平成27年度統計研修のご案内(リーフレット) (PDF

総務省統計研修所は、統計に関する我が国唯一の専門研修機関として、国、地方公共団体の職員(教員を含む。)
及び政府関係機関の職員を対象に、
統計家の育成を目的として、様々な研修を実施しています。
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統計研修へのお誘い
統計研修所長 須江 雅彦
公的統計は、国や地域の状況を客観的に把握するものであり、政策の立案・遂行・検証に欠くことのでき
ない、行政運営を支える情報基盤です。今日では、企業、
メディア、教育など様々な分野で活用される、社会
を支える情報基盤にもなっています。
また、ICTの進化は、多種多様で膨大な量のデータ分析を可能にする「ビッグデータ」の時代を、
さらに
は、公的情報が公開されることにより、新たな付加価値を生みだせる「オープンデータ」の時代をもたらし
ています。
このような様々な情報(データ)の分析には、統計知識や統計的手法の活用が必要不可欠であり
ます。
国も地域もそれぞれ、効果的な行政運営を行うためには、職員に公的統計を含む情報(データ)
を読み解
く能力、
つまり、統計リテラシーが求められます。そのため、統計的思考力やデータ分析力のより高い人材、
すなわち統計家の育成に取り組む必要があります。
総務省統計研修所は、我が国唯一の統計専門研修機関として、国・地方公共団体と政府関係機関の職員
に対し、統計家の育成を目的として様々な研修を行っています。一人でも多くの方が、私どもの研修を受講
されることを期待しております。
研修体系
初 めて 統 計を学 ぶコース
統計入門課程
(4課程)
●基本のコースの準備として
○統計実務者向け入門 ○統計利用者向け入門 ○通信研修 入門1
・スクーリング ○通信研修 入門2
・スクーリング
統 計 家として 基 本 的な知 識を学 ぶコース
本科
(総合課程)
統計基本課程
(6課程)
●統計的思考力やデータ分析力を身に付ける総合課程
●本科の受講が難しい方に、必要なところから学べる短期の課程
・公的統計の作成・利用、データ分析に必要な統計の
知識・理論・手法
・広範な応用力の育成のための講義での演習のほか
報告資料の作成方法、個人研究、
グループ演習など
○統計利用の基本 ○統計分析の基本 ○社会・人口統計の基本 ○経済統計の基本
○調査設計の基本
○GISによる統計活用
専 門 的な知 識を学 ぶコース
統計専門課程
(7課程)
●より実務的・実践的かつ高度な知識・手法の習得
特 別コース
統計をめぐる諸テーマに対応した研修
○人口推計 ○人口統計による地域分析
○国民・県民経済計算 ○産業連関分析
○経済予測 ○政策と統計 ○ミクロデータ分析(Rによる統計解析)
基本
統 計 家として 基 本 的な知 識を学 ぶコース
本科
(総合課程)~統計家として、統計的思考力やデータ分析力を身に付ける総合課程~
研修名
研修期間
募集人員
研修概要
○公的統計の作成・利用、
データ分析に必要な統計の知識・
本科
(総合課程)
9月7日(月)~12月11日(金)
3か月
30
理論・手法
○広範な応用力の育成のための講義での演習のほか、
プレゼン資料の作成方法、
個人研究、
グループ演習など
* 研修成績が特に優秀な国の職員については、
人事院規則9-8に規定される研修昇給の対象となります。
統計基本課程 ~本科の受講が難しい方に、必要なところから学べる短期の課程~
研修名
研修期間
募集人員
研修概要
統計利用の基本
5月27日(水)~5月29日(金)
3日間
50
○主要統計指標の見方・使い方や行政の課題に対応した
統計の活用法
調査設計の基本
6月1日(月)~6月5日(金)
5日間
40
○統計調査の基本、標本設計など調査の企画・設計に
ついての理論と実務知識
統計分析の基本
6月23日(火)~6月26日(金)
4日間
50
○基本統計量の算出・見方、多変量解析などの統計分析の
基本知識・手法と演習
経済統計の基本
7月1日(水)~7月3日(金)
3日間
40
○マクロ経済統計、消費・物価統計、生産・流通統計などの
経済統計の基本知識と分析手法
