ナノ粒子・ナノインクの応用とこれから

電極形成 二次電池用
電極活物質
材料
高分子用
フィラー
配線形成
材料
バイオ
イメージング
加飾塗料
ナノ粒子
ナノインク
パワエレ用
用途に合わせた材料・プロセス開発をサポートします。 接合材料
触媒
ナノ粒子・ナノインクを使ってみたい方もお気軽にご相談ください。
電極形成材料
二次電池用電極活物質
放電容量 mA·h/g
1000
左)Ag電極によるGaN青色LED、右)ITO電極によるEu:GaN赤色LED。
Agナノインクを用いて半導体上に直接電極を印刷し、LEDを作成した。蒸
着電極と同等の電気特性を示し、3mm角という大面積発光を達成。
400
200
一般的な正極材料の性能
1
2
3
サイクル数
バイオイメージング
(a)
(b)
(c)
100 %
0%
m/z 255.4 (16:0)
*新日本理化㈱との共同開発
5
(d)
ナノ粒子添加
A
B
左)透明ポリアミド酸ワニス、右)透明ポリイミドフィルム。
フィラーはMgOナノ粒子を用いており、AとBは分散方法のみが異なる。
透明性を損なうことなく、熱膨張率を47→32ppm/Kへと低減。
4
*奥野製薬工業㈱、大阪府立大学との共同開発
高分子用フィラー
添加なし
600
左)MnSナノ粒子のTEM像、右)各種ナノ粒子による二次電池の初期充放
電サイクル特性。リチウムイオン二次電池の正極活物質をナノ粒子化し、セ
ルを作製。表面積が大幅に増大することで、放電容量が向上。
*大研化学工業㈱、奥野製薬工業㈱、㈱巴製作所、大阪大学との共同開発
ナノ粒子添加
添加なし
A
B
○ MnS (ca.80 nm)
◇ NiS (ca.70 nm)
□ CuS (ca.20 nm)
800
0
0
100 nm
25 ℃, 0.13 mA cm-2
(e)
(f)
m/z 283.4 (18:0)
m/z 301.3 (20:5)
m/z 279.4 (18:2)
(g)
m/z 303.4 (20:4)
m/z 281.4 (18:1)
(h)
m/z 327.3 (22:6)
Agナノ粒子マトリクスをスプレーしたマウス網膜切片に対する、質量顕微
鏡像(イメージングMS)。マトリクスのナノ粒子化によって分解能が向上し、
網膜内の詳細な脂質分布の観察が可能。
*浜松医科大学との共同研究