大 役 を 任 さ れ
は一つのビルに複数の伝送装置が必要であった。
クが利用できなくなってしまうと、多くのお
ような 設 備 にしていくかなど、まだまだ 課 題 は
ました。自らが開発した装置で、次世代のネッ
しかし、大容量伝送が可能な PTS ならば一つの
客さまやサービスへ影響してしまうことにな
多 い 」 と話 すが 、 最 初 の 伝 送 路 切り替 えは
トワークを構築する。強い使命感を抱いてい
装置で賄う事ができるため、ビル内スペースの有
る。そこで、ハード・ソフトの両面から信頼
2 0 1 4 年 度から順 次 行われる予 定 。 その 地 域
ました」
効活用や電力削減など明確なメリット・効果を考
性を高める検討を進めています」
の 需 要 や 将 来 予 測 に 基 づいて、ビジョンは 固
苦労したのは、新規の装置ゆえ「実際の運用
慮しながら方針化を行うことができた。
構 築 す る ネ ッ ト ワ ー ク は、 実 際 に 存 在 す る
まりつつある。
※2
のような事業に役立つ知見を導出するための大容量
のデータを扱うことが容易になる、②トラヒックを光レ
イヤとパケットレイヤの両面から扱えるため、トラヒック
の流路や帯域の制御・変更が容易になり、運用を
止めることなく進化し続けるネットワークが実現する、
③一つの物理ネットワーク上に複数のネットワークを
構築できるため、ネットワークの転送レイヤを 1 つに
集約し、ネットワークを将来にわたってスリムに保つこ
とが可能になるというものだ。
NTT 東日本だけでなく、日本のネットワークサービス
の未来をも左右する革新的な取り組みだといえよう。
※ 1 通信回線やネットワーク上で送受信される信号やデー
タのこと。
※ 2 100Gbps ベースの波長を複数束ねて超高速なテラビッ
ト ク ラ ス の 伝 送 を 実 現 す る 光 ス イ ッ チ 装 置 (OXC: Optical
Xross Connect) と、100Gbps 波長上を流れるイーサネット
トラヒックをリアルタイムに処 理 可能なパケットスイッチ
装置 (Packet Transport Network switch)
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構築
が 想 像 で き な い 」 メ ン バ ー が 多 か っ た こ と。 「初導入の装置であったため、技術要件などをゼ
「 線 」 で あ る。 険 し い 山 中 や 断 層 の 中 を 通 す
「このプロジェクトは 将 来 の日本を支えるネット
装置の仕様と実際の導入方式、その運用を関
ロから調べて検討しなければならなかった。関連
ことも少なくないだけに、そのルートについ
ワーク 基 盤を構 築 するもの 。 その 未 来を見 据
連づけてイメージを持ってもらえるよう、各
部署と連携を密に情報の共有を行い、候補案を何
ても臼井らと徹底的に議論を重ねてきた。そ
えた上で検 討を進めている状 況です。 これまで
組織のキーマンとディスカッションを繰り返
度も修正しながら進めていきました」
し て、 何 か 故 障 が あ っ たときに は 迅 速 に 対 応
にない 新たな装 置を扱う大 規 模なプロジェクト
した。これまでになく大容量装置であるため、
基盤系設備である PTS によるネットワークは一
しなければならないため、その対応方法に至
は困 難 に満ちたものですが 、多 様な専 門 性が 、
装置を設置する場所決めやルート設計は困難
度構築すると変更が容易にはできない。設置する
るまで細心の注意を払っていく……。構築し
共 通 の 認 識を持って臨むことで、確かな手ごた
を 極 め た。 装 置 を 安 定 し て 運 用 す る た め に、
場所やトラヒック量、コスト面や現状の設備の活
たものを継続的に守っていく使命。その懸命
えを感じています 」
電源や空調に関する要求条件にまで気を配っ
用方法などを総合的に判断し、最適なプランの実
な ア ク シ ョ ン は、 社 会 イ ン フ ラ を 担 う NTT
現 状 の 伝 送 路をす べて 置き換えるのは、 早く
たという。
現に努めている。
東日本ならではのものだといえよう。
ても 2 年 後となる。 メンバーたちが 手 掛けた、
の 期 待は高まるばかりである。
このプロジェクトメンバーの声を
ホー ム ペ ージ で 公 開 中
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募集要項
応募資格
・2015 年 4 月~ 2016 年 3 月に四年制大学を卒業見込み、または大学院を修了見込みの方
・2012 年 4 月~ 2015 年 3 月に四年制大学を卒業、または大学院を修了し、その後正社員として就労経験のない方
募集学科
全学部全学科
初任給
学部卒 208,810 円
修士了 233,490 円
博士了 281,980 円
※東京 23 区内に勤務の場合
諸手当
初任給以外に勤務実態等に応じて手当あり(扶養手当、外勤手当、交替手当、通勤費等)
勤務地
東日本全域
福利厚生
・カフェテリアプラン【選択型福利厚生制度】
<主なメニュー>社宅・寮、住宅補助費支援制度、持家取得支援制度、財産形成支援制度、人間ドック、育児・
介護支援、リゾート施設・スポーツ施設利用等
・その他
慶弔金、食事補助、各種健康等相談窓口等
休日・休暇
週休 2 日制(4 週 8 日)、祝日、年末年始の休日、年次有給休暇(20 日)、ライフプラン休暇、夏季休暇、結婚
休暇をはじめとする各種特別休暇、育児休職、介護休職等
東 日本 電 信 電 話株 式 会社
総務人事部 採用チーム
e-mail : [email protected]
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