社会・人口統計の基本
8月6日(木)、8月7日(金)
2日間
40
○人口統計の見方、人口分析の方法、社会分析の目的、
統計手法を用いた社会分析
GISによる統計活用
28年3月3日(木)、3月4日(金)
2日間
50
○GIS(地理情報システム)
を用いた、統計データの
可視化と活用のための手法
特別
特 別コース
統計をめぐる諸テーマに対応した研修
研修名
研修期間
募集人員
研修概要
都道府県統計主管課
新任管理者セミナー
4月14日
(午後)
~15日
(午前)
1日
30
○統計制度と統計行政
○地方行政と統計
明日に役立つ統計解析
(仮称)
7月下旬
1日
50
○演習を中心とした統計解析
8月3日
(月)
1日
50
○授業に役立つヒント、
グループ演習
入門
8月下旬
1日
50
○オープンデータとは、
オープンデータの利用
実践
28年2月中旬
1日
50
○オープンデータの利用例・活用法
28年3月中旬
1日
60
教育関係者向けセミナー
統計オープン
データ利活用
(仮称)
地域別統計セミナー
(27年度は中国・四国地域)
【開催地域の地方公共団体の職員と
府省等の職員を対象】
○開催地域に特化したデータ分析等
入門
初 めて 統 計を学 ぶコース
統計入門課程 ~基本のコースの準備として~
研修名
研修期間
募集人員
5月12日
(火)
~5月15日
(金)
統計利用者向け入門
6月9日
(火)
~6月12日
(金)
4日間
50
28年2月2日
(火)
~2月5日
(金)
50
5月19日
(火)
~5月22日
(金)
50
6月16日
(火)
~6月19日
(金)
4日間
50
28年1月19日(火)
~1月22日
(金)
研修名
50
研修期間
7月7日(火)~7月28日
(火)
入門1
11月2日(月)~11月24日
(火)
各15日間
各70
各2日間
各40
各15日間
各70
1日
40
通信研修 *
28年1月8日(金)~1月29日
(金)
スクーリング
入門2
スクーリング
9月10日(木)、9月11日
(金)
28年2月25日(木)、2月26日
(金)
8月3日(月)~8月21日
(金)
12月1日(火)~12月21日
(月)
28年1月14日(木)
○前半2日間で、統計の意義・役割、統計
グラフの基礎・作成、統計データの見方・
使い方などを習得
○両課程受講の場合、片方の受講のみで可
○統計の初歩と主要統計指標の見方などの
データ利活用の基礎知識
募集人員
6月5日(金)~6月25日
(木)
10月2日(金)~10月23日
(金)
○統計の初歩と統計調査の企画・設計などの
実務的な基礎知識
共通科目
統計実務者向け入門
50
研修概要
研修概要
【統計の基礎知識を習得したい職員、
新たに統計業務に従事する職員を対象】
○「統計総論」、「統計データ利用」、「標本調査」の初歩
・スクーリングでは、
疑問点などを解決し、
より理解を深める
ことができる
【「通信研修入門1」の受講修了者が対象】
○入門1の上位版で、
「統計分析」、「推測統計」の初歩
・スクーリングでは、
疑問点などを解決し、
より理解を深める
ことができる
*職場のパソコンを使用したe-ラーニング
(研修期間である15日間(平日)の中で自主的に進める研修)
*通信研修のみの受講も可能
専門
専 門 的な知 識を学 ぶコース
統計専門課程 ~より実務的・実践的かつ高度な知識・手法の習得~
研修名
人口推計
研修期間
7月6日
(月)
~7月10日
(金)
募集人員
5日間
50
7月13日
(月)
~7月17日
(金)
国民・県民経済計算
40
5日間
研修概要
○人口の将来推計などを行うための知識・手法と演習
○国民経済計算・県民経済計算の推計方法と分析手法の
知識と演習
50
28年2月15日(月)
~2月19日
(金)
経済予測
7月27日(月)
~7月31日
(金)
5日間
40
○各種経済統計データを用いた、経済予測のための
実践的な知識・手法と演習
人口統計による地域分析
9月1日
(火)~9月3日
(木)
3日間
40
○地域における少子高齢化や人口動向の実態を通して、
地域分析の知識・手法と演習
○GIS(地理情報システム)の活用
政策と統計
