資料1-2

第6期久喜市介護保険事業計画(案)のポイント
1 介護保険制度の主な改正について
2 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の整備について
(1)要支援者の訪問介護・通所介護を地域支援事業に移行【H29.4~】
介護予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が取り組む地域支援事業に移行し、多様な担い手
(介護事業者・民間事業者・NPO・ボランティアなど)による多様なサービスの提供を行います。
多様なサービスの担い手確保に一定の準備期間を要することから、新たな「介護予防・日常生活
支援総合事業」については、平成29年4月までに実施します。
介護給付(要介護1~5)
特別養護老人ホーム
整 備 予 定
施
介護給付(要介護1~5)
訪問看護
福祉用具 など
訪問介護
通所介護
介護予防事業
◇二次予防事業
◇一次予防事業
地
域
支
援
事
業
特別養護老人ホームへの入所待機者がいる現状を踏まえ、施設の増床について適切なサービス量
を見込みます。
≪改正後≫
≪現 行≫
介護予防給付
(要支援1~2)
資料 1-2
定
包括的支援事業・任意事業
○地域包括支援センターの運営
員
240人
新しい介護予防・日常生活支援総合
事業
(1)公費投入による低所得者への負担軽減
第1段階の方の保険料負担を軽減するため、新たに公費(国・県・市)を投入します。
(要支援1~2、それ以外の方)
◇介護予防・生活支援サービス事業
多
訪問型サービス
様
通所型サービス
化
生活支援サービス
介護予防支援事業
◇一般介護予防事業
(2)保険料所得段階及び乗率の維持
第1段階については国における見直し後の標準段階に変更しますが、第2段階以降は第5期の所得
段階を引き続き採用します。また、それぞれの所得段階の乗率(基準額に対する割合)について
も、第5期の乗率を引き継ぎます。※第1段階のみ、公費投入により0.5から0.45に引き下げとなり
ます。
包括的支援事業・任意事業
○地域包括支援センターの運営
○在宅医療・介護連携の推進
○認知症施策の推進
○生活支援サービスの体制整備
(3)保険料基準額【第5期:4,396円】
地
域
支
援
事
業
第6期の保険料基準額(月額)については、地域区分の上乗せ率の変更(3%→6%)や介護報酬
の改定(△2.27%)等を反映させるため、改めて試算を行っているところです。現時点では、
4,650円~4,700円程度と見込んでいます。
平成27年度~29年度(第6期)
基準月額
段
階
任意事業
○介護給付費適正化事業
○家族介護支援事業
○その他の事業
2施設
介護保険財政における第1号被保険者の費用負担割合が第5期の21%から22%に変更となることや、
保険給付費が増大する見込みであることから、介護保険料の基準額(月額)が、現在よりも上昇
する見込みです。
訪問看護、福祉用具 など
統合
数
※平成27年度には、第5期計画に基づく特別養護
老人ホーム 2施設 200床が開所予定。
3 第1号被保険者保険料について
介護予防給付(要支援1~2)
統合
設
平成29年度
任意事業
○介護給付費適正化事業
○家族介護支援事業
○その他の事業
介護保険法の改正により、次の点が変更となります。
①一定以上の所得のある利用者の自己負担が引き上げられます。
合計所得金額160万円以上の方の自己負担割合が1割から2割になります。本市の介護サービス利
用者の約10%の方が対象となると見込まれます。
②補足給付(低所得施設利用者への食費・居住費の給付)の要件に資産などが追加されます。
住民税非課税世帯を対象に、施設利用者の食費・居住費の負担軽減制度である補足給付について、
以下の要件が加えられます。
ア 一定額超の預貯金等(単身1000万円、夫婦世帯2000万円)がある場合は対象外となります。
イ 世帯分離している配偶者が住民税課税の場合は、対象外となります。
ウ 補足給付の支給段階の判定には、非課税年金(遺族年金・障害年金)も勘案されます。
基準額に対する割合
区分
対象人数
1
3
・生活保護受給者
・老齢福祉年金受給者で世帯全員が住
民税非課税
・世帯全員が住民税非課税で、前年の
課税年金収入額と合計所得金額の合計
が80万円以下
世帯全員が住民税非課税で、前年の課
税年金収入額と合計所得金額の合計が
80万円超~120万円以下
世帯全員が住民税非課税で、前年の課
税年金収入額と合計所得金額の合計が
120万円超
5,928人
0.5
1,594人
0.65
1,612人
0.7
4
世帯の誰かに住民税が課税されているが本
人は住民税非課税で、前年の課税年金収入
額と合計所得金額の合計が80万円以下
9,194人
0.83
5
世帯の誰かに住民税が課税されているが本
人は住民税非課税で、前年の課税年金収入
額と合計所得金額の合計が80万円超
4,306人
1
6
本人住民税課税で、前年の合計所得金
額が125万円未満
5,665人
1.1
7
本人住民税課税で、前年の合計所得金
額が125万円~200万円未満
8
本人住民税課税で、前年の合計所得金
額が200万円~400万円未満
4,518人
1.5
9
本人住民税課税で、前年の合計所得金
額が400万円~600万円未満
763人
1.78
本人住民税課税で、前年の合計所得金
10
額が600万円以上
721人
1.85
5,769人
計
40,070人
※人数はH27年度推計人数
※第1段階は、国からの通知による軽減割合を適用
※保険料年額は、100円未満の端数を切り捨てた金額
(+254円~
+304円)
(+5.8%~
+6.9%)
保険料年額
(参考)
国の標準
被保険者
軽減割合 本人の負
担割合
2
(2)費用負担の公平化【H27.8~、②ウはH28.8~】
4,650円~
4,700円程度
1.25
0.05
現行との差額
25,100円
0.45 ~25,300
円程度
-1,200円~
-1,000円
(-4.6%~
-3.8%)
36,200円
0.65 ~36,600
円程度
39,000円
0.7 ~39,400
円程度
46,300円
0.83 ~46,800
円程度
55,800円
1 ~56,400
円程度
61,300円
1.1 ~62,000
円程度
69,700円
1.25 ~70,500
円程度
83,700円
1.5 ~84,600
円程度
99,300円
1.78 ~100,300
円程度
103,200円
1.85 ~104,300
円程度
2,000円~
2,400円
(+5.8%~
+7.0%)
2,100円~
2,500円
(+5.7%~
+6.8%)
2,600円~
3,100円
(+5.9%~
+7.1%)
3,100円~
3,700円
(+5.9%~
+7.0%)
3,300円~
4,000円
(+5.7%~
+6.9%)
3,800円~
4,600円
(+5.8%~
+7.0%)
4,600円~
5,500円
(+5.8%~
+7.0%)
5,500円~
6,500円
(+5.9%~
+6.9%)
5,700円~
6,800円
(+5.8%~
+7.0%)
0.5
(0.45)
0.75
0.75
0.9
1
1.2
120万
1.3
190万
1.5
290万
1.7