10月27日(火)~10月30日(金)
4日間
40
○政策立案、行政評価に必要な統計の知識・理論
○アンケートの調査・集計・解析と演習
11月17日(火)
~11月20日
(金)
4日間
30
○ミクロデータの分析のための知識と技術
○擬似ミクロデータを用いた演習
*統計解析ソフトRを利用
28年1月25日
(月)~1月29日
(金)
5日間
50
○産業連関の知識・分析手法と演習
ミクロデータ分析
(Rによる統計解析)
産業連関分析
研修
統計研修アドバイス
相談
○各府省や都道府県等で主催する統計研修やセミナーについてのアドバイス、
講師紹介
○相談窓口は統計研修所内
平成27年度
統計研修日程表
統計基本課程
統計家として基本的な知識を学ぶコース
総合課程
期間 募集人員 27年
4月
研修名
本科
3か月
30
統計利用の基本
3日間
50
調査設計の基本
5日間
40
統計分析の基本
4日間
50
経済統計の基本
3日間
40
社会・人口統計の基本
2日間
40
GISによる統計活用
2日間
50
統計実務者向け入門(年3回) 各4日間 各50
(年5回)
入門1
6月
7月
8月
1日
40
人口推計
5日間
40
統計専門課程
専門的な知識を学ぶコース
5日間
40
人口統計による地域分析 3日間
40
4日間
40
4日間
30
5日間
50
政策と統計
ミクロデータ分析
(Rによる統計解析)
産業連関分析
注)
都道府県統計主管課
新任管理者セミナー 3月
3、4日
12~15日
9~12日
2~5日
19~22日
19~22日 16~19日
2~23日
5~25日 7~28日
2~24日
8~29日
25、26日
10、11日
3~21日
1~21日
14日
6~10日
15~19日
13~17日
27~31日
1~3日
27~30日
17~20日
25~29日
特別コース
明日に役立つ統計解析(仮称) 1日
50
1日
50
3日
入門
1日
50
(下旬)
実践
1日
50
1日
60
地域別統計セミナー
(27年度 中国・四国地域)
2月
6、7日
30
統計オープンデータ
利活用(仮称)
28年
1月
1~3日
1日
教育関係者向けセミナー
12月
23~26日
国民・県民経済計算(年2回) 各5日間 各50
経済予測
11月
1~5日
各15日間 各70
入門2スクーリング
10月
27~29日
入門1スクーリング
各2日間 各40
(年2回)
入門2
(年2回)
9月
9月7日~12月11日
各15日間 各70
通信研修
統計入門課程
初めて統計を学ぶコース
統計利用者向け入門(年3回) 各4日間 各50
5月
14、15日
(下旬)
(中旬)
(中旬)
*)
マーカー内の数字は研修期間です。数字の入っていない箇所は、
日にち未定を表します。
注)
開催日は、
4月14日午後~15日午前、開催場所は、総務省統計局です。
トピックス
新 たな試み
統計研修所では、日本政府初のMOOC(ムーク)講座である
「社会人のためのデータサイエンス入門」を
総務省統計局や日本統計学会等と協力して提供しています。
http://gacco.org/stat-japan/
応募資格
国家公務員・地方公務員(教員を含む。)及び政府関係機関の職員が対象です。
応募には、各機関長からの推薦が必要です。所属機関の研修担当窓口に申し出てください。
応募に関する詳細は、四半期ごとに別途各機関に送付する
「統計研修の募集要項」をご参照ください。
総務省統計研修所
所在地
JR中央線・武蔵野線
「西国分寺」駅下車
南口から徒歩6分
至 南浦和
北口
至 立川
改札口
西国分寺駅
交 通
〒185-0024
東京都国分寺市泉町2-11-16
西国分寺
駅北入口
南口
JR中央線
至 国分寺・新宿・東京
●交番
駅ビル
至 府中本町
学校
タワー
マンション
●コンビニ
保育園
府中街道
JR武 蔵 野 線
西国分寺
駅南入口
研修生宿泊施設
研修生は、敷地内の宿泊施設も利用できます。
(受入れ人数には、上限あり)
お問合せ先
総務省統計研修所 企画課企画係
電話
042-320-5874
E-mail
[email protected]
総務省
統計研修所